プレッパーとは?世界の終わりへ備える人の特徴と脅威への対策も紹介!

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そのため、あらゆる事象が起きたとしても、その後もこれまでと同様の生活を送っていけるように、自分自身で生活を守ることを念頭に置いて行動をしているのです。

プレッパーは公的支援を当てにしていない

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さらに言うと、彼らは公的な支援は一切あてにしていないことも、大きな特徴です。確かに彼らは普段は何ら普通の生活をしています。しかし、いざ備えのことになると共通しているのが、政府などからの公的な支援はあてにはしていないのです。

そもそも、国や政府というものを信用していない傾向もあります。アメリカで言えば、彼らが大統領を選ぶわけですが、その大統領ですら信用していないのです。さらに付け加えるのであれば、マスメディアに対しても不信感を持っており情報を絶っている人も大勢いるそうです。

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そのため、公的な支援は信用できないしあてにできないと考え、普通では考えられない備えまで行っている人も存在します。例えば、自給自足の生活を可能とするために家畜や農場を所有していたり、自宅地下に核シェルターを改造している人も居ます。

武器や弾薬を備えているだけでなく、自分からプロのインストラクターを雇いその正しい取り扱いや護身術を習っている人もいると言います。公的なものを当てにするのでなく、自身で自分を守る思いが人一倍強いのです。

プレッパーのスラング「SHTF」とは?

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あらゆることに備える彼らですが、とはいえ彼らにとって何に備えるかといった内容はあまり問題ではないようです。どんなことが起こっても備えておくという考え方であり、何か一つに固執する考え方ではありません。

これは彼らの掲げるとあるスラングにも見て取れます。それが「SHTF」です。正式には「when shit hits the fan」といい、「面倒が起きた時」を意味しています。つまり、何か大規模な事象が起きた時に備えをという意味です。

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この面倒な内容は、人口爆発であったり暴動、気候変動やもちろん石油価格の高騰などもあります。先述もお伝えしましたが、とにかくあらゆる事象なのです。そして、「特定の何か」ではないことが、その他のサバイバリストとも位置づけを異にしている理由にもなっています。

通常は、災害など何かした特定して備えているのですが、彼らにとっては何が起こってもという考え方なので、あらゆる事象に対しての行動だということが分かります。だからこそ、ライフスタイルとしても定着できるという訳です。

プレッパーが恐れる事態

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彼らがあらゆることに備えていることはわかりましたが、それではいったいどういった内容に備えているというのでしょうか。彼らの恐れる事態というものを調べていきます。

プレッパーが恐れる事態①第3次世界大戦

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恐れる内容の一つが、第3次世界大戦です。日本で暮らしていると、戦争の恐ろしさはわかっていても、実際に戦争が起きることなんてないと感じられるほど平和な暮らしがあります。

世界的なニュースを見ても、いったい何人の人が戦争が起きることを危惧しているかはわかりませんが、決して多くはないでしょう。しかし、世界的に目を向ければ、現代はいつ戦争が起こってもおかしくない状態と評する人も居ます。

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そして、そういった情報に惑わされるわけではありませんが、彼らは恐れて備えているのです。特に海外に目を向けると、国内の紛争や戦争は決して珍しいことではありません。彼らにとっては、大きな脅威と感じるものの一つなのです。

プレッパーが恐れる事態②ウイルスの蔓延

人的なものがもたらす物ばかりが脅威ではありません。そのうちの一つがウイルスの蔓延です。知らないだけで、ウイルスというものは周囲に蔓延しています。中には、未だ観戦していないだけで、認知されていなものも多数あるでしょう。

さらに、聴き慣れたインフルエンザのような病気ですら、毎年何らかの変化を遂げて薬が効きにくくなっていたり、死に直結することもあります。こういったウイルスの誕生や未知のウイルスの蔓延は、いつ襲われるかわかりません。

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目で見えないものなだけに、より恐ろしいものだとも考えられるでしょう。感染やその後の暮らしを思えば、大きな脅威と感じる人は多いでしょう。

プレッパーが恐れる事態③超巨大自然災害

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日本に住む人は近年特に聞き馴染みがあり、実感するところもあると思いますが、大型の自然災害は非常に脅威となるとわかることでしょう。彼らからするとこの災害は、突発的に生活を著しく変化させる恐ろしい内容であることは間違いありません。

日本においても、毎年豪雨や台風、地震などといった予測不可能な現象にさいなまれています。それは海外も同じことで、物によっては日本の被害とは比べ物にならないほどの大規模な被害をもたらすものもあります。

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こういった被害は、いくら命が助かっても家が無くなったりと色々な観点から生活を困難にさせていきます。超巨大自然災害は、当然脅威といえるでしょう。

プレッパーが恐れる事態④金融破綻

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自然現象や人的なものもですが、先が読めない脅威としては金融破綻も十分あてはまります。どんな大企業もいつ破綻するかわからない時代、雇用が不安定になることも多々あります。

また、世界情勢も関われば、国の経済がいきなり困窮することもあります。そうすれば、一個人の生活ももちろん質が落ちますし、それを良くするには一朝一夕でできることではありません。金融問題も大いに脅威となるのです。

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