体液からDNAや血液型が判明し、目撃情報や武道経験者などある程度の人物像はめどが付いてはいたものの、捜査は難航して一向に進展もなく、最終的には時効を迎えてしまい、一生解決することはなくなってしまったのです。
数年後に発生した事件と関与?
数年後に近辺で火災が発生し、鎮火後遺体が発見され1人の女性だと判明しました。死因は火事によって燃えたことではなく、燃える以前に既に何者かに刃物で何度も突き刺され死亡していることが遺体解剖によって判明したのです。
2つの事件を担当していた刑事が一緒だったため、その女性は過去に無残に命が奪われた主婦2人と共に山菜を採りに行った『第3の主婦』だと噂され、一部では同一犯で強い恨みや憎しみによる犯行と言われています。しかし噂や説なので真相は謎のままです。
Contents
- 1 不可解な未解決事件20選⑪石井舞ちゃん行方不明事件
- 2 不可解な未解決事件20選⑫名古屋妊婦切り裂き殺人事件
- 3 不可解な未解決事件20選⑬赤城神社主婦失踪事件
- 4 不可解な未解決事件20選⑭荒川連続自転車通り魔殺傷事件
- 5 不可解な未解決事件20選⑮伊勢市女性記者行方不明事件
- 6 不可解な未解決事件20選⑯三重小2女児失踪事件
- 7 不可解な未解決事件20選⑰佐賀女性7人連続殺人事件
- 8 不可解な未解決事件20選⑱庄山仁くん失踪事件
- 9 不可解な未解決事件20選⑲王将社長射殺事件
- 10 不可解な未解決事件20選⑳井の頭公園バラバラ殺人事件
- 11 日本の時効年数の推移
- 12 他国の未解決事件
- 13 真実がわかる日が来るのか?
不可解な未解決事件20選⑪石井舞ちゃん行方不明事件
勿論見ず知らずの人物、一切関りのない赤の他人から危害が加えられる事も恐ろしいですが、誰よりも強い絆で結ばれ、信頼関係を築いている血の繋がりがある家族や親族に突然裏切られる事も、違う意味合いで恐ろしいのではないでしょうか?先ほどもご紹介した中でも失踪した妹の姉が怪しい人物として、世間の目に写ってしまいました。
これからご紹介する事件もまた容疑者として挙がった人物は『家族』の一員なのです。その家族とはいったい誰なのでしょうか?また犯人は逮捕されたのか?気になる点が早速生まれましたが、この後『判明している点』について皆さんに解説していきます。
石井舞ちゃん行方不明事件の概要
ある家庭では祖父や祖母、母親や父親、そして多くの兄妹がひとつ屋根の下で一緒に生活していました。今から28年前の平成3年の夏、この日は父親の親戚にあたる姪とその交際相手が遊びに来ていました。何ら変わりなく事件の被害者である『まいちゃん』は家族たちと楽しくゲームなどをして遊び終えると、川の字になる様に遊びに来ていた子供と寝ました。
寝ている間におばあさんとおじいさんは、歌を歌いにカラオケに出かけました。また父親の親戚にあたる姪の彼氏は友達に会いにいくために出かけました。次の日起きてみると3人で寝ていた『まいちゃん』の姿が無かったのです。それ以降彼女が一家に帰ってくることはありませんでした・・・。
不可解なポイント
家族や親せき、友人を含む多くの人物がその日1つ同じ屋根の下で就寝していましたが、その間に寝ていたはずの『まいちゃん』が何者かにさらわれて消えてしまったのです。当然容疑者として名前が挙がったのは外部の人間ではなく、その時間帯に外出した祖父祖母、姪の彼氏。また母親も最後にその姿を確認していたので疑いが掛けられました。
一番怪しい姪の彼氏も確信できるアリバイがあり、その他の容疑者たちも犯人として候補が挙がったもの逮捕には至りませんでした。また警察犬の調査により被害者は玄関で何者かによって車に連れ込まれている事が明らかとなりました。何故皆が寝ている時間に狙ったのか?被害者は目を覚まして声をあげなかったのか?寝ている人物は何故気づかなかったのか?疑問が多く残りました。
事件の現状
アリバイがあったとはいえ世間や警察、家族から一番疑われたのは普段から非行が目立った姪の彼氏でした。とあるジャーナリストも彼が一番怪しく犯人なのではないかと声明を表しました。実はTVショーに彼が出演しており『時が来たら真実を話す』と非常に意味深な発言しており、より一層『容疑者』として疑いが強まったのです。
しかし2019年現在時効を迎えてしまった今でも、彼の口からは真相が語られておりません。そして『まいちゃん』の身元も発見できておらず、関係者である家族や親族たちの心は今でも晴れないのです。一刻も早く真相が解明されることを私たちも祈りましょう。
