佐賀女性7人連続殺人事件とは?
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時代が変わろうとしていた1975年から1989年の14年の間に目的不明でまだ小学生の女の子から熟年の女性が相次いで殺される事件が起こりました。起訴されるまでに至りましたが無罪判決となり、怪しい人物や不審者などの目撃情報がありましたがは未だ犯人は捕まっておらず未解決事件となっています。
佐賀女性7人連続殺人事件とは?
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人口85万人ほどの田舎で九州で一番人口が少ない県です。田舎ですが閑静な住宅街が多く住みやすい土地で相次いで殺人事件が起こりました。七人もの女性が被害に遭ってしまった痛ましい事件の被害者となってしまった方の発見当時はどうだったのか振り返り説明していきます。
1980年6月24日、佐賀県の小学校のトイレから腐乱した遺体が発見
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まず最初の事件ですが佐賀県杵島郡白石町(さがけんきしまぐんしろいしまち)にある須古城近くの町立の小学校のトイレから4月の中旬自殺を疑われ捜索願いが出ていた女性の遺体が発見されました。当時はまだボットン便所が主流で交換式であったぼっとん便所の便槽を替えていた作業員が腐乱した遺体を発見し二ヶ月に一度便槽交換を行なっていたという情報からから殺害したすぐ後に遺体を隠し事件発覚を防ぎたかったものとみられています。。
1980年6月27日、同じ小学校の別のトイレから発行遺体が発見
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殺人事件など滅多に起こらない平和な田舎の同じ小学校のプール内の敷地にあるトイレでまた遺体が発見されました。一人目の被害者の遺体は便槽の中に捨ててあり点検されるまで発見に至ることはありませんでした。こちらの遺体には発見当時大量の石が積んであり遺体の発見を遅らせることを目的として石を積み上げたものと見られています。平和だったはずの町の同じ小学校で立て続けに遺体が発見され住民は恐怖に陥りました。
1981年10月7日、主婦が失踪した2週間後に絞殺体で発見
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正体不明の殺人犯が次に狙ったのもやはり女性で働きながら家のことをしていた兼業主婦でした。失踪後二週間ほど経った後、無事に帰ってきてほしいという家族の願いは叶うことなく遺体で発見されました。遺体の発見現場は三養基郡中原町(みやきぐんなかばるちょう現在のみやき町)の平地の何もないところでコードによる絞殺痕があり、また被害者が女性だったことから非力な女性のみを狙う卑劣な凶悪犯罪です。
1982年2月17日、小学生が失踪し絞殺体で発見
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まだ殺人事件は終わりではありませんでした。失踪後すぐに捜索され開始後わずか三時間で被害者の女の子が通っていた小学校の体育館近くのミカン畑でランドセルは背負ったまま服だけ脱がされた小学生の女の子の遺体が発見されました。
1989年1月27日、北方町で3人の遺体が発見
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佐賀県北方町の志久大峠(しくおおとうげ)近くの山で花を積んでいた近所の主婦が崖の下に投げ落とされ捨てられているような遺体を発見しました。すぐさま警察に通報し警察が駆けつけたところ付近から他の二つの遺体も見つかりました。
近場で見つかった三つの遺体は白骨化していたり腐乱していたりと亡くなった時期がバラバラでした。しかし、遺体発見現場の状況などから、前に発見されていた四件の遺体と関係があると断定され連続殺人事件として捜査されることとなりました。
佐賀女性7人連続殺人事件の類似点
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狙われたのが女性という共通点はありますが年齢がバラバラであり時期に規則性もなくあまり共通点が見えませんが連続殺人事件として調べられたのには理由がありました。この殺人事件の似ている点、なぜ連続殺人事件と断定されたのかをご紹介していきます。
類似点①7人中6人が水曜日に失踪している
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最初の被害者女性が居なくなったのは土曜日でしたがそれを除いた残り六人の被害者女性は全員水曜日の夕方から夜に行方が分からなくなっています。ただの偶然なのか何か意図があり水曜日に被害が多かったのか加害者にしか分かりませんが被害がほぼ水曜日だったので水曜日の絞殺魔事件という二つ名もあります。
