アカマタクロマタとは?
アカマタクロマタとは、とある沖縄の離島で信仰されている豊穣の神様の名称です。この2柱の神は離島で行われるある祭において島民の家を訪問して回りますが、その様子を見ることは島民以外禁止、写真や動画撮影も禁止されているという、謎の多い神々です。
アカマタクロマタの詳細
とある沖縄の離島で信仰されている神であるアカマタクロマタですが、いったいどのような神様なのか、どの島で信仰されているのか、どんな姿をしているのか、など多数の疑問点が出てくるでしょう。そのうちいくつか判明していることについてご紹介していきます。
アカマタクロマタの詳細①豊年祭の来訪神
アカマタクロマタはとある沖縄の離島で行われるある祭の間に島民の家を渡り歩く豊穣の来訪神であるといわれており、普段は島に存在していませんが、この祭の時期にのみ島に訪れ、島民に豊穣をもたらしてくれる神様であると考えられています。
アカマタクロマタの詳細②登場する島
アカマタクロマタが祭られている島として最も有名なのは新城島という西表島から見て南東、石垣島から見て南西に位置する2つの島を合わせた島で、新城島の北東側の島を上地島といい、南西側の島を下地島といいます。この2つの島が合わさった新城島がアカマタクロマタが登場する舞台となります。
アカマタクロマタの詳細②その姿は門外不出
アカマタクロマタの姿については次以降の見出しで詳しく説明しますが、アカマタクロマタの来訪する祭は写真や動画の撮影は厳禁のため、その姿は島民か、もしくは幸運にも祭りを見ることの出来た極一部の訪問者しかその神の姿を知らず、門外不出となっています。
アカマタクロマタはどんな姿のどんな神か
とある沖縄の離島に1年に1度訪れて島民に恩恵をもたらしていると考えられているアカマタクロマタですが、島民や祭りを訪れた島民に関連のある人にのみ姿を見せるこの神はいったいどんな姿をしているのか、またこの神はどこから伝えられてきたのかについて説明していきます。
アカマタクロマタの姿は?あのポケモンに似ている?!
アカマタクロマタの姿として言われているのは、全身が蔓草のようなもので覆われており、その歯はギザギザしていて髭が生えた姿。それぞれ赤と黒のお面をかぶり音楽にのせてこの沖縄にある離島を訪れます。その姿は神秘的かつやや不気味に人間の目にはうつるそうです。
その姿はまるでナッシー
とある人にはその姿が国民的大人気ゲームであるポケモンに登場するナッシーというヤシの木の姿に顔が3つあるキャラの顔を1つだけにしたような感じ、とも言われています。南国をイメージしたポケモンのシリーズにも首の長くなった姿で登場したナッシー。この祭に何か影響を受けたかもしれません。