Contents
高山正樹のその後と現在は?
現在、高山受刑者は処罰を受け服役中です。しかし、獄中においてもまったく反省の色はない様子で、いまだに精神疾患を装って見せています。無期懲役刑についても、しっかりと罪を償えば保護観察付きで仮釈放されることがありますが、男の言動や世論を見るに、その可能性は限りなくゼロに近いでしょう。
また、詐病を演じているためか人格障害のためかは分かりませんが、精神病舎に収監されながらも女児へ向ける性欲は相変わらずのようです。中学生当時に同級生へ発言していた言葉の通り、「自分は悪くない」と行為を正当化しているがゆえの態度とも見受けられます。
高山正樹は現在山形県精神病舎に収監されている
男は現在山形県にある精神病舎に収監されており、詐病を続けている限りは何らかの治療を受けているものと思われます。病舎の場所については明らかにされていないため詳細は不明ですが、万が一にも一般人へ危害が及ばないよう、僻地へ隔離されている建物であろうことは想像にかたくありません。
万が一、本当に精神疾患へ罹患し刑の停止がなされるような状態になれば、街中の病院へ移動する可能性はあります。しかし高山受刑者の詐病は周知の事実であるようで、一般人のいるところへ姿を見せることは死んでもありえないでしょう。
高山正樹は現在無期刑停止を求めて精神病を装いながら服役中
病舎に収監されている高山受刑者は今もなお精神疾患を装い、一般病院への転院や懲役刑の停止を望んでいます。逮捕前から一貫して反省の色を見せないこの男は「非社会性人格障害」であると当時の判決文に述べられていますが、パーソナリティ障害とも呼ばれる精神病質を理由に男の刑が停止されることは絶対にありえないでしょう。
元囚人の証言によれば、高山受刑者は糞尿を垂れ流したり、うわごとを呟いたりと素人目にも余る精神状態に見えたようです。しかしながら、それらはすべて看守の目を欺くための嘘であり、監視の目がないところでは正常に振舞っていました。また異常な言動が詐病であることは医務官も気づいている様子であると述べています。
高山正樹は服役中も女児に対しての性欲を露呈している
高山受刑者と同じ病舎にいた人間の証言では、テレビを見ながら、そこに映ったあどけない女児に対しておもむろに「サシてえ」と発言したようです。『サス』とは挿入したい、という意味だそうで、これは被害者への反省が見られないどころか、いまだ女児への性欲を露わにしていると捉えることができます。
また、これを聞いた元受刑者は「身も凍る思いだった」と語っています。そのほか、一部の支援者からは本人が希望したであろう少女の載った雑誌を差し入れされているということでした。反省も贖罪もない犯罪者に、欲を増長させるような施しを為すのも理解できないことですが、何よりそれ以上に、本人が幼女の掲載された書物を望んで差し入れを受けている点がおぞましい話です。
高山正樹の仮釈放は無いと考えて良さそう
服役中に模範囚となったり、自らが犯した罪に対して十分な反省が見込める際には、無期懲役といえども仮釈放になることがあります。そもそもが可能性の低い話であることに加えて、高山受刑者のケースでは世間のバッシングが大きく仮釈放となれば署名を集めて阻止すると表明する団体や個人が少なくないため、その可能性は見込めないでしょう。
仮釈放となるには、反省や更生の意欲が認められるほかに、「社会の感情が仮釈放を是認すると認められること」という基準があります。多くの被害者を出した本事件において、いくら本人が反省の意を示したところで世論が覆ることは考えづらく、また社会的影響を考えても一生を刑務所で過ごしてもらう方が安全と思えます。
高山正樹は在日中国人!在日による事件は多い?
高山受刑者の父は中国人であり、本人は裁判中に、ハーフであることを理由にいじめられたと供述していました。男の供述に関しては虚偽の可能性もありますが、在日中国人であることは明らかになったわけです。では、実際に日本国内で起きる外国人の犯罪は話題になるほど多いものなのでしょうか。
日本国内で起こる犯罪のほとんどは日本人によるものであり、在日外国人による犯罪は、日本人による犯罪に比べて決して多いといえるものではありません。ではなぜ、日本人の国民感情として在日中国人や在日韓国・朝鮮人の犯罪を忌み嫌う傾向が強いのでしょうか。
在日外国人による犯罪の内訳は?
