トンボ鉛筆の佐藤とは?震災後就活生へのメールと人物像とその後を紹介!

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その後いくつかのバリエーションが販売されたMONO消しゴムは発売50年間を迎えました。それを記念して東京都心部を記念ラッピングバスが走行しました。復刻版の黄色い鉛筆とのセットが販売される予定もありノスタルジーを感じさせるデザインが文具が好きな大人へ向けた商品です。

スティック糊 PIT テープのりPit tape

トンボ鉛筆 スティックのり 消えいろピット S 5個 HCA-513

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トンボ鉛筆が手がけた新しい発想のスティック糊は固形糊をスティック型にして狙った場所にちょうど良い量で使えて手が汚れにくい上、塗った場所に青い色がついて乾くと消える便利さで定番商品となっています。その後発売したテープのりは修正テープに似た使用法で線のように糊付けしカートリッジ交換で補充ができ事務の必需品となりました。

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トンボ鉛筆の不祥事

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佐藤氏の騒動以来会社イメージを損なわない努力が行われ、現在はとても気をつけているようで佐藤氏とゼネラルマネジャー長尾氏の名前で個人情報が漏れることなく人が守られていることが救いです。佐藤氏の騒動以外に起きた過去の事件を紹介します。

夏のボーナス未払い

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昭和50年夏のボーナスが支給されずにトンボ鉛筆の社員組合から訴えられたことがありました。副社長室へ従業員が大勢で押しかけ激しく怒りをやりとりする事態にまで進展したようです。話し合いに応じなかった上層部の対応に問題があると判断され団交拒否と見なされました。

トンボ鉛筆会長が覚せい剤で二度逮捕

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2007年当時の会長小川洋平が覚せい剤と大麻所持で逮捕され会長を辞任します。最初の判決では執行猶予がつきましたが執行猶予期間中に2度目の逮捕があり懲役1年4ヶ月の判決が下されました。「社長から会長に退いたことで寂しさがあった。社会に申し訳ない。」と発言しました。小川容疑者は2代目の父はトンボ鉛筆創業者の小川春之助です。

 

佐藤騒動から学ぶ会社の危機管理体制で大切な事とは?

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問題のあったメールが炎上し、翌日には長尾氏から就活生へのお詫びと今後の予定が明確にされた事で書き込みが治りました。また佐藤氏の厳罰が報告されたこともあり、長尾氏の仕事は素晴らしい手際だったと今でも語られています。

トンボ鉛筆の佐藤騒動から学ぶ①対応の素早さ

最初に就活生へお詫びと予定変更のメールが送信されて不安を解消し、今後の予定も明確にしたことで落ち着きました。電話による問い合わせもあったことからトンボ鉛筆のHPに謝罪文を掲載しています。

前日の騒動から翌日には謝罪した対応の速さは、佐藤氏の個人情報が集められてさらされる前に沈静化したことで最悪の自体にはなりませんでした。

 

トンボ鉛筆の佐藤騒動から学ぶ②対応の内容

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今後同様の間違いを繰り返すことが無いよう、具体的な対策を簡潔にまとめて伝えました。佐藤氏は指導されるとありそれ以上のバッシングが起きずに済んでいると思われます。今回名前のでたトンボ鉛筆の人事部佐藤と長尾の個人名が守られるようネットに詳しい人へ依頼して個人情報を守った可能性がありました。

トンボ鉛筆の佐藤騒動から学ぶ③責任の所在を明確に

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とにかく謝ることですが個人ではなく会社のアカウントだった場合、責任を取るのは担当者なのか、社長なのか、はたまた別の人物かを明確にして謝罪文を掲載することで炎上が免れます。トンボ鉛筆では上司の長尾氏から謝罪しています。現実の世界と同じように逃げ腰なのがわかると火に油を注ぎ騒動は落ち着かず手遅れになることもあります。間違えや失敗を認めて謝ることが大切です。

トンボ鉛筆の佐藤騒動から学ぶ④誠心誠意を感じる対応

長尾氏が送信したメールは・お詫び・就活生への今後の予定と2種類あり内容が回りくどい表現がない的確でわかりやすいものです。佐藤氏の事は「当該担当者を厳しく指導しました。」と解雇されたと受け止められる内容があり少なくとも怒られただろうと思わせ、それ以上誰もトンボ鉛筆への言及を行う事はありませんでした。

トンボ鉛筆の佐藤騒動から学ぶ⑤炎上に強い弁護士

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ネット炎上が誰にでも見えるという特性で広まるのであれば、炎上された側も投稿された内容を証拠にできるという強みがあります。炎上させる(他人の誹謗中傷をする)人はいち部の人が行なっている現状があり追跡と追求可能です。匿名と甘く考えないほうが良いです。

