【人形島】恐怖!メキシコ・ソチミルコの呪われた島の詳細や伝説を紹介

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何か「この地」に隠されたことを知った上で、ブードゥー教では死者の想いを人形に用いることから、慣わしに沿ってこの危険な土地を解放したかった可能性もあります。何千ともある人形は尋常ではないので、かなり強い想いが込めらていたとも考えられるでしょう。

その他の呪いの人形に興味のある方はこちらもご覧ください。

人形島を作ったドン・ジュリアン・サンタナの特殊能力とは?

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ジュリアンさんが人形島を作った設立されるには、妹さんは他の話をします。妹さんの話では、ジュリアンさんは自分から供養のために作った島の話とは別に、他にも言われがあると言うのです。

それはブードゥー教の習慣だったのでしょうか、それともジュリアンさんだけに降りかかったことなのでようか。それは特殊能力とも言われる事柄がきっかけだったのです。真相は分かりませんが、どこでも差別や偏見があることは否めません。

人形島の作者は特殊な能力を持っていた?

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人形島を作った作者、ジュリアンさんは病を治す力があったと妹さんは話します。妹さんの眼の前でも行われたことがあったとのことですが、それによって差別の対象になります。村人からは気味の悪い存在と言われ、暴力もあった上に島へと追いやられてしまったと言うのです。

一心不乱に人形を集めた姿からも、見えた少女は霊的な存在だったかもしれません。決して恨みから作った島でないことは、村人の流した人形を集めて飾ったことからも明らかでしょう。作者が特殊な能力を持っていたとすれば、ブードゥー教の習わしからきていることかもしれません。

人形島への行き方

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人形島に興味のある人は、まずは首都メキシコシティーからソチミルコへ向かいます。気を付けないといけないことは、自分1人で自力で行こうと考えて迷うことでしょう。

間違えてしまうと、混乱することもあるからですが、行き方さえ頭に入っていれば大丈夫と思って安心していると、間違えた場所に着くことあるからです。また治安の心配もあるので十分気を付けることも大切になるでしょう。そこで人形島への正しい生き方を簡単に紹介いたします。

人形島ツアーがある

きちんとツアーがありますが、気を付けなければならないことは、現地の人はあまり行くことをを好んでいないことです。メキシコにはたくさんのスポットがあり、当然現地の人は印象を悪くしたくないでしょう。ツアーで行くことで怖い思いまでのリラックスはできるので、楽しみのポイントでもあります。

遊覧船でゆったり旅を楽しめるのは、人形島に着くまでの長い時間なので心の準備をしましょう。1つ確かなことは節約目的なら1人より多人数が、ツアーは断然お得です。ただし、ツアーによっては数分しか滞在させてもらえなかたっり、船頭さんの気分次第なので当たり外れがあることは言えます。

人形島のあるソチミルコまではメキシコシティから電車とバス

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運河を通る船に乗るには、まずメキシコシティの地下鉄2番線から終点(タスケナ)まで行きます。そこから路面電車か、運河の船乗り場まで歩くと近いです。ピアフェルナンドセラダ(不明な時は、GoogleマップでPier Fernando Celadaと検索してください)で船乗り場が分かりやすいでしょう。

ローカルバスの場合はタスケナからソチミルコまで行き、 エンパカデロフェルナンドセラダで降ります。終点ではない、途中下車になるので間違わないように気を付けましょう。そこからいよいよ遊覧船に乗ることになります。

人形島の遊覧船ツアーは時間制コースで料金が異なる

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遊覧船にいよいよ乗るとは言え、ここまで地下鉄は5パソ、ローカルバスは6ペソ、また遊覧船自体も350ペソ〜コスによって1400ペソと費用がかかります。人形島に上陸するにも費用がかかりますが、およそ30ペソです。また遊覧船自体、2時間、3時間、4時間と時間制でコースが異なるのでよく確認しましょう。

因みに1ペソは、日本円で2円くらいの費用なので、必要最低限費用を持って行くと良いです。こちらで紹介したのはツアー料金なので、最低金額の所持は忘れず、コースも間違わないようにしましょう。何らかトラブルがあるといけないので、多めに持って行くことは避けたほうが良いかもしれません。

人形島を含むコースは長めなので食べ物や飲み物は持って行こう!