類似点②ほぼ全員窒息死
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被害が集中した曜日、時間以外に殺し方も共通点があり、首を絞めて窒息死させるという方法が一番多く使われていました。なお、白骨化してしまっていた方の遺体はどのような方法で殺されたか分かっておらずあくまで絞殺だろうという予想に過ぎません。
類似点③金品を盗まれた形跡はない
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この連続殺人には他にも共通点があり、分かる限りの被害者の方の遺留品を調べた結果お金や金目のものを取られた形跡はなくお金目的の強盗殺人ではありません。遺体が白骨化されていた方は分かりませんが二件目の被害者の遺体以外には暴行された形跡が一切なく、目的が何だったのか分かりません。
佐賀女性7人連続殺人事件の被害者たち
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いきなり自分が凶悪犯罪に巻き込まれるなんて夢にも思わず被害者となってしまった方たちは事件の前どのような行動をしていたのでしょうか。被害にあってしまった方の生い立ちや事件に合う前の行動など被害者についての情報を分かっている限りの情報をお伝えします。
被害者①百武律子さん
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喫茶店で女給として働いており、居なくなったと思われる時間は家族は外出中で家に一人でいたことが分かっています。もうすぐ20歳の誕生日でしたが20歳になったら自殺すると日頃から周囲に話していて過去に自殺未遂をしていたことから行方不明になった際は自殺が疑われすぐに大々的に捜査されました。
被害者②山崎十三子さん
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一人目と行方不明になった曜日は違っていますが19時くらいの暗くなった頃に一人で居たところ被害に遭ったというのが共通しています。靴が残っていてテレビも付けっぱなしであり、どちらの二人の被害者にも抵抗の跡がないことから顔見知りの犯行であると思われていました。この被害者は12歳の女の子で母親が経営する飲食店の控え室で過ごすことが多かったが、この日は友人が遊びに来ていたため母親が仕事に行く時に着いて行くことはなく家に一人でいたところを狙われてしまいました。
被害者③池上千鶴子さん
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次は自分が狙われるのではないかとみんなが恐怖に包まれている中、この女性は住んでいた地域の工場で働く兼業主婦でしたが仕事を終えてからスーパーに立ち寄り買い物を終えた午後5時頃に行方が分からなくなりました。買い物を終えたスーパーの駐車場で車に乗った30代くらいのなんらかの知り合いである男の人と談笑していた目撃情報が上がっています。
被害者④西山久美ちゃん
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小学校に通う女の子でその日はいつもと同じ通学路を帰っていたところ行方不明となりました。友達と途中まで一緒に帰っていたので別れた後のわずかな距離で攫われてしまい夜になっても家に帰ってくることはなく心配した家族が警察に通報し捜索の末に遺体となって発見されました。
被害者⑤吉野タツ代さん
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付き合っていた男性がおり、後でその男性については詳しく紹介しますが仕事から帰ったあと夜ご飯を家族で食べていた最中に当時の交際相手であろう男に電話で呼ばれたらしく車に乗りどこかへ出掛けて行きました。母には友達を送ってくると伝えて外出しましたが息子には食事中だったにも拘らずご飯を食べてくると言っていて伝えた内容に矛盾があり家を出た目的が未だに謎のままです。
被害者⑥中島清美さん
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近所のバレーボールの練習場に行くと言って家を出た後に行方が分からなくなりどこかで首を絞めて殺された後山に捨てられました。家を出たすぐ後に被害者女性が自転車に乗った中年の女性と話している姿が目撃されていますが結局相手の女性が誰か分かることはありませんでした。
被害者⑦藤瀬澄子さん
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病気で働けない夫の代わりに料理店で仲居として働いて一家を養っていました。仕事が終わった後従業員飲み屋に出掛けていてその後一人で家へ帰ろうとしていたところ失踪しました。飲み屋から家までの距離はわずか1キロしかなくこの間に行方知れずとなり被害に遭ってしまいました
佐賀女性7人連続殺人事件の犯人は?
