どこかのブリーフィングルームのような場所で撮影したようです。両手で鷲づかみにされ無残にも、力いっぱい真っ二つに引き裂かれて終わる、たったこれのみで約6万回も再生される14秒ほどの動画です。
「キモッチ」の内容③グローブで潰される『わたしのきもち3』
一人暮らしのアパートの自室のような場所でキモッチが「僕の名前知ってる？」という阿部サダヲさんのセリフの後に、ボクシングのグローブを嵌めた投稿者の手が、無残にも乱暴に殴り潰す10秒ほどの動画です。
「キモッチ」の内容④氷漬けにされボロボロに『わたしのきもち4』
22万回以上の再生回数はシリーズ中最も視聴数の多い32秒動画です。水の入った弁当箱に詰め込まれ、そのまま冷凍庫で氷漬けの目にあい、モンキーレンチでボロボロに叩き崩されます。その氷を投稿者が口に含む描写が耳障りです。
「キモッチ」の内容⑤火がつかず？流れていく『わたしのきもち5』
マッチでキモッチに火を着けようと、何本マッチを擦っても地面は濡れて風があるのかすぐに消えてしまい中々燃やすことが出来ません。横にしてやっと火がつき川に蹴り飛ばされ流れていきます。
「キモッチ」の内容⑥焼かれた後に潰される『わたしのきもち6』
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「この動画は、YouTube 利用規約違反のため削除されました。」と表示され現在では見ることはできません。今後Googleによって子供に悪影響を与える暴力的や破壊的などの表現を含む不適切なエルサゲート動画は随時削除対象です。
「キモッチ」の内容⑦エアガンで撃たれ潰される『わたしのきもち7』
「ねっ、顔マネ」とセリフの途中で取り上げられ、赤く色のついた液体を詰め込まれガムテープでフタをされたキモッチ。エアガンの近距離射撃で穴だらけにされ、穴から赤い液体が噴き出してきて、最期にはグローブで叩き潰されます。
「キモッチ」の内容⑧水に打たれ潰される『わたしのきもち8』
公園の水飲み場での野外ロケ。「僕のハミガキはメロン味」といった後に水道からの水を滝行ながらに思い切りかけられ、投稿者の手によって握り潰され、「わぁっ！」という断末魔に悲壮感が漂います。
「キモッチ」の内容⑨ラーメンを入られる『わたしのきもち9』
タイトルコールを付け忘れた回。「カブトムシと写真撮るんだ」というセリフの後にインスタントラーメン(ブタメン)を入れられ、投稿者が食べ終わり空っぽになったところを上向きにして思い切り叩き潰します。
「キモッチ」の内容⑩爆竹で破壊される『わたしのきもち10』
問題ありの内容だったのか利用規約に違反したのか、「わたしのきもち10」は既に存在しません。Googleは子供が視聴する場合の悪影響を考慮し対策を講じている事から、投稿者にこのような警告を出し改善が見られないようならチャンネルを停止する権限があります。
「キモッチ」の内容⑪ついにストーリー性も？『わたしのきもち11』
プーさんのおもちゃに取り付け目を回したキモッチを取り外してみると中に何か入っています。カッターで乱暴に切り裂き中から出てきたのは、なんと飛行石!?薙ぎ払われたり投稿者に食べらてれて終わるストーリー性？のある動画です。
動画制作の撮影クオリティとして実写シーン以外はコマ割りを多用したり、編集技術も素人以上ですが、「キモッチ」と言うNHKの一昔前の人気キャラクターを使用したエルサゲート表現のコンセプトの真意が計りかねる動画です。まさかこんな動画に使われるとは制作スタッフは思いもよらなかったでしょう。
「キモッチ」に対するネットの反応とは？ファンもいるって本当？
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これらの動画を視聴したネットの反応は、「見たくない」と嫌悪感を示す人と「面白い！」と賞賛する人の賛否両論が存在し、悪い事とは知りながら面白いと感じるエルサゲートファンもいる事は事実です。さらにインスパイアされた多数の類似動画がアップロードされています。
見た人からは「可哀想」「やめてほしい」といった感想も
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「キモッチ」をテレビで子供の頃リアル視聴していた世代の多くの方からはもちろん「やめてほしい」「可哀想」「こういうエルサゲート系は気持ち悪いからマジで勘弁」「この人はキモッチに何か恨みでもあるのか？」という感想が大半を締めています。
中には「面白い！」「待ってました」という声も存在する
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しかし中には、肯定派も多く「見ていてなにか面白く感じた」「カッターでトドメを刺すのは草」「新作待ってました」などという常人には少し理解しがたいエルサゲートファンの声もコメントに多く見ることが出来ます。
ニコニコ動画には「キモッチ」を使用したMADも投稿されている
主に氷漬けのキモッチの動画をメインに使用したダンスミュージックのMADも数本ニコニコ動画にアップロードされています。ここでもコメント欄を見てみるとやはり肯定派の比率が多く、どのMAD動画も盛り上がっているようです。
海外のエルサゲート動画対策事情
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アメリカGoogle傘下のYouTubeでは2019年2月21日に、児童の性的搾取に関連した数千万本の動画のコメントを非表示にし、400以上のチャンネルを停止するなどの措置をとっています。アメリカのYouTuberによる「YouTubeは児童の性的搾取を促進し収益化している」との動画で注目を集めました。
欧米では違法なコメントも当局に報告される
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Googleでは問題のあるチャンネルの停止に加えエルサゲートを推奨するような動画の違法なコメントも当局に報告し、またそのための人材も増やしていると発表。海外では既にこのような動きで、子供たちを非適切な動画から守る取り組みがなされています。
『わたしのきもち』ファンは注意！検索してはいけない「キモッチ」
NHKの『わたしのきもち』を見てキモッチの独特の語りかける口調や、見た目のユニークさでファンになった方が多くおられますが。一方ではキモッチなどを始めディズニーやアンパンマンといった人気キャラクターをを使用したエルサゲート動画も残念ながら数多く存在します。
自動再生を停止させたり、子供が動画を見る時には親が必ず一緒に見る、Amazonプライムの子供向けチャンネルに限定するなどして、検索する際には注意して子供たちが不適切な動画を視聴しないように十分な配慮で楽しんでくださいね。
