日本の不可解な未解決事件20選をご紹介!
一度知ってしまうと真相が気になりだして、ネットで噂されている未確定な情報や囁かれている説などを知ろうと、スマートフォンやパソコンに張り付いてしまう恐れがある様な、謎多きミステリアスな事件。あまりにも不可思議な事象が起きていて怪奇現象の様に、科学的に説明する事ができない事件。謎のベールに包まれて悍ましい犯行が行われたけど犯人が捕まっていないという恐ろしい事件。
薄気味悪く理解しがたい事実が多く狐に包まれた様な事件。今回のこの記事では上記のような我が国日本で実際に起きた『未解決事件』20選を余すことなく皆さんにご紹介し、その概要や詳細、どういったポイントが謎めいているのか詳しくまとめていきます。単純に異例な事態が多いだけではなく、残虐性が高く、グロテスクやショッキングな内容を含みますので予めご了承ください。
不可解な未解決事件20選①福島女性教員宅便槽内怪死事件
早速1つ目から概要を知ってしまうと必然的に寒気が伴ってしまいそうなものを解説していきます。あまりこの手のミステリアスな事件系に興味を持っていない方でも、名前を聞けばどういった物であるか何となく把握している方が多く知名度があります。知名度があるのには3つの理由があると考えられます。1つそこまで昔の出来事ではなく記憶に新しいという事。
2つ内容が恐ろしく一体どうしてこうなった?と激しい疑問に駆られてしまう事。ネットや世間で様々な陰謀説やオカルト説などが噂され囁かれている事。では身の毛のよだつような『最初』の訳が分からない怪事件の概要や詳細を詳しくまとめていきます。
福島女性教員宅便槽内怪死事件の概要
2019年6月現在は令和元年に当りますが、現在からちょうど30年前の平成元年にこの謎のベールに包まれた事件が起きました。当時もマスメディアやニュース、新聞で大きく取り上げられ人々を震撼させ話題となり、元年からいきなり不穏な空気が日本中に立ち込めたのです。
福島県内のとある小学校に附属してある先生が寝泊りして生活するための寮があり、その寮で生活をしていた20代前半の女性が何ら変わらず普段通りにトイレに行くと、そのトイレの一つの和式便所の中にシューズが入っていたのに気付き、外の点検口から中を覗くとヒトの脚が見え直ぐに警察に通報。そしてその中から1人の遺体が発見されました。詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
遺体の身元の詳細
- 地元近くに住む20代半ばの男性
- アクティブな趣味を持つ
- 職場では若くしてリーダー的地位についていた
- 明るい性格で人望も厚かった
- 発見した女性の先生と知り合い
不可解なポイント
当然便所側からは穴が小さすぎて入る事はできません、点検口も直径35センチメートルくらいしか無いので成人男性であればイリュージョンを使わない限りまず自力で入る事がまず無理です。また遺体の人物像、人柄を考えても性的欲求から自らそんな所に入ろうと試みるはずがないと考えられ、もし自身の意思で入ったとしても目的が不明で検討がつきません。
更には遺体が発見される前にシューズが発見されていますが、片方のみで一方は堤防の様な場所で見つかっているのです。遺体の人物が所有していた車はさほど遠くない自治体、組合施設のパーキングにとめてあり鍵が刺しっぱなしでした。
事件の現状
性的欲求から自ら進んで入る様な人柄、人格ではなく、入る目的も見当が付かず無いと言えるのに、一連の事象は事件として扱われず『事故による死』として断定され、警察の捜査が不自然に打ち切る事になってしまいました。当然ながら腑に落ちない関係者や地元住民の方が多く、もう一度調べなおしてほしいと4000人あまりの人物から署名が上がりました。
多くの人たちが事故や自殺なのではなく、何者かの手によって殺された。つまりは他殺の可能性があると考えたのですが、結局もうすでに事態は解決されているとされ署名は考慮されず再捜査には至らなかったのです。また遺体が発見された便槽は発見した女性の先生の父親が所有して保持されています。
不可解な未解決事件20選②岡山地底湖行方不明事件
その環境、場所自体がトレジャーと言われるほど神秘的で魅力的な自然が作り出した空間。そんなファンタジーでもありアドベンチャーな要素を兼ね備えている様な地で、1人の少年が突如として神隠しに遭ってしまったのです。それ以降彼の姿は現在になっても発見されていません。一体どこに行ってしまったのでしょうか?
