こういった団体の中では、相談会を開いてくれたりそれらに精通している専門家を招いて講習会を行ったり、また行政機関に対しての陳情をしたりといった活動をしているようです。組織的な嫌がらせを受けているのであれば、こちらも組織を頼るのが一番です。
集団ストーカーが妄想であると思ったら精神科も視野に
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本当にストーカーの被害を受けているというのが事実としてわかっているのであればご紹介した対処法を取ることができますが、中には一般常識的に見てそこまでのことではないのに、自分だけが被害を受けているのではという妄想に陥っているケースもあります。
もし自分がそういった被害を受けているのが妄想の中だけなのではないかと思いいたったのであれば、精神科で診てもらいましょう。そちらで治療を受ければこれ以上苦しむことなく解決する可能性もありますので、そう思うのであれば早めに診てもらうべきです。
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集団ストーカーと統合失調症の関連!被害者の妄想である可能性も
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実際に自分が深刻な事態に陥っているのであれば組織等の助けを借りることができますが、全部が全部本当ということもまた無く、被害者であると自分が思い込んでいる方の妄想から来るものという可能性も、実例としてある以上十分に考えられます。
集団ストーカー被害は統合失調症の症状と酷似している
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実は集団からのストーカー被害を受けた場合の具体的な被害の内容というのは、統合失調症と診断されている方の症状とよく似ているというのです。例えばずっと監視されている「ような気がする」だったり、誰かの視線を感じるなどというのは典型的な例です。
具体的な被害の内容でご紹介した精神病院に送られてしまうというのは、統合失調症の患者からも同じような訴えをされたことがあるからなのです。決して警察もいい加減な判断をしているわけではなく、そういった相談もされているからこそこういった対応をしてしまうのです。
被害妄想や幻覚などあり得ないことを信じ込む傾向はないか
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そもそも人間という生物はいついかなる時であっても頭を働かせています。ですが、何かしらが原因で周囲から入ってくる情報や与えられる茂樹などに過敏に反応するようになり、自分の心の動きであったり考える機能がうまく働かなくなるのが、前述の病気の症状です。
そういった正常な判断ができない状態になると、実際には受けていないはずの被害を妄想してしまったり、有るはずのない視線、幻覚や聞こえるはずがない幻聴といった症状が出て、ストーカー被害と酷似した内容の被害を受けたという風になってしまうのです。
誰からの支配を感じたり、悪口を言っていると信じたり
例えば、前述の想像に関する具体的な内容として自分の悪口を誰かが言っている、だまされているなどのことを信じてしまったり、外の世界との境界を引けずに支配を受けていると感じたりです。そういった傾向が無いかを今一度確認してみましょう。
統合失調症患者がカモにされるケースも存在する?
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病気を患ってそういった想像などをしてしまうというのであれば、それに気づいた周囲の人の助けによって精神病院や精神科での治療を受けることで解決させることも多いにできます。ですが、この患者が別のベクトルに向いてしまったせいであらぬ実害を受けてしまうケースもあるとされています。
統合失調症だと自覚せずに探偵のカモにされる被害者
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まず、自分がこの症状に該当しているということを自覚することなく、本来なら精神科に相談すべきところを探偵に相談してしまうというものです。相手もそれに気づいていながら独自捜査のための料金だけを取られてしまい、所謂そういった悪質な探偵のカモにされている方も一定数いるようなのです。
集団ストーカーの盗聴器捜索によるぼったくり被害も
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これに関連して、患者が誰かからの視線を感じたり、自分の生活をコントロールされているといった相談を持ち掛けた場合には、盗聴器が仕掛けられているのではということでその方の自宅を捜索することもあります。
これで本当に盗聴器などがあったのであれば本当に被害があるということの裏付けになりますが、なかった場合にも悪質な場合は「あった」として除去する代金を請求され、それを信じてしまった失調症患者が同じようにカモとなってしまうこともあるのです。
集団ストーカーが妄想かどうか判断する方法とは
