今の所漫画の規制法は設けられていますが、抜け道があり未成年でも見れてしまうといった問題はあります。全く影響がなかったとは言えません。良い方向に影響が出て素晴らしい功績を挙げた方もたくさんいます。制御するのは簡単ですが、自分や周り人達がどの様に漫画に触れていくのかを考えていくのが大切ではないでしょうか。
漫画を題材にして影響を受け模倣をする犯人を追ってきましたが、模倣犯は漫画だけを題材にするのではありません。実際の事件が題材になり模倣犯を生み出すこともあります。悲劇の上に悲劇が重なったそんな事件に興味がある方はぜひこちらもご覧下さい。
ネットで話題のクジラックス漫画たち
ここからはクジラックスさんの今までの作品について紹介していきます。たくさんのファンが居るだけのことはあり、ボリュームがあります。成人向けの漫画になる為、苦手な方、未成年の方は閲覧注意です。自己責任で読み勧めて見てくださいね。
「歌い手のパラッド」
この本には元ネタあるという噂はご存知ですか?ニコニコ動画で有名だった星見蒼人さんが起こした事件と照らし合わせるとものすごく現実的でリアリティに飛んでいるようです。主人公はうれないミュージシャンでファンの女の子をどんどん毒牙に掛けていくあらすじです。
主人公聖亞の女の子を誘う時のスマートさや、体を許してしまうまでの展開、典型的なスケコマシに女の子たちは餌食になっていくのです。もちろんお仕事となる性描写も評判は上々で、女の人でもドキドキするとの事です。もちろんアンチの人もいるので好みにあわせてお読み下さい。
「ろりともだち」
この漫画は冒頭で少し紹介させて頂いた作品です。ロリコンオタクの山﨑と赤井の友情物語として有名です。ざっくりやってはいけない幼い少女に手を出しながら旅をするのです。しかし、良心がない人間もおらず心の内を打ち明けられるのは相手だけと言うシーンも。
「ハイエースする」という言葉はこの漫画から出たみたいです。少女を誘拐してレイプする場所が車だからです。評判はエロマンガの中では奥深かったと言う意見や映画化を願う声、悪評ではろりともだちで降り上がるきつい男たちなどがあります。ロリコンの末路についても気になる所です。
「らぶいずブラインド」
盲目のおじさんと12歳の女の子の物語です。「20歳ですけど・・・。ふくし?の大学に通ってるんですけど」が有名みたいで最後は泣けると評判です。あらすじ的には目の見えない「タケル」と12歳の「のぞみ」がぶつかりのぞみがとっさに年齢を詐称した事が出会いです。
家事の手伝いから恋人同士に発展も近所の人の通報で警察が来てしまいます。この後の結末はぜひ本編でご覧ください。性描写については飲尿シーンがあるそうで最後に「タケル」が年齢を偽っていたことを知っていたと明かしたことで賛否両論に分かれる作品となりました。
「さよなら姦田先生」
私情も含まれて描いたのではないかと言われている作品です。なぜなら主人公は売れないロリ漫画家だからです。どんどんスランプに落ちていく漫画家は実の少女誘拐を決行する事に、そこから漫画が仕上がるまで陵辱を繰り返していく事になります。それでも誘惑に負けて締切に間に合わないと言うオチもしっかりありです。
性描写については陵辱物なので嫌いな人はとことんだめです。ただギャグ要素も組み込まれているためそこに笑いを求める人も少数ながらいたようです。最大のエロシーンは地獄の調教で目覚めた少女の覚醒時のエロさが強烈だったと評判が良いですね。
「学祭ぬけて」
ハッピーエンドのエロ漫画は珍しいそうです。モテない男三人組と一人の少女の複数プレイのお話です。竹内ゆな(ヒロイン)の酔っ払った末の猫耳姿に萌えた人は多いのではないでしょうか。」三人組はそこで我慢の限界が来てしまい過酷なプレイにハマってしまうのですが「3穴同時攻め」が最大の見所でもあり評判が別れる所になったようです。
「がんばれ便所飯くん」
ストーリ性が高いと評価を受けたのがこの短編です、設定がクラスに馴染めない男の子がいつもお昼をトイレで食べているというものです。助けてくれるのは人間ではなくて弁当箱の精で「私をたべて」と自分を差し出します。彼の事情もすべて飲みこんでの提案でした。