そんな神隠しの様な事件の詳しい概要や詳細、更には現状の事についても皆さんにご紹介していきます。より詳しい情報や詳細、当事者の概要などを深く知りたい方、興味がある方はこちらの記事を合わせてご覧になってください。
岡山地底湖行方不明事件の概要
神隠しが起きたのは現在から11年前の平成20年。時期はまだ多くの人が初詣に神社や寺に参拝に足を運ぶ年初めでした。地球が生み出した神秘的な自然環境の一つである『地底湖』。岡山県にもそれが存在しており、その地を求めてある大学のサークルグループに所属する複数名が険しい洞窟に向かいました。
目的地に辿り着くとグループ内の1人である20代男性がその綺麗で神聖な湖に入水して泳いだのですが、その数時間後に泳いでいた男性が何故か消えてしまい、グループ内の他の人物が警察に通報して直ぐに大勢で彼の身元の捜索を開始したのですが発見できず、2019年現在でもなぜ消えてしまったのか分からず、身元も発見できていません。
不可解なポイント
人が1人この世から神隠しの様にいなくなっているのにも関わらず、公に警察や当事者が知る詳しい詳細、関わっている人物の名前などが発表していません。それだけではなく神秘的で神聖な湖に入水し泳いだのは、その場にいたグループの複数名の内、いなくなってしまった20代前半の男性のみだったのです。1人で無茶をしたという事なのでしょうか?
また水面は足場から5メートルも下に位置していて、入水は飛び降りる形で可能ですが陸に上がるときは自力では不可能で、他の人たちの手を借りなくてはなりません。それなのにグループ内の他の人物たちは助けもせず、手を貸す事もなくその場を後にして洞窟から出ているのです。更にはその後の調べではグループ内で供述や証言がバラバラだったそうです。
関係者の情報が消えた?
その大学のホームページにはサークルのリンクも存在していたそうなのですが、事件後にグループ内の他の人物たちの情報が急に消されてしまったのです。消えてしまった20代男性はSNS上にアカウントを持っており、そこには普段の活動やプライベートを『日記』としてアーカイブされていましたが、事件後に何者かによってそれらが非表示に設定され、閲覧ができなくなってしまいました。
事件の現状
先ほどの内容と若干かぶってしまいますが、深く関わっているサークルグループの人物の詳細や実名なども公開されていません。またリーダー的な人物も記者会見に応じることなく放棄してしまったのです。更にはいなくなってしまった20代男性のSNS上に公開していた、日々の状況や活動内容などが投稿されたアーカイブも何者かによって非公開となってしまいました。
当時から世間の意見は単純に神隠しや失踪事件ではなく、怪しい動きや腑に落ちない言動を繰り返したグループの他の人物たちを疑う声が多く上がりましたが、これまた警察は『寄った末の悪ふざけによる事故死』で片付けてしまい捜査を打ち切ってしまっているのです。2019年現在も彼の身元は発見できていません。このような事態が起こらぬようにと例の洞窟は立ち入り禁止となりました。
不可解な未解決事件20選③世田谷一家殺害事件
現在から19年前、1900年代90年代が終わり新しく2000年となったこの年に非常に残虐性の高い殺人事件が発生しました。犯人はまさに殺人鬼と呼べるような鬼畜な所業を行い、ごく普通の家庭のすべての人間を残酷に殺したのです。遺体の状況からどのように殺されたか具体的に調べ上げられましたが、どの人物に対しても非常に悍ましい殺意があったことが伺えたのです。
当時から疑いのある人物が複数名挙がったものの、2019年現在でも悍ましい殺人鬼は逮捕されていません。鬼畜で残虐な人物がこの世に溶け込んで生活しているのが現実なのです。きっと概要や詳細を知っていただくと、よりその現実が末恐ろしいと感じてしまうのではないでしょうか?
