プレッパーとは?世界の終わりへ備える人の特徴と脅威への対策も紹介!

プレッパーとはアメリカを中心に増えつつある、これから起こるとされる天変地異などに備えている人々のことです。その人数は300万人を超えるとも言われています。ここでは、プレッパーの活動理念や内容、プレッパーから学ぶ災害対策などを紹介していきます。

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プレッパーとは

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この存在を聴いたことがあるでしょうか。色々な災害にはじまり世界に起こるあらゆる脅威に備えている人のことをこの言葉で呼ぶのですが、とはいえ、どんな人達のことを指して言うのか、またどういったものに備えているのか知らない人は多いでしょう。その実態を暴いていきましょう。

プレッパーは緊急事態に備えて生活する人

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海外には数百万人規模で存在するといわれるこの人物。テレビや各種メディアでも取り上げられる機会の多い人物たちですが、いったいどういう存在なのかというと、経済の放棄や戦争といった大規模な出来事に対して備えている人のことを言います。

備えるものについては、食料はもちろんのこと、自衛のための武器や弾薬など多岐にわたり、全米では300万人から400万人ほど存在するといわれているのです。なぜのこの人物たちがこのような名称で呼ばれるようになったかというと、英語の「prep」から来ているようです。

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この単語の意味は、「準備」や「備え」という意味合いがあり、その備えをする人やグループからこのような単語で呼ばれるように案ったのです。彼らは、ドンことが起きても自分たちの生活が最小限の変化で済むように、影響が抑えられるようにと備えています。

また、彼らは自立も踏まえておsなえているので、外部からの支援なども当てにすることは考えないような準備を進めているのだと言います。

プレッパーは世界情勢の悪化により増加中

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このような完璧な備えを行っている人について注目したわけですが、実は近年メディアで取り上げられているのは一つの理由があるからだといわれています。それは世界的に見てこの人達が増加しているといわれているからです

みんな世界情勢が気になるのはもちろんだと思いますが、彼らからすればこの世界情勢の悪化は不安でしょうがないのです。そのため、備蓄や武器などの備えを行って来るべき戦争や災害といった、大規模な生活を脅かす出来事に備えているのです。

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近年では、世界情勢を見てみるといつ戦争が起こるかと不安になるようなタイミングもあります。災害なども毎年何らかの現象を耳にしており、いざ巻き込まれる不安というものは大きいものです。

こういった世界の動向や、自然現象を目にする機会が増えていることで、年々備えを重視し行っている人は増えているのだそうです。

プレッパーはどんな人々?

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備えあれば憂いなしと言いますが、それでは備えに必死になるこの人たちは一体どういった人たちなのでしょうか。その考え方や普段の生活などに焦点を当てて、調べていきましょう。

プレッパーは元は農村部のサバイバリスト

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備えているとはいえ同じ人間です。いったいどのような人物がそんなに不安を想って備えているのか気になるところですが、もともとは農村部のサバイバリストのことを指してこう呼んでいたといわれています。

今では、広義的に色々な大規模な事象に備えている人を称しますが、もともとは農村部で自営を行っている人が、それでも何かあると農業が焼ていけなくなるなど、自営だけではやっていくことができない可能性があり、それに備えるておく必要があるゆえにこういった行動に出ていたのです。

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備えることで、緊急時にも自分の暮らしは何とかできるようにしておきたいと考えたのが始まりだったようです。

プレッパーは普段は一般人と同じ生活

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元々は農村部の人たちをさしてこう呼ぶことはわかりましたが、それでは現状備えている人たちは、普段は何をしている人たちなのでしょうか。実はこの人たちが、特別何か普段から生活が変わっていたりとかそういったことはありません。

普段から同じように一般人と同じ生活をしていますし、今では農村部に限らず都会で暮らしている人もこういった備えを重要視して行っている人も居ます。今ではライフスタイルの一つとして確立されているようなイメージなのです。

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特殊な思想を持っているわけでも、宗教的な意味合いもありません。あくまでも来るべき大規模な事象に備えており、それによって世界に大きな変化が起きても、自分は暮らしに起きな影響がないように暮らしていけるように準備を常にしているのが彼らなのです。

プレッパーは保守的な考え方の人が多数

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彼らの多くが、その大規模な災害に対して積極的に対応し変化にも対応していこうと考えたりしているわけではありません。また、逃れられない人類最後の日に生き残るだけでいいといった考え方でもありません。

あくまでも彼らの考え方の多くが保守的であり、大規模な事象が起きた後も生活を維持し続けることを考えています。それ故に、大量の食糧や飲料水、また武器や弾薬を備蓄しているという訳です。

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また、自立した暮らしを前提に備えているので、誰かからの支援を当てにしているわけでもありません。あくまでも温厚な考え方だと言えます。

プレッパーはアメリカで300万人以上とも

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どれほどの人物がこういった考え方の下で備えているのかも紹介していきましょう。アメリカだけで見ても、この人数は約300万人から400万人ともいわれています。世界で見るともっと存在するでしょう。

今ではライフスタイルの一つとして確立しているともいわれるものだからこそ、多くの人がこの生き方に注目し、何が起きても安定した生活を求めてこういった行動に映っているようなのです。多くの人が、自分の生活はいつまでも安寧な物であってほしいと願っているのです。

プレッパーの理念とは?

