キャラクターについては少年誌故に少し柔らかく表現がされていましたが現実はもっとおぞましく形容しがたいものだったに違いありません。漫画のネタにされるほど当時大きなニュースとなっていたのだなと再認識させられます。
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監禁王子「小林泰剛」はなぜ歪んでしまったのか
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何が彼にここまでさせてしまったのか彼のこの歪んだ性根は一体どこから生まれたのかここからは彼の生い立ち等から彼が犯行に及ぶほどの精神になってしまったのかをみていきます。
監禁王子が歪んだ性格になった理由①裕福な家庭に育つ
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歪んだ性格となった主な原因ではありませんがとても裕福な家庭で何不自由なく過ごせることはある意味お金でなんでもできると錯覚させるには十分だったのではないでしょうか。幼少期からベンツでの送迎、何でも買える、肴の小骨を母親がピンセットでとってあげるという至れり尽くせりな環境にありました。
他の家とは違うということに彼自身幼少時から気づいているのか他の子を下に見て普段から自慢ばかりの子だったそうです。第一の事件でも1200万という大金をポンと出せているため裕福ではないとは考えにくくそのような環境に身を置いていたことも遠因となっていると思われます。
監禁王子が歪んだ性格になった理由②きっかけは母親の自殺
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おそらく彼の恐ろしいまでの女性への制服欲求の一因となっているものは彼が心のよりどころとしていた母親の自殺だと思われます。彼の母親は彼のことを大変溺愛していたそうで彼もそんな母親が好きだったそうです。そのため彼は供述で母親役の人がいないと生きていけないと語ったそうです。彼を肯定してくれる女性を求めるがゆえに監禁という道に手を染めてしまったのかと考えられます。
母親役という言葉から考えられる事
彼が母親役がいないと生きていけないと言っていましたがこの事件における彼の母親役とは何なのかと考えたときに被害者女性が当てはまると考えられます。メイド、ペットのような存在が母親役と考えることが出来るということは実際に彼の母親も近しい扱いを彼以外の家族から受けていた可能性が出てきます。
実際彼の母親は自殺をしています。自殺の理由は不明ですがもし物心つく頃から母親が上にあげたような扱いを受けていたのだとしたら彼がこのようになったことも納得は出来てしまうため可能性は0ではありません。
監禁王子が歪んだ性格になった理由③幼少時からアダルトゲーム
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監禁という選択肢が生まれた理由の要因のもう一つとして幼少時からアダルトゲームを行っていたことがあるかと考えられます。アニメ、ゲームをすることが原因とは言いませんが貸そうと現実の区別をつけてくれる教育をあまり受けてこなかったことは推察されます。また逮捕時に約1000点のアダルトゲームが押収されています。
アダルトゲームの種類については分かりませんが素人目に見ても多いと感じさせる量を所蔵していたことに驚きが隠せません。この時期に秋葉原の連続通り魔事件が起きておりこの事件と合わさって世のオタクバッシング、オタクを犯罪者予備軍のように扱うようになりました。本当に迷惑な話です。
監禁王子が歪んだ性格になった理由④ハーレムが夢だった?