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肝心な事件の犯人が誰だったかどうなったのか一番気になることだと思います。被害者がどのように殺され生前何をしていたかについてはお話ししましたが、結局犯人は逮捕されたのでしょうか。犯人と疑わしき人物がたくさん上がっているので怪しい人物を疑われた理由と被害者との関係など次は容疑者候補についてお話しします。
佐賀女性7人連続殺人事件の犯人は今だ不明
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何度も容疑者らしき人は見つかっていますが、かなりの人を殺していながら犯人は逮捕されていないのが現状です。殺害を自供した人もいましたが警察の捜査に問題があり自白を強要させた可能性があることなどから結局逮捕までに至りませんでした。その他にも怪しい人はいましたが見つけることは出来ずに現在でも謎が多い未解決事件となってしまっています。
怪しい人物①百武律子さん宅に脅迫電話
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失踪し家族が悲しみに明け暮れている頃挑発するかのように被害者がもう帰らないこと、父親が苦しむことを望むことが書かれている手紙が届きました。また手紙が届いた時期にテレビに出ないよう注意する電話もありましたが結局連絡が誰からか分かりませんでした。またこれが悪戯なのか脅迫だったかも謎のままで犯人逮捕への情報にはなりませんでした。
怪しい人物②2つの事件の重要参考人
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別件の傷害事件で逮捕されていた男が一人目の被害者の姉の婚約者であり二人目の被害者の母親のお店にも頻繁に通っていました。当初はこの男こそが犯人なのではと思われ、友人も次々と身柄を拘束しどうにかして手掛かりを得ようとしました。
しかし、捜査の甲斐なく有力な証拠が得られず結局逮捕されることはありませんでした。またこの男は婚約者の妹であるにも拘らず一人目の被害者女性とも付き合っていたという情報もあり、被害者女性が自殺を考えてしまっていたのはこの男のせいではないかとの噂もあり派手な男性のようです。
怪しい人物③西山さんの事件の怪しい男
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小学生の女の子が行方不明になった時に不審な男の目撃情報が上がっていることをお話ししましたがこの男は実際に何人かの女性に声をかけるなどしており、警察を呼ばれそうになると白い車に戻りました。近所の人からの目撃情報で女の子の遺体が捨てられていたすぐ側に目撃された車が停まっていたことが分かっておりこの車の男が殺人事件の犯人ではと思われていました。
怪しい人物④自転車に乗った女性
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道を聞いていただけ、もしくは知り合いの可能性もありますが被害者女性と話していた謎の女性も連続殺人事件に何らかの関与がある可能性を考慮され探されていました。結局、この女性の身元を割り出すことが出来ずこの女性が誰だったのかどのような関係があったのかは分かっていません。女の人であることは分かっており直接の犯人というよりは何かを知っている、共犯者である可能性などを考えられていました。
怪しい人物⑤交際相手
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五人目の被害者には当時交際していた男がおりその男も容疑者候補として上がりましたが六人目と七人目の被害者と全く関係がなく事情聴取では全面的に殺人事件への関与を否定しました。怪しい人物は何人かいましたが実は警察はこの男を一番疑っており、その理由やこの男についてもう少し詳しく紹介させてください。
佐賀女性7人連続殺人事件の犯人として捕らえられた「松江輝彦」とは?
