アルビノとは?全身が真っ白の人や動物の神秘的な姿や苦悩を紹介!

アルビノの著名人④粕谷幸司

日本のタレント 粕谷幸司さんもアルビノです。自身の経験を活かし、テレビやラジオなどで活躍しながらアルビニズムについて伝えています。ブログではインターネット上に上がっていた質問に答えてくれたりもしているので興味のある方はご一読ください。

後にご紹介する日本アルビニズムネットワークでは、中心人物となりアルビノの知識の普及に努めています。ブログやツイッターでもアルビノの日常を発信しています。また、美しいアルビノの人や動物に興味のある方はこちらをご覧ください。

アルビノの例②哺乳類

ADD / Pixabay

アルビノは遺伝子疾患なので、どのような生き物でも発症する可能性があります。その中には名前を与えられ、親しまれている動物もいますし、ニュースにも時々登場しています。まずは身近な動物”哺乳類”をご紹介します。

アルビノのクジラ

一般的にクジラは藍色の背に白い腹部をしていますが、こちらの白いザトウクジラは、”白い人”を意味する「ミガルー」と名付けられました。ミガルーはオーストラリア沖で発見されました。現在では3頭の白いザトウクジラが確認されているそうです。

ミガルー以外の1頭の名前は「ミガルー・ジュニア」と言いますが、ミガルーの子どもかどうかはは不明です。もう1頭は名前はありませんが、尾に黒い斑点があります。ミガルーが最初に発見されたのは1991年の事なので、これから白いクジラは増えていくかもしれません。

アルビノのゴリラ

スペイン・バルセロナの動物園では「スノーフレイク」と名付けられたニシローランドゴリラが飼育されていました。スノーフレイクの死後、進化生物学研究所の研究チームは遺伝子を調べ、スノーフレイクの疾患が遺伝子の変異に起因すると発表しました。スノーフレイクは2001年に皮膚癌が発見され、2003年安楽死で亡くなりました。

アルビノのヘラジカ

こちらは野生のヘラジカ(ムース)です。スウェーデンとノルウェーの国境にある森にだけ生息しています。一般的なヘラジカは深い茶色の身体に濃いベージュの角を持っていますが、このヘラジカは角まで真っ白です。

アルビノの例③鳥類・爬虫類・魚類など

aixklusiv / Pixabay

アルビノの生物は哺乳類だけではありません。爬虫類、鳥類、魚類にも存在しています。真っ白なその姿は神の使いと言っても過言ではありません。神秘的なアルビノの生物をまだまだご紹介します。

アルビノのワニ

アルビノのワニをご紹介します。白いワニは自然環境の中では目立ってしまう為、なかなか発見までには至りません。現在世界には20匹ほどのアルビノのワニが生息しているそうで、すべてワニ園や動物園で飼育されています。

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