【附属池田小事件】8人惨殺の宅間守と遺族、逃げた教師の現在とは?

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彼はこれまでにも離婚した後、以前の前妻にストーカー行為や嫌がらせ行為をしていた経験がありました。女性に対する未練がましさや性的欲求も常軌を逸していると言えます。動機を知るとより一層怒りがこみあげ、また関係のない幼気な少年少女たちをどうして残虐に殺傷したのか疑問が深まるばかりです。

附属池田小事件の動機③「自分の苦しみを大勢に分からせたかった」

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彼の抱える苦しみが具体的にどんなものであったか分かりませんが、非常に無責任で身勝手な理由である事には違いありません。また彼の苦しみと彼が与えた被害者やその遺族の苦しみと等しいものであるはずがないのです。彼は初めから死刑されることを覚悟にして、犯行に及んだと調べで分かっております。

以上の3点が警察の取り調べや彼の供述から伺えた動機になります。どの動機も一貫して無責任で身勝手な理由であり、到底理解できるものではありません。そして彼は最後まで一切遺族や被害者に対して謝罪の意を見せずにこの世を他界するのです。大変遺憾で仕方ありません。

附属池田小事件での学校側の対応ミスは?

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やはり殺人鬼の残虐性が高く卑劣な幼気な少年少女を狙った犯行に話題が集まりますが、実は事件当時の学校側の対応もふさわしくなかったのではないか?実際の対応はミスをしていて救えた命もあったのではないかと厳しい意見が上げられていて、当時から話題となり問題視されたのです。ここではミスと捉えれる学校側の対応について解説していきます。

附属池田小事件の対応ミス①状況把握の遅さ

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殺人鬼が学校内、校舎に忍び入ったときも何度か教員や事務員とすれ違ったそうですが、不審な人物と思わず生徒児童のPTAである。と先入観が働いて、そのまま見過ごしてしまった点も相応しくない対応と言えます。そして悲劇と呼べる犯行が行われているのにも関わらず、周りのクラスルームにいた教員は気づかなかったのです。

その為次々と殺人鬼は違う教室へ移動を繰り返して、何度も幼い少年少女たちを襲う事が可能となっててしまったのです。殺人鬼の犯行を止める事に成功した2学年の南に位置するクラスルームの担任も、自身のクラスの少年少女が襲われ、彼らの悲鳴を聞き、初めて悲劇に気付いたくらいだったのです。状況をいち早く把握する事ができれば、多くの犠牲者が出なかったかもしれません。

附属池田小事件の対応ミス②死亡生徒を20分以上放置

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今回の悲痛で残虐性が高くセンセーショナルを集めた事件で命が奪われてしまった少年少女たち全員は、殺人鬼に刃物で刺されて直ぐに死んだわけではなく、20分以上も放置され出血多量で亡くなったという事実があるのです。もしいち早く止血などの手当てや応急処置を行っていれば助かったかもしれないと囁かれているのです。

目の前で惨劇が繰り広げられ、パニック状態と化すのは無理ありませんが、小さな少年少女たちが傷つけられているのであれば一目散に彼らの安否を心配して、適切な処置を迅速に行うべきではなかったのでしょか?教員や先生たちは子供たちに教育を施すのは勿論ですが、彼らを守る責任も伴っているはずです。

附属池田小事件の対応ミス③救急車に付き添わず

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怪我や致命傷を負った児童たちはそれぞれ様々な医療機関に救急車に乗って搬送されましたが、この時学校側はどの生徒がどの病院に搬送されたか把握していなかったのです。救急車に教員が付き添っていれば連絡を取り、それぞれの居場所を把握する事が可能であったはずです。

この影響により被害に遭った少年少女たちがどこの医療機関で保護されているか分からず、その家族や保護者たちの中には自身の息子、娘が搬送された病院を探すのに時間が掛かり、判明してたどり着いた時には死亡していた方もいたそうです。皆さんはこのような学校側の対応についてどう感じますか?

附属池田小事件で逃げたとされる教師の行動とは?

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学校全体の対応だけではなく、実際の現場に居合わせたある担任の行動も『無責任』なものでなかったのかと疑問視されているのです。はたしてその行動とはどういったものだったのでしょうか?またどのクラスルームの担任だったのでしょうか?詳しく解説していきます。

附属池田小事件で逃げたとされる教師は通報しに行った?

