宮崎勤の生い立ち!東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の犯人の家族の現在

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日常生活についてはそれほど支障の出ないものだったといわれており、ただの口実に出していた可能性はゼロともいいきれないでしょう。以前から、都合の悪いことは全て手を理由にして言い逃れしてきました。

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珍しい障害でもあり、完治はしないことから格好の見世物となっていたようですし、どうせ自分はこんな体だからとふさぎ込んでしまう部分があったとされます。

宮崎勤の供述④「夢の中のようだ」「ネズミ人間に言われた」

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幻想の世界でも見ていたといわんばかりに、夢を見ている途中で行ったと告げてみたり、ネズミの頭をした人間が殺めているのを遠目で見せられていて怖かったと意味不明な会話を繰り替えしていました。

結局、何が理由で騒動を起こしてしまったのか、決定的なものは掴めぬまま真相が闇に葬れられています。最期まで悪いことをしたといった謝罪の言葉はなく、自分が可愛かったから自首はしなかったとも述べています。

宮崎勤の精神鑑定の結果は?

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刑を定めるために重要なポイントともいえる責任能力について、今回は意味が通じない会話をしていたことから、慎重に進めていく必要がありました。

精神鑑定の結果とその理由、各症状の簡単な概要などをまとめていきます。

宮崎勤の医師の見解①小児性愛者ではない

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4歳から7歳といった幼い子供を次々と狙っており服を脱がせたりして自分の欲求を満たしているような行動から、いわゆるロリコン説が根強くありました。

祖父を生き返らせるためには純粋で幼い女の子が儀式に相応しいとされ、解剖をせよという姿のない声を聞いたと語っています。

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5人の精神科医の見解によると、自分の願望のためではなく、大好きな人が生き返ってほしいという想いから事に及んでいるとされました。

宮崎勤の医師の見解②人格障害・統合失調・隔離性同一性障害の疑い

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最初の鑑定結果では、統合失調症の疑いはあるが、人格障害に留まる範囲であり、責任能力はあるとされたことから弁護人は、再度の慎重な調べをしてほしいと依頼しています。

よって3人の精神科医と1人の臨床心理士を交えた本格的な鑑定をしています。結果、1名は統合失調症と診断しましたが、残りは多重人学者と述べています。

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いずれも当時の精神状況から、責任の是か非を判定をします。逮捕前には見受けられなかったと断定し極刑が言い渡されたのでした。

宮崎勤の獄中での様子と死刑執行前まで

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逮捕と共に世間を賑わせた男でありましたが、判決が決まった後、徐々に静けさを取り戻していき、報道も入ってこなくなりました。塀の中では、どのように過ごしていたのかを簡単にまとめました。

宮崎勤の獄中での様子①面会者に「私は優しい人間です。」

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4人もの未来ある小さな命を奪った人間の口から出た言葉に耳を疑ってしまいますが真剣に語ったといいます。自分が何かの間違いで残忍な人間と認識されてしまったと思っているのでした。

のちに無罪となるとも言い切っていたといいます。真逆ともいえる悍ましい出来事を自らの手で実行しているにも関わらず、死刑だと告げられても、微動だにせず他人事のようでりました。

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何もしていないという自信が彼にはあったのかもしれませんが、深い心の闇を感じる言動でもあります。

宮崎勤の獄中での様子②不気味な絵を描く

精神鑑定の参考資料として使われたものですが、不可思議なオーラを放っています。目や足のない人間であったり、頭はネズミで体は人の姿などといった異質を感じるものばかりでした。

公判中もほおづえを突き、黙々と落書きしていたといいます。違う異次元の世界を描くことで自分の不安定な心を落ち着かせていたのでしょうか。

宮崎勤の獄中での様子③手紙で死刑方法の批判

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とある雑誌の編集長と手紙のやり取りをしており、その中にあれだけ残酷に殺めていたにも関わらず自身の死に対しては、恐怖を感じ怯えていたようです。

現在の日本での死刑方法は絞首です。落下するまでの間の気持ちを考えたら毒を体内に入れて欲しいとアメリカのような毒殺を希望しており、我が国の刑について改正する必要があるのではないかといったことを綴っていたようです。