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ゲームの影響なのか彼は母親が亡くなってしばらくした時にハーレムを作るといって家出したことがあります。自分に安らぎ、彼の場合は支配することで得る安心がほしい気持ちが少しづつ芽生えてきていたのだと推測されます。それらが大人になっても残っていたことで多くの女性を監禁するに至ったと考えられます。
ある意味自分の夢を実現させようと行動しています。その行動力をもっと別のベクトルで発揮できていたら良い意味で大物になっていたかもしれないです。犯罪者みんなに言えますが犯罪を犯す行動力があるならそれをもっと違うことに活かせばよいのにと思うばかりです。
監禁王子が歪んだ性格になった理由⑤高校受験に失敗
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彼は中学の最後には不登校となり高校受験に失敗してしまいます。これまでなに不自由なく過ごしておりある意味彼にとってとても大きな挫折となったと思われます。高校受験が失敗したとしてもそれが人生の失敗に繋がるかと言われればそれはNoです。
ただ失敗した時励ましてくれる存在がいないときその事を引きずってしまうそうです。彼の周りの人間環境も彼を歪めた原因の1つでしょう。
監禁王子「小林泰剛」華麗なる木村一族
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監禁王子こと小林泰剛ですが本来の姓は木村らしく彼の地元では結構大きな家と呼ばれております。前述したように彼の凶行の一因として彼の家族の存在が大きいです。本項ではそんな木村一族の面々をみていきます。
木村一族はエリートの家系
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木村一族は青森ではとても有名なエリート排出一家となっています。この一族から何人も衆議院議員を輩出しておりまた現職の議員もいます。青森県民で木村と言ったらこの家というっ位有名なため彼が逮捕されたときはこの一族のこともあって
監禁王子の父親は保育園や経理学校を経営
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彼の父親は青森にて保育園や経理学校を経営しておりその規模はとても大きいものとなっています。父親に関しては目立った言動等はありませんが監禁王子とはそれほど仲良くなかったそうです。
監禁王子の祖父は元警察署長
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彼の祖父も警察署長と強い権力を持っていました。また後程説明しますが逮捕時のインタビューの発言は注目を集めていました。よくドラマ等であるお金と権力で揉み消す行為行われてるとは思いませんが、もしそれが行われていたら怖いですね。
監禁王子の叔父は元青森県知事
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彼の叔父は元青森県知事で有名です。彼の叔父に関しては既に知っている方もいるかもしれませんね。彼は既に辞職していますがその辞職までの道筋でだいぶ揉めたことが印象的な元知事です。彼の叔父については後ほど深く述べますが木村家の一族は地元でも有力であることが良く分かります。
監禁王子「小林泰剛」の姓が違うのはなぜ?
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ただいま彼の親族である木村一族についてみてきたのですが彼の姓は小林です。母親もなくなっているため離婚による改姓ではないことは確かです。本項では彼の姓が違う理由と彼の名前の変遷についてみていきます。
監禁王子は勝手に養子縁組
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彼は母親以外の親族とは折り合いが悪かったのか家出をしたことがあります。よほど親族が好きではないのかその家出で養子縁組に入り姓を木村から小林に変えてます。小林姓は当時彼が通っていた空手道場の先生の姓です。
通常養子縁組は入る先に許可が必要なはずですが彼は友人の印鑑を借りて勝手に養子縁組に入ったのです。現在は勝手に養子縁組に入ったことがバレているので最初の結婚相手の石島姓を名乗っているそうです。彼にとってはよほど木村姓がいやなのだなと分かります。
監禁王子の結婚はなんと4回!結婚のたびに姓が変わる
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彼はなんと4回も結婚をして姓を何度も変えているのです。一度目の結婚は監禁被害女性とで監禁中に籍を入れたと思われます。女性も抵抗する気力もなかったためかもしくは脅されたのかどのみち女性の精神、肉体的だけでなく彼は記録の面でも女性を傷つけたのです。また獄中から手紙でしつこく迫って結婚したという話も出ているため彼の異常性が良く分かります。
監禁王子は拘留中にも一度結婚。2か月後に破局
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彼は拘留中にも一度結婚をしています。相手は病院に入院している宮城県の女性で彼は手紙などでその女性とつながっていたそうです。ただこの女性とも2か月後には離婚をしています。彼はどうして何度も結婚をしていたのか彼にとって結婚することがどのようなことを意味していたのか彼にしか分かりません。
監禁王子の祖父もヤバイ!
