自称進学校とは?偏差値など本当の進学校と徹底比較!あるあるネタも紹介

「受験は団体戦」

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自称進学校の教師がいう言葉「受験は団体戦だ!」。これはクラスメート達と切磋琢磨しながら受験を乗り切っていくぞというような意味あいで使われているのでしょうが、最終的な受験は個人戦です。受験時まで団体戦だったらそれはもはやカンニングですよね。「受験勉強は団体戦」なのであればわかりますが。

自称進学校あるある④合格は学校のおかげ

大学に受かったら学校のおかげ、落ちたらお前らが従わなかっただけ。
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自称進学校では、受験の合格は教師、学校のおかげになり生徒の努力は軽視されがちです。本当の進学校では、生徒自身の努力の成果として合格があるのだという見方をされます。合格すればするほど先生が調子づいてしまうという負の連鎖があります。

自称進学校あるある⑤東大合格者が出たらお祭り騒ぎ

おい!聞いているか母校の東大合格者!いくら東大生が増えても君達が口を揃えて「この合格は先生や友人のおかげ、受験は団体戦です」なんて言ったらいつまでも母校は自称進学校のままだ!今こそ立ち上がり「この合格は私が勉強した成果です」と言うんだ!

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自称進学校では、東大に合格者は年に0-2人いるかどうかといったレベルなので、東大合格者が出るとお祭り騒ぎになります。もちろん、先生のお手柄になります。先生の影響がまったくのゼロということはないでしょうが、生徒の努力の結果なのは言うまでもありません。

自称進学校あるある⑥校則が厳しすぎる

基本給やっすい企業が副業禁止なの、自称進学校のほうが校則厳しいのと同じものを感じる

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自称進学校の校則は厳しいです。身だしなみひとつとっても男子の長髪禁止、女子のメイク禁止、髪染め禁止などがあり、バイトはもちろん禁止で携帯電話を学校に持ち込んでいるのが見つかると没収されます。

ただ、後に紹介する自称新学校リストの中の高校には、校則の緩めな学校もわずかながらあるようです。そういう学校は自称進学校の中でも進学校に近い、偏差値が高めの学校のようです。あくまでも、多くの学校で校則が厳しいという風潮があるということでしょう。

自称進学校あるある⑦根性論

学年主任?の先生が根性論しか言わない自称進学校に通っています。
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自称進学校では、不必要なほど根性論が振りかざされます。勉強は気合だと平日5時間休日10時間勉強しなさいといった標語があるような自称進学校もあるそうです。できないやつは根性がないだけといわれ、寝る間も惜しんで勉強をさせられます。

自称進学校あるある⑧国公立大への圧が強い

地方の自称進学校の国公立大推しは強烈だけど、やはり国立ですよ
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自称進学校の特徴の一つが、不思議なまでの国公立推しです。早慶関関同立などには見向きもしません。偏差値が低くても国公立の大学であればいいのです。進学実績に国公立○人合格といったことが言えるためだと考えられます。

自称進学校あるある⑨有名塾講師と肩を並べる

自称進学校あるある 定期的に河合の塾講師が来て 都会に比べて部活に比重をかけすぎだ、意識が低いと県全体をdisられる

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自称進学校の教師は、有名進学塾の講師と張り合いたがります。そもそもお金と時間の無駄だから塾に行くなということを言う教師も多いです。しかし、有名進学塾の講師の授業はやはりわかりやすいので、こうした発言は自称進学校の教師の独りよがりな言動になりがちです。

自称進学校あるある⑩電子辞書より紙辞書派

父親に英語の勉強法聞いたら紙辞書使えとかいう自称進学校脳だった
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自称進学校の教師は電子辞書ではなく紙の辞書を使えといってきます。電子辞書は、英単語の発音まで聞ける機能もついているものもあるし、単語を打ち込むだけで使えるので紙の辞書よりも早く辞書が引けるといったメリットもあるのに、無駄に紙の辞書を推してきます。

進学校と自称進学校の関係に少し似ているものにホイ卒があります。幼児期に通う場所に幼稚園と保育園がありますが、保育園を卒業した人が煽られているというのがその内容です。幼稚園卒の幼卒とは何が違うのでしょうか。ホイ卒についての記事はこちら

自称進学校と真の進学校を徹底比較!①勉強編

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ここまで自称進学校の特徴や自称進学校あるあるを見てきましたが、自称進学校と真の進学校は何が違うのでしょうか。その辺について調べてみました。まずは勉強編から見ていきましょう。後に学校行事編も見ていきます

自称進学校と真の進学校の違い【偏差値】

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進学校といえば偏差値。偏差値とは平均の値からどの程度離れているかを数値化したものです。自称進学校の偏差値は大体50-65と紹介しましたが、真の進学校の偏差値は65~となります。偏差値65がどのぐらいかというと、正規分布では上位6.7%にあたり、15人に一人いるかいないかというレベルになります。

有名な進学校は偏差値70を超えていることも多く、偏差値70ともなれば上位2.3%となり約40人強に一人いるかいないかというレベルになってきます。狭き門ですね。多くの東大合格者を輩出している進学校オブ進学校の開成高校などは偏差値が78もあります。(2019年度版)

自称進学校と真の進学校の違い【進学の傾向】

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真の進学校の進学先は東大京大をはじめとして、旧帝大などいずれも名だたる名門校が多いです。それに対して自称進学校では東大京大に受かる人はいないか、いても1-2名ぐらいです。旧帝大クラスだと受かる人は何人かいます。後は中堅私立や地方の国公立大学が多いです。

やはり真の進学校といえば東大京大に多数の合格者を輩出するという点が大きなポイントです。そこが自称進学校との大きな違いでもあります。自称と揶揄されるのもこのあたりに原因があるようです。

自称進学校と真の進学校の違い【校風や規則】

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自称進学校の校則は厳しく、すでに見たとおりです。では、真の進学校の校則はどのようになっているのでしょうか。一般的には、校則が緩く自由きままな校風なのが真の進学校の特徴です。スマホの利用も自由で、バイトは学校によりけりといった具合です。生徒の自主性を重んじた結果そうなっているのでしょう。

日本一厳しい学校だったといわれる日生学園という学校があります。一日数時間教えるだけでは教えきれないと全寮制を選択するような学校だったのですが、現在は進学校として生まれ変わっているようです。そんな日生学園の記事はこちら

 

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