不可解な未解決事件20選⑫名古屋妊婦切り裂き殺人事件
映画やゲームなどで、観客やお客を驚かせようとしてインパクトを与えるために、あえて悍ましくグロテスクでショッキングな表現を用いる事があります。それらは『作られたモノ』とは言えど、光景として目に入ると私たちに強烈な衝撃を与え、寒気を感じたり吐き気を催してしまう程、苦手な人もいるでしょう。そんな目を背けたなる光景が『現実』で作られてしまったのです。
これからご紹介する事件は非常に猟奇的で、残虐性が高く、震え上がるほど悍ましい犯行内容が出てきます。予めご覧になる方は心の準備をして頂いて、苦手な方は飛ばしていただくようにお願いします。それでは身の毛がよだつような、戦慄する殺人事件の全貌を皆さんにご紹介していきます。
名古屋妊婦切り裂き殺人事件の概要
現在から31年前、昭和63年の3月に日本国内で非常に猟奇的で非人道的な事件が起き、センセーショナルを集め国民が震え上がりました。その日の夕方、いつものように出産間近の妊婦は愛する父親の帰りを待っていました。まだ仕事で外出していた父親は午後7時前、妊婦の妻を気にかけて電話をしましたが繋がりませんでした。
そして午後7時30すぎ父親は帰宅すると、そこには非日常的で惨すぎる光景が広がっていました。妊婦の妻のお腹は何者かによってパックリ裂かれ、赤子の代わりに電話の子機、車のキーが入れらていたのです。隣にはひ弱した赤子は横たわっていました。直ぐに通報しましたが、愛する妻の命は残虐なサイコパスの手によって奪われてしまいました。
不可解なポイント
財布以外に盗まれた形跡がなく金銭目的による強盗ではない。となると犯人の動機が一切わからないのです。命の重さや尊さを理解していない子供も犯人像として挙がりましたが、腹を切り開き方や臍の緒を切り離している点を考慮すると、知識を得ている人物か専門家による犯行の可能性が高く、子供の犯行としては考えづらいのです。
更に腹を切り開く前に、ロープの様なもので首を絞めて殺害しているので、腹を切り開く事、そして赤子を取り出し代わりに異物を詰めるという猟奇的な行為が目的だったのでないかと考えられました。なぜこの様に人の道を大きく外れた所業が出来たのか、常人にはとても理解しがたいのです。
事件の現状
あまりに猟奇的で悍ましい行為をした鬼畜な犯人は見つからず逮捕もできていません。既に時効となってしまっていて解決する事はなくなってしまいました。無残に殺害された母親の隣に、危険な状態で横たわっていた赤子は『奇跡的』に命を取り留めて、日本ではなく外国のどこかで無事に生活しています。
不可解な未解決事件20選⑬赤城神社主婦失踪事件
自ら意図して『いなくなってしまう』人は、きっと皆誰にも話せない事情や悩みを抱えているのでしょう。いつもと変わらない態度や言動を取っていたのに、側にいた家族や友人、恋人が急にいなくなったら皆さんはどう思いますか?当然経験したことが無い方がほとんどなので想像するのが困難ですよね。
こちらでご紹介するミステリアスな事件のいなくなった人物も何も言わずに去ってしまったのです。ではここから最後に捉えた姿や当時の状況などを見ていきましょう。より詳しい情報や詳細、当事者の概要などを深く知りたい方、興味がある方はこちらの記事を合わせてご覧になってください。
赤城神社主婦失踪事件の概要
現在から21年前平成10年、そんなに昔じゃないある日に悲しい事件が起きてしまいます。家族7人である神社にお祈りをしに車で足を運びました。目的は分かっていませんが、恐らくは何かの祈願のためにお賽銭をやりに参拝しに来たのでしょう。神社に到着すると家族の母親にあたる女性は、他の家族に『お賽銭をしに行く』と伝え、1人車から降りて向かいました。
先に参拝をしに行った父親や祖父が彼女とすれ違う事はなく、彼女は突如いなくなってしまったのです。慌てて家族一同で周辺を徹底的に探しましたが見つからず、それから数日間、警察も総力をあげて捜索しましたが結局現在まで身元が発見できていません。
不可解なポイント
お賽銭目的であると家族に告げた彼女でですが、娘は彼女の最期を全く別の反対の道で目撃しており、『何でそっちなんだろう、何処に行くの?』と疑問に駆られた数秒後に姿がパタリと消えてしまったのです。事件に巻き込まれた可能性も考えられますが、彼女が意図的に別の方向に歩いていた事を考慮すると自らいなくなった線の可能性のほうが高いのではないでしょうか?
