ミズダコの驚くべき能力!巨大さの秘密や美味しい食べ方は?サメも襲う?

驚きの能力②擬態能力

敵に襲われるなど危険を察知すると瞬時に岩肌などと同じ色や模様を纏って相手の目を欺く大変優れた能力を持っています。色素胞という器官がその役割を担っているとされています。イカにも同様の能力がありますが、タコは似せた対象物の凹凸までも表現できるほど完成度の高さで右に出るものはいません。

驚きの能力③迷路が解けるほどの知能

ビンの中に閉じ込めても蓋を開けて脱出できると言ったところで誰が信じるでしょうか。しかし事実です。この高い知能は他にも、巣に持ち帰った貝殻などを自らの意思で並び替えたり、人を見分ける能力があったりもします。もしも寿命が長ければ地球を支配できる知性を持っていると信じる科学者もいるほどです。

驚きの能力④心臓が3つもある

人間と同じ役割を持った心臓の他に、エラ心臓と呼ばれるものが左右のエラについています。これら2つの心臓にはエラに血液、筋肉に酸素を送る役割があり、瞬時にトップスピードの速さで移動できる瞬発力を発揮するための非常に重要な器官ともいえます。

ミズダコの子育てと寿命

ハイスペックな頭脳を持っているからこそ、その生態は多くの魚介類に比べてどこか人間的でもあります。中でも繁殖行動は理性的な一面すら覚えます。特にメスが持つ親心は感動的です。寿命とあわせてそのエピソードをご紹介します。

メスは交尾後何も食べずに卵を守り続ける

無事に孵化するのを見届けない限りはメスはその場を離れないどころか何も食べずに見守り続けます。水温の低さが原因で孵化が遅く、その期間は約10ヶ月にも及びます。その間は巨大な肝臓に蓄えた栄養分だけで体調を管理しています。

無事に子どもが生まれるのを見届けて死ぬ

オスもメスも一生のうち繁殖行動をとれるのは一度きりです。なので卵がようやく孵化してもメスは我慢していた食事を摂るわけでもなく、この時点で一生を終えてしまいます。つまり肝臓の栄養分がゼロになったときが寿命となるのです。

寿命は最大4年程度

個体が大きい分、長く生きられるわけでもありません。他のタコと寿命の長さは変わりなく2~3年程度、長くても4年ほどです。オスはメスとの交尾のあとに、メスは孵化を見届けたあとに一生に幕を閉じます。一度きりしかない繁殖行動が区切りとなってその生涯をおえることになるのです。

ミズダコのおいしい食べ方①刺身

タコの刺身としてよく売られているものは一度ボイルされたものがほとんどです。一方、活ダコと表記されているものは生の状態を意味します。ここではその生の刺身の特徴や切り方などをご紹介していきます。

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