集団ストーカーとは?組織的に行われる恐怖の行為
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まず、今回ご紹介するものについて初めて聞いたという方もいらっしゃるかもしれません。名前から代替の想像ができるかとは思われますが、まずはこれがどんなものなのかということについてご紹介しておきましょう。
集団ストーカーとは集団で組織的な監視・付きまとう行為
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まず集団ストーカーというのは、文字通り集団で行動し、組織的に対象を狙って付きまとったり、生活行動を監視していたりする行為のことを指しています。通常ストーカーと言えば単独で行うものと予想されますが、こちらの場合は複数人で実行しているというのが大きな違いになります。
規制は困難?規制法の範囲外である集団ストーカー
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単独でのストーカーに対しては規制法が作成、施行されており、現在は恋愛感情を伴っているうえでの執拗な一個人、もしくは複数に対する付きまといをしたり、何らかの嫌がらせをする行為というのは規制の対象として警察のお縄につくようになっています。
同じストーカーであるのならば集団でやったとしても規制されるのではないかと思われるでしょうが、まことに残念ながら集団でストーカー行為を行った場合には規制の対象外になってしまうようなのです。
集団ストーカーの目的とは一体
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今回ご紹介する集団ストーカーというものについて、具体的にどんなものなのかを簡単にではありますがご紹介しました。それでは、そんな卑劣な行為に走る集団は何を目的としてそんなことを行っているのでしょうか。続いてはその目的について迫っていきます。
集団ストーカーの目的はいやがらせや精神的に追い詰めること
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まず、個人でのストーカー行為には相手に対する恋愛感情があり、相手にどうにかして近づきたい、相手のことをもっと詳しく知りたいという気持ちが暴走して、結果的にその対象を不快にさせるような行為となってしまうというものが大半です。
ですが、これが集団となるとその目的が異なっており、まず最初に目的としているのは対象とした人物に嫌がらせや当然ながら許可の無い監視などをすることによって、精神的な苦痛を与えるというものです。行為を行う際に恋愛感情は介入しないというのが動機の違いのようです。
創価学会であった実際の事件
精神的に嫌悪感を覚えるような嫌がらせというだけでなく、その行為を行う集団にとって都合が悪いとみなされた人物を手段を択ばずに排除するときにも行われるようで、後にご紹介するような心理的な被虐行為のことをガスライティングとも言うとされているようです。
実は創価学会で実際に事件が発生しており、一部では勧誘を断ったり、会を脱退したものには集団で執拗な嫌がらせ行為を行っていました。加えてそれを警察に話しても、まともに取り合ってくれなかったとまでされているのです。
特に目的がない愉快犯や実験の対象とされているケースも
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そういった嫌がらせに関しては、倫理的に当然やってはいけないことですが別にご紹介しているものでなくともいろいろとやり様はあります。ですが、それを相手の気持ちを考えず、ただ自分が面白いから、もしくは実験のために行うなどの非人道的な理由で行われるケースもあるとされています。
創価学会に関する記事はこちら
集団ストーカーが疑われる行為について詳しく紹介
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集団ストーカーがどんなものなのか、そしてその目的とはいったい何なのかということについてご紹介しました。目的が何であれ、決して許されるべきことではないことは明白です。それでは、この行為であると疑われるような行動にはどんなものがあるのでしょうか。1つ1つ見ていきましょう。
集団ストーカーの可能性?①ガラの悪い人に絡まれる
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まず、たちの悪い人に絡まれてしまうというのが挙げられます。何かと難癖をつけて迫られるというのがこれに該当し、その理由としては地元周辺の治安が悪化してしまっていたり、モラルの著しく低い人たちが増えてしまっているせいなのではないかと言われています。
集団ストーカーの可能性?②耳障りな騒音が増えた
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続いて、普通に生活していて耳障りであると感じる騒音も該当する可能性があるとされています。最も典型的なのはすごい排気音で走り回る暴走族と呼ばれる集団であり、それが白昼ではなく主に夜中に行われているというのが迷惑に拍車をかけているのかもしれません。
このほかにも、単純に生活している中で発生する生活音がとても大きい、というのも該当するのではないかと言われているようです。嫌がらせ目的であればまだしも、もし致し方ないのであればこれに関しては近隣住民の理解と当人の騒音にならないための努力が必要でしょう。