しかし彼女の事を良く知る家族からの証言では、いなくなる前の彼女の様子や言動はいつもと変わらなかったそうで、何故家族の前から姿を消してしまったのか理由が分かっておりません。また当時の彼女の格好は全体的に派手な『赤色』を基調としていたので、目につきやすい物だったのです。これも事件ではない可能性を高める要因の1つです
事件の現状
現在も残念ながら身元が発見されていません。警察は現在から11年前の平成20年にはいなくなってしまった詳細な特徴や写真が掲載されたチラシを配られました。また同年にいなくなってしまった彼女は死んでしまったと宣言して記録から抹消される『失踪宣告』を家族がしています。
ドキュメンタリーを扱うTVショーでは、世界的に有名な霊視能力者を招いて調査してもらい、当時の状況や彼女の身元などの具体的な内容が証言されました、それが事実かどうかは判明していません。そして大きな進展は見せずに現在に至っています。
不可解な未解決事件20選⑭荒川連続自転車通り魔殺傷事件
最近では常識となっていますが、自転車も立派な車両なので、万が一運転をしていて不注意などで人と衝突して事故を起こし怪我をさせてしまったら、当然犯罪者となってしまいます。14番目にお話しする事件は免許を持っていなくても公道を走り運転できる、『自転車』が深く関係しています。果たしてどんな内容なのでしょうか?
一部では幼稚で軽はずみな悪戯がエスカレートしていき、殺人に発展していった殺傷事件と囁かれています。どのように自転車が関わってくるのか、またいつの時代に起きたものなのか、など詳しい詳細とどんな点が不可思議なのかなど、皆さんに分かり易く解説していきます。
荒川連続自転車通り魔殺傷事件の概要
これまでご紹介してきた事件に比べると、はるかに昔の出来事で現在から60年前、第二次世界大戦から14年後の昭和34年の1月に起きています。場所は東京都内の荒川区です。足立区や墨田区に隣接しています。事件当日の午後7時前、時期的に考えればもう辺りは暗かった事が伺えますが、このエリアで通り魔殺人が発生しました。
犯人は自転車を運転して、ターゲットとなる自転車を運転している少年少女を追い越すと、その際に刃物で殺意を持って斬りつけたのです。数名が犠牲者となってしまい、内1名の命が奪われてしまい、3名が大怪我負う凄惨な事態となってしまいました。
不可解なポイント
実は通り魔殺人が発生する数日前にも、自転車を運転している数名の女性を狙って、刃物で切り付ける同様の事件が発生しており、近辺は厳戒態勢がひかれておりました。そんな状況でみすみす犯行が行われてしまったのです。その後の目撃情報から犯人の格好は全身ブラックで、柄が悪そうだったという事が分かりました。
時期的に犯行時刻は既に真っ暗で当時の時代背景もまだ外は明るくなかったのです。犯人の格好もまた『クロ』となると目で捉えるのは難しいかもしれません。その為か黒くて柄が悪そうだった以外の犯人の格好は判明しませんでした。犯人像と格好の両方が該当する少年に疑いが強まり、徹底的に取り調べをしましたが結果は『シロ』でした。
事件後も恐ろしい出来事が
事件が起きた後に犯人が傷つけた犠牲者の自宅に、犯人からと思われる手紙が届きました。そこには『騒ぐな』と書かれており、より一層不安と恐怖を煽る事態となってしまいました。この警告が何を意味していたのでしょうか?