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この人物は実は疑っていたというレベルを超えてほぼ犯人と決めつけられていてそれは先ほど少し出てきた吉野タツ代さんの彼氏であった松江輝彦という男でした。なぜここまで疑われてしまったのか、どんな人だったのか、地元の評判などかなり詳しく松江輝彦に関して説明します。
佐賀女性7人連続殺人事件の犯人?松江輝彦の生い立ち
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松江輝彦は事件現場付近の佐賀県で生まれ育ちましたが評判は褒められたものではなく、覚醒剤を使用したとして逮捕され釈放された後は行方不明となりましたが地元では連続殺人事件の容疑者として扱われています。子供時代から手癖が悪く悪い意味で有名だった松江輝彦を逮捕出来なかった佐賀県警は地元からはよく思われていなく馬鹿にした呼び方をされることも多々ありました。
疑われた理由①吉野さん殺害で自白
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事情聴取の際は否定しましたが任意ではなく薬物で逮捕され事情聴取された時には結局自白しその内容は自分の車の中で喧嘩になりすの末に首を絞めて殺してしまったというものでした。しかしこの取り調べは深夜までされ暴力を受けたため自供したと弁護士が言い、殺人事件には関係なくやり過ぎた事情聴取のせいであると弁護士が主張しました。
疑われた理由②事件直後に行方不明
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五人目の被害者女性が殺される直前に会っていたであろう男が松江輝彦であり二人は異性絡みで口論していたらしく、松江輝彦のアリバイもはっきりしていませんでした。被害者の女性が殺される際に失禁しており松江輝彦の車に尿の後があったことなども松江輝彦を犯人として扱った理由です。
疑われた理由③DNAの鑑定結果
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ミトコンドリアDNA鑑定については後ほど解説しますが、このDNA鑑定の結果どういう経緯かわかりませんが松江輝彦の唾液が付着していました。先ほど説明した状況証拠などと合わせた結果松江輝彦が容疑者の最有力候補であると起訴されましたが、結局無罪となり釈放され逮捕には至らず真相の解明は出来ませんでした。
松江輝彦を佐賀女性7人連続殺人事件の犯人にしたい人物がいた?
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ずっと犯人であると思われて遂に心が折れて自白してしまった松江輝彦ですが、中には彼の無罪を信じ応援してくれている方もおりその方には脅迫状のようなものも届いていました。これを送ったのは人物に対する考察とどのような内容の手紙が届いたのか解説します。
手紙の内容とは?
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支援をしてくれている方がいる松江輝彦でしたがその支援を取りやめるよう書いてあるものや七人の殺人事件全ての犯人が松江輝彦であると執拗に書き連ねられたものだったりと捉え方によっては脅迫とも取れるような手紙の内容でした。なお、この手紙の筆跡鑑定は行われておらず誰が送ったものか分かっていません。
この人が真犯人の可能性はある?
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この手紙を送った人は松江輝彦が無罪になって捜査を続けられると困りどうしても松江輝彦を陥れたかったようです。松江輝彦のことを良く思っている人は少なく恨まれている可能性も高く追い詰めたかっただけ、個人的な恨みとも考えられます。しかし、新たな新犯人が捕まってないので手紙の送り主こそが連続殺人事件の真犯人という可能性は十分に有り得ます。
佐賀女性7人連続殺人事件の犯人に疑われた松江輝彦の現在
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執拗に疑われ取り調べの末に偽の自白までしてしまい逮捕された松江輝彦ですがその自白には疑問が残り無罪判決が出て釈放されることとなりました。松江輝彦の裁判の判決とその理由、その後どうなったかについて知っている範囲でお話ししていきます。
松江輝彦の現在①07年に無罪判決
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DNA鑑定の結果や車の助手席の尿跡などの証拠はありましたが信ぴょう性に欠け決定的な証拠ではないとの裁判長の言葉があり検察側が上告することを諦めたため2009年に松江輝彦は様々な謎はありますが無罪となりました。死刑の求刑に対して無罪が決まることは滅多になく様々な疑問や疑念を残したまますぐその日に釈放されました。
松江輝彦の現在②国から580万円の支払い
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疑わしく容疑者最有力候補だった松江輝彦ですが結局証拠が十分でないと無罪となったため拘束していた期間に対し580万支払われました(一日当たり1万2500円)。時効直前ギリギリのところ滑り込む形でに逮捕され無罪となり釈放された松江輝彦はかなり世間に騒がれその後は行方不明となっており現在も生死不明で消息は分かっていません。
佐賀女性7人連続殺人事件の内、1989年の3件を示す「北方事件」
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犯人もなかなか捕まらず謎が勝ったので度々話題になり当時はとても有名な事件だったので色々名前があり北方事件という名前も一つです。どうしてこのような呼ばれ方をされるようになったのか、またその事件に対し警察は謝罪をしておりその時の状況をお話しします。
佐賀女性7人連続殺人事件の追訴事件「北方事件」とは?