トンボ鉛筆の佐藤騒動から学ぶ⑥リスクコンサルタントを利用

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ネット以外でも活躍するリスクコンサルタントは、危機的状況を回避するためのアドバイザーとなるコンサルタント事業に該当します。地震やネット炎上などどのような対応が会社にふさわしいか提案され問題の解決を手助けになります。ネット版のリスクコンサルタントも存在し契約企業のネット内のSNSでの書き込みなど毎日チェックが行われ、バイトテロや炎上を防ぎトラブル時に一番有力な解決方法を提案します。

トンボ鉛筆の佐藤騒動から学ぶ⑦社員へのリスク管理教育で情報トラブルを防ぐ

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個人の発言が会社の発言と拡散されるトラブルもあり仕事内容の発言には責任を持つ必要があります。勤務中のバイトテロでイメージを下げ大きな利益損失と風評被害にもつながる問題になります。

社員のネット知識も違うことから社内情報の守秘義務の大切さとインターネット情報を公開することで起こりうる事を教育することで、現代社会で必要不可欠な情報発信の場であるSNSも有益に活用することができます。

 

トンボ鉛筆の佐藤騒動から学ぶ危険な会社の見極め方

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就活生の愛社精神をかきたてようとした行動で不適切な文章を送信した処分は厳しいものです。しかしのちの事を考えると正しい判断でした。この騒動は「会社至上主義」を誇示する内容で解雇された衝撃的な事実であり時代の変化が現れています。長い人生を過ごすことがふさわしい会社か否か、早く見極める方法を紹介します。

トンボ鉛筆の佐藤から学ぶ見分け方①

会社内のイメージは建物と設備も関係しますが、やはり働いている人から受ける印象は1番わかりやすいです。話し方はモチベーションが現れるところで、職場満足度が高ければストレスが少ないので働く人の印象も良くなります。

  • 電話・受付の社員の話し方は印象の良い元気な滑舌の良い聞き取りやすさ。
  • 他人のミスや悪口が話題なっていませんか。

トンボ鉛筆の佐藤から学ぶ見分け方②

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実際に仕事をする場所の事務所を見ることができればもっと良くわかります。

  • ホワイトボードや壁にスローガンやグラフが大きく貼られ結果重視という事で職場の快適性は無視されています。
  • 机や棚が整頓されていなければ負担が多すぎる仕事を任され整理する事は後回しになっています。

トンボ鉛筆の佐藤から学ぶ見分け方③

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責任者や先輩の対応が冷たいと気を使います。それが毎日続くのは悲惨です。

  • 上司の注意や叱責を誰でも見える場所で行なっていたら受け止める側の心理を無視した行動で要注意です。入社後同じ扱いを受ける事は間違いありません。
  • 上司に幹部が注意をすれば改善されますが公然と行われているのは幹部も公認という事です。

トンボ鉛筆の佐藤から学ぶ見分け方④

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面接が行われる日程が土日祝日を指定されたり、午前から夕方までの時間でない時はかなりの確率でブラック企業です。

平日午前から夕方以外の時間を指定される。通常の時間以外も働くことを強要されます。

トンボ鉛筆の佐藤から学ぶ見分け方⑤

面接する人や人数がどのような状態かで会社の命令系統や力加減も現れます。また、面接官の顔色と態度が仕事でお付き合いできる相手か見極めましょう。

  • 面接官が多い時は判断力がある人事が不在です。面接の合否も公正さを持たない判断になる可能性があります。
  • 最初から社長面接の場合は社長が人事を信用していないワンマン社長で、理不尽なことも承諾することがあるかもしれません。
  • 社長面接から現場面接の場合は現場責任者が強い場合です。
  • 面接官が質問事項のプリントを見ながら形式的質問をする場合は人を見て判断がされていないことから人が活き活きと働ける仕事ではないということです。

トンボ鉛筆の佐藤にならないためには?面接のポイント

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既に社会人である人は自分の会社をブラック企業にしないことが大切です。未来の「トンボ鉛筆の佐藤」にならないように気をつける事は多々あります。

トンボ鉛筆の佐藤から学ぶ良い面接①

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面接の段階で募集要項に無い職歴や学歴と勤務日・時間を指摘され履歴書を先に提出した意味がなくなってしまう。事前に中身を確認していない面接官もいます。

  • 大卒でないという理由で不愉快な対応が応募者の心に傷を作りました。
  • 経験を記載していないと後から言われ無駄足を踏む。
  • 土日祭日の休みは毎回では無いと言われ希望と違う仕事で無理をして了解して後悔させ入社後の離職率に繋がります。

トンボ鉛筆の佐藤から学ぶ良い面接②

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面接官の時間の使い方で印象が左右され、業務が終わらず応募者を待たせたり結果連絡がないなど、立場が上だと思っている証拠です。

