ミズダコの驚くべき能力!巨大さの秘密や美味しい食べ方は?サメも襲う?

もともとサイズが大きいため、丸ごと都心へ発送するのが困難でした。そのために切断され、残った頭を漁師などが食べるようになったのが由来です。しかし単なる余りものではなく、その味は足よりもおいしいと北国で暮らす人たちにとって人気の部位になっています。スーパーでも売られており、足よりも安い値段で出回っています。

ミズダコの頭は軽くボイルがおいしい

生でも食べることは可能ですが、軽く熱を入れることによって甘みがグッと増すため、ボイルしたものの方が好まれる傾向があります。この際、さっと湯にくぐらす程度にし中心は生で食べるのが口当たりも柔らかでおいしいとする人や、完全に熱を通してしこしことした歯ごたえも楽しむという人など、茹で加減については好みがあります。

ミズダコの頭は刺身が一番

炒め物にしたり煮付けたりもできますが、やはりなんといっても濃厚な甘みを存分に味うことのできる刺身が定番です。わさびや生姜を溶かした醤油、またはポン酢、さらには酢味噌など、さまざまな味付けで楽しむことができます。また先ほど紹介したカルパッチョにも合わせることができます。

こちらにはレシピがたくさん載っているので活用しつつ、身近な食材を思う存分楽しんでください。

ミズダコに襲われて亡くなった人もいる?

知能が高いことや、ハイスペックな機能を持った体であることなど何かとネタの多いことで知られていますが、ここで一つぞっとするような話を紹介します。海水浴やスキューバダイビングに恐怖を覚えてしまう可能性があるので自信のない人は回れ右をおすすめします。

ミズダコに襲われて溺死した人も

大変柔らかい筋肉を持っているため非常に筋力が強く、絡まる力は人間でも危険レベルです。過去にはダイバーが襲われてしまって溺死したという例もあります。もし発見した時は興味本位で近づいたり、過度に刺激を与えないように注意しましょう。タコの種類は違いますがこちらの動画にはダイバーが急接近されている内容が映っています。興味のある方はどうぞ。

ミズダコは毒をもっている?

実は日本でもっとも多く出荷されているマダコには毒があるのをご存知でしょうか。こんなこと聞くと食材なのに毒があるなんて大丈夫なのだろうかと心配にもなりますよね。食べても本当に平気なのでしょうか。ここではその毒について説明していきます。

ミズダコの毒の有無は解明されていない

マダコの唾液には「チラミン」という成分が入っています。よって噛まれるとその成分の作用で強い痛みを伴います。しかし噛まれない分には害もなく調理の上での注意も特にありません。一方でミズダコはまだその有無が解明されていません。しかし危険であることには変わりないのでマダコ同様に無闇に触るのは避けた方が賢明といえます。

ヒョウモンダコは絶対に触ってはダメ

猛毒を持つタコとして最近ニュースにもなっているのでご存知の方も多いのではないでしょうか。本来九州より南からオーストラリアの方に生息しているのですが、最近は神奈川や四国でも目撃されています。小さい体ながら猛毒であるテトロドトキシンを含有した毒を持っています。死亡の危険も高いので見かけても絶対に触ってはいけません。

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