見どころはレイプ物ではないので途中でトイレに人が入ってきてしまうシーンです。まさにこれから挿入という所、ドキドキしますが弁当の精が我慢できず「うごいて」と言ってからが見どころです。ファンの評価の中には「読んだのに全く覚えてない」とか。確かに夢だったってオチがありますが、それがほんわかする良いお話です。
「まなでし」
これはクジラックスさんのデビュー作品です。実体験と公言するほどですが実は願望らしいです。あらすじは25歳の漫画家が弟子志望の女の子と恋に落ちていく物語です。今の作品を読んでいる人には物足りないかもしれないですが原点の作品でハッピーエンドなので一度ファンの方なら手にとってみてはいかがでしょう。
「ロリ裁判と賢者の石」
題材と内容でかなりな大反響があった作品だそうです。レイプ事件にあった被害者が裁判の証言の中で行為を再現させられる「セカンドレイプ」のひどいバージョンです。最後は被告人は投石死刑になるのですが本当に残酷な内容です。何かをテーマに描く事が多いと言われますが題材は「それでも僕はやってない」だそうです。
「LCえっち講座女児ルーム編」
全てがカラーで描かれている講座漫画です。部屋に誘われてからどの様にすすめて言ったらいいのか、「クジラックスさんはいつもこんな事考えているのか!」等、分かりやすくなっています。途中で解説などもあり見どころは全部と太鼓判を押してもいいほど悪い批評がありません。
「ろりともだち番外編 夏休みの少女たち」
ろりともだちのレイプ被害者の日常に焦点を当てて描いた漫画です。これから起こる出来事を知る前の純粋無垢な女の子たちの普段の日常を垣間見ることで格段に本編の「ろりともだち」の「価値と読み応え」が変わりますね。「心を抉られた気分になる」と本編を読んだ感想が有りました。背徳感を煽るのでしょう。メンタルを操るプロですね。
これも漫画の影響?クジラックス作品以外の人気作品
漫画の影響で起きた事件はこの他にも存在します。影響かどうか真相はわかりませんが少し例をあげていきます。「鶏が先か卵が先か」くらい正解の見極めが難しいのではないでしょうか。話題性として挙げられるだけの時もあります。結局は何が理由でも許されることではありません。
「ひぐらしのなく頃に」がきっかけで殺人?
2007年9月に京都で16歳の少女が父親を殺す事件が起きました。そこで話題に登ったのが「ひぐらしのなく頃に」の漫画です。理由は加害者の女の子の持っていた凶器が斧だったからです。ひぐらしのなく頃にはちょうどアニメで放送しておりこの事件の影響で放送中止となりました。
元々はゲームから始まったこの漫画、何シリーズもかけて完結する大作です。実際に漫画の中で出てきたのは鉈(なた)でした。加害者の少女も「ギロチンを連想した」と供述しているそうでアニメが原因では無いようです。同時期にアニメ放送していた「スクールデイズ」も放送中止になりました。詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
「デスノート」でキラキラネームが増えた?
デスノートは映画化もドラマ化もなった有名な漫画です。主人公、八神月(ヤガミライト)がデスノートを拾った瞬間に死神のリュークが見えるようになります。ノートに正確な名前を書き込むことで簡単に人殺せると言った内容でした。話題に上がっただけあって親は我が子に簡単に読めない名前「キラキラネーム」を付けるなどブームになりました。
実は日本だけでなくイギリスでも模倣犯が出現し「わたしはキラです」とメモを残す事件が発生しています。犯人は逮捕されデスノートのファンで有ることが分かりました。ロシアでは15歳の少女が飛び降り自殺し手元にデスノートがあったとして悪影響を与えるため勾配禁止を求める運動を起こしました。
毎回話題になるクジラックス作品!今後にも期待
今回は事件の内容からクジラックスさんのツイートの数々、今まで執筆してきた作品についても触れてきました。何かを一から作り上げるというのはとても大変な事です。それを悪い方に吸収して尚且、模倣するという行為は誰も得せず作り上げた創作者も落胆させます。
クジラックスさんの明るい性格からツイートを読むとほんわかした気持ちになりますが、その時の状況だけ見るととても大変だったと思われます。警察官に包み隠さず小一時間も自分の作品を和やかに話せたのはクジラックスさんだからと言えるでしょう。やんわりと話を終息させた、何かと話題の多いクジラックスさんの今後の作品も期待です!