藤間静波の生い立ちや人物像|藤沢母娘殺人事件の概要と裁判での奇行

真輝子さんは奢ってもらったから借りたわけでないと言いますが、母親がは代金を払いもう関わらないでとの話をしています。この時お金を返してもらえるのであればと一度関わらないことを承諾しています。

拒絶され恨みを募らせていった

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一度はもう関わらいことを了承していましたが、その後真輝子さんと会い告白するも真輝子さんが断ると平手で叩いています。真輝子さんの家に電話をかけ続けますが、次第に真輝子さんは藤間静波の容姿などを妹と一緒に貶すようになります。そして4月ごろから真輝子さんの家には夜中に無言電話がかかってくるようになっています。

3度目の訪問で110番通報された

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藤間静波は次第に真輝子さんや真輝子さんの家族に対して殺意を抱くようになってしまい、包丁と小刀を購入して5月8日に真輝子さんの家を訪問しています。あまりにもしつこい行動のため、見かねた家族により110番通報され逃走しています。

家族は、真輝子さんが付け回されていることや無言電話のことなどを相談しますが、このころにはまだストーカーという言葉もなく付きまといなどに関する規制もなかったことから警察はトラブルだけとして取り合ってはくれませんでした。他、三鷹で起きたストーカー殺害事件の概要に関する記事はこちらになります。

藤沢母娘殺害事件の概要

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被害者の家族は何故犯人の2人を家に入れてしまったのでしょうか。被害者に110番通報されていたことがあるにもかかわらず簡単に家に侵入したことや殺害の方法や状況、その後逮捕されるまでの経緯について紹介していきます。

新聞屋を装い真輝子さん宅に押し入る

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5/27の犯行当日の夜、藤間静波は新聞屋の集金を装い真輝子さんの家に押し入っています。母子は夕食の最中でしたが、この日の昼間母親が不在の間に新聞屋の集金が来ていたことから、新聞の集金だと信じた被害者は玄関を開けています。

藤間静波が母娘を次々に殺害

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家に侵入することに成功した2人は逃げ惑う被害者を罵倒しながら切りつけています。まずは、真輝子さんの妹刺されています。次に切り付けられたのは母親で最後に真輝子さんが刺されています。共犯の少年も包丁を持って一緒に家に侵入していますが、少年は立ちすくしているだけで被害者を刺してはいません。

怨恨殺人で藤間静波が浮上・逮捕

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真輝子さんの父親は仕事から帰宅した際に遺体を発見し、通報しています。真輝子さんの妹は全身20か所・真輝子さんは7か所刺されていますが、ともに心臓まで達している傷が致命傷となっています。母親は傷を負いながらも近所に助けを求めようとしていますが追いかけてきた犯人に小刀で背中を刺され亡くなっています。

父親には、犯人の予想がついていたので、山田と名乗っていましたがすぐに容疑者として浮上しています。被害者は3人ともA型でしたが、玄関にO型の血液が残っていたことからこの血液は犯人のものとされています。犯行後、九州などに逃亡していましたが、最終的に埼玉県で逮捕されています。

藤間静波は共犯仲間を2人も殺害していた

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8ヶ月間という短い期間で母娘3人殺害事件の共犯者を殺害しただけでなく、藤間静波は以前他の犯罪を犯したときの共犯者も殺害しています。ともに少年院で知り合った仲間とされており犯行に至った経緯や犯行後の行動や心情について紹介していきます。

藤沢母娘殺害事件の共犯仲間Bを口封じで殺害

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この事件で共犯だった少年は当時19歳だった為、名前は公表されていません。少年院に入っているときの同部屋の相手だったそうです。歌舞伎町で再会した2人は「犯罪で生活していきたい」と話す少年に対して、藤間静波は自分の地元に連れていき露店商の仕事を紹介しています。しかし、その後真輝子さん親子の殺害を話し、犯行を行っています。

犯行後は、別々に行動するのではなく、一緒に行動し福岡や熊本に行ったあと大阪へと向かっています。逃走している最中に実家に電話しており警察が訪ねてきたことを知ります。真輝子さん親子を殺害した時に手を出さずただ立ったままだった少年に対して自分を裏切って警察に話すと考え口封じのために兵庫県に移動したあと少年を殺害しています。

事件直後、母親に「人をばらしてきた。」

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真輝子さん親子を殺害後、少年とともに一度自分の実家に帰っています。事件の時にケガをしており母親に手当てしてもらっている最中に3人殺したことを伝えています。父親帰宅した際にも、自首をするように勧めていますが「警察に話すと皆殺しにする」と脅迫し手当てを終えるとそのまま少年とともに家を出ています。

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