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遺棄現場や時期に違いがあり最後の被害者である三人は全員、北方町にある山の崖に捨てられていたためこのような呼び方をされています。なお2006年に北方町は隣の山内町とともに武雄市に吸収され現在は武雄市の北方町となっていますが事件当時の地名が佐賀県北方町であったため北方事件の呼び方で正しいです。
「北方事件」で佐賀県警が遺族に謝罪
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容疑者最有力候補であった松江輝彦が無罪判決となり被害者の遺族の方はとても悲しみ警察官に誠意ある対応を求め謝罪を要求する声も少なくはありませんでした。それを受け事件の捜査に関わった人はミスを素直に認めさ努力はしたが逮捕出来なかったと遺族の方に深く頭を下げ謝罪をしました。その謝罪に対して遺族などからは誠意ある対応だったとの声があり、警察の対応に遺族は満足されたようです。
佐賀女性7人連続殺人事件のような未解決殺人事件の遺族の団体
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ある日突然愛する家族を何者かに殺されてしまう悲しみや犯人が捕まらないもどかしさ、苦しみ、憎しみなどはとても計り知れません。殺人事件の被害者の遺族たちが立ち上げた宙の会(そらのかい)についてご紹介していきます。
宙の会とは?
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未だ解決していない殺人事件の被害者の遺族が主に参加している団体で宙の会の宙は無限の時間を表しています。有名な未解決殺人事件ですと京都長岡ワラビ採り事件や世田谷一家殺人事件、岐阜市強盗殺人事件などの被害者の遺族も参加しており、解決した事件ではリンゼイさんの遺族の方も参加しています。
活動目的は時効の停止
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近年の医療の発達によってDNA鑑定は進歩しているため犯人を特定出来る証拠が残っている未解決事件の公訴時効の停止や廃止を求めて世間に訴えかけています。また刑事法だけではなく民事での賠償制度の見直しや被害者遺族の実情、命の大切さ等を訴える働きも行なっており活動内容や目的は様々です。
リンゼイさんの殺人事件と市橋達也容疑者の2年7ヶ月にもよる逃走劇はもう10年以上も前の話です。自力で整形手術を行い顔を変えたり、無人島で生活したりととても話題になるような逃走劇で捕まった当初は大々的にニュースになっていました。しかし、時間が経ってしまい最近はニュースになることがなく忘れてしまいがちですが、身勝手で卑劣な殺人事件を忘れないためにもこちらをお読みください。
佐賀女性7人連続殺人事件で使われた「ミトコンドリアDNA」鑑定とは?
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今回のこの事件の鑑定で使われたミトコンドリアDNAとは一体どのようなものだったのでしょうか?そしてなぜこのミトコンドリアDNAが鑑定価値が低いと判断されてしまったのかを普通のDNA鑑定と比べながら解説していきます。
ミトコンドリアとは細胞の名前
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ミトコンドリアDNAとはミトコンドリアという細胞小器官の中にあるDNAのことでミトコンドリアゲノムと呼ぶこともあり省略しmtDNAと書かれることもあります。ミトコンドリアDNAに対しDNA鑑定で一般的に使われているDNAは核DNAであり、この二つの大きな違いは塩基配列(核酸の分子の中での塩基の並ぶ順番)です。
なぜ鑑定価値が低いのか?