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いざ向かうとなったら、運河を通る長旅をすることになります。片道1時間以上、往復で最低でも4時間はかかるコースなので、現地の観光を楽しむことができるでしょう。途中で販売している食べ物や飲み物もありますが、体に合わなかったり、辛かったりなど問題点もあることは間違いありません。

できるだけ長旅を予想しておいて、食べ物や飲み物は持って行きましょう。具合が悪くなったら話にならないので、事前に準備しておくことがベストです。また乾季と雨季のあるメキシコなので、特に飲み物はどうしても必須になることでしょう。

人形島には偽物がある?!

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「ここが人形島だ」と紹介されたけど、何か変と感じることがあるかもしれません。それはレプリカのおいてある「偽物の人形島」です。なぜ偽物の島が存在するのでしょうか。

どこで区別をつければ良いかは、片道1時間半以上かかるにも関わらず、随分と早く着く場所があることで分かります。どうしてレプリカがあるのか、運河からもはっきり分かる不思議な場所にあることからも疑問の思うことでしょう。

人形島はガイドが行きたがらない島

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ソチミルコからの運河での旅路を、必ずしも喜んでいないガイドもいます。険しい運河を通ることを拒んだり、恐ろしいイメージを払拭したいからかもしれません。面倒なことを嫌がったり、イメージを怖い雰囲気から避けるからかもしれませんが、レプリカのある偽物の人形島は存在します。

本当の人形島に連れて行って欲しいことを伝えることが大切でしょう。納得して帰ってしまう人が多いからこそ、尚更ガイドが行きたがらないことにも繋がってしまいます。ガイドも近付きたがらないほどの人形島は、何かを拒んでいるのかもしれません。

人形島以外にも?!メキシコシティに現れる少女の霊たち

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世界中には奇妙な出来事や、怖い話はたくさんあることは確かです。それは人形島に限ったことではありません。メキシコシティにも、どう説明をしたら良いのか分からない奇怪な現象や撮られている映像があります。

特にブードゥー教に関してや、是非見たい人だけが画像を確認すると不可思議さが分かるでしょう。これから紹介する画像は怖いのが苦手な人は、瞬間的に映っていますので、避けてください。映像ではないので、何かが流れるわけではないので安心していただいて構いません。

横断歩道に現れた「ラ・ロローナ」

メキシコでは有名になっている「ラ・ロローナ」ですが、元は結婚していたはずが不倫相手とどこかへ行ってしまったために、子供と無理心中を図った少女が現れる話です。都市伝説ですが、天国に入るも子供の霊と一緒じゃなければ無理と断られ彷徨う少女が現れた、とされているのが横断歩道に現れた「ラ・ロローナ」と言われています。

画像は一気にネットなど広がったのですが、同時に信ぴょう性についても問われたのです。今現在に至って何の発表もないということは、本当にそこにいるはずで、映ってはならない存在が映ってしまったのかもしれません。

メキシコシティ国際空港に現れる少女の霊

メキシコシティには同じ霊かどうかは分かりませんが、疑わしいとされる写真も残っているのです。こちらは写真になりますが、国際空港のターミナルの使われていない地帯で撮られた写真ですが、見かける人は多数いるとされています。「靴の紐を結んでほしい」と話す少女ハイツの間にか姿を消し、ターミナルに勤めている人でしらない存在ではないほど有名な少女だと誰もが口にするそうです。

「ラ・ロローナ」なのでしょうか、それともまた別の存在なのでしょうか。不思議な現象は立て続くかのように起こり、人形島だけでは収まらないことになっているのです。あらゆる面から、メキシコはオカルト的な不可思議な現象が多々ある国であることが、分かるかもしれません。

人形島は「金田一少年の事件簿」にも登場?

