「キモッチ」とは紙コップを使用したキャラクター!
本人?は紙コップ呼ばわりを完全否定する、犬は苦手な紙コップの男の子。それがNHKの「わたしのきもち」のメインキャラクター・キモッチ。声の担当は個性的なキャラで知られる人気のマルチ俳優、阿部サダヲさんが演じてます。
「キモッチ」が登場するNHKの番組『わたしのきもち』とは
幼稚園児くらいの5,6歳の子供達が対象の番組で、ストーリー仕立てのアニメーションなどを通じ「人間関係を結ぶヒントを提示してコミュニケーション能力を高めよう!」のコンセプトに基づき、NHK教育テレビにて2004年4月から2010年3月までの放映でした。
コミュニケーション力を高めることを目的に制作
相手と理解し合う為に意思伝達を会話などの言葉を用い、お互いの感情や考えを伝え合うコミュニケーション能力。『わたしのきもち』は、番組を見た子供達が独り善がりにならずに相手と自分の気持ちを上手に理解し合えるようになる事が目的の番組です。
「キモッチ」の声優を担当するのは阿部サダヲさん
劇団・大人計画のメンバーで知られ俳優と歌手で活躍する阿部サダヲさんがキモッチのCVを担当。カメラの向こう側のテレビを見ている子供たちに語りかけるような、会話しているような独特の間が絶妙な声の演技でキモッチを演じました。
そのキモッチが”検索してはいけない”ワードとしてネットで問題になっています。当時リアル視聴されていた世代の方には、不思議な現象ですが何故あの「わたしのきもち」のキモッチがそのような事になっているのか?ある動画がカギでした。
検索してはいけないとしての「キモッチ」とは?
子供達のために生まれた番組「わたしのきもち」やキャラクターのキモッチが、検索すると実にたくさんある動画の中に、海外のアカウントに紛れ「キモッチ」というアカウントの「わたしのきもち・数字」が数本リストに上がります。これらは”検索してはいけない”類のキモッチです。それは何故?
検索してはいけない言葉?「キモッチ」
キモッチを検索にかけるとどうしても候補にのぼる「キモッチ」というチャンネルは、アップロードしている動画はすべてキモッチを残虐なやり方で潰すものばかり。子供向けのキャラクターを暴力的な表現で改変する、広告収益目的のエルサゲートの可能性が非常に高いので注意しましょう。
「キモッチ」はエルサゲートの1種ともいわれている
今欧米で問題視される、有名な子供向け作品の登場キャラクターをわざと暴力的や異常性癖のような常軌を逸した表現で演じさせ、視聴者を不快にさせる事を目的として制作されるエルサゲートの一つと考えられます。それはYouTubeにある動画にも見つかりました。