エキスポランド事故の当時と現在!首切断の真相や事故の原因とは?

なぜエキスポランド事故はおきたのか

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この事故の原因を解説していきます。はっきりいって経営者側の落ち度ばかりなので、弁解の余地もないものばかりでした。

結果的にはレールから脱線したことにより事故は起こってます。「脱線」で思い出す悲惨な事故がもう一つあります。尼崎線脱線事故です。まだ記憶に新しいですよね。よろしければ詳しく書いた記事がありますのでこちらをどうぞ。

エキスポランド事故の原因①車軸の破損

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一番の要因となったのはコースターの車軸でした。劣化したことによりコースターに異変が起き、急停止から30メートルほど進み、車軸が完全に切れたそうです。また車軸の断面からは約7割の疲労部分が確認されたそうです。

ここまで劣化するまで気づかなかったのです。見えない場所にこの部品があるのかも知れませんが、7割も異変が起きているのなら、命を預かっている以上は気づいてほしいものです。そうでなければ安心してのれません。

エキスポランド事故の原因②金属疲労の形跡

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車軸の破損原因は、明確でした。それは金属疲労です。金属疲労とは、金属に長時間力が加わり続け、小さな亀裂が入り、それにより破損してしますことです。要するにこの車軸は劣化ひどくとても古いものでした。

どれくらい古かったのかですが、なんとコースターが稼働しだした1992年から15年間一度も、交換されてなかったのです。また部品の一部であるナットの締結が緩んでいたことも、検証結果から判明しました。

エキスポランド事故の原因③ずさんな点検体制

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そしてこの事故の一番の原因は、点検のずさんさです。この年の1月に行われるはずだった点検が目視だけで行われ、次回の点検が5月15日に見送られていたのです。来園者数が多いと予想がつくGW後に点検を見送ったずさんさが事故を起こすこととなりました。

全てはずさんな点検が原因だと判明しました。ましてや人の命を運ぶジェットコースターの点検です。事故とは言うものの、この事故は起こるべくしておこった事故、点検の甘さが招いた当たり前の結果なのです。

当日行われた点検・探傷検査

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実際の各施設へ行われた点検の内容を調べてみました。あくまで事故前後のことなので現在は変更されている点はあるかも知れません。事故当日までの点検内容をまとめてみましたのでご覧ください。

当日の点検内容

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当日は社員二人が毎日の定期点検を行っていました。目で見る確認と、無人でコースターを3周走らせる点検を行い、問題はないと判断しました。また普段は日に二回、月に1回の定期点検も行われていました。点検自体はそれなりに行われていたようです。

といっても行われていたという記録が残っているだけです。本当かどうかはもちろんわかりません。本当であれば手を抜いたことは明確ですし、本当じゃなければやっていなかったことになります。どちらにしても後の祭りなので言っても仕方ないですが。

一年に一回は探傷検査も

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年間の定期点検にはJIS規格の元で、車軸の探傷点検を一年に一回以上行わなければならないとされています。またどんなにきれいな車軸でも、8年に一回は新しいものと交換しなければならないともあります。ただこちらは事故後に決まったもののようです。

名目上はこれほどの回数の点検を行っていることになります。きっちりとした点検に、その場での対応や部品交換をしていれば回避できていたかもしれません。しかし実際の点検回数や項目ははっきりしていないため確実ではないです。

この事故は経営難により引き起こされた?

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手抜きの作業はもともと経営難だったことが引き起こしたものだと情報があります。だからと言って点検が甘くなるのは許されることではありません。ではどれほど経営難だったのでしょうか。

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