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実際のストーカー被害とは全く関係のない方向での被害が発生しているということもご紹介しました。こう説明されると自分が果たして本当に被害者となっているのか、それともただの妄想だけなのか判断できないかもしれません。ならば、どちらなのかを判断する方法をご説明しましょう。
妄想の可能性が高いと感じたらまずは医師に相談しよう
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自分が妄想であると自覚することができるケースというのはそこまで多くはないかもしれませんが、それでも自分が想像で生み出した架空の被害を受けているという可能性を感じたのであれば、精神科の意思への相談を早急にすることをおすすめします。
こういった自分で妄想をしていると自覚することができるときには、その内容が現実的、科学的に考えてあり得ないようなものであったり、危害を加える側から見ても手際の悪い内容であったりする場合には多く当てはまることがあるようです。悪化してしまう前に相談しましょう。
集団ストーカー犯人から電磁波攻撃を受けていないか
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対面しての直接的なものだけではなく、電磁波攻撃という方法でも集団からは攻められることがあるとされています。この電磁波攻撃というのは、スマホを改造した機器で高周波を発生させることで精神的、もしくは肉体的にも攻撃を加えるというものになります。
そういった攻撃を加えられていると頭痛や普段は起きることが無いような苛立ちを覚えてしまったりといった形でストレスになります。そのストレスから色々と想像をしてしまった結果が妄想に繋がることもあるようですので、そういった攻撃をされていないかを確認しましょう。
集団ストーカー犯人に思考や意識などを操られていないか
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前述の電磁波による攻撃のように、犯人は直接的な攻撃をしなくとも機器や巧みな言葉でもって被害を加えてくることだってあります。これらを利用することで、ターゲットの思考や意識といったものに介入されてしまうこともあるようです。
前述の高周波を発生させる機器を使用することで、標的とした人物の脳内に直接メッセージやイメージといったものを送り込み、思考を操られてしまう可能性もあるのです。大変恐ろしい話ですが、これも犯人の手口です。
集団ストーカー犯人の大多数が被害者の知らない人ではないか
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また、もし犯人のほとんどが自分の知らない相手というのも想像から来るものとされているようです。なぜならば、そういった自分が名前も知らない相手から目を付けられ、攻撃を加えられるというケースは絶対とは言えませんが可能性として低いからです。
そこに自分のみ知っている人物が幾人かいるというのであれば、自分の悪評を囁かれた可能性が考えられます。ですが知らない人ばかりの場合悪評をばら撒こうにも本人のことを知りませんので、嫌がらせをされることは無いだろうと判断できます。
集団ストーカー犯人から身体をコントロールされていないか
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更に恐ろしいのは、犯人とされている者たちから自分の体までもをコントロールされている可能性があるというものです。これも特殊な機器を使用することで、自分が意図していないはずなのに手や足が勝手に動かされてしまうというのです。
このほかにも、皮膚や目などに針で刺されているかのような痛みを感じたり、火傷を負ったかのような痛みを発生させられるということまで実現させられるのだとか。勿論そんな怪我をしているわけではありませんが、不自然な刺激までもを発生させてしまえるようです。
実際にあった集団ストーカーが関係しているといわれている事件
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自分の受けている攻撃が本当に受けているものなのか、はたまた勝手な想像によるものなのかの見分け方についてもご紹介しました。酷いのは犯人は居るにはいますが、機器を使用するなどの最低限の攻撃だけで後は想像によって病気と診断させるという手口でしょう。
そして最後に、実際に発生していた集団ストーカーによる悪質な犯行が関係しているとされている事件について、内容などをいくつかご紹介していきましょう。
集団ストーカー事件①オリンパスストーカー事件
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まずはこちらの事件になります。これは光学、電子機器メーカーであるオリンパスが被告となった事件で、被害を受けていたのは当該会社に勤務していた社員の一人になります。そして攻撃を加えていたのは、同じ社員の者たちでした。