世田谷一家殺害事件の概要
現在から19年前の平成12年の年末、新たな年に移り行く大みそかの時期。場所は東京都内、名前からも簡単に推測できますが世田谷区で発生しました。被害者となった家庭はごく一般的な家族構成で『40代半ばの父親・40代前半の母親・当時8歳の娘・6歳の息子』でした。以上の4名の内3名が刃物により何度も刺され突かれて殺害されており、一番年下の息子は首を絞められて殺害されています。
現場には殺人鬼が着用していた衣類アイテムが数点残されていました。その中でも目を引くものが首元から肩・腕の部分に明度がある色・胴から腹部は白色の2色で形成されるカジュアルな上着でした。その服には3名の人間を刃物で突き刺した事によって、噴き出した彼らの大量の血が染みついていました。それが畳まれた状態で現場となった被害者宅に残されていたのです。
不可解なポイント
非情に残虐で凄惨な犯行に及んだわけですから、殺人鬼の当時の心情を察するに、興奮状態が収まらず気が動転しているはずでその場から直ぐに立ち去る。というのが安直でありますが一般的な行動パターンだと考えられます。しかしこの殺人鬼は逃げるどころか悍ましい所業を働いた後、被害者宅にしばらく残り家庭内にあった食料を物色して食べるなどして過ごしていたのです。
このような理解しがたい常軌を逸した行動をとる場合、理由がもし自身の手で殺めた者の亡骸を見物する為であれば『サイコパス』と呼べる精神疾患者であります。また遺体の状況から憎悪に満ち溢れた殺意があることが伺えますが、現金も数十万円奪われていて強盗の線も浮上して、明確な動機も判明していないのです。
犯人が捕まらなかった?
事件発覚後すぐに警察の捜査で殺人鬼と疑われる人物が多く挙がりましたが、惨劇が起きた現場の被害者宅に残された、殺人鬼の『指紋』や衣類から検出された『DNA』とどの人物も一致しなかったのです。
事件の現状
上記の理由から犯人が見つからず2019年現在も逮捕に至っておりません。警察では殺人鬼に関する情報提供を求めており懸賞金をかけております。またネットやジャーナリストが執筆した書籍などでは殺人鬼の人物像の様々な憶測が飛び交っています。凄惨でセンセーショナルを集めた事件なので、色々な人たちがプロファイリングしているのです。
現在でも警察の捜査本部では積極的に調べ上げられており、毎年の様に新たな情報が見つかり発表されています。去年には殺人鬼が身に着けていた衣類の細かな詳細が警察の調べで明らかとなり、それが公開されました。世に溶け込んでいる危険な殺人鬼がいち早く逮捕される事を祈っております。
不可解な未解決事件20選④プチエンジェル事件
都市伝説でよく耳にする闇の組織や裏の団体、勢力。そんなもし本当に存在していたのなら、私たちの生活を脅かし恐ろしい実態となるわけですが、それが存在している。現実なのではないかと疑いが強まった闇に包まれた事件があります。
可愛らしい名前からは全く想像つきませんが、その全貌は蓋を開けてみると謎ばかりで怖いものなのです。そんな狐に包まれた様なこの事件をご紹介していきます。より詳しい情報や詳細、当事者の概要などを深く知りたい方、興味がある方はこちらの記事にを合わせてご覧になってください。
プチエンジェル事件の概要
現在から16年前の平成15年の夏の時期。東京都内、TBSをはじめとする放送局やサカスで有名な赤坂で起きた事件です。犯人はある裏社会の実業家で違法未成年風俗店の社長で、その風俗店の名前が可愛らしい事件の名称の正体なのです。犯人はある日自身が所有していた高級車2台を売り払うとマンションの1室を借りました。
同時期に相手を拘束しておくための様々なアイテム、そして木炭、石炭と焼肉をする際に使うシチリンを購入しました。犯人は未成年の少女たちを家政婦を雇うかの様に、お金で少女たちを借りた自室におびき寄せると、急に言葉で脅し、拘束アイテムで数日間監禁しました。監禁している間に自身は予め購入していた石炭と七輪を使い自害しました。
不可解なポイント
警察の発表では自殺した違法未成年風俗店の社長が犯人で単独犯と断定されていますが、動機も不明で共犯者がいたのではないかと囁かれています。また自殺した場所は少女たちを監禁していた部屋ではなく、違う部屋ですが方法から考えると1人で自殺するのは不可能と言われているのです。更に自殺した犯人の家族のほとんどが事件の前に自殺しています。
