サパークラブとは?
元石原都知事の時代に夜のお店による営業時間が厳しくなり、それ以前は明け方まで開いていた夜のお店の閉店時間が早くなりました。
そのためキャバクラで働いてる女の子たちが営業の後にお客様と出掛けるアフターに行ける場所が居酒屋、カラオケ、ホテル、など密室の場所が多く女の子達にとってはデメリットになりそうな所もしくは男性が入店できないホストクラブといった限られたところしかなかったのを改善するために出来たものです。
男性が接客するクラブ
六本木が発祥と言われている男性が接客するナイトクラブです。(名古屋発祥の説もあります。)
キャバクラでは女性が男性のためにご飯を取り分けたり、タバコに火をつけたりお酒を好みの味に作ったりと細かなところまで気を配って男性をおもてなします。
サパークラブでもご飯やお酒の提供はもちろん、注文したご飯をテーブルで取り分けてくれたりお酒をテーブルで自分の好みの味に作ってくれたりするのはキャバクラと一緒です。
ですがサパークラブでは従業員がみんな男性なので女性は男性におもてなししてもらいながらご飯やお酒を楽しみつつ従業員の男性に話しを聞いてもらったり、逆に男性が話をして女性を楽しませてくれます。
ナイトクラブ、ボーイズバーともいわれている
注文したお酒を作ってくれたりご飯を取り分けてくれるなどのホストクラブと同じような接客からサパークラブのほとんどのお店にはカラオケが完備されているので従業員の男性が歌ってくれたり、歌が好きな女性は一緒に歌ったりできます。
カラオケだけじゃなくステージもあるのでショーを開演しているお店もあります。カラオケはあまり得意じゃない方は、従業員は話し上手で聞き上手な人がたくさんいるので話を聞いてもらったり、逆に従業員が話で盛り上げたりしてくれることからメンズクラブ、ボーイズバーともいわれています。
海外のサパークラブとの違い
海外と日本のサパークラブではなにか違いがあるのか、あるならその違いはなんなのかを説明していきます。
日本でいわれているサパークラブはナイトクラブ、ボーイズバーとわれるように夜に遊びに行ってカラオケやショーを見て盛り上がったり、男性とお喋りをすることができる男性が接客をするイメージをもっている方がほとんどだと思います。
しかし海外のサパークラブでは仲間とおいしい食事を楽しみながら意見交換をする社交の場といわれていることをサパークラブとよびます。詳しい海外のサパークラブについては下に書いてあります。
このように日本と海外では大きくサパークラブの意味合いが違っています。
サパークラブの起源
サパークラブのおおまかな説明の次はサパークラブができたきっかけについて説明をしていきます。サパークラブはもともと風営法が厳しくなった後に、キャバクラ嬢が営業後にお客さんとアフターで利用できるお店の場所がカラオケや居酒屋などの夜遅くまであいてるお店しかありませんでしたが、
それらのお店はキャバクラ嬢のデメリットになることも多かったので、キャバクラ嬢が安全にアフターに使える夜遅くまでやっているお店を増やそうとできたものだといわれています。
しかし今では、夜の仕事をしていない人達も多く利用していて出会いの場としても広がっています。
キャバクラ嬢のアフターのために作られた
キャバクラ嬢は自身の成績やお店のルールのためにお客さんと同伴、アフターをすることも必要なときがあります。
同伴とは出勤前に待ち合わせてショピングしたり、ご飯を食べてから一緒にお店に入店することです。アフターとはお店の営業後にお客さんと待ち合わせをして一緒に過ごすことをいいます。
同伴は出勤前の夕方に待ち合わせするので、時間も早く色んなお店の選択肢があるので安全な場所を選んで出掛けることが可能ですが、アフターは営業後なので開いているお店が限られてきてしまい選択肢が少なくなります。そのため、アフターで行けるお店を増やすためサパークラブができたといわれてます。
深夜でも入れる便利さ
キャバクラの営業時間は風営法が強化されてからは、どこのお店も深夜2時くらいには終わるところが多くなってしまいました。