内容としては、この会社の不正を内部からこの社員が告発し、それが気に食わなかった者たちが退職へと追い込むため産業医と結託してまで、正常であるはずなのに医者に診てもらえなどとしたものです。裁判の結果は被害者である社員側の勝利となりました。
集団ストーカー事件②野村総合研究所強制わいせつ事件
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続いてもある企業の中で起こった事件になります。日本においてシンクタンクの代表である野村総合研究所で起きた事件で、わいせつ事件という内容から分かりますとおり、被害者は研究所に勤務する女性の職員でした。
この女性は上司からセクハラまがいの嫌がらせを受けており、それを訴えたところ「精神的なケアをする」といって直属の産業医に診断をさせた結果、こちらも特段問題はないはずなのに無理矢理精神疾患であると診断されてしまったというものです。
集団ストーカー事件③桶川女子大生ストーカー殺人事件
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3点目はわいせつや嫌がらせなどにとどまらず、殺人にまで至ってしまった悲惨な事件です。埼玉県の桶川市に住まわれていた女子大生がターゲットとなってしまった事件で、犯人は元交際相手らが含まれていました。
その元交際相手である小松という男や、その実兄を含んだ集団からこの女子大生はストーカー被害を受けていたことが分かっており、JR置け阿川駅近くのスーパーの路地で犯人と思しき男に刃物で刺され、出欠により死亡してしまったという痛ましい事件でした。
集団ストーカー事件④兵庫淡路島5人刺殺事件
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最後は、兵庫県の洲本市で起こった事件になります。この事件では同市に住んでいる男女合わせて5人が刃物に刺され、うち3人は殺害されてしまうという非常に大きな事件となっており、殺人の疑いで近くにいた男を現行犯逮捕しました。
男は現場近くで衣服に血を付けており、誰がどう見ても犯人で間違いないというような出で立ちであったそうです。警察がその男を発見し職務質問を行ったところ、該当事件は自分がやったもので間違いないと容疑を認めたために逮捕に至りました。
SNSでの誹謗中傷があった
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この事件、犯人とみられる男はSNSで、「自分が電磁波犯罪や集団ストーカーによる攻撃を受けている」と言った旨の投稿をしていたこともわかっており、また近隣の住民の実名を挙げて誹謗中傷に走っていたことも明らかになっています。
こういった犯人の想像によってトラブルに発展したのではないかと警察も見ており、周辺住民もこの容疑者に対して「変わった人であまり外に出たがらなかった人であった」という印象を持っていたようです。犯罪者がありえない想像を膨らませていたというのが、他の事件と少し毛色が違っている点になります。
桶川ストーカー事件に関する記事はこちら
被害に遭ったなら早期の相談を
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前述の攻撃を実際に受けた時の対策も、ご紹介している以上もちろん効果があることです。ですがそれ以外にもできることがあり、警察が当てにならないからと言って泣き寝入りするしかないなどということは決してないのです。
ウソに騙され無いこと
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集団による攻撃でよくあるとされているのは、SNSなどで本人に関する誹謗中傷を行うことです。ありもしないウソによって本人が周りから「おかしい人」と認知されることで、自身も「おかしいのではないか」と思ってしまえば犯人の思うつぼです。
ですから、間違いなく自分がやっていないようなことが噂になっているのであれば、断固としてそれを否定しウソに騙されないようにすることが大切なのです。
早期相談で解決できる!
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当然ながら、こういった行為は間違いなく犯罪となっています。自分一人で対抗しようと思っても、相手は集団ですのでどうしても不利、実力行使されてしまえば対処できません。だからこそ、信頼できる専門家や相談所に早期に相談を持ち掛け、こちらも後ろ盾を作るのです。
集団ストーカーによる被害の恐怖は計り知れない
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ということで、今回は集団ストーカーについてどんなものなのかということについてや具体的な嫌がらせなどの内容、病気と診断される境目などもご紹介しました。これによる被害は非常に恐ろしく、警察でもまともに取り合ってくれないことが多いというとても難しい問題なのです。
また、実際に起きた事件についてもご紹介しましたが、どれもあってはならない事件であるということはお分かりいただけたでしょう。自分がそういったターゲットにされてしまわないように、紹介した対策の実践、そして近隣の方との良好な関係を維持することが重要であるといえます。