事件の現状
上記の様に犯人像や格好と重なり、容疑者として疑われたある人物2人は『自殺』をしてしまいました。結局捜査は難航してしまい進展がなく、時効となり犯人逮捕は叶わなくなってしまったのです。亡くなってしまった犠牲者にご冥福をお祈りを申し上げます。
不可解な未解決事件20選⑮伊勢市女性記者行方不明事件
出来事や事象の数は少ないけど、結果的には不自然であり理解しがたい内容の事件があります。これからご紹介する事件はまさにこれに当ります。当然ながら公開されている情報も少ないですが、非常にミステリアスで腑に落ちない点がはっきりとしているのです。
つまりシンプルで奇々怪々であると言えるのではないでしょうか?実際に15番目にお話しするこの奇妙な行方不明事件に関する概要や詳細の情報量は非常に少ないのです。その少ない情報の中でもどれだけミステリアスなものか分かっていただけるはずです。それでは解説していきます。
伊勢市女性記者行方不明事件の概要
現在から21年前の平成10年の11月に起きました。現場となったのは三重県内の伊勢市です。歴史的な建造物である神社や新宮などがあり、多くの観光地や名所が存在するこの地でミステリアスな事件が起こったのです。
ジャーナリストの20代前半の女性が、勤務を終えてタイムカードを切り、会社を後にすると家に帰宅するはずが、帰宅しておらず突如いなくなってしまいました。女性の所有者が会社近くのパーキングに停められてありましたが、車内は不可解な状態だったのです。
不可解なポイント
同じエリアの市街地内のパーキングに停められていた彼女の所有車には、煙草の吸殻が発見されていますが彼女は非喫煙者。更に後の調べで会社を帰宅した後である男と会っている事が判明し、この男が最重要人物、容疑者として挙がり調査が進められましたが、目ぼしい証拠は見つからず、男も容疑を否定しました。
後にこの男は別件で、人をある区画に閉じ込めるという犯行で逮捕されてますが、何故か無罪判決が言い渡され、男は逆に国を訴えますが途中で裁判を中止しているのです。この男についてそれ以降は調査が行われなくなりました。北朝鮮の工作員による拉致説も囁かれましたが真相は分かっていません。
事件の現状
いなくなってしまってから数年後には彼女の親族や友人の働きかけにより、彼女がこれまで残してきた写真の映像や記録の数々が展示された。またネットのウェブ上でもアーカイブが残っており、他の日本の記者たちが彼女の功績を称え、賞賛の意を表しました。現在も行方は判明していません。少しでも手掛かりが見つかり解決されること祈っております。
不可解な未解決事件20選⑯三重小2女児失踪事件
いなくなってしまった人物。消えてしまうその直前、いつも通りで何ら変わりない言動や様子が見受けられる者もいます。一方で『前兆』と捉える事ができる様に、普段と違う事象が起きていたり、いつもと違う行動を起こしている者もいるのです。これからご紹介する事件は後者なのです。いなくなってしまったその日は不自然なポイントが目立ちました。
また数年後のある出来事も事件に関与していて奇妙なモノでした。その奇妙なモノとはある『手紙』でした。手紙の内容が非常に難解な文面、意味深なワードの数々だったのです。では次にそれらをまとめて簡潔に記述していきます。より詳しい情報や詳細、当事者の概要などを深く知りたい方、興味がある方はこちらの記事を合わせてご覧になってください。
三重小2女児失踪事件の概要