また明らかに不自然なタイミングで早期に捜査が打ち切られており、違法未成年風俗店の顧客リストが公開されずそこには世間的に知られている政治家や実業家などの名前が載っていたと噂されています。そして未成年の少女たちを配慮して厳しい報道規制が掛けられましたが、これも裏の組織、闇の権力による謎の圧力との見方もあります。
事件の現状
自殺した犯人により数日間監禁されていた少女たちの情報は一切公開されませんでした。また狐に包まれた様なこの一連の事象の真相を解き明かして、世間に知らしめようとした1人のジャーナリストが別件で殺害されてしまい、それ以降は警察だけではなくジャーナリスト陣も、危険を感じてなのか手を引くように調査を中止しました。
ネットや世間では存在していたと噂される顧客リストには、名の知れた政治家や著名人がいたのではないかと囁かれて、闇の組織や裏の権力者などの存在などの憶測が飛び交っています。警察的には解決している事件ですが、闇が深く怖すぎる事件として有名になっています。
不可解な未解決事件20選⑤グリコ・森永事件
『グリコ』は日本で昔から親しまれているお菓子の名称、また昔から子供たちの遊びで使われてきた名称であり、『森永』は日本で昔から親しまれている乳製品企業、お菓子の企業の名称で知られているので平和的な印象を受けますが、昭和にはその2つが大きく関連する国民を巻き込んだ大きな事件が起きているのです。
どんなものであったか見当が付かず知らない人もいるはずです。皆さんの身近に存在していて、いつもそばにあり生活の中に浸透している『グリコ』・『森永』が関連しているので、是非この機会に昭和に起きた世紀の迷宮入りした事件を是非知ってください。
グリコ・森永事件の概要
現在から35年前の昭和56年からその1年後の昭和57年にかけて、国民を巻き込んだ複数の事件の総称です。始まりはグリコの創業者・パイオニアである社長が何者かによって誘拐されました。犯人は数回莫大な金額を身代金として提示して取引を要求しました。お金を用意しても取引場所に向かっても、一度も顔を表す事はなかったのです。
その後社長は何とか自力で犯人の手から逃れる事に成功して保護されました。その後は多額の資金を要求する脅迫事件や、全国で販売される製菓に犯人の手によって薬物が盛られる事件、更にはグリコの本社に何者かが火を点け放火する事件、複数の男性グループによる暴行事件などが立て続けに起きて話題となりました。
不可解なポイント
身代金により社長の身柄を引き渡すという取引の場に一度も現れませんでしたが、一度その周辺に不審者と思われる男が確認され、見張るように指示が出されましたが拘束する事はできませんでした。目撃者によると小さい狐目の男であったという事で似顔絵が公開され、ある有名人がその似顔絵に酷似していて犯人像においてもあらゆる要素が一致していました。
しかし酷似していた有名人には、間違いないアリバイがあったので犯人ではなかったのです。またグリコに関わる色々な方面で、国民を巻き込んで事件が次々と起きていましたが、一連の犯行の真の目的が分かっていません。犯人は何が目的だったのでしょうか?
事件の現状
上記でも説明した通り様々な事件が各方面で多発しましたが、その事件すべてが時効となってしまい未解決のまま現在でも犯人が誰なのか分かっていないのです。犯人と言われている狐目の男の正体に関しては様々な説が挙げられていますが、実際の人物像については全く判明していないのが現状です。
現在では食品衛生に関しての安全性が強化され、目立った食品にまつわる事件などは発生していませんが、当時は類似していている毒物事件が相次いだため、販売されている食品の衛生問題が危惧され、国民全体の不安をあおることになりました。
不可解な未解決事件20選⑥パラコート連続毒殺事件
皆さんも日常の中で自動販売機でコーヒーやジュースなどの飲み物を買う機会があると思います。利用する頻度は人によって異なりますが、暑い夏の季節などはいつもよりも利用する機会が増えるはずです。ではもし自動販売機の中に選択していない飲料製品があったらどうしますか?不審に思い衛生的にも危険に感じて飲まない方がほとんどでしょう。
しかし過去にはそれを飲んでしまい、その中に意図的に毒が盛られてあったため、命が奪われてしまった非道な事件があったのです。全貌を知っていただくと、治安の良い国日本も、そんなに『物騒な世の中』があった事実に驚かれるはずです。より詳しい情報や詳細を知りたい方はこちらの記事を合わせてご覧になってください。
パラコート連続毒殺事件の概要