集団ストーカーの可能性?③悪評を流される・トラブルの頻発
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また、自分に関する、もしくは自分を含む誰かとの悪い評判が噂されたり、人間関係でのトラブルが頻発するというものもあります。悪評が通っている学校や自分の職場などで流されてしまうと、その噂の内容にある当人は非常に生きづらくなってしまいます。
人間関係のトラブルに関しても、人が寄り集まって生活していれば多少発生してしまうのは致し方ないことかもしれません。ですが、それがほぼ毎日のように頻発してしまっていては問題になる可能性があるでしょう。
集団ストーカーの可能性?④視線を感じる・盗聴されている
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更に、自分が誰かからの視線を感じる、もしくは盗聴をされているという場合には、集団ストーカーを受けている可能性が非常に高いといえます。視線を感じるというのは、おそらく自分の自宅のどこかに隠しカメラが仕掛けられていたりするということなのでしょう。
こういった行為は集団でなくとも普通の個人的なストーカーであっても起こりうることです。自分で仕掛けるなどということはもちろんありえないですから、親しい人のおふざけでもない限り極めて危険な状態であることは疑いようがないでしょう。
集団ストーカーの可能性?⑤自宅近くで不審者や車両が目に付く
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その他にも自分の自宅の周りで見かけることのない、不審な格好をした人物やなぜそこにあるのかわからない自動車などがある場合も、同じくらい危険があると考えられます。最近見ない者や車を見かけるのだとしたら、あなたの身近にもいる可能性は十分にあるでしょう。
実際に関連する事案も起こっているようで、普通に自宅近くを歩いていたら同じ車がゆっくりと通り過ぎることが多くなり、よく見ると乗っている人だけが違うだけで後は同じというもののようで、外出することに恐怖を覚えてしまったそうです。
集団ストーカーの可能性?⑥ネット上に悪口を書き込まれる
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前述の悪評が流されるというものに関連して、自分の悪口がいきなりインターネットやSNSの中で書き込まれている、というのも可能性としては考えられます。加えて個人情報まで書き込まれているとなると、間違いなく嫌がらせ目的であるといえるでしょう。
集団ストーカーのターゲットとされるとどのような被害にあうのか
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ということで、もしかしたら集団ストーカーなのでは、という可能性のあるものについていくつかご紹介しました。中には間違いなくストーカー的な行為が行われているものもあったり、いじめなどの別の被害として考えられるものもありました。
それでは、考えたくはないかと思われますがもし本物の集団でのストーカー行為のターゲットとされてしまった場合には、具体的にどんな被害を受けることになるのでしょうか。続いてはターゲットにされたときの被害内容についてです。
集団ストーカーによる被害①24時間監視状態に置かれる
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例えば、自分の生活を逐一監視されており、24時間一日中誰かに見られている状態に置かれてしまうというものです。前述の自宅で誰かに見られている気がする、盗聴されているなどの場合は隠しカメラと盗聴器が仕掛けられており、自分の生活を細かいところまで見られているのです。
これによって、一人暮らしの場合でも全く知らない誰かから「昨日の晩御飯は何々だったよね」などの誰も知るよしのない、自分だけが知っているはずの生活の内容を言われたりするという、恐怖感を感じさせるほどの行為が実現してしまうのです。
集団ストーカーによる被害②ストーカー行為についてのほのめかし
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これに加えて、ストーカー行為を行っている、という旨のことをほのめかすような内容を伝えてきたりといったものもあります。街を歩いていると全く知らない人から自分にしか分からないような内容のことをすれ違ったときに言われる、などが具体的にあるとされています。
こういった精神的な攻撃となる危害を加えてくる場合は、前述の監視を受けている可能性が高いと判断されます。もし心当たりがあったのなら、自宅をしっかり調べてみることをおすすめします。
集団ストーカーによる被害③コミュニティでの孤立
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前述の学校や職場などでの悪評が囁かれたり、人間関係のトラブルから来る可能性の話から発展して、コミュニティの中で意図的に孤立させられてしまうというのも被害として考えられます。自分からあまり関係を持たなくなったのならまだしも、これが意図的となると非常に性質が悪いです。
例えば前述した通りの自分に関する悪い噂が自宅周辺やら職場やらで流されてしまっていたり、有りもしない事実を本当にあったかのように近隣住民に流すことで知らない間に自分が危険な人物とみなされているといった場合もあるようです。
集団ストーカーによる被害④職を追われる
