見つかったきっかけは警察への1本の通報でした。通報した方はどのように中へ入ったのか、不法侵入であったこともあり、匿名で16歳少年という人物であった事のみ分かっています。その後、警察が調べたところ、通報内容が本当であったことが分かりました。
掲示板には「通報しちゃったのかよ」という書き込みも
そのニュースを受けて、インターネット上の掲示板には以前から知っていた人が発する言葉のようなコメントが寄せられました。白骨死体ということもあり、長らくその場に放置されていたであろう死体は心霊スポットとして不法に訪れる人々には周知の事実だったのかもしれません。
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千歳楼で見つかった白骨死体は誰なのか?
なぜ、廃屋となった旅館で今更白骨死体が見つかったのでしょうか。その土地にゆかりのあった人の自殺や全く関係のないうわさ話があげられていますが、事実は一切わからないままです。白骨化してしまった人物はいったい誰なのでしょうか。
千歳楼のオーナーは現在も行方不明
廃屋のまま放置されている理由は、当時の旅館のオーナーが今も行方不明であることも関係しています。管財人の許可が取れないうちは勝手な取り壊しが行えないこととなっており、そのせいで不法侵入を取締るのみの処置しか行われていません。
千歳楼の経営難を苦にオーナーが自殺した説
これだけのお話を聞くと、誰しもがその白骨死体はオーナーなのではないかと疑うはずです。また、不自然に下着を2枚ずつ履いているという点からも自殺の線が濃いと判断されており、6億という膨大な負債と共に行方を眩ましてしまったオーナーなのでしょうか。
千歳楼での心霊体験
管理がされていない廃墟であるだけでも心霊スポットとして人々の興味を引いてしまう場所ですが、その場所では多くの心霊体験の報告がされています。オカルト事象のためどこまでが本当であるのかは定かではありませんが、場の雰囲気が信憑性を物語っているようにも見えます。
また、旅館やホテルといった場所には多くの人が訪れています。そして思い出を残していく場所でもあります。そういったことから、廃墟となってしまった後にも思い出や事件に関連した幽霊たちが居座ってしまうのです。ホテルでの心霊現象はこちらの記事を拝見ください。
千歳楼に1人で訪れた人が「連れの人は?」と聞かれる
心霊スポットを訪れた方が、近くで行っていた工事現場の警備員さんに言われた一言ですが、聞いただけでもぞっとするような内容です。向かう途中にあった警備員さんに帰りがけ聞かれたと本人はおっしゃっていますが、本当の事であった場合、警備員さんには誰が見えていたのでしょう。