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核DNAは21京もの人間を見分けることが出来ると言われており司法研修所によって非常に安定性が高いと言われているのに対し、ミトコンドリアDNAは同じ型の人が存在しているため証拠としては不十分であり今回の事件では鑑定価値が低いとされてしまいました。また、この事件では厳しい取り調べがされていたと容疑者の弁護士が証言しておりミトコンドリアDNAを取った際の過程の詳細が明らかになっていませんでした。
こちらの事件は殺人事件か分かっておらず怪死事件ですが謎が多く一度は皆さんが目にしたことはあると思うトイレの便槽の中で人が亡くなっていた事件です。一体どうやって便槽の中に入ったのかなぜ亡くなってしまったのか結局この事件はなんだったのか皆さんが知りたいことはたくさんあると思います。その事件についての真相や考察をまとめている記事を紹介しますので興味がある方は是非お読みください。
佐賀女性7人連続殺人事件に類似の未解決殺人事件
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日本の科学や医療の技術は確実に進歩していますが、それでも未だに解決に至っていない殺人事件があるのも事実です。風化させないためにも日本で起きた未解決殺人事件の詳細を紹介していきます。残酷な表現なども含まれているので閲覧は注意して下さい。
佐賀女性7人連続殺人事件に類似の未解決事件①王将社長射殺事件
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こちらの事件は2013年と比較的最近起こった未解決殺人事件です。餃子の王将の社長が出勤したところ待ち伏せしていたと思われる犯人に至近距離で急所を打たれ殺されました。捜査本部にはかなりの数の情報が寄せられ、犯人が犯行現場までバイクで行った可能性が高いことなどが分かりました。
現場の遺留品から暴力団のDNAが見つかり捜査したが犯人は未だ見つかっていません。そもそも日本では拳銃が出回っておらずなおかつ犯行に使われた拳銃が小型の25軽口で命中率や殺傷能力が低いにも関わらず打った弾が全て急所に当たっていることからプロの犯行ではとも囁かれましたが真相は闇の中です。
佐賀女性7人連続殺人事件に類似の未解決事件②名古屋妊婦切り裂き殺人事件
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愛知県名古屋市に住んでいた臨月の主婦のお腹を刃物で切り胎児は放置したという常人では考えられない殺人事件です。途轍もない数の捜査員を導入し捜査をしたが甲斐無く2003年に時効が決まり未解決事件となりました。
事件が起きた当初は夫や知り合いの犯行が疑われていました。しかし、夫のアリバイが確認されると次は最後の目撃者など様々な人物が容疑者候補として上がり、猟奇殺人鬼や医療従事者や少年などの犯人像も立てられましたが結局犯人が見つかることはありませんでした。当時のお腹の中に居た子供は一命を取り留めましたが日本にいると好奇の目にさらされるため被害者の夫とともに海外で暮らしお母さんが居ない理由は知りません。
佐賀女性7人連続殺人事件に類似の未解決事件③新宿歌舞伎町ラブホテル連続殺人事件
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場所や土地柄この事件は被害者の身元が明らかになっていない方もおり、分かっている被害者は歌舞伎町のキャバクラに勤める45歳の女性と埼玉県川口市の工場で働いていた17歳の女性と抵抗したため未遂で終わった30歳のホステスの女性です。未遂で逃げた女性がいるため目撃者はいました。
しかし、ラブホテルという場所であったため防犯カメラがなく容疑者の似顔絵も作成または公開されていません。犯人が逮捕されることはなく、歌舞伎町という土地柄そういった事件が珍しくなかったことや捜査に進展がなかったこと、他に大きな事件や事故が起きたことからすぐに人々から忘れ去られてしまった事件です。
佐賀女性7人連続殺人事件に類似の未解決事件④京都長岡ワラビ採り殺人事件
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被害者の女性が死ぬ前に鉛筆で走り書きをしたであろうメモが公開されていることからネットで度々見かけるこの事件も犯人が捕まることなく時効を迎えてしまいました。この事件は京都の長岡京のスーパーでパートをしていた主婦二人が仕事の後に近くの山にワラビを採りに行き殺されてしまった事件です。
この付近は人が滅多に通らず昼間も暗いことなどから殺人事件の他にも強姦事件などが起きています。犯行時間のすぐ後に下山した少年、主婦のすぐ後に山に入っていた男性二人組、山にいた主婦に声を掛けていた中年男性などの目撃情報は多数ありました。しかし、犯人に辿り着くことはありませんでした。