在日外国人による犯罪だけをクローズアップしてみると、在日韓国・朝鮮人の犯罪が約5割を占め、次いで在日中国人の数が多いことがわかります。在日外国人による犯罪の約7割は中国人・韓国・朝鮮人によるものであり、危機管理上、我々が神経を尖らせてしまうのも無理はない話なのかもしれません。
特別永住制度による兼ね合いや強制送還のできない事例があり、結果として犯罪者が国内に留まってしまっているという見方もあるようです。しかしながら、個人への根拠のない誹謗中傷を行なったり、民族差別的な偏った評価付けをするのは好ましくないことでしょう。
高山正樹が起こした「仙台女児連続強姦事件」被害者たちのその後
被害に遭った女の子たちはみな高山受刑者に対して、当時の判決文において、「いやだ」「会いたくない」という主旨の発言しています。一般的に、児童に対しての性犯罪では犯人が「優しいお兄さん」として振舞うことが多いため、こうした証言を求めた際には「怖い思いはしたけど優しかった」と印象を述べる子も少なくありません。
また、こうした精神的なダメージはもちろんのこと、被害者の中には完全な治療が困難なほど身体的に大きな傷を負ってしまった女児もおり、目に見える事実だけでも男がいかにおぞましい犯行を起こしたのかは想像を絶するものがあります。
高山正樹に対する女児たちの言葉
前述の通り、高山受刑者に対する女児たちの印象はすこぶる最悪でした。当然のことながら、幼い身体に与えた傷はもちろんのこと、心に与えたダメージを考えても、第三者からは到底計り知れるものではなく、成長につれ自分のされたことを理解してしまった時のことを思うと精神的な後遺症は多大なものであると言わざるをえません。
「消えちゃってほしい。怖い。」「私に変なことをした男の人が刑務所から出てきたら怖いから、ずっと刑務所の中に入れてください」(引用元:本事件判決文より)
歩行障害を抱えたり、子宮全摘出や人工肛門になった被害者も
暴行をされた被害者の中には、幼い身体に無理やり行為をはたらかれたため子宮を全摘出したり、会陰が裂けて人工肛門にならざるをえなかったりした子もいました。幼くして、一生の障害を抱えて暮らさねばならなくなった被害者のことを思えばこそ、いまだ反省もせず檻の中でのうのうと生きている男を決して許してはなりません。
己の欲求を満たすことばかり考えた犯罪者に何を言っても通用しませんし、たとえ被害者が成人であったとしても起こってはいけない事件でありましたが、なんといっても将来のある子供達が被害者になり重大な障害を抱えてしまったことについて何の感情も示さない高山受刑者の心の内は常人の理解が及ぶものではありません。
高山正樹の父が被害者らに賠償金を支払った
高山受刑者に課せられたのは無期懲役に加えて、多大な損害賠償です。この賠償金については、高山受刑者の父が一部なりとも支払おうと努力を見せたようです。しかし、多少の金銭を支払ったからと言って罪が軽くなるわけはありません。被害者たちが負った心身の傷は現在に至ってもケアが必要で、金銭で解決できるものではないでしょう。
幼い子供が被害に遭う事件は、残念ながら多く存在します。そのどれもが非力で抵抗力のない社会的弱者を狙った許されざる犯行です。その中でも代表的かつ残虐な例として、2001年に大阪で起きた無差別殺傷事件が挙げられるでしょう。附属池田小についての記事はこちらです。
高山正樹だけじゃない!小児性愛者が起こした事件
ここでは、これまで取り上げたものとは別の事件を紹介します。これらは小児性愛者による犯行である可能性が高いとされており、このケースでは殺人事件が多く見られるのが特徴です。口止めや逮捕を恐れてというのも理由ではありますが、大人と違って突拍子もない行動をした子供に対して動揺し、意図せず殺害してしまうケースもあるようです。
また、性犯罪者の特徴として、再犯率が非常に高いことが挙げられます。ここに紹介する事例にも、似たような事案での前科がある再犯者が見受けられます。殊に性犯罪においては、再犯を防止するというのは大きな課題であり、青少年を悪質な小児性愛者から守るための義務とも言えるでしょう。
小児性愛者が起こした事件①千葉小3女児殺害事件
2017年の3月に起こった事件です。小学校への登校中に行方不明となった女児が数日後に絞殺体で発見され、警察は殺人・死体遺棄事件として捜査しました。逮捕された男は小・中学生の出演するイメージDVDを収集するのがもっぱらの趣味であり、15才以下の女性にしか興味がなかったとのことです。
この男は殺害された女児の通う小学校の保護者会元会長であり、小学校に通う児童たちからも顔なじみで保護者からの評判はよかったものの、元勤務先の同僚や上司の証言により小児性愛者であることが明るみになりました。これを裏付けるようにして、警察は家宅捜索の際、いわゆる裏モノのDVDを押収しています。