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被害を受けている方が何らかの職についている場合には、その職事態を失わされてしまうという酷い例まであります。これは前述のコミュニティからの独立と連動しており、悪い噂が流されてしまった結果職場に居にくくなり、職を辞めてしまうといった流れです。
集団ストーカーによる被害⑤精神病院送りにされる
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さらに、これらの被害を自分が受けていると警察などに訴えたら、精神病院へ送られてしまうというのも被害の1つです。これは実際に前述のような嫌がらせなどを行っている者たちがそうさせているのではなく、公的機関がそのように対処してしまうというものです。
その理由としては、推測にはなりますが訴えてきた者が想ありもしない像から出た内容を言っている可能性があるからかと考えられます。本当にそれだけならまだしも、実際に攻撃を受けている方も精神的な疾患は何も抱えていないにもかかわらず一緒くたに同じ扱いを受けてしまうのです。
小さな変化も集団ストーカーによる攻撃かも
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こういった嫌がらせも間違いなくやってはならないものであるのでしょうが、前述の分かりやすいとも言える嫌がらせ以外にも、自分の身の回りで起きているほんのちょっとした変化であっても、同じような集団による犯行であることだってあり得るのです。
物を動かす、車の移動
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例えば、自分の職場にあるゴミ捨て箱や、いつも自分が同じ場所に置いてあるはずの物を少しだけ動かしておくといったものがあります。一見すれば「誰かが動かしたのかな」とか「こんなところに置いたっけ?」と言った小さな疑問しか出てこないでしょう。
更に、自分が車を使って通勤している場合はその車を集団で動かして上司などが停める場所へ移動させ、人間関係のトラブルを誘発させるという手口もあるとされています。こういった攻撃によって精神的に追い詰めるという手段も取るとされているのです。
自宅に侵入されることも
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もっと恐ろしいのは、自分の家に侵入されてしまうということです。何らかの手段で合い鍵を作って簡単に入られてしまい、空き巣のように高価そうなものを奪ったり滅茶苦茶にするのではなく、少しだけ室内の環境を変えておくのです。
家具をちょっとだけ移動させておいたりすることで「模様替えなんてしたかな?」と思わせたり、また調味料を減らないように足しておくなどして全然減らないという違和感を発生させるなど、生活に関する小さなことでも違和感を発生させてくるのです。
本当に集団ストーカーだった場合の対策について
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このように様々な被害が確認されており、そのどれもが非常に悪質なものばかりです。前述しました通り警察に訴えたとしても病院送りにされてしまうなど頼りにならないのが現状ですが、大切なのはそういった集団から目を付けられてしまった場合の対策です。
ご紹介した被害のいずれもが、被害者の精神に深刻な影響を及ぼすものとなっています。酷い時には就いている職すら失い本当に精神を病んでしまう可能性も否めません。だからこそ、もしも自分がターゲットになった時の対処法は知っておいてしかるべきなのです。
集団ストーカーの被害をメモやサイトで記録しておく
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まず、実際に被害に遭ったときにはその被害の内容を持っている手帳や、インターネット上のサイト、もしくはネット上の専門のサイトへ記録しておく、というものがあります。できるだけその被害に遭った際の内容をできるだけ細かく記述しておけると信憑性が増すかもしれません。
記録の際は手帳のみだと心もとないので、リアルタイムで記録できるレコーダーなどがあると非常に良いです。またどこかの掲示板に書き込んだりするだけではいろいろと言われるでしょうから、しっかり自分でサイトを作った方が解決の近道となります。
集団ストーカー加害者とトラブルがあれば話し合って解決する
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続いて、もしも被害を加えている相手の中に自分のみ知っている相手がいるというのであれば、腰を据えて話し合いで解決するというのを頭の中に入れておきましょう。実際に被害を加えられているので恐ろしさを感じるかもしれません。
それは致し方ないことかと思われますが、まったく顔を知らない相手と話し合いをするよりも自分が知っている相手との話し合いをする方が解決できる可能性は高くなります。なぜそんなことをしたのかなど動機なども聞きやすいのではないかと思われます。
集団ストーカーの被害者団体に相談する
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また、実際に被害を受けた方たちの集まった被害者団体というのも存在しています。NPOの犯罪被害ネットワークだったり、組織ストーカー犯罪被害者の会などの団体が実際に設立されており、それだけの人たちがこの被害に苦しんでいるということになります。