パスタのカロリーは?
パスタ料理は気軽に作れてレシピもアレンジ次第で飽きることなく、外食する際もパスタメニューを選ぶ方も多いです。ただ、ここで「やっぱり、ダイエット中だし」と躊躇してしまう方も多いです。実際にカロリーはどれくらいなのかと言いますと、100gあたり140キロカロリーと言われています。
パスタに含まれる栄養素
続いて栄養素についてご紹介します。わかりやすく白米と比較すると、カルシウムはおよそ2倍、食物繊維は3倍、鉄分は3倍、ビタミンB1・B2はおよそ2倍の栄養素となっています。栄養面ではパスタが豊富なのです。
パスタは糖質制限ダイエットには向かない
私たちは、主食にごはんやパン類、麺類を食べていますが、これらに多く含む糖質を制限して痩せる、糖質制限ダイエットが最近では注目されています。茹で上がったパスタ自体には100gに対して30gが糖質を占めています。糖質制限ダイエットは1日およそ50g以下が理想と言われている為、パスタを一食分チュルっと食べると1度にあっという間に糖質を多く摂取してしまう事になります。
パスタは高カロリー?太りやすい?
ダイエット中の方は特に意識してしまうのですが、パスタはカロリーが高そう、太りそう、といったイメージを抱きます。冒頭でも述べた通り、茹で上がった状態で100gあたり140キロカロリーとなります。ここだけを見ると「思ったより低い!」と感じますが、ここにクリームやミートソース等を着飾ることになります。結果として目の前に出て来るパスタは高カロリー状態となってしまうのです。
パスタのカロリーは白米と変わらない
白米とパスタのカロリーを比較して計算してみます。白米100gを炊飯すると、およそ220gになり、356キロカロリーになります。対してパスタは100gを茹でるとおよそ240gになり、358キロカロリーとなります。どちらも炊き上がりと茹で上がりを比較するとほぼ同じになります。
パスタはカロリーは普通でも血糖値が上がりにくい低GI
先程も述べた通り、白米とカロリーはさほど変わりません。ただ、比較して大きく違うのが、GI値です。最近ではお茶のCMなどでも血糖値についてうたわれる事おも多くなりましたが、この血糖値が上がる速さを数値として表したものが『GI値』です。GI値が高い(血糖値が上がるスピードが速い)と、すい臓が血糖値を下げようと、インシュリンが分泌されます。多い程太る原因となる脂肪がどんどん蓄積されやすくなるのです。白米はGI値が81に対し、パスタは65になります。つまり白米より太りにくいというメリットがあります。
パスタのカロリーはソースで左右される!
パスタ単体を見ればカロリーは怖くないです。組み合わせるソースによってパスタ料理の総カロリーは左右されます。こってりとした生クリームやチーズがたっぷりかかったソース、ミートソースやバターたっぷりのたらこソース等、これらのソースがパスタと組み合わさる事で、超豪華なカロリーとなってしまいます。カロリーが気になっている方は組み合わせるソースに気を付けましょう。
カロリーの高いパスタソースとは?要注意ソース5つ
こってりとしたソースがたまらない、見た目もカロリーもボリューミーな要注意ソースをご紹介していきます。作ろう・食べようとする前に一旦考えてソース作り・メニューをチョイスしましょう。参考までに、某イタリアンファミリーレストランのメニューよりピックアップしていきます。
カロリーの高いパスタソース①カルボナーラ
濃厚生クリームにチーズとベーコンがたまらない、メニューの中でも人気者なカルボナーラは717キロカロリーになります。ちなみにですが、50kgの体重の女性が700キロカロリー消費する為にはジョギングを2時間行わなければいけません。一気にこれだけのカロリーを取り込んだことになります。
カロリーの高いパスタソース②ミートソース
ひき肉のゴロゴロ食感とトマトソースが相性抜群で粉チーズをかける事でグンとコクもアップする子供にも人気のミートスパですが、こちらは538キロカロリーとなります。ひき肉の量が多い程、振りかけるチーズが多い程おいしさもアップ。ですがカロリーも高くなります。