小児性愛者が起こした事件②奈良小1女児殺害事件
2004年11月に起こった誘拐殺人事件です。小学校から帰宅途中の女子児童が誘拐され、その後に殺害・遺棄されたもので、逮捕された犯人の自宅からは児童ポルノのビデオ100本近くや雑誌、盗んだ女児の下着や衣類、ダッチワイフなどが押収されました。この男は小児性愛者であったとされています。
また、犯人にはわずか14才のころ幼児への強制わいせつを犯した前科がありました。再犯である本事件では殺人を犯したことで死刑となりましたが、極刑を言い渡された場でガッツポーズしたり、「死にたいから争わない」といった発言をしたりと、かなり人格の歪んだ人間であったことが窺えます。
小児性愛者が起こした事件③新潟少女殺害死体遺棄事件
2018年5月に起こった殺人事件です。犯人は小学校に通う女児を窒息させて殺害し、遺体を線路上に遺棄しました。警察の捜査関係者も「聞いたことがない手口」と語った本事件ですが、逮捕された男は事件の起こった1ヶ月前にも女子中学生を車で連れ回してわいせつ行為をはたらいた件で書類送検されていました。
このことからも、単なる殺害目的ではなく、この男は女子児童をいたずら目的で連れ去った可能性が高いとされました。また、押収された犯人のスマートフォンからは小児性愛に関するサイトの閲覧履歴が見つかっており、男は小児性愛者である可能性が高いと推察されています。
小児性愛者が起こした事件④プチエンジェル事件
2003年7月に起きた誘拐・監禁事件です。東京で当時小学6年生の女児4人が誘拐されました。犯人は29才の男で、過去に児童ポルノの作成や販売、児童売春などの前科がありました。中途半端に捜査が打ち切られたことや、背後に暴力団が関係していたと取りただされるなど、現在でも謎が多く残る事件となっています。
また、事件名にもなっているプチエンジェルとは児童売春専門の違法デートクラブの名前で、一説によればその顧客リストには、とても表には出せないような各界の大物の名前が多く載っていたと言われています。本件は、すべての犯行を自殺した男になすりつけるかたちで幕を下ろしました。
小児性愛者が起こした事件⑤東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件
1988年から1989年にかけて発生した連続誘拐殺人事件です。あまりに特異性の強い犯罪であったため、メディアによる報道合戦が激化し、報道のあり方が疑問視されるに至った事件でもありました。犯人は最期まで遺族に対する謝罪を口にすることはなく、身勝手な言動を繰り返しました。
本来的な小児性愛者ではないとされているものの、幼女に対し極めて凄惨な行ないを為した犯罪者として有名なのは、やはり本件の宮崎勤でしょう。すでに死刑が執行されていますが、決して忘れてはならない事件の一つです。宮崎勤について詳しく紹介している記事はこちらです。
高山正樹のような小児性愛者の見極め方がある?
多くの凄惨な事件を起こす悪質な小児性愛者について、事前に見極めることはできるのでしょうか?精神科医や犯罪心理学者といったいわゆる専門家の意見はいくつも見つかりますが、それがすべて当てはまっているか、正しいかと言われると首をかしげるものも少なくありません。そもそも小児性愛者の全員が犯罪者だという前提も、誤解のある決めつけです。
小児性愛者の見極め方が専門家により提示される
まず第一に、専門家によると「かかわろうとする子供たちを性別で区別するかどうか」や、「子供と一対一になりたがる」など、行動から見える特徴に注意すべきという話があります。確かにただの子供好きであれば性別によって区別するのはおかしな話ですし、執拗に2人だけになりたがるのも妙です。
第二に、カナダの研究によれば「小児性愛者は左利きで耳たぶが短い傾向にある」という身体的特徴が見られるようです。しかしながらこれは、あくまでも特徴であるというだけで、素人目に見ても必ず当てはまるわけではないだろうと予測がつきます。
「レッテル貼りに過ぎない」という声もあがる
中には「子供を見たら目で追う人には注意が必要」といった風に誰にでも当てはまりそうなことを言っている専門家もいます。結局のところ保護者が子供から目を離さないようにすることが大事であり、防犯には地域協力が必要だという話に繋がるだけで、ただのレッテル貼りに過ぎないのでは?との意見も多く見受けられました。
つまるところ、見分けかたがあると言っても確実なものではありません。やもすればただの差別に繋がる重大なことでもあるため、たとえ専門家の話といえど、100%鵜呑みにするには危険で根拠に乏しい話もあると言えます。しかし、必要以上に身体的接触を好んだり子供につきまとったりなど、見るからに怪しい予兆を見逃さないことは大切です。
性犯罪には前兆がある?