宮崎勤の獄中での様子④死刑執行まで反省の言葉はなかった

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2年弱と異例のスピード執行ではあったものの、自分や周りを見つめ直す期間は十分にありました。それでも罪を犯したことについての半生や遺族に対しての謝罪は最期の言葉でも出てきませんでした。

身勝手にも、呼び出される前に鑑賞していたビデオを気にしながら逝ったのでした。

宮崎勤の父親の現在は?飛び降り自殺で亡くなっていた

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地区では有名な名士として大きな家に住み、裕福な生活をしていました。社会的地位は得たものの子育てについては消極的でありました。

キャッチボールや会話をして親子のコミュニケーションを築くのではなく、物やお金を与えて愛情を表現しておりました。息子が犯したことが明らかとなると身辺を整理し自殺しています。

宮崎勤の父①事件発覚前はローカル新聞社の経営者

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地域の人のために社会情勢や日々の出来事を的確に伝えることを生業としていました。事件が発覚してからは会社を閉め、1年ほどで家も引っ越しています。

現代では個人情報の扱いが厳しくなっていますが当時はマスコミが異常なほど張り込み、土足でスクープを掴もうと入りこむ時代でした。そのため連日シャッターを切られ取材も殺到する日々にやりきれなくなったのでしょう。

宮崎勤の父②事件の4年後には家を売却するもバッシングが続く

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新しく越した家でも、マスコミは張り込んだとされます。近所の人からの情報を元に辿り着いたのでしょうか。連日嫌がらせも受けており、生きた心地はしなかったようです。

息子がした悪ではありますが、親権者でもある彼らも酷い仕打ちを受けていました。

宮崎勤の自宅の位置と現在は?

1994年に大きな敷地に佇むマイホームを売却しています。立派な邸宅だったため何も後ろ楯がなければ、即買い手がついたことでしょう。

やはり難しく更地にして現在は有料の駐車場として活用されています。

宮崎勤の父③死後も「現実逃避」と非難される事態に

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自宅の売却した財産を遺族へ送金し、謝罪の言葉を述べた後に橋から飛び降り、命を絶ちました。理由は覚悟はしていたバッシングは父親である自分だけなら察していたようです。

ですが娘たちや弟など親族にも渡り、酷い仕打ちを受けている様子は見ていられないとし消えたのです。命を捨ててまで詫びた姿ではありますが、過酷な日々から逃げただけという冷たい声も多く挙がっています。

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仏となっても、やまない批判は事の重大さと多くの人が注目を浴びていることを物語っています。

宮崎勤の父④親族も非難された

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2人の弟がいました。仕事ができる男として周りからの人望は厚かったようです。責任から会社を依願退職して妻の名前で会社を託しています。もう一方は、家族に被害が起こるのを恐れ、離婚しています。

2人の子供の親権を妻にし、旧姓を名乗るようにして過ごさせています。兄の息子というだけで人生を棒に振ったような半生になりますが、知らん顔をして勤めることもできなかったのでしょう。

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何気ない視線が批判を浴びているように感じてしまい居場所がなかったのかもしれません。

宮崎勤の母親や姉妹の現在は?

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父親や親族の情報は出回っているのですが、女性たちの情報詳細が不明となっています。おおまかに事件後に起きたことをご紹介していきます。

宮崎勤の母①親族も非難された

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長年連れ添った主人をなくしてから、どのようにして生活をしていたのか定かではありませんが、人とあまり顔を会わせないように、静かに暮らしていることでしょう。

妊娠中も休むことなく働き続け、育児おろか外へ勤めることを選んだ母は、根っからの仕事人だったのでしょうが手のかかる小さな年齢のうちは、一緒にいるだけでも安心感が違ったのではないでしょうか。

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息子が犯してしまった後に、悔やんでも時は戻りませんが、育児をもっと優先していたら未来は変わっていたのかもしれません。

母には血を分けた兄がいました。その2人の息子は警察官と教師という共に公務員でした。立派な職業に就きやりがいも感じていたことでしょう。運命というものは、ときに残酷です。退職を余儀なくされています。

