首なし娘事件とは?愛ゆえに起こった怪奇事件の詳細や動機をご紹介

しかしその姿も見るも無残でした。本来髪の毛が生えている頭皮が剥ぎ取られており、頭蓋骨がむき出しの状態で発見されました。また、眼球もくりぬかれ、おそらく犯人が持ち去ったのであろうという判断がなされました。

その首は吉田ます江のものであると判明

Bergadder / Pixabay

警察の調査により発見された首は数日前に発見された胴体のみの女性の遺体と同一人物であることが明確になりました。遺体の状況からもただの恨み妬みによる殺人ではなく、犯人が普通の精神状態ではなく、女性に対して何かしら強い依存の精神があったことが伺えます。

 

首なし娘事件の犯人・増淵倉吉とは?吉田ます江との関係は

ivanovgood / Pixabay

この狂気に満ちた人と思えない殺人事件を起こした犯人は一体どのような人物だったのでしょうか。被害者女性との関係性はあまりわかっていないのですが、犯人には長い長い女性関連の歴史が存在していました。

遺留品から増淵倉吉と吉田ます江が親密な関係であることが判明

StockSnap / Pixabay

遺留品から犯人と被害者女性に関係があることが判明し、聞き込み調査を行った結果、幾度も2人は会っている目撃証言もあり、親密な関係であることがわかりました。しかし2人の年の差は19歳と43歳、その2人の間にどういった歴史があったのかは定かではないのです。

吉田ます江は増淵倉吉の妻から裁縫の稽古を受けていた

Foundry / Pixabay

2人が知り合いになった理由は犯人の妻が絡んでいました。裁縫教室を拾いていた犯人の妻ですが、犯人にとっては2人目の妻です。その裁縫教室に通っていたのが被害者女性でした。妻が病に伏せると被害者女性は師匠である妻の元へと通うようになりました。

そういった中で犯人と被害者女性は次第に関係を持つようになりました。しかし一方で看病を行っていた妻は残念なことに命を引き取ってしまいます。妻の遺体を解剖する際に立ち会っていた犯人は一時も目も話さず見守っていたといわれています。

歳の差恋愛?19才の吉田ます江と44才の増淵倉吉

zhivko / Pixabay

妻の看病を通して通じ合った2人ですが、その年齢は25歳も差があります。しかし犯人は年齢よりもかなり若く見られがちだったこともあり、周囲から年の差で変な視線を向けられることは少なかったのではないでしょうか。では何故このような事件が2人の間に起こってしまったのでしょう。

首なし娘事件発覚後に見つかった増淵倉吉の姿

stevepb / Pixabay

被害者の女性の遺体が発見されてから、警察は犯人の捜索にあたりました。しかし一向に足取りがつかめず、捜査が難航していた時期に一本の通報が入ったのです。しかし見つかった犯人の姿は誰しもが目を疑うような歪な姿で発見されたのでした。

東京から大阪など幅広く捜すも見つからない増淵倉吉

stux / Pixabay

事件が起きた愛知から遠く離れた東京や大阪までに及ぶ広域で捜査は行われたのですが、それでも犯人は見つかりませんでした。頭の良い犯人であれば長い期間警察の捜査を潜り抜けて逃げることが出来ますが、そのように賢い男性であったのでしょうか。

NEXT 3月5日に掛け茶屋で発見!増淵倉吉は首つり自殺をしていた