  • 約束の時間に面接が始められず待たせるのは応募者の時間を無駄に使っています。
  • 面接してから何週間も連絡が無い、返事を忘れるなど言語道断です。
  • 会社に着いたら担当者が不在で忘れられていた。
  • 不採用でも早く回答するべき、他の採用者が断ったから採用されたのだと思われます。

トンボ鉛筆の佐藤から学ぶ良い面接③

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新入社員への仕事に必要な情報以外の質問が不愉快に思われてしまいます。

  • 時代が変わっている事を把握して常識からかけ離れていない個性を認める必要があります。
  • マイノリティーやジェンダーを攻撃せずに良い所を見つけ今後の関係を良好に繋げる雰囲気作りが必要です。
  • 結婚や異性関係への質問をする事は避けましょう。女性だけでなく男性も問題になります。

トンボ鉛筆の佐藤から学ぶ良い面接④

面接官の態度が横柄で採用を断る応募者は多く応募者が消費者である事を忘れてはなりません。

  • 質問や意見で上げ足を取り、何か狙いがあり試されているのかと訝しく思われます。
  • 応募者への態度が失礼で採用する側の高圧的な態度で踏ん反り返って座る事も企業全体がイメージダウンします。
  • 面接官といえど営業中と同様に応募者からも評価される事を考えましょう。

 

トンボ鉛筆の佐藤から学ぶ良い面接⑤

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希望者へのメールで「トンボ鉛筆の佐藤」が失敗をしたと言っても過言ではありません。ネットが不都合を拡散する武器で若いほど日常的に使用します。

  • 「トンボ鉛筆の佐藤」のように会社至上主義を進める文章は現代社会に合わない。
  • 応募以降のスケジュールはできるだけ透明化させることが大切で、時間は金なりとはよく言った言葉です。
  • 私的な情報を含ませるのはネット社会では賢くありません。失礼のない簡素な内容で的確な文章が好まれます。

企業の炎上事件

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トンボ鉛筆の佐藤今でも話題になる有名なメール事件でしたが2019年もメールやSNS原因となった事件が頻繁に話題とされています。炎上した内容や原因がそれぞれ違い今後の参考になりそうないくつかの事例を紹介します。

カネカ 男性が育児休暇を取ったら転勤辞令

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出産後に夫婦ともに育児休暇を取得し夫が2019年4月下旬久しぶりに休暇開け出勤した翌日に夫には二週間後から大阪へ転勤辞令が出ていました。急なタイミングで時期が悪かったので転勤の開始時期をずらしたいと申請しましたが願いを却下され翌月には退職に追い込まれました。その内容を妻がツイッターに書き込んだことで炎上が始まりました。

退職したのは5月末のことで有給休暇を申請しましたがこれも却下されたことも公開したことで、育休を消化したことへの企業が行った公開処刑であるとネット炎上し企業の対応がよくなかったことで致命的なイメージダウンをしてしまいました。

「次世代育成支援 くるみん」取得企業

厚生労働省の認定した企業が使う、くるみんマークは赤ちゃんのお包みをイメージしたデザインマークで、社員の育児支援を目標にした育児休業制度の充実で税制待遇を受けることができる特権が与えられます。

退職後の6月1日妻がツイッターに書き込み炎上

前日まで社員だった会社名は伏せて投稿された夫の退社までの出来事をツイートし話題になりました。有給を取ることを却下した行為は違法なので、育休を取得し、子供が産まれたばかりの状態で急な転勤辞令と有給を与えなかったことが争点になりました。

企業は弁護士に相談

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育児休暇推進くるみんマークが記載されているページを削除したのではないかと、さらなる炎上がおこりました。カネカは急遽メディアへの取材に答えてその内容を記事にして公開しています。「書き込み内容が元社員であるか確認できていないので対応していない」ということをおおやけに発表したかったようです。しかし、その翌日に大きなミスをしたことで弁解の余地もない状態になりました。

6月3日カネカ社員へ弁解のメール

見せしめではないと社員へ伝えたかったメールで社外への発表と内容が違いツイートの内容が事実だと認めています。

SNS上に当社と思われる内容が多数書き込みされていますが、信ぴょう性に欠ける内容です。
育児休暇が終了した直後に転勤の辞令を行ったということはありますが、これは育児休暇をとったことに対する見せしめといったものではありません。

(引用:日経ビジネス)

社員に出した辞令を認めた

社外へは事実が確認できないと言いつつ社員には事実があったという内容でした。

十分な意思疎通が不十分で着任の仕方など、転勤の具体的な進め方について元該当社員に誤った印象を与えたことが配慮できていなかったと認識しております。
先日も述べたとおり、「社員は最も重要なステークホルダー」と認識してます。
今回のような すれ違いを今後おこさせないよう、再発させないよう努めます。

(引用:日経ビジネス)