佐賀女性7人連続殺人事件に類似の未解決事件⑤井の頭公園バラバラ殺人事件
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2019年の4月に井の頭公園の池から女性の遺体が発見されたニュースは記憶に新しいと思います。今から約25年ほど前にもこの公園で遺体が発見されていました。この事件は猫の餌を探していた清掃員がゴミ箱の中に足首が捨ててあるのを発見し警察官が公園を探したところ血液が綺麗に抜かれていた27箇所にバラバラにされた遺体が見つかった事件です。
被害者によく似た男性が殴られていたという目撃情報や異常な遺体の有様から恨みによる犯行が疑われていました。犯人については遺体が公園のゴミ箱のサイズに綺麗に合っていたことや血液が一滴も残っていなかったことなどからプロの犯行などの憶測が飛び交いました。しかし、結局逮捕されることはなく時効が成立してしまいました。
佐賀女性7人連続殺人事件に類似の未解決事件⑥板橋資産家夫婦放火殺人事件
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被害者夫婦はかなりの資産家で有名な方で土地やアパートなどを数多く所有していました。自宅にも多額の現金が保管されていたが現金が取られることはなく刺し殺された後に火をつけらるという強盗目的ではない殺人事件です。夫婦はとても用心深い性格で護身用の武器を持っているほどで近所付き合いがほとんどなく私生活でトラブルはなさそうでした。
しかし、仕事の方では土地の売買などで暴力団関係者などとのトラブルを抱えていました。家にあった1000万もの現金は手付かずでしたが権利証などが盗まれており、不動産関係のトラブルが犯行動機として見られていますが犯人は未だ捕まっていません。
佐賀女性7人連続殺人事件に類似の未解決事件⑦世田谷一家殺害事件
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2000年の12月30日の大晦日には閑静な住宅街であった世田谷で発生した強盗殺人事件で一家四人が刺殺されました。日本の未解決事件の中で最も有名と言っても間違いでないほどの未解決事件で12月30日が近づくと特番が組まれ誰もが知っているこの連続殺人事件。様々な噂、目撃情報などもありますが未だ犯人が捕まっておらず謎が非常に多い事件です。この事件の犯人の特徴や噂についてご紹介していきます。
一家四人が何者かに殺された
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2000年12月30日大晦日の一日前の世間がお正月ムードのこの日に閑静な住宅街であった世田谷の家で一家全員が何者かに殺されるという非常に痛ましい事件が起きました。世田谷一家殺人事件と呼ばれていますが正式名称は上祖師谷三丁目一家4人強盗殺人事件です。犯人の行動が異常だったこと、証拠があるにも関わらず犯人が逮捕されないことなどから非常に有名な未解決事件です。
この事件に関する様々な噂
被害者夫婦が宗教の熱心な信者であったことやスパイをしていた、宗教を抜けたための見せしめとして殺された等の噂があります。ですが、あくまで噂であってどんな理由があったとしても家族まで巻き込んだ殺人はとても許される行為ではありません。
殺害後の犯人の行動が異常
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普通は殺人を犯したらすぐその場から逃げ出したいものだと考えますが、なんとこの犯人はしばらく被害者の家に居座っていたのです。被害者宅の冷蔵庫を漁りアイスを食べる、トイレに行く、仮眠を取るなどの通常では考えられない行動を取っています。また、被害者のパソコンを触ったことも分かっており、被害者のブックマークに入っていた劇団四季のチケットを購入しようとしたなど普通では考えられない行動のオンパレードです。
残された証拠の数々
犯人が現場に居座っていたためたくさんの証拠が残されていました。指紋が9箇所も残っており犯人が被害者を刺し殺す際に負傷したと思われる血液も残っていました。殺害現場に残されていた血液からA型であること、DNAなども判明していてたくさんの証拠があるにも関わらず未だに犯人逮捕には至っていません。
たどり着いた犯人の特徴
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これだけ大きな事件なので様々な情報提供があり、警察の懸命な捜査により犯人の特徴などが明らかになりました。犯行当時の年齢が15~35歳の男性、右利き、犯罪歴はなし、薬などは使っておらずタバコも吸わないなどの特徴が判明しています。目撃情報で血がついた男性を見た、犯人が着ていた服を着ていた男を世田谷で見たなどの情報も多数寄せられています。