現在から34年前の昭和60年、昭和後期に起きた連続無差別殺傷事件です。大量に摂取してしまった場合死に至る薬物を、当時は成人している人であれば購入できました。もちろん本来の用途は農家や畑業などでしようする植物を枯らすための薬品です。そんな薬品を予め用意した飲料製品に混ぜ込んで蓋を閉めて自販機の近くの各所に置くのです。
不審がらずにラッキーと思った一般人がそれを躊躇いもせず飲んでしまい命を落としてしまうという、卑劣なやり口が行われたのです。数件起こっており数十名の命が奪われてしまいました、事件が発覚して直ぐに注意喚起や呼びかけが行われ、自販機にも注意書きがされていましたが、それでもなお犠牲者が出てしまったそうです。
不可解なポイント
実はこの事件日本で起きているのですが文字通りで、街や県などの1つのエリア内にとどまらず、全国各地あちこちで同様の無差別殺傷が起きていたのです。更には昭和後期でまだ外に防犯カメラが設置されていませんでした。その為全国各地で発生した点、時代背景の以上の2つの理由から犯人が全くと言っていいほど特定できなかったのです。
それだけにとどまらず汚い犯行の手口を用いて自害する者も現れたり、保険金や構ってほしいなどの勝手な理由や目的で様の薬品を飲料製品に含みに自ら口にする者も現れたのです。また悪戯にしては極めて悪質で、薬品の量から殺そうとする意図も見受けられるものの、動機については判明していません。
事件の現状
実際に薬品を盛り込まれた飲料製品の1つである『オロナミンC』は従来の瓶のフタの構造を改良して、現在では当たり前に開けているプルトップ方式に改良されました。また現在では全国的に道路に監視カメラが設置される様になったり、飲料製品の安全性が見直されました。
先ほども解説しましたが事件があった同年には模倣した犯行が起きていたり、身勝手な理由による自演行為も行われました。数十人の命が奪われてしまいそれぞれが刑事事件として扱われましたが、そのどれもが時効を迎えてしまい、現在でも犯人の検討が一切ついておりません。
不可解な未解決事件20選⑦田畑作之介ちゃんひき逃げ連れ去り事件
先ほどもお話ししましたが、現在ではいたるところ、どこにでも監視カメラが設置されています。しかしひと昔はまだそんなものがありませんでした。そんな時代にある男は幼い子供を車で轢いてしまいました。男は『救急車は待てないから自分で病院に連れて行く』と轢いてしまった子供の友達にそう告げ、車に乗ると走り去りました。
田畑作之介ちゃんひき逃げ連れ去り事件の概要
現在から41年前の昭和53年の3月上旬の時期。場所は関西地方、近畿地方に位置する大阪府で幼い子供が男が運転していた乗用車に轢かれる事故が発生しました。事故が発生した後、男は車から降りると幼い子供を抱きかかえ、一緒だった友達の少年に『一刻を争うから救急車を待てない。自分で搬送する』と伝えると車に連れ込みその場を去っていきました。
友達の少年は被害者の自宅に慌てて駆け込むと、被害者のお母さんに一連の事態と犯人から告げられた旨を伝えました。直ぐに搬送したと考えられる病院や医療機関に手あたり次第連絡しましたが、何処も該当せず居場所が分からず、犯人の身柄や居場所すらも分からなくなってしまったのです。
不可解なポイント
通常衝突事故が発生した場合、衝突する寸前にドライバーは慌ててブレーキを思い切り踏むため、現場となった道路には著しいブレーキの跡が残るのですが、この事件の現場にはそれが全くなかったのです。この事から完全に気づいていなかった、不注意だった可能性が考えられます。また可能性は低いですが明確な殺意があり計画的に引いたケースも考えられます。
事態は一刻を争うので救急車を待てないとの事でしたが、何故救急車を呼ばなかったのでしょうか?そして犯人は初めから轢いた幼い子供の事を助けるつもりがなかったのではないかと囁かれています。
事件の現状
現在ではもうずいぶん前に時効を迎えてしまって逮捕する事ができなくなってしまっていますが、現在でも一般人から多数の情報が寄せられており、大阪府警察本部の捜索本部では数名規模で『FBI形式』を用いて捜査が続けられているのです。轢かれてしまい連れて行かれてしまった被害者やその親族のためにも、犯人が特定される日が来る日ことを祈っています。
不可解な未解決事件20選⑧嵐真由美さん失踪事件
ごく僅かの人間でしか体験する事はありませんが、自分の血の繋がった家族に対して『疑心暗鬼』に陥ってしまう場合があります。その家族の言動全てが怪しく思い信じれなくなってしまうのです。原因がどっちに非があるかはケースバイケースですが、今からご紹介する事件のであれば恐らくは『ある疑い』を掛けられてしまう人物に非があるのではないでしょうか?