学校から帰宅した小学2年生の女児は、大好物であったホットココアを残して直ぐに出かけました。その際父親が自宅にいましたが、夜勤明けで眠っていたので気づきませんでしたが、これは彼女の家庭内では日常的なものだったのです。彼女はいつも『お気に入りの上着』を必ず着て遊びにいくのですが、その日は着て行かず残っていたそうです。
彼女の兄妹たちは、時期的に外は真っ暗だった夕方の時間帯に帰宅しましたが、彼女の姿がありませんでしたが、この時遊んでいるものと判断して不審に思わなかったそうです。夜の19時過ぎに母親が仕事から帰宅して、初めて彼女が家に帰っていない事が判明しました。警察に通報して自治体も合同で必死の捜索が行われましたが、発見する事ができませんでした。
不可解なポイント
この日のまだ学校にいた頃、彼女は友達に放課後遊ぶ約束を交わされているけど断っているのです。普段はまず断らず遊んでいたそうです。更にはなぜか好物の飲み物を全部飲み干さずに外出していたり、また必ず着用していた気に入っていた上着や自転車も自宅に置いたままだったのです。いつもと明らかに違う事象が多いのです。
それだけではなく数年後に、何者かから『カアイソウ』などの意味不明な単語が散りばめられた、所々解釈できるような文面が記された『怪奇文』が手紙として送られてくるのです。ネットでもその文面の内容を解釈しようと推測されていますが、何を伝えたいのかイマイチ分かっていないのです。
事件の現状
現在でも真相が判明しておらず、女児の身元も発見できていません。真相が明らかとなり、彼女が無事に発見される日が来ることを祈っております。またネットでは怪奇文の解読や解釈の推測が飛び交って、現在でもその奇怪さが話題となっています。そして『調べてはいけない言葉』に属されています。一部では北朝鮮やロシアによって拉致されたのではないかとも囁かれました。
不可解な未解決事件20選⑰佐賀女性7人連続殺人事件
ひょんな場所から2人の女性の遺体が発見されました。そこから年配のおばさんから幼い少女まで年齢層はバラバラですが、一貫して女性たちの命が奪われていったのです。犯行は何年にも及び、佐賀県内のある狭い区画内で発生していたり、ある共通点がありました、しかし犯人は特定できず逮捕する事ができませんでした。
共通点とは何なのか?また殺人鬼の動機は何なのでしょうか?これから分かっている詳細や概要の情報を皆さんに分かり易く解説していきます。気になる方がいらっしゃいましたら、自身でもっと深く突き詰めて調べてみても良いかもしれません。
佐賀女性7人連続殺人事件の概要
現在から44年前の昭和50年から、昭和最後の年64年、つまりは平成元年にかけての約14年の間に、同様の手口、同一犯と思われる犯行が及んだ殺人事件が相次いだのです。狙われた女性のほとんどは突如としていなくなり、かなりの月日が経った日に遺体が発見されたりもしましたが、翌日や同月に遺体が発見された場合もありました。
またいなくなってしまった日が水曜日の夜という奇妙な共通点があり、どの事件も近辺のエリアで起きている事から同一犯である可能性が極めて高かったのです。具体的な犯人像は浮かび上がりませんでしたが、別件で身元が確保されていた容疑者に疑いが掛かり、『死刑』を求刑しましたが、物的証拠などが不十分であったため『無罪』となりました。
不可解なポイント
佐賀県内で更に近辺の限られたエリア内、犠牲者の女性たちのほとんどは水曜日の晩に決まっていなくなってしまっている、更には5名が首を絞められて命を奪われているという共通点の多さが目立つのにも関わらず逮捕に至らなかったのはなぜか?(県警に対して無能などの厳しい声があがっている)