まずその担任教師は、殺人鬼が2番目に入室した西に位置するクラスルームの担任で、彼女は簡単に少年少女たちに『逃げろ』とだけ伝えると自身も急いで教室を飛び出したのです。彼女の供述では警察に知らせなくてはと思い通報しに行ったと話しておりますが、実際に警察が通報を受けたのは事件から7分後の事で時間が掛かりすぎているのです。

果たして本当に通報をしに幼気な少年少女たちが残っていた教室を後にしたのでしょうか?自身の身だけを案じて一目散に逃げただけなのかもしれません。当時も様々な憶測が飛び交い、この担任についても大きな話題を生みました。

附属池田小事件で逃げたとされる教師の実名がネットで晒された?

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世間やPTAから大きな批判を浴びて、その行動を疑問視された担任の実名がネットで晒されてしまう事態が起きてしまいました。これによりこのセンセーショナルを集めた悲痛な事件、凶悪な殺人鬼、そして彼女の名前が世間に広まって、現在でも知られており簡単にネットで調べる事ができてしまう様になってしまったのです。

小学6年生だった女児が、クラスメイトでありかつての友人で会った少女を学校内、給食の時間にカッターで殺害した事件も起きており、その事件の犯人は未成年であると同時に精神疾患の1つである、有名なアスペルガー症候群だったのです。犯人の彼女の実名やネットで呼ばれる名前もまた広まってしまいました。彼女の事、その事件の事について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

附属池田小事件で逃げたとされる教師のその後

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逃げたという疑惑が生まれたとはいえ、彼女もセンセーショナルを集めた悲痛な事件の被害者の1人です。また直後は多くの自身のクラスの少年少女が犠牲になった事を知り、深い罪悪感や悲しみに包まれて精神的に病んでしまった事でしょう。

彼女は事件から約6か月後に胸に秘める思いを世間やPTAに向けて話しました。『悔やんでも悔やみきれない』『申し訳なくて言葉が見つからない』『先生でありながら少年少女たちを守ることが出来なかった』と遺族や被害者となってしまった少年少女たちに謝罪の意を示しました。

附属池田小事件犯人・宅間守のひどすぎる発言…

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この記事でも何度かお話ししていますが、犯人である殺人鬼は死刑が執行されるその最後まで、被害者やその家族に対して謝罪の言葉を口にしておらず、反省の意や謝罪する態度を一切見せていないのです。それどころか挑発するように煽る様な、卑劣な発言を多く残しており、この事も非常に話題となりました。

ではそのひどすぎる発言とはどういったものだったのでしょうか?ここではそんな発言を皆さんにご紹介して、彼が何でそのような発言をしたか考察していきます。どこまでも卑劣で非道な人物である事がよく分かるはずです。

附属池田小事件への発言①「生け捕りにされて不愉快」

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この発言をしたタイミングは死刑判決が言い渡され、刑務所に収容されている時で、恐らくは早く殺してほしいという意思が表れており、自分の身は人間の手に捉えられた生き物のようだと言っているのです。またこの言葉から罪の意識を持っていないことが伺えます。

不愉快という言葉を使っておりますが、本当に不愉快なのは彼が傷つけた多くの少年少女たちやその遺族である事は間違いありません。この発言からも『死』に対する自身の余裕が垣間見れます。私たちと同じ人間なのか疑ってしまう程、人格や精神に問題ありなのでしょう。

附属池田小事件への発言②「検察のパフォーマンスだ」

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この発言は少々分かりづらいですが、ほぼ間違いなく『死刑』が判決されるのにもかかわらず、裁判で遺族や被害者を招いて話をさせるのは『茶番』と言っているのです。当然ながら法律に則ってのことですから関係者を招き、法廷で証言してもらうのはルールなのです。

そのルールすらも否定して嘲笑うような発言をしているのです。また果てしない悲しみや辛い思いを抱えた遺族や被害者たちは、自身の痛々しい胸の内や当時の状況を勇気をもって法廷で供述するのです。そんな彼らの必死の言葉すらも侮辱しているのです。とことん『卑劣』な人格者なのです。

附属池田小事件への発言③「なんで幼稚園にしなかったのだろう」

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この発言の意味は小学校ではなく、更に年齢層が若く幼い少年少女たちがいる幼稚園であれば、先生たちも女性が多く子供たちも小さいため、もっと多くの人間の命を奪えたのではないかと後悔の念を述べているのです。彼は反省するどころかこのようにもっと殺しておきたかったという非人道的な意思を逮捕された後も持っていたのです。

