【附属池田小事件】8人惨殺の宅間守と遺族、逃げた教師の現在とは?

2人目の結婚相手は世間的に有名な小説家の妹でありまた高学歴な女性でした。2人目の結婚相手に頼ってバスのドライバーとして就職しますが、ここでもまた強制性交をして逮捕されてしまいました。逮捕された後も2人目の結婚相手に頼り示談解決することになり、犯罪やトラブルが多いことからまたも離婚する事になりました。

3人目4人目の再婚

2人目の結婚相手と離婚した後、今で言う婚活パーティーで知り合った女性とまたもや強制的に結婚すると、2人でハネムーンに旅行にいきましたが、その旅先で動機は不明ですが3人目の結婚相手を暴行します。更にこの時離婚歴を隠していたのですが、それも発覚していしまい3度目の離婚をしてしまいます。離婚した後この3人目の結婚相手にストーカー行為、暴行行為を働き逮捕されました。

逮捕された直後にまたもや婚活パーティーに参加して、そのパーティー内で暴力を振るったのにも関わらず、彼に殴られた女性と4度目の結婚を果たします。しかしトラブルや犯罪が相次いでこの4人目の結婚相手とも離婚します。その後は彼女に対してもストーカー行為を働いて逮捕されたり、ひたすら犯罪行為を繰り返す日々を送っていたのです。

附属池田小事件の犯人情報⑤厳格な父とネグレクト気味な母

先ほどお話しした通り母親は彼をお腹に宿している時に『アカン降ろしたい』と発言して、出産に前向きでなく彼を愛していなかったのです。それどころか育児そのもの自体を放棄していたのです。その為代わりに父親が育児や教育を行っていましたが、父親が厳格な性格で現在なら『虐待』と呼ばれる教育を行っていたのです。

言うことを聞かなかったり、悪いことをしたのなら手を出すのは当たり前で、彼が幼い子供の時から暴力を振るっていたのです。彼の家庭内ではそれが毎日の様に繰り返されていたと言われているのです。彼の歪んだ人格は両親の教育による影響が大きいのではないでしょうか?きちんと愛情を注ぎ正しい教育を施していれば、彼の様な殺人鬼を生まず悲劇が起きなかったかもしれません。

 

附属池田小事件に下った判決内容とは

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殺人鬼が事件を起こす前から精神疾患をいいことに犯罪を繰り返していた事、その両親にも問題があった事、少年時代から奇行や問題を繰り返していた事。彼の生い立ちや経歴についてよく理解して頂けたのではないでしょうか?彼は学校内で無差別殺傷の犯行を及ぶ前から『サイコパス』同然の危険な人格者であったのです。

果たして身も凍る様な悲痛な無差別殺傷事件の犯人である彼に対して、どんな判決結果が下されたのでしょうか?これまでの犯罪の多くは精神疾患を持っていることから、刑事処罰を逃れてやり過ごしていきました。しかし今回の事件では死傷者が多数でており、また幼い子供を狙った卑劣で残虐性の高い犯行なのです。当然極めて重い刑罰が下されなくてはなりません。

附属池田小事件の判決は「死刑」

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これまで精神病患者、精神疾患者として何度も犯した犯罪の責任や刑罰をやり過ごしてきましたが、警察の厳しい取り調べの時に、精神や人格に異常がある人間のフリを装うの止めたのです。この時最後まで精神異常者としてなり切れなかった事に悔やんで涙したそうです。彼の犯行は確かな殺意や動機があった事が明らかとなりました。

そして罪のない少年少女たち、教員を傷つけ命まで奪った残虐性の高い犯行の責任を問われ、最終的な判決では『死刑』が言い渡されました。彼がしてきたことを考えれば至極当然のように感じるのは普通の感性でしょう。

附属池田小事件の死刑判決は別室で聞かされる異例の判決

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判決結果は当然裁判官からその裁判の中で直接、容疑者に言い渡されるのが一般的ですが、今回の彼の判決結果は異例の状況、場所で聞かされることとなったのです。また裁判官が罪状など理由や考慮した点を話した後に判決結果が言い渡されるのですが、これまた異例のケースで先に『死刑』と伝えられたのです。

附属池田小事件の判決中、被害者を刺激する行為から罵声が飛び交う

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殺人鬼の被告は最初の裁判では謝罪する態度、反省の意を見せていましたが、判決結果が言い渡される裁判では、心と身体の両方を傷つけられた被害者、大切な子供の命を奪われた遺族に対して謝罪するどころか挑発するような言動をして、それに対して怒号や罵声が飛び交う事態となってしまいました。