また別件で身柄を確保されていた最重要人物と言っても過言でない、男性は一連の容疑を掛けられ『死刑』求刑されているのにもかかわらず、証拠不十分により無罪判決になっています。その後も何度か裁判に掛けられましたが、いずれも無罪判決でした。
事件の現状
ある男に一連の容疑が掛かり、何度か裁判、公判が行われましたが、いずれも無罪となってしまい時効が成立してしまい、卑劣に女性たちの命を奪った犯人と思われる男は罰を受けることなく、やり過ごしてしまったのです。犠牲者や遺族の気持ちが晴れず、納得のいかない結末を迎えてしまいました。
不可解な未解決事件20選⑱庄山仁くん失踪事件
犯人が捜査の焦点をずらすために、自身が被害者や危害が加えられた人物を装う場合がある。18番目にご紹介する昭和に起きた大金がまつわる事件も、もしかしたら上記のケースにあてはまるかもしれません。というのも重要人物である成人男性の『話』がどこか腑に落ちないのです。
怪しいと感じたり、疑い深くなってしまうのは時に、慌ててしまった犯人の些細なミスや言動に引っかかっているからかもしれません。そしてこれからお話しするのは、ある人物がいなくなってしまい現在でも見つかっていない悲しい失踪事件なのです。それでは概要や詳細を解説していきます。
庄山仁くん失踪事件の概要
今から記述するのは重要人物である当事者の男(当時20代半ば)の証言によるものです。道路の路肩の溝にバイクのタイヤがはまってしまった所を2人の少年が手助けをしていたので、男もそれに加担して助けようとして上着を脱ぎ、近くにそれを置いたのです。その上着のポケットには大金が入っており、ある1人の少年がその上着を奪って逃走したのです。
実はこの窃盗を働いたと思われる少年が失踪してしまった人物なのです。窃盗した時に帽子を落としたのでそれを男は拾うと、その帽子に書かれていた氏名を手掛かりにして、少年宅までたどり着き少年の父親に事の一件を話します。その明くる日に少年から、『大金を奪いました、しばらく帰らない、探さないで』と言った内容が筆記された手紙が父親に届きました。
不可解なポイント
大金を奪われてしまった男は実は数か月前に、刑務所から出所しており、洋服の仕立て屋で働いており大金を持っているはずがないという点。これに関して男は家の地下にへそくりとして隠してあったものと述べていますが、家族はその事実を一切知らなかったのです。
また父親に送った手紙には、若い少年であればまだ知識として得ていない、『拝啓』という言葉が用いられていました。そのため無理やり書かせたのではないかという憶測も囁かれています。そしてポケットにお金が入っているのなら、その存在を知らない少年が価値のない上着をわざわざ窃盗するのは考えづらいのではと囁かれています。
事件の現状
現在から50年前の昭和44年前に発生していますが、現在でもいなくなってしまった少年は発見されていません。引っかかる証言を多く述べた男には『決定的証拠』があったため容疑者として候補に挙がることなく、犯人の検討も一切ついておりません。
不可解な未解決事件20選⑲王将社長射殺事件
『王将』というワードを聞いたら何を思い浮かべますか?安直でそのままのモノを表し将棋の駒。或いはお腹が空いてきそうな餃子や中華料理。恐らくはその2つを想像してしまうはずですが、ここで大きく関連しているのは後者の方です。皆さんも一度は『このお店』に来店して、安さと美味しさを両立したコスパの良い中華料理を食べたことがあるのではないでしょうか?