性犯罪や誘拐事件の前兆として、声かけや待ち伏せ、つきまとい行為が挙げられます。本記事で取り上げている高山受刑者のケースを見ても、きっかけとして女児への声かけ、身体的接触がはじめに起こっています。ただし、なかには本当に親切心で声をかけたという事案もありますので、防犯対策の際にはよく子供の状況を理解することが重要です。
こうした予兆を見逃さないためにも、周囲の信頼できる大人や保護者に困ったことや変わったことを話しやすい状況を作り上げることは大切で、大きな事件に巻き込まれる前に大人が介入しやすい風通しのよい信頼関係を築くことが一番の性犯罪防止策と言えます。
ロリコンと小児性愛者は違うのか?
ロリコン、またはロリータコンプレックスというのは日本で生まれた和製英語であり、医学的疾患を指して使われる小児性愛=ペドフィリアとは本来無関係の俗語です。また、一般的に、前者は趣味嗜好の枠におさまる程度のものを指し、後者は性犯罪者に対しての蔑称であることが多くあります。これは医学的話を抜きにした、あくまで恣意的な表現にすぎません。
小児性愛者が必ずしも悪であるというのは間違った決めつけであり、治療に関する言論においても、性的嗜好を治療するというのは差別だとする主張がしばしば見受けられます。犯罪に手を染めた本人が悪いのであり、性犯罪に走らなければ問題はないという話です。当事者の中には「自身の欲求をコントロールしたい」と望んでいる人も存在します。
アニメや漫画の影響はあるのか?
日本は国連から「日本の性犯罪はマンガやアニメ、ゲームなどに起因しており、非常に多い」と勧告されています。しかしながら統計的に見てみると、諸外国に比べて日本の性犯罪は一つ桁が違うほど少ないのです。少ないからといって、ゼロでない限りは許すことのできない問題ですが「非常に多い」とする論拠がいまいち不明瞭なのは確かです。
実際のところ、国連が問題視しているのは単なる性犯罪の数ではなく、何が原因で犯罪を起こしたか考えた時に、日本のアニメやマンガ、ゲームにおける性的表現が目に余ったという文脈の主張なのでしょうが、それを言ってしまえば小説や映画であればいいのか?という議論にもなるはずで、なかなか納得のいかない主張をされているのです。
準児童ポルノは規制すべきか?
欧米諸国では、実在する児童に対してだけでなくフィクション作品内での「児童・または、児童と認識されうる人や表現物」に関しても規制が行われており、逮捕者も出ています。日本の法律では、実在する児童に関しての描写は規制されていますが、フィクション作品での表現の規制はされていません。
これは、「アニメやマンガ、イラストが青少年の人格育成に影響を与えるという決定的データが存在しない」という考えに基づくものです。また、現在も創作物に関してのポルノ規制については多くの論争があり、表現の自由との兼ね合いも含めて慎重な議論を進めていく必要があると言えます。
高山正樹は現在も服役中!事件を風化させてはいけない
さて、今回大きく取り上げた高山受刑者ですが、いまだ反省の色はなく獄中においても詐病を続けています。被害者のことを考えると、なんとも腹わたの煮えくりかえる思いですが、今後このような事件が起こらないためにも、とくに大人が防犯意識を高く持ち子供たちを守る仕組みを構築していくことが今後の重要な課題です。
また、本事件において被害に遭ってしまった女性や被害者の家族が、現在平穏な暮らしを送っていること、受けた傷が少しでも癒えることを強く願っています。今もなお尽きることのない性犯罪は厳重に処罰すべきであり、性別や年齢関係なく、これ以上悲しい被害者が増えることは到底あってはなりません。
宮崎勤についての関連記事はこちら
附属池田小事件についての関連記事はこちら