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前述した通り彼の祖父は逮捕後のインタビューで行った発言が問題となっています。性差別を助長するような発言で当時は大顰蹙をかいました。カエルの孫はカエルとはこのことだと思うことでしょう。本項では彼の親族の今までの問題行動、発言についてみていきます。
監禁王子「小林泰剛」祖父の問題発言
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彼の祖父は元警察署長でありながら彼が逮捕された際には彼を責めるわけではなくむしろ女性側を責めるような発言をしました。どのような物であったかというと彼の祖父は本人のせいではなく女性の肌の露出が多いから誘われても仕方ないというような発言をしていました。
まるで襲われても仕方がないといったように自身の孫の行動を正当化するような発言です。彼の祖父が生きた時代背景もあるのだと思われますが男尊女卑の精神が垣間見えます。先にも述べた通りまさにカエルの孫はカエルであるというのが納得できてしまいます。
監禁王子の叔父もセクハラで辞職
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彼の叔父は元知事だったと先にも述べましたが事件の数年前にセクハラ問題で週刊誌にとりだたされていました。今の時代現役議員がセクハラなどをしたことがばれたら辞職待ったなしですよね。当初は辞職する気がなく続行しようとしていたのですが世論には勝てず辞職反対派の多くが選挙に落ちたことで負けを悟ったのか辞職をしています。
監禁王子出所間近!?現在の小林泰剛
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ここまで様々な彼にまつわることを説明してきましたがこの事件も発生から既に十数年と経っており彼もそれだけの間塀の中に住んでいます。そんな彼もあと少しで刑期を終え世に放たれます。彼の現在と出所について本項では述べていきます。
監禁王子の現在はまだ塀の中
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彼は前述した通りまだ景気の途中となっています。そのためまだ塀の中におり藩政を続けているはずです。しかし彼は獄中から過去に自身について書いた記事の発行元に対して訴えようとしているそうです。
裁判を起こすにはお金が必要ですがそれらの心配はなく先にも述べたように彼の実家はとても裕福で裁判を起こすことにかかる資金についてはすぐに準備できるそうで多くの週刊誌に対して訴えをすでに起こしています。このことからも反省はあまり見られないように思います。
手紙で自分は悪くない旨を綴っている
彼は獄中から手紙で多くのやり取りを行っているそうですが未だに自分が行ったことは犯罪ではないことを手紙に綴っているそうです彼はずっと反省せずにいるようです。このことからもおそらく高い確率で再犯すると考えられます。また次は絶対に逃がす気はなさそうです。彼が世に解き放たれるならば多くの女性に恐怖を与えることでしょう。
監禁王子が出所する日とは
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懲役14年の判決は拘留時の2005年から適応されます。ただ執行猶予中に犯した罪でもあるため3年の景気が伸びます。すまり2022年に出所するのです。あと数年で彼が出てくるのです。前述したように彼は誇張はあったかもしれないが自身が行ったことを棚に上げて週刊誌を訴えています。
そんな人間が反省しているように見えるでしょうか。彼が外に出てくるということは多くの女性を怖がらせる悪が再び現れるということです。女の子を子に持つ親たちは怖いと感じることでしょう。
監禁王子だけじゃない!その他のとんでもない監禁事件
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今回の事件は犯人が特殊な思考の持ち主であったからめったに起きないと考えていませんか。しかし同様の事件は少ないにせよ様々なところで起こっているのです。本項ではこの事件以外にどんな監禁事件がこれまであったのか簡単に紹介していきます。
朝霧少女誘拐監禁事件
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2014年3月に埼玉県朝霧氏に在住していた当時中学一年生の少女が、同じく中学一年生の男子に誘拐され2年間監禁されていた事件です。少女は無事に発見されるのですが犯人に課せられた刑期は10年と短いもので関係者の怒りを買ったそうです。早くてもあと5年後に出てくるとなると恐ろしいですね。そんな朝霧少女誘拐監禁事件に関して詳しく述べられている記事はこちら
新潟少女監禁事件
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この事件は1990年に新潟県三条市にて当時9歳だった少女がその後9年にわたり監禁され続けた事件です。本記事の物と比べるとあまりにも長い期間の監禁です。この事件の犯人は2003年に懲役14年を受け2016年頃に釈放されています。この事件の犯人はいわゆる引きこもりでそれゆえに引きこもりに対する世間の見方が悪くなりました。
またこの事件がきっかけで当時の新潟警察の捜査への怠慢性が問題視されていました。被害者の少女は発見後回復し今は平和に暮らしているそうですが当時の恐怖をなくすことは難しいでしょう。これからも彼女が平和に過ごせることを祈るばかりです。
お姫様だっこ監禁事件
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この事件は犯人曰く300人以上が被害に遭っている事件で早朝の電車で酔いつぶれて寝ている女性の髪の毛を触る行為から始まりました。この行為がどんどんエスカレートしていき酔い止めと称した睡眠導入剤を飲ませて女性を自宅に連れ帰り女性の髪などを触るといった行為を繰り返していました。