人形島と聞いて「金田一少年の事件簿にも登場した」と思った人もいるかもしれません。確かに「金田一少年の事件簿R 9巻」に、同じような名前があったし、奇妙な話だったから同じかな、と考えてしまうでしょう。実際には登場しませんが、舞台や背景はもしかしたらメキシコの人形島を連想することもあるかもしれません。

関連性はあるかもしれない、とより不気味さを連想させるでしょう。実際はどうなのでしょうか、金田一少年の事件簿とメキシコには関係があるのでしょうか。

人形島(メキシコ)とは関係ない

「金田一少年の事件簿」に登場する「にんぎょうじま」という言葉がありますが、実は関係ありません。金田一少年の事件簿に登場するのは「伊豆沖の孤島」にある「人吐潟島(ひとがたじま)」が舞台になっているのです。

人形島と同じ書き方、読み方も似ているので勘違いしてしまうでしょう。メキシコの恐怖の話の多い人形島とは違い、日本が舞台になっていることが分かります。そうだとしても、事件の舞台になっているという点では重ねてしまうことも仕方がないかもしれません。

金田一少年の事件簿R「人形島殺人事件」

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人形島と関連がないと分かっても「人吐潟島」にはなんだか関心が湧くこともあるのではないでしょうか。そこで、金田一少年の事件簿R 9巻に登場する話を簡単にあらすじだけ紹介します。

主人公の一(ハジメ)は、暗号の解読を頼まれますが、そこには「ヒトガタジマヘイケ」とあったことを読み取るのです。一と美雪(ヒロイン)は、人吐潟島に向かいますが、元から人吐潟島は人形を供養する場所だったので他にも向かう人たちがいます。

その日には、幼馴染と再会するもすぐに事件に巻き込まれてしまうのです。それぞれの人たちが人形を供養する目的を抱えていたので、事件はさらに深みへと進んでいきます。

次々に殺害されていくことを防いで、犯人は見つかるのでしょうか。犯人の目的や動機、誰なのか気になる展開になっていきます。この事件の核心はどうなるのか関心のある方は、金田一少年の事件簿をお読みになってはいかがでしょうか。

人形島でも知られるブードゥー教は民間宗教

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ブードゥー教と聞くと、死者を祀る宗教で、どこか恐ろしい宗教と感じるかもしれません。実は民間宗教で、宗教法人ではないのです。死者を生き返られせるために行う「ゾンビ化」の印象が強いからでしょう。実際は魂を込めた人形を持つなど「白魔術」とも「黒魔術」とも捉えられる、ミステリーな民間宗教だからです。

あるスポーツ選手が持っていたように「願いを込める」としても知られる、人形もあるほどの謎が込められた、実は「残酷」だけではない宗教と言えるでしょう。見えないのが実態なので「ブードゥー人形」も、よく調べてから作ることが良いかもしれません。

人形島の偽物と本物の一番簡単な見分け方

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人形島にはレプリカが飾ってある、偽物の島があることを紹介しましたが、ソチミルコから近いだけではありません。「門がある」「料金をきちんと取る」ところが本物の人形島です。偽物の島ではさすがにお金を取ることはしません。

また、門もなく簡単に入ることができるので見分けることは簡単になるでしょう。人形はどれも同じに見えてしまうかもしれませんが、この見分け方なら簡単に分かるでしょう。

人形島は人形たちにとっては安住の地なのかもしれない

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人形じまは怖い、恐怖で慄く存在だけなのでしょうか。ジュリアンさんの供養が本当なら、実際は流され朽ち果てていくだけの人形の想いは恨みでいっぱいだったかもしれません。

それこそ触れる者を拒んで次々へと事故などは広がっていくことは目に見えて明らかです。それを考えるとジュリアンさんは差別されるべきでもなく、孤独だった人生も人形たちの感謝で溢れていたのではないでしょうか。

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怖くて理科寄れない土地は、今では観光地として栄えています。恐怖を覚えるにふさわしい人形たちですが、それは人間たちの勝手な想いかもしれません。人形たちの気持ちになってみたらどうでしょうか。

人形たちは来る者を拒んでいるかもしれませんが、本当はジュリアンさんの気持ちが届いているなら、朽ち果てていくだけだった人形たちにとっては救われた存在なのかもしれません。

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