宮崎勤の母②息子の死刑執行後は遺体の引き取りを拒否

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本来であれば引き取り人でありますが、拘置所に全てを任せています。一緒のお墓にも入りたくないといった意思表示でもありましょうか。

自分がお腹を痛めて産んだ子であるので、どんなに悪人でも自分よりも先に逝ってしまったことは深い悲しみとなることでしょう。お別れくらいはそっと肌に触れたいと思わなかったのでしょうか。

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全てお任せしますと告げて姿を消したといいます。冷たい一言ですべてを突き放し息子であることも消し去りたかったのでしょうか。

宮崎勤の姉妹も激しいバッシングを受けた

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兄が注目を浴びてしまったことで、姉はフィアンセがいましたが自ら破談を持ち掛けています。そして職場も居づらくなって辞めています。妹は、罪なことに命を救う白衣の天使を目指し、看護学校へ通学中でした。

兄妹が命を奪っていたにも関わらず、のうのうと看護の勉強をすることが絶えられなかったのでしょう。2人共、夢を一瞬にして壊され真っ暗闇になってしまったのです。

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現在はもしかしたら結婚をしているかもしれません。もしくは姓を変えてひっそりと暮らしていることでしょう。

宮崎勤が世間に与えた影響①オタクバッシング

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オタク=宮崎=犯罪者(危険人物)というイメージがついてしまったことで、批判が上がり社会現象となりました。実際、宮崎はビデオを集めていただけでオタク趣味と結びつけるには疑わしいものであります。

彼のイメージが強すぎて、さまざまな背景までもが危ないものとなってしまいました。

宮崎勤からのオタクバッシング①「犯罪者予備軍的な若者は相当いる」

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過激な描写の作品も数多く出回っています。そのために摘発の原因ともなっているコミケと言われるイベント会場では、たくさんの宮崎勤がいると囁かれたものです。

たた、幻想の世界を楽しんでいる人も多い中で、全てを危ない人物だと決めつけてしまうことは自由の制限にも繋がってしまうため難しい問題ではあります。

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子供を育てる親の中で議論となり、心の成長に影響があるのではないかと思われていました。

宮崎勤からのオタクバッシング②コミックマーケットは非難された

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熱中する文化の愛好家をオタクといいますが宮崎の印象が強すぎて、幻想の世界と現実の境目が分からなくなり過激なストーリー性の作品は、善悪の判断を鈍らせ、犯罪を予兆させると強いバッシングが起きています。

共通の趣味を持った人物が集まる大きな会場は、まさに犯罪者予備軍の集いとなると偏見を持たれていたのです。

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しばらく低迷しておりましたがセーラームーンなどの女性向けがヒットすると徐々に賑わいを取り戻しており現在ではゴージャスな叶姉妹がコスプレして参加していることから話題になっています。

宮崎勤からのオタクバッシング③足利事件の冤罪にもつながった

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決定的な証拠もないまま、独身で中年、ロリコンとの思い込みで生まれた冤罪が発生しています。結果は、無罪とされておりますが、先入観というものは、ときに人の人生までも狂わせてしまう恐ろしいものなのです。

宮崎勤が世間に与えた影響②小児児童の認知

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今回の一連をきっかけに10歳よりも下の幼児をターゲットに性的興奮を覚える嗜好者であるペドフィリアやロリコンといった言葉が世に知れ渡りました。

小さな子を持つ親たちの中で、保護する意識が変わるきっかけともなっています。

宮崎勤の事件はテレビの幼児番組にも影響を及ぼした

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それまでは下着姿など放映されていましたが、見直しがされて女児の下着を連想させるような姿は、避けるようになりました。慎重に映像を流すこととなり、多方面にわたり彼の影響は大きく出ていました。

宮崎勤が世間に与えた影響③テレビ放送・表現の自粛

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多くのメディアは慎重になっていました。少しでも悍ましい出来事を連想させるような描写やストーリーは避けられ、今までの表現の自由が制限されていったのです。

宮崎勤が表現に与えた影響①廃版となった作品

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報道で映し出された宮崎の自部屋には、天井まで埋め尽くされたたくさんのビデオテープやマンガ本がありました。