裁判では9人の女性に対する被害のものでしたが前述にも述べた通り犯人は300人以上にこのような行為を行ったとして供述していました。この犯人は後に再び再犯すると述べており一度覚えてしまった快感は繰り返すのかもしれません。
18年間監禁された女性
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日本ではありませんがアメリカで1991年に当時11歳だった少女が犯人夫婦に誘拐されてその後18年間監禁され続けたという事件です。とてつもなく長い時間を過ごしており被害にあった女性は監禁されている期間中に出産をしており子供も出来ていました。
救出された女性曰く子供がいなかったら生きられなかったそうです。確かに18年間外に出られなかったのですからそれだけ我が子の存在にすがり付くしかなかったのかもしれません。
監禁の危険はいつも近くに潜んでいるかもしれない
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本記事の事件以外を見てきましたが身近な人を狙った犯行から無差別に女性を選ぶ犯行まで様々とあり身近な色々な場面で危険があると考えられます。上記にあげた犯行は後々解放されたものだ毛を特集しましたが今までで被害者が殺害されるまでに至った事件も多くあります。
身近な監禁の恐怖に常におびえるとは言いませんが可能性がゼロではないことを常に念頭に入れて気を付けて生活することをオススメします。
監禁王子はあなたの近くにも?マウントをとる男性の心理と対処
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この事件別に小林泰剛だけが特別というわけではありません。世の中には必ずマウントを取りたがる(相手よりも優位に立ちたがる)男性は数多く存在します。身近にいる分にはめんどくさい人という認識でいられるのですが犯罪者となるとめんどくさいでは済まないこともあります。本項ではそんな男性の心理と対処についてみていきます。
監禁王子は「マウントをとりたがる男」!
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監禁王子は典型的なマウントを取りたがる男です。その習性は監禁した女性に対する態度からも見て分かります。どのような点が彼をそのような習性だと考えられるかをみていきます。
弱い人を狙う
彼が監禁の対象に選んでいたのは先にも述べたように自身よりも精神的に弱いと思われる女性です。また精神的に成熟しきっていない少女を特に狙っていました。自身が力で組み伏せることが出来る相手を狙いそんな相手に漬け込み要求を重ねることでどんどん自身に逆らえないようにしていました。
相手がひるんだところをすかさず狙う心理話術
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彼独自の口説きのテクニックとして挙げられていた相手が少しでも謝るそぶりを見せたらすかさず脅しにかかって相手に恐怖を植え付けて支配する方法です。彼自身が語った心理話術の1つでありこのことからも彼の口説きのテクニックが相手を支配することを重点に置いたものであることが分かります。
合意の上だったという姿勢
彼は火が言い合った女性たちに関してすべて合意の上でのSMプレイであったと述べているがその自分が行っていたことが正しいというスタイルが支配欲の顕著なものとなっており女性を精神的に衰弱させても我を通す姿勢が彼の自意識の高さ、傲慢さを物語っています。
マウントをとろうとする男の対処とは?
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そんなマウントをとろうとする男の対処法にはどのようなものがあるのでしょうか。自意識が高く、自尊心の塊のような男性はそれらが傷つけられると暴力に走る人もいるかもしれないので注意が必要です。ここではそんなマウントをとろうとする男の対処法についてみていきます。
聞き流す、反応しない
マウント男子は別に自身の話を聞いてほしいわけではないのです。ただ話したいだけという人が多いです。そのため話終われば結果はどうあれ満足する人が多いです。ただ小林泰剛の様なところタイプでは相手が自分に従順になっていると勘違いし付け上がるかもしれません。ただし小林泰剛のように自尊心が高く又主従関係を築きたいと思っている人間は暴力に走るためこの方法は人によってはすると逆効果になるためきちんと使い分けましょう。
相手を誉める、優しくする
マウント男子特に承認欲求の高いタイプは話した内容に関わらず誉めてり良い反応を返してあげましょう。そういうタイプは誉められなれてない人が多いので誉めると照れて黙るかもしれません。小林泰剛に関しても幼少期の母親との別れで自身を肯定してくれる存在に飢えていた所もあると思われます。意外と彼みたいなタイプが誉められると弱いのかもしれません。
監禁王子が出所する日も近い!再犯がないことを祈る
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さてここまで監禁王子について述べてきましたが一時の感情で誰かを監禁するという行為は控えめに言っても許されざる最低な行為です。その人の人権を侵害するだけでなく、本来その人と共に過ごせた家族等のその人を大切に思う人の大切な時間も奪う行為となるのです。
前述のように彼はあと数年で出所します。しかし彼の近況を調べれば調べる程反省していないのではないかと思えてなりません。再犯がないことを祈りますが世の女性の皆さんはそれでも気を付けてください。
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