実際の裁判中にも被害者や遺族たちを煽るように、『もっと殺せた』『もっと殺したかった』という発言をしており、それに対して当たり前ですが遺族たちは激昂して罵声が飛び交う事態となってしまったのです。彼の数々の言動に対して、遺族たちや被害者はやり場のない怒りがこみ上げるばかりなのです。

附属池田小事件への発言④「道連れは多いほうがいい」

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どうせ死刑となり死ぬことが決まっているのなら、多くの罪のない人間、関係の人間を巻き込んで殺害したいと考えている事が分かる発言です。考え方が常人のそれでないことがより一層わかるのではないでしょうか?今後彼の様な無責任で卑劣な殺人鬼となる人格者がこの世に生まれない事を祈ります。

附属池田小事件への発言⑤「自分の命の方が重たい」

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彼は逮捕された直後の態度は『精神疾患者』『精神異常者』のフリをしていたので、健常者であれば考えられない発言や行動をしていました。なので身柄が逮捕された後には『どうやって死刑を免れられるか考えている』などと発言しておりました。

そして彼は元々自身の命は他人の命よりも重く、価値があると考えていたのです。その為この見出しの題のような発言を平気でしてしまうのです。彼の狂人そのものな人格は、漫画や映画などの創作されたサイコパスの様な精神を現実の人物が有していると言えるのではないでしょうか?

附属池田小事件の犯人が獄中結婚!?

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センセーショナルを集めた悲痛な事件を引き起こす以前に殺人鬼は、犯罪や奇行を繰り返すだけではなく離婚再婚も繰り返してきたのですが、なんと驚くことに逮捕されて最終的な裁判で死刑判決が言い渡され、死刑執行を待つのみとなった時期に1人の一般女性と結婚しているのです。

なぜこんな人物とましてやこんな状況で結婚をしたのでしょうか?彼女の心中も考えもまた理解しがたいものなのですが、こちらの見出しでは不可解な『5度目の結婚』について分かり易く解説していきます。

附属池田小事件の犯人は判決後に獄中結婚

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逮捕された後、死刑判決が言い渡された後も、社会や世間に対して唾を吐くような態度や言動を示してきた卑劣な殺人鬼ですが、ある1人の女性が殺人鬼である彼の事を愛するようになりサポートしたいと彼に手紙を送ったのです。

初めはその女性の気持ちに対しても真剣に捉えず邪険な態度を示していた殺人鬼ですが、彼女の真剣な思いを受け止めるようになり、死刑が執行されるまで何度も手紙のやり取りを行っていたそうです。そして結婚までして、5人目の結婚相手の苗字に変えるほどだったのです。遺族や被害者たちに謝罪の言葉や反省の意が全くない彼でしたが、最後に彼女に対しての感謝の気持ちを述べたそうです。

彼女の正体は?

彼女はキリスト教徒の信者で死刑というシステムを反対する人間だったのです。また過去に虐めを受けていた経験から、反社会的な精神をもっていたり、問題ありな人格者、どこか自分の境遇と似ていて社会から離反される人物に恋心を抱いてしまう人物だったと言われております。

附属池田小事件の犯人に既婚女性からの告白も!?

結婚だけにとどまらず、愛知県に住む既に結婚している女性からも愛の告白を受けているのです。なぜ告白をしたか判明していません。もしかしたら余程ルックスがタイプであったか、彼の常軌を逸した人格や卑劣な精神に惹かれてしまったのかもしれません。いよいよこの世を立とうとしている殺人鬼の間に、このように異例な事態が相次いだのです。

附属池田小事件のその後の影響

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殺人鬼は死刑囚となった後に結婚や既に結婚している女性から愛の告白を受けるなど、異例な出来事が相次いだわけですが、センセーショナルを集めた悲痛な事件が起きたその後の、世間や被害者たちの遺族らの影響はどういったものだったのでしょうか?ここではその後の影響についてお話ししていきます。

附属池田小事件・被害者家族の悲痛な手記

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今回のセンセーショナルを集めた悲痛な事件で犯人である殺人鬼により、命が奪われてしまった1人の被害者の家族は事件のあと悲痛な心境を書き記した手記を残しました。そこには『わが子の笑う表情を見たい』『寂しすぎる』『会いたい』『色々な話を聞きたい』『けどもういない』といった悲しすぎる内容が書かれていました。

多くのありふれた毎日を輝かしい未来を、つつましい家庭の幸せを。そして少年少女たちの命は殺人鬼の身勝手な動機による犯行によりすべて奪われてしまったのです。私たちは二度とこのような悲劇が起こらぬように祈り、未然に防ぐには自分たちはどうするべきなのか考えなくてはいけないのです。

