11次元とは?宇宙の、超弦理論、M理論を分かりやすく説明!人間の脳も関係?

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そして素粒子は、3次元に存在するブレーン(膜)に縛られる性質があります。逆に重力子は自由で、ブレーンに縛られず高次元への行き来が可能とされています。そしてこのブレーンを描写した世界は「ブレーンワールド」と呼ばれています。

超対称性

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素粒子は2種類(フェルミオンとボソン)に分けられており、この2種を統一するためには超対称性パートナー関係である必要があります。2015年に受賞したノーベル賞は、素粒子ニュートリノの発見によるものでしたが、これはフェルミオンの一つに分類されます。

しかし素粒子は宇宙(真空)では観測されておらず、パートナー関係の質量が異なっていると考えられ、成立されていないのが現状です。

11次元の説明となる仮設②M理論

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前述の超弦理論は、ひもの結びつきにより展開が異なるとされ、5つの考え方に発展しています。M理論はこの5つを統合し、次元の数を11と考える仮説理論です。

M理論には弦は存在しない代わりに、2次元の膜・5次元の膜(メンブレーン)により構成されていると考えられ、研究が進められています。

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この理論は1995年にエドワード・ウィッテンにより提唱されました。彼は頭文字の“M”の意味を、「魔法(magic)、ミステリー(mystery)、メンブレーン(membrane)など、その人の好きなものを意味する」といたずらっぽく語りました。

11次元に関する研究の現状

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超弦理論が提唱される前は、「11次元超重力理論」が万物の理論に近いとされていました。しかし、組み込みが不可能であり、多様体への圧縮化や計算式を構築することが出来ませんでした。

その後、超弦理論、M理論が発表され、この超重力理論がM理論突破へ繋がるのではと考えられ、再度注目されることとなりました。

11次元の研究の現状は、「未だに謎が多く研究途中」

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多くの可能性を秘めているM理論ですが、まだまだ仮説の段階であり、超弦理論より未完成なのが現状です。もしM理論が定式化されれば、超弦理論はM理論の一部と主張されるでしょう。

しかし、超弦理論も理論的な矛盾をなくすことには成功していますが、まだ不完全です。また、実験による検証が困難なため、核心には程遠いと言えるでしょう。

ドラえもんの四次元ポケットとは

ドラえもんのポケットの中は四次元空間が広がっており、どんな物体を収納することが可能です。大きな道具も入れる時には小さくなり、出すときには元の大きさに戻ります。

この四次元ポケットは、4つめの次元を「時間」とせず、別の4つ目の次元があると考えた設定となっています。ここからも分かるように、4つ目の次元が「時間」であるという確立もされている訳ではありません。

高次元の世界はどうなっている?

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11次元について超弦理論・M理論を用い、様々な意見を出し合い日々研究が行われています。現時点では、高次元はどのように存在していると考えられているのでしょうか。

コンパクト化されているという説

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私たちが認識できる4次元時空より上の高次元は、目に見ることが出来ません。それは小さく折りたたまれた状態へコンパクト化され、私たちの周りに存在していると考えられています。

そして「カラビ・ヤウ多様体」という楕円曲線やK3曲線を含んだ、特殊で複雑な形をしていると予想されています。

カラビ・ヤウは人間には認識できないとされる

このカラビ・ヤウ多様体は非常に小さく、人が可視することは出来ません。複雑な形からも分かりますが、その難解な空間には多くの謎が残されています。

しかしこのカラビ・ヤウを用いた高次元への考え方が、私たちが認識している3次元空間を説明する大きな手掛かりとなりました。

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コロンビア大学で超弦理論の研究を行っている、ブライアン・グリーン氏は言いました。「宇宙の暗号はカラビ・ヤウの幾何のなかに書かれているだろう」と。

人間の脳も11次元構造?

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人間の意志や思考を生み出している脳は、860個のニューロンが互いに複雑に接続することにより、機能していると言われます。脳は、人体の中でも特に神秘を残しており、その構造は未だ解明されていません。

人間の脳は11次元説①2017年スイスの研究チームが発表

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スイスの研究チーム「Blue Brain Project」は、「ニューロンの構造が最大11次元まで広がっている」と発表しました。「代数的位相幾何学」という複雑な数学を用いることにより、脳のニューロン結合を分析する上で新たな発見へと繋がりました。

人間の脳は11次元説②人の脳は最大で11次元、小さな宇宙

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人間の脳が11次元体であるならば、それは「小さな宇宙」と言えるでしょう。研究者の中からも脳と宇宙の類似を指摘されることが、しばしば見受けられます。

アインシュタインの特殊相対性理論

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かの有名な学者 アインシュタインは、この「4次元時空」を特殊相対性理論を用いて提唱しました。そして「空間が曲がるのは重力に起因するため、太陽のような大きな質量の星の側では空間が歪みやすい」という仮説を残しました。

1919年にイギリスの日食観測研究グループが、皆既日食時に太陽の裏側にある星を発見し、彼の仮説が証明されました。

タイムトラベルの原理を考え出した

 

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前述で少しお話したタイムトラベルですが、その原理はご存知でしょうか。ここにもアインシュタインの相対性理論が活用されています。

「高速で動いている物体の時間は、止まっている物体の時間より遅く進む」ため、超高速で走る乗物に乗ることで、現在の自分を保持したまま未来へ移動できる。これがタイムトラベルの原理になります。

スピリチュアルな視点から見る高次元

スピリチュアルな世界でも、高次元がどのような空間であるかの考察がされています。霊界や精霊界、菩薩界といった階層に分けられており、最高位を20次元以上としています。

別の次元と交信をするチャネラー

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チャネリングという言葉をご存知でしょうか。これは高次元の霊的存在・死者・宇宙人といった、常識を超えた存在との交信のことを指します。

交信相手は全知全能ではありませんが、たいていの人間より知恵や洞察力において優っているとされます。しかし目で見ることが出来ないため、その真偽は定かではありません。

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また人類の起源にはアクァッホ(火星人)が関係しているという説もあります。興味のある方は、こちらの記事もご覧ください。

11次元とされる宇宙はまだまだ解明されていない謎がある

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11次元の研究はまだまだ未知数で、世界中が驚くような新しい世界がこの神秘の中に隠されているとされます。これからどのような発見がされていくのでしょうか。

そして脳の研究が宇宙の解明に、宇宙の研究が脳の解明に繋がる可能性を秘めていることが分かりました。今後、脳の意志や思考のプロセスについても解明されていくことが期待されます。

ミーム汚染に関する記事はこちら

アクァッホに関する記事はこちら