今までご紹介した中でも一番記憶に新しく最近発生した事件でご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?ご存知ない方も良く知っていただくために概要や詳細、現状の事などを詳しく解説していきます。
王将社長射殺事件の概要
現在から6年前の平成25年の12月、手頃な価格で本格的な中華料理を提供する『王将』の社長が何者かによって、銃で撃たれて殺されてしまったのです。犯人は4発の弾丸を社長にめがけて発砲していますが、その全てが致命傷に当る部位を貫いているのです。現場となったのは京都府に存在する本社の近くでした。
国民から愛されていた飲食店グループであった事から、亡くなった後はファンや『王将』の料理をこよなく愛する人々たちは、追悼の意と表して、大勢の人たちが来店して餃子を注文しました。時期トップになる後継者も『つらい状況の時はサポートしてもらいました。ありがとうございました。』と感謝の意を述べたそうです。
不可解なポイント
前述でも解説した通り、日本で拳銃が使われているという事実だけではなく、放たれた4発の弾丸全てが致命傷になる部位を貫いており、普段から扱いになれていた人物が必然的に犯人像となり、そこから暴力団員や半グレ組織の工作員による犯行ではないかと考えられました。
トラブルを抱えていたのか?殺害した犯人の目的や動機は一体何なのか?凶器として用いられた拳銃のルートはどこなのか?など色々なポイントが疑問としてあげられました。現在も疑問が多く付きまとっているのです。
事件の現状
事件からちょうど2年が経とうとしていた平成27年には、銃で撃たれて殺害された場所からそう遠くない場所で発見された、アイテムから検出されたDNAが、現場から遠い九州地方の暴力団の工作員のモノである事が判明しましたが、現在も犯人となる容疑者は見つかっておらず、いち早く犯人が逮捕される事を遺族だけではなく、ファンや国民が祈っているのです。
不可解な未解決事件20選⑳井の頭公園バラバラ殺人事件
正常な人間であれば到底理解しがたいのですが、時に殺人犯は理由はどうあれ殺めた人間、つまりは遺体にさらに卑劣な手を下し、解剖や破壊、そして切り分けてバラバラにすることがあるのです。それは間違いなく非人道的行為と言え、大変悍ましい所業です。特にこのような話の時に『バラバラ』と聞くと嫌でも狂気じみたモノを想像してしまいます。
最後にご紹介する悍ましい事件は、上記の内容の様な犯行が実際に行われました。非常にショッキングでグロテスクな表現が出てきますので、予めご了承ください。では『最後』となる鳥肌が立ってしまう悍ましい事件を皆さんにご紹介していきます。
井の頭公園バラバラ殺人事件の概要
近くには外国からも数多くの観光客が訪れるジブリ美術館があり、春になると美しいソメイヨシノがたくさん花開き、花見や桜の名所としても知られる『井の頭公園』。この自然豊かな公園内に設置されたゴミ箱内にヒトの身体の一部が入ったビニール袋が投入されていました。それを発見したのは公園スタッフです。
直ぐに通報すると警察が公園内を調べ上げると、その他のゴミ箱からも同様の『モノ』が入ったビニール袋が次々と見つかりました。その細かく切り分けられた身体の一部から、検出された僅かな手がかりから、それが近所に住んでいた設計業務に携わる30代半ばの男性のモノである事が判明したのです。
不可解なポイント
ビニール袋は黒と透明のそれぞれ2つの袋で特殊な細工が施され、がっちり縛られており、これは漁業で用いられる手法でだったのです。更には切り分けられていた遺体の数々は、非常に細かく約20センチメートル間隔で切断されており、文字通り『バラバラ』だったのですが、この大きさはちょうど設置されていたゴミ箱に投入できるサイズでした。
また血液は一滴も残っておらず、これを可能にするのには一般的な流しや洗面台ではほぼ不可能で、水が大量に必要になり、医学に関する知識も得ていないと不可能なのです。そしてほぼ完璧なほどに証拠となりうる『指紋』が削り落とされており、単独犯としては考えづらく、組織的犯行が噂されました。
事件の現状
非情に猟奇的で悍ましい事件として日本中を震撼させ、話題となりましたが直後に、日本国内の空港で中国の旅客機が着陸を失敗してしまい、乗客のほどんどである260人もの死人が出てしまった事故にセンセーショナルを集めたことにより、少し風化してしまい、真相や事象についてあまり触れられなくなってしまいました。