附属池田小事件へ多方面からの追悼

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センセーショナルを集めた悲痛な事件が起きた時期にはちょうどサッカーのワールドカップが行われており、事件の後に日本VS仏の試合が開始される前に、選手一同が命が奪われてしまった少年少女たちや危害が加えられた被害者たちに向けて黙とうを静かに捧げました。

その後の中継で冥福を祈る様なメッセージが映し出され世界中のTVに放送されました。また犠牲者の中にあるアーティストの大ファンがいたので、そのアーティストはその犠牲者に向けて曲をリリースしたのです。このように多方面からの追悼の意が寄せられることになったのです。

犯人と同じ高校に通い同級生だったある大物芸能人とは?

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今回ご紹介しているセンセーショナルを集めた卑劣で残虐性の高い事件の犯人は、高校に進学するも直ぐに教員に手をだし退学させられているのですが、その短期間ながらも通っていた高校に、日本人であれば誰しも知っている大物芸能人が同じ時期に通いまた同級生だったと囁かれているのです。

果たしてその大物芸能人とはいったい誰なのでしょうか?またその高校とはどこなのでしょうか?こちらではその大物芸能人と2人が同時期に通っていた高校について解説してきます。意外な人物で驚かれるのではないでしょうか?

尼崎工業高校

2人が通っていた高校は兵庫県尼崎市にある工業高校で『尼崎工業高校』です。工業高校という事で機械科・建築科・電子科・電気科の4つの学科に分かれおり、犯人は機械科だったそうですが、大物芸能人がどの学科の生徒だったかは判明していません。年齢も一緒で地元も近いとなれば、高校以外にも接点があったかもしれません。

正体は松本人志

その大物芸能人とはお笑い芸人であれば誰しも憧れ、国民から愛されるダウンタウンの『松本人志』さんだったのです。相方の浜田雅功さんとは小学校、中学校は同じでしたが高校はお互い違う学校に進学しているのです。

彼自身が当時の高校時代や高校生活の事を語っており、偏差値も現在より低くかなり荒れていたヤンキー高校だったらしく、喧嘩は日常茶飯事だったそうです。また彼は笑いを取るためにふざけてやった頭突きが、虐めと判断されて『停学処分』を受けていた事があったらしいですが無事に卒業しています。

関りは無かった

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同級生で同じ高校に通っていた2人ですが、一切関りは無かったそうです。学科が違った可能性もありますし、犯人は入学してすぐに問題行動を起こして退学しているのです。関りが無かったのは当然の事かもしれません。

附属池田小事件の悪夢再び…2019年にしても狙われる児童たち

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今回ご紹介している幼気な少年少女たちが犠牲となってしまった事件同様の悪夢が、この記事を書いているつい先日に起きてしまったのです。こちらではその悲痛な事件の詳細についてご紹介していきます。

附属池田小事件の類似事件「カリタス小事件」

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先月の28日の午前中に神奈川県の川崎市の駅周辺にある、キリスト教の小学校のバス停で学校に向かうためのバスを待っていた少年少女たちや近くに居合わせた人間を、50代近くの男性が刃物を振り回し無差別に殺傷した残虐性の高い事件が発生しました。男は犯行後に自らその刃物で自信を斬りつけています。

18年前に起きてしまった悲劇、悪夢の様な事件が再び起こってしまったのです。現在では学校側や遺族たちのその後の意向や動きに関心が集まっています。この事件の遺族や被害者に向けて、今回ご紹介している事件の遺族がメッセージを送った事も話題を集めています。

附属池田小事件から考える教師のあり方とは

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今回のセンセーショナルを集めた悲痛な事件では、犯人である殺人鬼の残虐な犯行や卑劣な言動が問題視され話題を集めましたが、また学校側の対応つまりは事件の当事者である担任や先生たちの行動も問題視されたのです。では一体被害を最小限にとどめ、犠牲者を出さないようにするにはどう行動すればよかったのでしょうか?

附属池田小事件で教師はどのように動くべきだった?