その中で、女性をターゲットにし生きたまま体を解体していくといった残虐な影像シーンが多数登場する作品が押収されていることが判明すると、シリーズで世に出回っていましたが全て廃版となりました。

宮崎勤が表現に与えた影響②ポルノ作品の規制強化

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青年向けとして発売されていた少年漫画内の作品では、女性の裸を描いた場面が多く登場していましたが、リアルさを規制し部分的に表現をするなどの配慮が求められ、ポルノ規制が強化されています。

宮崎勤が表現に与えた影響③誘拐を連想させる番組の自粛

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らんま1/2では、当時テレビアニメとして放送されていました。次のタイトル名にさらわれたという言葉が入っており、誘拐を連想させ宮崎事件を思わせてしまうことから、カットされています。

その次に流されるはずであったストーリーをセッティングしたたために、話が繋がらない部分があったといいます。

宮崎勤の親は「甘い毒親」だったのか

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子育てには正解がないといわれますが、子供にとって親とのスキンシップや甘えというものは、成長をしていく上で大切な工程です。体は日が経過すれば大きくなっていきますが、心の発育は難しいとされます。

どこまでが甘えさせる許されるラインでしょうか。彼の両親が行ってきたエピソードは、甘えとは言い難い部類でありました。

宮崎勤の両親は息子を甘やかしていた

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叔父のツテで勤務していた印刷業者を辞めてから、引きこもった生活を送っていましたが父の稼業を手伝うといい、働き出しました。我が子の成長ぶりと自分の会社の力になってくれることが相当嬉しかったのでしょう。

180万の車を現金一括で購入し、プレゼントしています。お金で愛情表現をし、繋がっていなければいけない心の触れ合いなどは、一切しないという教育方針でした。

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物欲では心は見たされず孤独感は募っていったのです。甘やかすことだけが育児ではなく、将来を想って接しなければ歪んだ精神を形成させることでしょう。

宮崎勤から見る「甘やかし」の危険性

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お金を払って物欲を満たすことは甘えとは言い難く、わがままな思考が育ちます。親の考えと同じように動いてくれたからと、喜びご褒美をあげることは、気持ちを委縮させ、人の顔色ばかりを窺って生きていくことになってしまうでしょう。

甘やかしというものは難しいものでありますが、そこに愛があるかないかで大きく変わってきます。その子の将来を想い行動することで、躾として厳しく告げることも出てくるでしょう。

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宮崎の場合は赤ちゃんのころから祖父が母変わりであり、甘えたい時期でも本当の母との触れ合いは少なかったことでしょう。こうした一連が歪んだ心を作り上げた一因ではないでしょうか。

宮崎勤の犯行に関するドラマ・書籍

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社会現象を巻き起こした騒動は、多くの作品として色褪せず残されています。最期まで異質を解き放った彼に関する出版物をご紹介します。

「夢のなか、いまも」

夢のなか、いまも

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10年という長い年月のやり取りを繰り返し、本人の強い思いから出版が決定されています。獄中で描かれた絵や読んだ本の紹介も掲載されており、生前の男がどういった思考をしていたのかが垣間見れる作品です。

約300通の手紙を受け取っており、死刑の方法について語る内容もあったとされます。宮崎の言葉だけでなく執筆者側から見た、姿なども詳細に書かれています。

「ノンフィクション・肉声 宮崎勤 30年目の取調室」

肉声 宮﨑勤 30年目の取調室

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刑事しか知らない宮崎の素顔をまとめた一冊で、生の声がダビングされているテープを元に綴られています。その数27本であり、サスペンスドラマのようなストーリではありますが実話の悍ましい背景に迫っています。

「実録ドラマ・30年目の真実」

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上の作品をドラマ化しています。発生から早30年という節目で、時代は変化していますが恐怖に陥れた人物を題材とし忘れてはいけない事件ということを俳優陣が熱演しています。

本物の声を流し、よりリアルさを演出していたことも大きな話題となりました。刑事とのやり取りも鮮明で私たちが知らない部分も映像を通して得ることができます。

宮崎勤の被害者遺族の今

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このような一連が起こるとメディアはこぞって連日取り上げ話題にします。容疑者の生い立ちや学生時代の評判など取材をして、全国に流します。