何のことを言っているかサッパリなはずです。具体的にどういう事かこれから皆さんに分かり易くご説明していきますのでご安心下さい。より詳しい情報や詳細、当事者の概要などを深く知りたい方、興味がある方はこちらの記事を合わせてご覧になってください。
嵐真由美さん失踪事件の概要
現在から25年前の平成6年、学生であれば夏休みが終わり新たに2学期が始まって間もない時期に『人が突然消えてしまう』事件が起きてしまったのです。中心となる舞台のは東京都の墨田区です。無事に子供の出産を終えて間もない母親『まゆみ』さんは姉の『ようこ』さんにかつてのクラスメイトに会うといって子供を置き去りにして出かけました。
この時の彼女の状況を父親は慌ただしいと話しています。彼女は出かけたきり現在までまだ家に帰ってきていません。つまりは失踪してしまったのです。当日の晩に『ようこ』さんにある人物から電話が掛かってきていて『まゆみさんと会っていた。何かあれば罰を受ける』と伝えられたそうです。後にその人物は『ようこ』さんの浮気相手だという事がわかりました。
事件当日から一夜明けて
事件発生から一夜明けると、今度は『ようこ』さんは自宅で消えてしまった『まゆみ』さん筆記した紙を見つけたそうです。そこには浮気をしていた事に対する『罪悪感』『裏切り』と言った内容が記されていたと話しています。
不可解なポイント
上記の事件当時の概要についての内容はほぼ全て『ようこ』さんの証言によるもので、実際に警察に当時の状況説明をしたのは『ようこ』さんだったのです。その証言の中には腑に落ちない点がいくつかあったのです。まず浮気相手がいたとしても愛しい我が子を産んで間もない頃に、子供を置き去りにしてまで密会をしに出掛けるとは考えづらいです。
また彼女たちの事を良く知り『まゆみ』さんのことをこよなく愛していた、母親は浮気相手の存在など一切知らなかったそうです。また大事な物的証拠、手掛かりとなったはずの『まゆみ』さんが筆記した紙を『ようこ』さんはなぜか捨ててしまっているのです。そして『ようこ』さんは独断で探偵を雇ったのですが調査結果が矛盾があって信憑性に欠ける内容でした。
数年後TV放送で
『まゆみ』さんが消えてしまってから数年後にドキュメンタリーをテーマにしたTVショーで、一連の事件を取り上げられ関係者である家族全員が心情などを、向けられたマイクを通して語っているのですが、父親が登場して話している後ろの部屋の片隅に、制作陣が意図しないメッセージが込められた『怪奇文』が貼られていました。
そこには『ようこのはなしをしんじるな』と書いてあり、恐らくは母親の仕業であると囁かれていて、自分の長女である『ようこ』さんを怪しいと睨み、疑っている事が伺えるのです。この『はなし』とは過去に話した証言の事なのか、そのTVショーでマイクが向けれた時に話した内容なのかどっちなのかは分かっておりません。
事件の現状
現在でも平成6年に突然いなくなってしまった『まゆみ』さんは発見されていません。それどころかTVショーが放送された事で家族からだけではなく、世間から怪しい目で見られるようになった『ようこ』さんも放送された数年後に行方が分からなくなってしまっているのです。この一家は内面的だけではなく、実際にバラバラになってしまったのです。
また行方が分からなくなってしまった『ようこ』さんが話していた『浮気相手』も警察の記録では一度取り調べをしているそうですが、重要人物である彼も突如いなくなってしまったそうです。2019年現在も一切進展がないままで迷宮入りしています。
不可解な未解決事件20選⑨悪魔の詩訳者殺人事件
この世界は色々な神の信仰を元に考えや思想が広まり、人々をまとめて統治して国が発足したと言われています。神の信仰というのはつまり『宗教』のことです。日本は古来より仏教が広まり、その文化が今なおお寺や仏像として残っていたりしますが、実際に信仰したり重んじる方は限りなく少ないです。この事件はある1つの宗教が深く結びついています。
その1つの宗教とは一体何なのでしょうか?世界的にも教徒の割合も知名度もトップクラスです。ほぼすべての人間がその教徒である中東の国々。サウジアラビアやアフガニスタンなど数十か国が該当しますが、ある1つの国が大きく関与していると噂されているのです。では詳しい概要をお話ししていきます。
