全裸レストランとは?そのコンセプトや仕組みをまとめ!日本にもある?

ヌーディストビーチならぬ全裸レストランは2016年から17年にかけて世界的に流行したコンセプトです。イギリスやフランスを始め日本にも期間限定でオープンした全裸レストランのルールやメニュー、入店条件などあまり知られていない全裸レストランの中身を解説します。

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全裸レストランとは?

皆さんは全裸レストランをご存知でしょうか?聞いたことがあるけども詳しくは知らない人、もしかしたら聞いたこともない人もいるかもしれません。

名前を見てわかる通り、全裸で過ごす料理店のことを言います。ここからはそんな変わった料理店について詳しく説明していきます。

全裸レストランとは全裸で食事を楽しむレストラン

全裸で生活することを主義としている人のことを「ヌーディスト」といいます。全裸レストランはそんな全裸で生活する人たち、もしくは全裸で生活することはどんな感じなの?とヌーディズムを体験してみたい人たちが全裸で食事を楽しむお食事処のことをいいます。

世界中でオープンし人気を博している

オーストラリアやロンドンなど世界中で期間で開店しており、オープンするたびにすぐに席が完売となるほどの人気があります。予約待ちはなんと数万人いるとも言われており、普通の食事店よりかも人気を博しているのがわかります。

ヌーディズムの歴史

ヌーディストたちが衣服を着ずに普通に生活することをヌーディズムといいます。全裸で生活をするヌーディズムの始まりはいつ頃からなのか、何がきっかけで始まったのかを説明していきます。皆さんもヌーディズムについて詳しくなりましょう!

19世紀の終わり頃ヨーロッパで始まった

ヌーディストの文化は19世紀の終わり頃、ヨーロッパで始まったと言われています。この頃は工業生産が非常に増えていて、自動車や鉄道など異常なスピードで発展し、自然回帰の動きが高まりました。

ヌーディズムの他にも禁煙や禁酒、日光浴や海水浴などの自然的な運動も同時に高まっていきました。

ヌーディズムの現在は?

あとにも説明しますが全裸で食事をする食事店以外にもヌーディスト達のために様々な施設が世界中にあります。そのような施設を使いながらヌーディストたちはヌーディズムを行なっています。

残念ながら日本にはまだまだそのような施設は多くありませんが、もしかするとこれから増えてくるかもしれませんので興味がある人は期待しておきましょう!

全裸レストランのコンセプト

人気のある全裸で過ごす人のためのレストラン、どのようなコンセプトなのでしょうか?街でみるレストランやほかの料理店などでは当たり前ですが服を着たり、場合によってはドレスアップをしたりして食事を楽しみます。

全裸レストランはその反対で服を全て脱ぎ食事を楽しみます。その理由とはなぜなのかを詳しく説明していきます。

全裸レストランはオーガニックコンセプト

こういったお店ではオーガニックコンセプト、つまり「自然派、ナチュラル」が1番良いという考え方が基本となっています。

料理もオーガニックにこだわっているところも多く、化学肥料を使っていない野菜を使用したり、合成した添加物を使用していない食品を使ったりとオーガニックにとてもこだわっています。

人間もオーガニックに自然回帰がモットー

ナチュラルがモットーである全裸レストランは人間ももちろんナチュラルに、着ている服を全て脱ぎ去り、自然に回帰するというのがコンセプトとなります。あくまでオーガニックな自然回帰がモットーである為、性的な目的、エロ目的はアウトなります。