こうした中で遺族となってしまった人たちはどのように過ごしているのでしょうか?今に迫ります。

悲しみは明けない

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突如奪われてしまった我が子の命は、到底受け止めきれないことでしょう。4歳から7歳というと、会話のコミュニケーションもできるようになり女の子ですからオシャレにも目覚めてくることでしょう。

今後の成長が楽しみであったはずが突然遮断されてしまい、残酷な方法で最期を遂げていることが全国で流されている状況は、あまりに耐え切れないものです。深く悲しみ精神を病んでしまうこともある得るでしょう。

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プライバシーの関係上、その後の暮らしは明かされていませんが、当時の家には住んでいないのではないでしょうか。

近所からの視線が気になりますし、仲良くしていた子供たちを目の当たりにすると、なぜ我が子がいないのかと涙しなければならないでしょう。

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引っ越して誰も知らない土地で暮らしているかもしれません。

情報も遮断?

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昭和の残虐な騒動であることから、年号が変わった今でも度々テレビで流されます。遺族の方はどんな気持ちで見ているでしょうか。

耳にする度、心臓をアイスピックで刺されているような痛烈な痛みを感じているのではないでしょうか。走馬灯のように当時の壮絶な思いが駆け巡ってくるのではないでしょうか。

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もしくは、一切の情報をカットするため新聞もテレビも携帯もない暮らしを虐げられているかもしれません。

宮崎は命を絶てば刑罰が終わっています。遺族は永遠の暗いトンネルを歩いているような毎日を過ごさなくてはならないのです。ただ時が過ぎていくのを放心状態で待つだけの生活なのかもしれません。

宮崎勤第2を作らないために

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生まれたときから、どんな親も犯罪者にしようと思ってはいないことでしょう。宮崎の両親も同じだったと思います。ですが養育を祖父に任せてしまったことで、精神の発達に異常をきたしたのではないかとされています。

同じような犯罪者を作らない、起こらせないためには何をしたらいいでしょうか?考察します。

世間の目ではなく子供優先に

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宮崎は小さいときに、姑から厳しく管理されており母は太刀打ちできなかったようです。抱っこすれば弱い人間になるといわれ、夜寝静まったときしか抱くことができなかったとされます。

ほとんどスキンシップのないまま成長しており、母は手の障害を気にして外い連れ出すことを嫌っています。唯一祖父が散歩に出してくれました。

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大人になると社会の目を気にしがちでありますが、子供に合った行動をすることで心は満たされ感情も豊かになることでしょう。

対話を大切にする

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共働きが多い中で、親子一緒に過ごす時間が少なくなってきています。24時間しかないため常に忙しく生活しがちであります。

寝る前に今日あったことを聞くことや、食事中に話したりして、ほんの数分を子供に集中する時間として使うことができたら、ぐっとコミュニケーションが深まることでしょう。

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そして愛させれていると実感し心は満たされることでしょう。

画面ではなく子供を見る

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ネット社会となり、スマホを常に離さない親は多いです。便利な時代となりましたが画面をみることよりも、子供の目をちゃんと見て接しましょう。言葉を細かに話せない分、雰囲気を感じ取ることは敏感です。

見えない回線ではなく、目の前にいる大切な存在を見てあげることで安心を感じるとされます。子供との絆が将来を左右するのです。

宮崎勤は東京・埼玉連続少女誘拐殺人事件を起こした残忍な人物

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未来ある小さな子供を言葉巧みに連れ去り、騒がれたからとパニックになり殺めて消してしまうという身勝手な行動は、消して許されるものではありません。

ただ生い立ちを検証してみると寂しかった想いや満足しない心があったのではないかとも感じられます。もう少し両親が彼の心に寄り添っていたならば、歩んだ未来は違ったでしょうか。

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共働きが増えている現代も、豊かな物資となりお金があれば得ることができるでしょう。ですが心は満たされません。小さい頃に負った歪みはそのまま大人になってもキープされています。

子供は何もしなくても大きくなるのではなく、愛情をもって接し、時には厳しくすることで正しく修正されていきます。二度と同じような悲しい事件が起こらないようにしなければなりません。被害者の冥福を祈ります。

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