666悪魔の数字が意味するものとは?獣の数字?
みなさんは、6が3つ並んだ数字がどんなものを意味しているのかをご存じでしょうか?様々な文献の中では災厄を呼ぶ数字とされている特殊な数字なのですが、それはどんなものを意味しているのでしょうか。ということで、この数字について今回詳しく紹介していきましょう。
666悪魔の数字は獣の数字
まずこの数字というのは、国内外問わず不吉なものであるとみなされている場合が多いです。実は新約聖書においても登場しており、その際には悪魔ではなく、この世の中に災厄をもたらすとされている存在を表すものとして扱われていたことが分かっています。
旧約聖書には神がこの世界を創世した時の話が語られています。そして前述の新約聖書は、キリスト教において救世主とみなされているイエス・キリストがこの世に生まれてからの偉業や、復活するまでの物語が描かれています。
666悪魔の数字は新約聖書に出てくる数字
また、この新約聖書というのは前述の旧約聖書と並び、キリスト教における聖典の1つとみなされています。マタイ、ルカ、マルコなどが記した福音書が啓典とされているのですが、その中のヨハネという人物が描いた黙示録にこの数字が登場しています。
その黙示録に曰く、この世界が終末に至るその間際になると、母なる海から10本の角に頭が7つある獣が地上へと現れ、実に3年以上にわたってこの世界を支配するとされています。そして、その支配の中で人間たちに獣が刻んでいくのが、この「666」という数字なのだそうです。
666悪魔の数字に関係する数々のウワサ
このように黙示録の中でも厄災をもたらす獣に関係していますので、何となく不吉なものであるということはお分かりいただけたでしょう。そして、実はこの数字に関連して様々な噂がインターネットを中心として囁かれているようです。
例えば、第5台ローマ皇帝であるネロ・クラウディウスを指しているのではという説は最も有力です。かの皇帝の名前をヘブライ文字に変換し、それを数字に直してから足した時の和がちょうど今回ご紹介するものと一致するから、というのがその理由のようです。
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666悪魔の数字をヨハネの黙示録から読み解く
今回ご紹介する数字について、一般的にはどんな風に知られているのか、聖書ではどんな時に登場するのかや、様々な噂を持たれていることなどをご紹介しました。黙示録において登場すると記述しましたが、そちらについてここからもっと深く掘り下げていってみましょう。
666悪魔の数字が出てくるヨハネの黙示録とは
まず、ヨハネの黙示録というものについてをご紹介しましょう。これは新約聖書における最後の書とされ、ヨハネという人物に語られた救世主であり神の子とされているイエス・キリスト、そしてキリスト教徒である彼の見た幻視がその内容となっています。
また黙示録というのは「啓示」と同じような意味を持つとされており、内容自体がとても難しくやろうと思えば後縦のようにいろんな意味で解釈ができるため、異端者が集まりやすいともされていました。この中ではバビロンの大淫婦、ハルマゲドンなどの言葉が登場してきます。
666悪魔の数字が出ている内容
本物の黙示録では、獣とされる何かが人類などに刻んだのがこの数字であるという風に語られています。そして本文ではこれに続いて、賢い人間はこの数字についてどんなものなのかを考えなければならない、という旨の文章が続いています。