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先生も1人の人間である事は間違いありません。そのため自身の『死』を直面した時に慌ててしまったり逃げ出したくなってしまうのは当然でしょう。しかし彼らは大勢の幼気な児童たちの先生であり、学校の場においては責任者なのです。

まだピュアで幼気な少年少女たちも、想像を絶する恐怖や死を直面して危険な状態なのです。この時にしっかりと大人として先生という立場として彼らを危害から遠ざけ守るべきなのではないでしょうか?素早く事態を把握して、いち早く通報して怪我や致命傷を負った児童に対して迅速な処置をしてあげる事が大切だと思います。

附属池田小事件をきっかけに研修を導入

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今回ご紹介しているセンセーショナルを集めた悲痛な事件で担任や教員の対応や行動が問題視された事により、不審者を学校内に侵入させない様にするための規則や、今回の様な事件に直面した時に適切な行動や対応が取れる様にと様々な研修が導入される事になりました。

附属池田小事件をきっかけに変わったこと

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先生や教員の在り方や対応などが見直され、さまざまな研修が導入されただけではなく、以後このような悲劇を生まないためにと、あらゆる分野が見直され改革され変わっていったのです。では具体的にはどんな影響があったのでしょうか?

附属池田小事件の影響①防犯が高まった

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日本中の学校の防犯面が見直され、防犯性が高まりました。教員や事務員だけではなくガードマンを配属させたり、現在では当たり前ですが防犯カメラを各所に設置したり、更には不審者が忍び寄らない様に門の施錠を徹底するなどあらゆる面から防犯性を強化したのです。

附属池田小事件の影響②医療観察法の制定

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この事件を引き起こした張本人である殺人鬼は以前にも、奇行や問題行為、犯罪を繰り返していきました。精神疾患者と断定されたことをいいことに、何度も悪事を働き逮捕されては罰や責任が発生せずやり過ごしてきたのです。しかしそれでは結果的に何の解決にも繋がらないと考え、ある法律を新たに定めたのです。

その法律は殺人鬼がこの世を去った平成16年に制定されています。その法律がどういった内容かというと、事件を引き起こした犯罪者を精神鑑定して精神疾患者、精神異常者と判断された場合、そのまま責任を問わず刑罰を与えずに釈放するのではなく、支援施設や専門家により精神の治療と教育を行い、社会の復帰と再犯防止を促すというものです。

附属池田小事件に類似している事件

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今回ご紹介している事件同様に、卑劣で残虐性か高い無差別殺傷事件はその他の起きているのです。最近起きてしまった『カリスタ小事件』や犯人の動機となった『下関事件』も類似していて悲劇的な事件と言えます。こちらでは日本で起きたその他の類似している事件、つまりはその他の無差別殺傷事件をご紹介していきます。

秋葉原通り魔事件

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この事件は色々な国々の方が観光に足を運ぶ秋葉原で起きてしまった無差別殺傷事件です。11年前の2008年に起きて約2年間この事件の後、名物であった『歩行者天国』が廃止されることになりました。卑劣な犯行に及んだ犯人はレンタカーとして借りたトラックを使い、道行く人を狙って故意に轢きました。

その後車から降りるとあらかじめ用意していたナイフで見ず知らずの人たち、罪のない人たちを次々に斬りつけて殺傷したのです。彼は犯行前にネットの掲示板に犯行予告をしていて、彼のこれまでの書き込み内容なども話題となったのです。そしてこの事件がきっかけとなって銃刀法の改定や犯罪予告、街の警備などが見直されました。

深川通り魔殺人事件

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昭和後期に起きた残虐性が高い連続殺人事件で、1人の男性がか弱い女性や子供を狙って所持していた出刃包丁を振り回して殺傷を繰り返す犯行に及びました。彼の犯行動機も非常に身勝手なもので、また生い立ちや経歴も今回ご紹介している事件の犯人と共通点が多いです。ご紹介した2つの事件の凶悪な犯罪者は既に死刑されてこの世を他界しております。

附属池田小事件は身勝手な犯人による痛ましい事件

今回は平成13年に起きた附属池田小事件をご紹介していきます。卑劣で凶悪な殺人鬼『宅間守』によって数名の幼気な少年少女たちの命が奪われ、また身体だけではなく心に大きな怪我を負わされた被害者たちもいるのです。更には犯人である殺人鬼の過去の経歴や生い立ち、更には判決結果や死刑執行間際の異例な出来事についても解説していきました。

また被害者や遺族たちの事件後の変化や影響についてもご紹介していきました。そしてこの事件では卑劣で残虐な犯人の言動や犯行についても関心が集まり話題となりましたが、実際の悲劇の現場に居合わせた教員や担任の対応や行動も問題視されました。つい最近類似した悪夢が起きてしまったのです。痛ましい事件を二度と起こさないために、私たちは何を考えてどう行動すればよいのでしょうか?

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