大切な我が子の命を奪った殺人鬼が反省する様子もなく、挑発的、煽る様な態度をしていたら怒りがこみあげてくるのは当たり前です。その為判決結果が言い渡される前に殺人鬼の被告は、早い段階でその裁判から退場させられて、違う部屋で判決を聞くようになったのです。

附属池田小事件の死刑は犯人自ら早めることを志願していた

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殺人鬼は死刑判決を聞いても動じず、それどころか自身の死刑を早めてほしいと志願していたのです。死刑が、死ぬことが怖くなかったのでしょうか?とにかく人格が『狂人』『サイコパス』そのものである事は間違いありません。

後述でも詳しく動機についてお話ししますが、彼は道連れをするつもりで幼い少年少女を殺めており、つまりは元々犯行後に死ぬつもりだったのです。死すらも彼が望んでいる事ならば彼の思うつぼで、傷つけられた被害者や幼い命を奪われた子供たち、その遺族の気持ちは一向に晴れないでしょう。

附属池田小事件の死刑は判決から約1年後の2004年に執行

死刑の執行予定は、事件から3年後。判決が言い渡されてから1年後の平成16年になりました。死刑囚である殺人鬼の望み通り死刑執行が早められたのです。執行時の殺人鬼の状況については後述にて詳しく解説していきます。

附属池田小事件の被害者まとめ

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殺人鬼の彼は最終的な判決では『死刑』が言い渡されたのですが、彼が奪った幼い子供たちの命が還ってくるわけではありませんし、彼自身『死』を望んでいたのです。彼が死刑されることになっても、遺族や被害者たちの気持ちはいつまでも晴れる事はないのです。

次に殺人鬼の手によって引き起こされたセンセーショナルを集めた悲痛な残虐性の高い事件の被害者たちの詳細をまとめていきます。どんな人物がどんな被害に遭ってしまったかなどを詳しくお話ししていきます。

附属池田小事件の被害者①死亡者は8名

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卑劣な殺人鬼の手によって命を奪われたのは、小学2年生の少年少女7人、そして小学1年生の子供が1人、計8名もの幼気な少年少女たちが死亡者となってしまいました。彼たちの輝かしい未来や可能性に満ち溢れた命は1人の卑劣な殺人鬼によって奪われてしまったのです。遺族の悲しみは一生癒える事はないでしょう。

附属池田小事件の被害者②体の怪我と心の怪我

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また殺人鬼の犯行を止めようとした先生や、大きな刃物によって身体を傷つけられて大怪我を負ってしまった少年少女たちもいました。大きな刃物で切り付けらたわけですから、その傷は一生残らない可能性も十分に考えられます。実際に殺人鬼の手によって傷つけられた先生、少年少女たちだけではなく、現場に居合わせた他の子供たちも被害者なのです。

まだ幼くピュアな精神を持っていた少年少女たちは、大きな男が殺意を持って刃物を振り回して次々と友達を傷つける様子を目の当たりにしていたのです。想像を絶する悲劇を目撃し体験した子供たちは心の怪我を負ってしまったのです。トラウマや恐怖心を抱えてしまい精神病を患ってしまった児童が大勢いたのです。

心の怪我

想像を絶する悲劇を目の当たりにしたわけですから、トラウマや恐怖心を抱えてしまうのは当然ですが、更に『何故助かったのか』『死なないでもよいか』と助かった少年女子たちはその様に、助かった自分に対して責任を感じてしまったのです。心の怪我を負った第2の被害者は現在立ち直ることが出来たのでしょうか?

附属池田小事件の被害者③児童の保護者

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当時現場となった学校内は、パニック状態となっていて被害に遭ってしまったと思われる児童の家族にスムーズに連絡する事ができなかったのです。その為被害に遭った少年女子たちの家族の一部は、自身の病院に運ばれた子供の行方も分からず、発見していた時には時すでに遅しだったという現状もあったのです。

鬼畜な殺人鬼の手によって命を奪われた8人の少年少女たちの遺族は、彼が死刑されたとしても大切な子供の命が還ってくるわけではありませんし、納得できないでしょう。一生その悲しみは消える事はないのでしょう。

附属池田小事件の犯人の今

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実際に身体を傷つけられ怪我を負った少年女子たちだけではなく、心に大きな怪我を負った少年女子たちも大勢いた事実、そして彼らの傷の深さは想像を絶するものであった事を分かっていただけたはずです。幼い子供たちの明るい未来と命を奪い、幼気な少年少女たちに大きなトラウマやこころの傷を負わせた、殺人鬼の所業は絶対に許されません。

センセーショナルを集めた悲痛で残虐性の高い事件の引き起こした張本人である犯人、殺人鬼の現在について次に解説していきます。彼は現在も収容されているのでしょうか?それともすでに死刑が執行されて亡くなっているのでしょうか?

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