悪魔の詩訳者殺人事件の概要
あるイギリスの作家が一冊の本を執筆しました。その本には中東の国々の人たちのほとんどが信仰している『イスラム教』を侮辱し、イスラム教を最初に世に唱えた最後の預言者『ムハンマド』を誹謗中傷する様な内容が描かれていたのです。そんなイスラム教の思想を冒涜する本の名前が『悪魔の詩』だったのです。
実はこの事件で殺害されたのはその一冊の本を翻訳した日本人だったのです。被害者が殺害されたのは28年前の平成3年の事で、遺体の最初の発見者である施設スタッフの話によれば、実際に『首の皮一枚』でほぼ胴体と頭が切り離されており、大量の血が流れ零れていたそうです。
不可解なポイント
当時から犯人は日本人ではなく、イスラム圏の国の人物ではないかと噂されておりました。この悍ましい事件の後世界各地で、悲劇を生んだこの本が輸入された国の、その本の翻訳者たちや関係者に危害が及び数十名もの命が奪われており、組織的な犯行ではないかとも囁かれていました。
日本だけではなく世界的に操作や調査が行われました。あの『CIA』の一人の工作員が執筆した本には、やはりイスラム教徒が黒幕であると記述されています。一部では日本の右翼団体、左翼団体や恨らんでいた人物による犯行という説も上がりました。
事件の現状
宗教絡みで世界を巻き込んだ大事件となり各国の各機関が捜査しましたが、残念ながら犯人と思われる人物も見当が付かず、逮捕もできていません。日本人による犯行であれば既に時効を迎えておりますが、外国人による犯行であればまだ時効が成立していないので、将来事件が解決する可能性があります。
不可解な未解決事件20選⑩長岡京殺人事件
ここまで過去に日本で起きた数多くの迷宮入りしてしまった事件をたくさんご紹介していきましたが、まだ半分なのでこれまでの倍近くを更に余すことなく解説していきます。殺人事件であれば犯人が特定されず逮捕されていない、行方不明事件であれば現在でも身元が発見されない、当時の状況も不自然な事が多いなど、多くの共通点が挙げられます。
次にターニングポイントとなる『10番目』の残虐性が高く藪の中の事件の全貌を、皆さんに解説してお話ししていきます。果たしてどれほど恐ろしいものなのでしょうか?より詳しい情報や詳細、当事者の概要などを深く知りたい方、興味がある方はこちらの記事を合わせてご覧になってください。
長岡京殺人事件の概要
事件が起きたのは事件が起きたのは現在から40年前の昭和54年。事件の名前となっている『長岡京』とは京都府内の真ん中に位置する市街で、この地域の山奥が現場となってしまいました。午前中にスーパーマーケットでの仕事を終えた主婦2人は、一緒にその後山菜の一つである『わらび』を採りに山奥に出かけました。
出かけたその日に彼女たちは自宅に帰ってこなく、初めは彼女たちの夫2人が捜索をして最終的には警察も動き出して、辺りを探し回りました。彼女たちは3日後に犯行の残虐さが伺える遺体となって発見されました。
不可解なポイント
『追われている助けてください。悪い人。男の人』と主婦が筆記したと思われる紙が残っていて、筆記する際に使われた鉛筆の芯だけが近くに落ちていたのです。この紙に書かれている内容から『単独犯』と伺え、また走り書きをする余裕があったという理由から更にその可能性が高いと考えられました。しかし有力な目撃情報がいくつか挙げられましたが、そのほとんどが男性2人組なのです。
2人は性的暴行が加えられており犯人の体液も残っていて、また何故が凶器として使用された包丁が遺体に突き刺さったままで、そこから指紋が一切検出されなかったのです。そして遺体のどちらにも何十回も拳で殴られた跡があり、恨みを持った武道経験者か大柄の男性が犯人像として挙がったのです。重要になる動機や目的も判明していません。
事件の現状
多数の目撃情報が上がって容疑者の疑いが強い人物の身柄もおさえたのですが、取り調べで完全なアリバイがあった事が判明して逮捕に至りませんでした。事件が発生する一年前には同じエリアで、山菜を摘んでいた主婦が不審な男に話しかける事案が発生していて、その時男は刃物を持っていたので、最重要人として挙がりましたが消息をつかむ事ができませんでした。