同じように自然の中で過ごすことができるキャンプについての記事も参考までにご覧ください。

全裸に抵抗があるならガウンでもOK

全裸になることが初めての人や、ヌーディスト初心者の人は最初から全裸になることに抵抗を覚えることがあると思います。

そんな全裸に、まだ慣れていない人はガウンを着て食事をしても大丈夫なようです。決して全裸を矯正してはいませんが、きっと周りは全裸が多いことでしょう。

基本的な全裸レストランの仕組み

全裸レストランの仕組みを知らない人はまずその店に入店したらなにをすればいいのか、どこで服を脱ぎ全裸になればいいのかなど疑問点が多くあるかと思います。

ここからは、気になる全裸レストランの仕組みとマナーについて詳しく説明していきたいと思います。

客は入店後クロークで全裸になる

入店してまず疑問に思うことは一体どこで全裸になればいいのか?ということかと思います。当然全裸になって入店すれば公然わいせつ罪で捕まってしまいます。

各レストランによって違いはありますが、基本的にレストラン内にあるクロークで全裸になります。靴も脱がないといけない為、スリッパが貸し出されます。

女性はパンプスOK

説明した通り靴も脱がないといけない為、当然裸足となります。スリッパが貸し出されますが、女性はパンプスを脱ぎたくないという人もいるためパンプスに限り履いていても問題なしというルールもあるようです。

自然回帰というモットーからは矛盾しておりますが、このようなルールがあることも事実のようです。

テーブルの間には仕切りがある

ほとんどテーブルの間には仕切りで仕切られていて、他のテーブル客からは見えないようになっています。この理由としては他人からの視線を気にすることなく、自然体で食事を楽しむためです。

当然のことながら、盗撮防止のためスマートフォンやカメラなど撮影ができる機器はクロークで預けなければいけません。

店員は裸エプロンもしくは局部カバー

客は基本全裸ですが、接客をする店員は実を言うと全裸ではありません。もちろんお店によって格好は違いますが、裸エプロン姿であったり、局部だけをカバーしたスタイルが多いようですね。客もほぼ全裸で店員も全裸に近い格好をしているということですね。

エロい全裸レストランも存在する

説明しました通り、基本的に全裸レストランはエロ目的はNGとなります。しかし中には、スケベ心を前面に押し出したところも存在します。残念ながらそのお店は現在閉店しておりますが、そのレストランについて少し紹介したいと思います。

全裸レストランのメニューがエロい(カナリア諸島テネリフェ)

まず紹介するのがスペイン領カナリア諸島にある全裸レストランです。名前を「Innato Tenerife eatery」といいます。基本、普通の全裸レストランですが店員はぶどうの蔓で局部を隠すなど創造的かつ過激です。

そしてなにより特徴的なのがお店で出されるメニューです。それでは驚きのメニューを紹介していきます。

パルプフィクション

どのような料理なのでしょうか?いわゆる女体盛りとなります。女性の体を器と見立てて、その上に刺身などの料理をのせて客がそれを食べます。ちなみに女体盛りの乳首にはワサビがのっているそうです。

ハッピーエンディング

ハーピーエンディングとは、局部をぶどうの蔓でカバーしながら、横たわっている裸の店員の体の上にたっぷりとチョコレートソースをかけ、イチゴなどの果物をディップしながら食べる料理となります。

お昼のテラスでも全裸に(ドイツ・ベルリン)

次はドイツで1日限定で開店した全裸レストランを紹介します。その名も「ブラック・キャット」です。開店した場所が「性の見本市」ということもあって、この全裸レストランは少々過激なレストランです。それでは詳しく紹介していきます。

裸なら飲食代無料

普通の全裸レストランとは違い、客が全裸になるのは強制ではありません。ただし、裸になればお店の飲食代が無料というルールがあります。

テラス席があり、昼間でも周りから見えるところで食事ができます。つまりテラス席で裸になった場合、周りから丸見えということになります。

ウェイトレスはエロ下着着用

お客は裸になるかどうかは自由ですが、ウェイトレスは大胆にトップレス仕様。下着は履いていますが、大事な局部が丸見えのエロ仕様のようです。ウェイトレスのこの大胆な下着も話題を呼んでいたようです。

鳴り物入りでオープンしたパリの全裸レストラン閉店!

2016年頃、説明した全裸で食事を楽しむということが世界中で話題になり始めました。世界各地でそのようなお店が開店し始めた波に乗り、2017年11月にフランスのパリに期間限定ではない全裸レストランが出来上がりました。

オープン当初話題になった「オーナチュレル」

パリ発の全裸レストランとして開店し料理も主にフランス料理がメインで開店して間もない時期は非常に大盛況していました。

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