またオウムサリン事件も同時期に起きており、警察の捜査の規模も縮小してしまい、犯人を特定できず現在も逮捕には至っていません。そして時効を迎えてしまっているので、罪を問う事は叶わなくなってしまいました。更には衝撃の事実として何故か胴と頭の部位の肉塊は見つかっていません。
日本の時効年数の推移
凄惨な殺人事件が起きているのもの、犯人が誰なのか分からずに逮捕できず、『時効』を迎えてしまい、然るべき犯罪者に刑事処罰を下す事が出来なくなってしまうという法律の存在が、今回の記事では度々出てきております。
実は絶対に許されない所業を働いた殺人鬼が罪を免れてしまうケースが多々あり、その事を考慮して時効年数が見直されました。変更された年は2010年でそれ以前に起きた犯罪は以前の法律に、それ以降であれば見直された法律に準じます。分かり易く簡潔に推移について解説していきます。
以前までの時効
以前というのは平成22年以前の事を指しています。以前は『死刑』に値する重い罪や殺人を犯してた場合でも『25年』で時効が成立して、罪状や刑事処罰などの全てが無効なってしまいました。値する刑の重さによって時効年数が比例します。例えば終身刑、無期懲役であれば15年、刑務所に収容され服役される禁固刑の場合は10年でした。
現在の時効
現在も値する刑の重さによって時効年数が比例する。といった基本的な事は変わりません。大きく変わったのはその年数で、ほぼ全ての犯罪内容及び罪の重さに対する時効年数が倍増しました。上記の年数を2倍した年数が現在の期間になります。例外なのは『死刑』の場合です。こちらの場合だと時効が無効となり一生その罪状や刑事処罰を課すことができるようになったのです。
他国の未解決事件
世界的に見てもトップクラスに治安が良いと言われているだけではなく、実際に犯罪件数や事件が起きて犯人が逮捕される割合も高く数値的に見ても、他国に比べると遥かに平和な国である事は間違いありません。しかしそんなわが国でも過去には身の毛がよだつような、悍ましい事件が発生して迷宮入りしているのです。では他国の未解決事件も少しピックアップして簡潔にご紹介します。
パナマ女子大生変死事件
現在から5年前の平成26年に起きた恐ろしい事件。オランダ人の女子大生2人は北と南のアメリカ大陸の間に位置する国『パナマ』に数が月間留学することとなりました。ある日2人はステイ先の家庭で飼っていた犬と『密林』『樹海』なんていう言葉が当てはまる地に探検に行きましたが、家に帰ってきたのは1匹の犬だけでした。
地元警察など自治体が大勢で捜索が開始され、数日後に彼女たちの所有物のリュックとそこに入っていた各アイテムが見つかりました。そこから彼女たちは何度もオランダに緊急連絡していた記録が携帯が見つかり、またカメラの内蔵メモリには暗闇を映したものがほとんどで、その一部にはいなくなってしまった1人の女性が額から血を流している様子が撮影されていたのです。
数か月後に
その数か月後に彼女たちの人骨が『密林・樹海』の奥地で見つかっており、彼女たちが還らぬ人となってしまったのです。更にその人骨の一部は不自然に白みがかっていたそうです。犯人たちや原因すらもわかっておらず、闇が深すぎる事件として世界的にセンセーショナルな事件として話題になりました。
ボーイ・イン・ザ・ボックス事件
英語があまりできない方でもその名前から直ぐにどんな犯行であったか想像つくのではないでしょうか?現在から62年前のアメリカのフィラデルフィアで起きた猟奇的な殺人事件で、幼気な少年が残虐な犯人によって過度な暴行を加えられ殺され、命を奪われた後、文字通り段ボール箱に詰められて遺棄されてしまったのです。
現状は?
事件の現場となってしまったフィラデルフィアのマスメディアが、ニュースや大事件として一斉に取り上げられ世間を震撼させ、犯人や事件に関する情報提供を求めるチラシが各所に貼りだされましたが、有力な目撃情報や犯人の姿などは挙がらず、捜査は難航してしまい現在でも犯人は捕まっておりません。
真実がわかる日が来るのか?
身元が現在も見つかっておらない様な失踪事件、猟奇的で残虐性が高い殺人に及んだ犯人が見つからず時効となった殺人事件など、今回は私たちが住んでいる日本国内で過去に起きた、ミステリアスな未解決事件の数々を余す事なくご紹介していきました。ぞの狐に包まれたような概要を知ると、ゾクッと身が震え上がり寒気を感じてしまったのでないでしょうか?
突如として行方が分からなくなってしまった人たち、得体のしれない殺人鬼に命を奪われてしまった人たちにご冥福をお祈り申し上げます。そして一刻も早く彼らの無念が少しでも晴れる様に、真相が解明されな事実が判明して、事件が無事に解決される事を心より祈っております。いつまでも風化されぬように忘れないようにしましょう。