退職後に書き込みをした元社員の妻も無事ではない

育児休暇を取得したことで見せしめのような会社からの締め出しが密かに行われようとしていました。ツイッターに公表しなければ元社員は泣き寝入りするところです。

しかし大企業の裏側を暴露した元社員の妻に対しバッシングが起きたのも事実で、過去のツイートを閲覧されおかしなところがあれば揚げ足を取られるような書き込みをされています。

銀座いせよしのポスターコピーで炎上

着物を販売する銀座いせよしが2016年に発表した広告コピーが問題になりました。5パターンの広告ポスターが作られた中でこの1枚が話題になり、炎上しています。女性が外見に気を使う社会であることの窮屈さを不満にした騒動です。それとは別で女性の公式な場でのヒール靴も問題になり女性の立場が変わる時代に差し掛かっていることがわかります。

「ハーフの子を産みたい方に」が差別用語

2019年に騒がれたコピーが炎上した理由は「そう思っているだろう」という作り手の思い込みが見えて腹が立つと女性からの書き込みがいつの間にか炎上しています。

  • 容姿を気にして生きているだから顔立ちのハッキリとした外国人にモテたいだろう。
  • 結婚したいだろう。

女性たちが仕事以外に求めていると予測した内容がハーフを産むと言う自立性のない願いを想像したことが差別だと、同じ性別の女性がコピーライティングしたことで同性の格差を感じるというのが理由でした。

「ハーフの子を産みたい方に」2016年新人賞受賞

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この問題の特徴的なことが、2016年に発表しているポスターに乗せたコピーであることです。発表された当初よりも3年経過した現在にそのように感じる心理変化が女性に起きているという事実です。2016年に東京コピーライターズクラブ新人賞を受賞していることから注目されていなかったとは言えません。現在銀座いせよしのHPのトップにお詫びの言葉が掲載されています。

女性がこのような発言ができる世の中に変化していることで、このようなバッシングは今後もたくさん出てくる可能性があります。

九州電力原発再稼働への賛成やらせメール

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テレビの生放送中に関係会社の社員に指示し、九州電力社員が世間を都合の良い方向に操るために偽装メールを送信させた問題です。

2011年6月21日玄海原子力発電所の再稼働を経済的な問題で望む企業が多い半面、現状を考え正式に再稼働を望む発言をしない現状を打開するため九州電力副社長段上氏と常務諸岡氏と佐賀支店長大坪氏が再稼働賛成意見を増やす必要性を話し合いました。国と政治と企業が関わった問題です。

6月26日生放送中に賛成メール送信を指示

翌日の6月22日段上氏から原子力発電本部部長に指示を出し、佐賀県民への説明会にネット参加を依頼し、原発は安全で再稼働賛成という内容のメール回答を送信する内容で子会社と同社事業所の社員各1人計7人へ送信しました。

佐賀県知事が国に依頼して行われる説明会は原発の再稼働を判断するため、広告代理店が参加者をバランス良く選出し学識者と関係者が参加しました。

6月26日生放送で公開質疑を行う番組でネットとケーブルテレビで放送されました。結果は原発再稼働賛成が多い結果で終了しています。

メールを受けた九州電力子会社の社員が内部告発

初めに告発したのは九州電力子会社の社員が放送前日の25日に共産党支部へ送信されたメールを告発していました。

収録日の朝に武藤明美議員は佐賀県の幹部職員にやらせメールの件を報告したが放送当日番組内の説明が成功するか気になり、メール内容も見てはいないことで何もせずに問題が公になるまで放置していました。朝日新聞もやらせメールを受け取り九州電力へ事実確認しましたが否定されています。

しんぶん赤旗が記事を掲載

7月2日の新聞赤旗でスクープ記事として内容の一部始終とテレビ放送でのメール集計結果を掲載されておおやけになりました。2日後の原子力安全対策委員会で九州電力がこの事実を質問されましたが否定しています。その後国会質疑まで問題は拡大しました。

佐賀県知事が誘導

佐賀県知事の古川康知事と九州電力社長が行った6月21日の会談で知事からやらせメールを誘発する発言があったことが第三者委員会の調査で発覚しました。その証拠は残った発言メモでした。

第三者委員会により九州電力に「古川知事の誘導により九州電力が賛成へと民意を操作した」と断定した最終報告が提出されました。古川知事はその報告を「やらせである」と否定しました。

国会での議員たちの憤りにより九州電力社長のその結果社長は辞意表明しましたが、総会での多数決により続行を表明しています。

トンボ鉛筆の佐藤騒動は反面教師にしよう

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流行やデザインが変化するようにライフスタイルも変化し企業と仕事、社員と学歴も時代により変化します。長い歴史のトンボ鉛筆は製造業から文具のクリエイターへと進化した現在、佐藤氏のメールが公になり企業が変化するきっかけが与えられました。古い考えをすて会社と個人が尊重される関係づくりが大切だと気がつくことが老舗企業の課題です。

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