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彼らの共通する行動やどういった人物なのかといった点は理解できたところだと思いますが、それでは彼らの理念とはいったいどのようなものなのでしょうか。先述でも生活を守るための思いには少し触れましたが、より詳しく理念を調べていきましょう。

プレッパーの理念は外的脅威から生活を守ること

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彼らの根本となる理念について調べていきましょう。彼らの理念はすなわち外的s脅威から生活を守ることにあります。外的脅威とは、先にも説明した通り、経済的な危機はもちろんのこと国同士の戦争なども含めています。

また、近年では世界各地で脅威となっている大規模な災害も該当しています。こういった大規模な事象は、自分たちの生活に著しく影響を与えかねません。その影響の程度も非常に大きなもので、何も備えていなければ恐らく、これまでの生活とは一変することは明白でしょう。

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そのため、あらゆる事象が起きたとしても、その後もこれまでと同様の生活を送っていけるように、自分自身で生活を守ることを念頭に置いて行動をしているのです。

プレッパーは公的支援を当てにしていない

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さらに言うと、彼らは公的な支援は一切あてにしていないことも、大きな特徴です。確かに彼らは普段は何ら普通の生活をしています。しかし、いざ備えのことになると共通しているのが、政府などからの公的な支援はあてにはしていないのです。

そもそも、国や政府というものを信用していない傾向もあります。アメリカで言えば、彼らが大統領を選ぶわけですが、その大統領ですら信用していないのです。さらに付け加えるのであれば、マスメディアに対しても不信感を持っており情報を絶っている人も大勢いるそうです。

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そのため、公的な支援は信用できないしあてにできないと考え、普通では考えられない備えまで行っている人も存在します。例えば、自給自足の生活を可能とするために家畜や農場を所有していたり、自宅地下に核シェルターを改造している人も居ます。

武器や弾薬を備えているだけでなく、自分からプロのインストラクターを雇いその正しい取り扱いや護身術を習っている人もいると言います。公的なものを当てにするのでなく、自身で自分を守る思いが人一倍強いのです。

プレッパーのスラング「SHTF」とは?

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あらゆることに備える彼らですが、とはいえ彼らにとって何に備えるかといった内容はあまり問題ではないようです。どんなことが起こっても備えておくという考え方であり、何か一つに固執する考え方ではありません。

これは彼らの掲げるとあるスラングにも見て取れます。それが「SHTF」です。正式には「when shit hits the fan」といい、「面倒が起きた時」を意味しています。つまり、何か大規模な事象が起きた時に備えをという意味です。

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この面倒な内容は、人口爆発であったり暴動、気候変動やもちろん石油価格の高騰などもあります。先述もお伝えしましたが、とにかくあらゆる事象なのです。そして、「特定の何か」ではないことが、その他のサバイバリストとも位置づけを異にしている理由にもなっています。

通常は、災害など何かした特定して備えているのですが、彼らにとっては何が起こってもという考え方なので、あらゆる事象に対しての行動だということが分かります。だからこそ、ライフスタイルとしても定着できるという訳です。

プレッパーが恐れる事態

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彼らがあらゆることに備えていることはわかりましたが、それではいったいどういった内容に備えているというのでしょうか。彼らの恐れる事態というものを調べていきます。

プレッパーが恐れる事態①第3次世界大戦

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恐れる内容の一つが、第3次世界大戦です。日本で暮らしていると、戦争の恐ろしさはわかっていても、実際に戦争が起きることなんてないと感じられるほど平和な暮らしがあります。

世界的なニュースを見ても、いったい何人の人が戦争が起きることを危惧しているかはわかりませんが、決して多くはないでしょう。しかし、世界的に目を向ければ、現代はいつ戦争が起こってもおかしくない状態と評する人も居ます。

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そして、そういった情報に惑わされるわけではありませんが、彼らは恐れて備えているのです。特に海外に目を向けると、国内の紛争や戦争は決して珍しいことではありません。彼らにとっては、大きな脅威と感じるものの一つなのです。

プレッパーが恐れる事態②ウイルスの蔓延

人的なものがもたらす物ばかりが脅威ではありません。そのうちの一つがウイルスの蔓延です。知らないだけで、ウイルスというものは周囲に蔓延しています。中には、未だ観戦していないだけで、認知されていなものも多数あるでしょう。

さらに、聴き慣れたインフルエンザのような病気ですら、毎年何らかの変化を遂げて薬が効きにくくなっていたり、死に直結することもあります。こういったウイルスの誕生や未知のウイルスの蔓延は、いつ襲われるかわかりません。

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目で見えないものなだけに、より恐ろしいものだとも考えられるでしょう。感染やその後の暮らしを思えば、大きな脅威と感じる人は多いでしょう。

プレッパーが恐れる事態③超巨大自然災害

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日本に住む人は近年特に聞き馴染みがあり、実感するところもあると思いますが、大型の自然災害は非常に脅威となるとわかることでしょう。彼らからするとこの災害は、突発的に生活を著しく変化させる恐ろしい内容であることは間違いありません。

日本においても、毎年豪雨や台風、地震などといった予測不可能な現象にさいなまれています。それは海外も同じことで、物によっては日本の被害とは比べ物にならないほどの大規模な被害をもたらすものもあります。

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こういった被害は、いくら命が助かっても家が無くなったりと色々な観点から生活を困難にさせていきます。超巨大自然災害は、当然脅威といえるでしょう。

プレッパーが恐れる事態④金融破綻

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自然現象や人的なものもですが、先が読めない脅威としては金融破綻も十分あてはまります。どんな大企業もいつ破綻するかわからない時代、雇用が不安定になることも多々あります。

また、世界情勢も関われば、国の経済がいきなり困窮することもあります。そうすれば、一個人の生活ももちろん質が落ちますし、それを良くするには一朝一夕でできることではありません。金融問題も大いに脅威となるのです。

プレッパーたちにはお気に入りの「危機シナリオ」がある?

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色々な脅威を調べてきましたが、調べていくと彼らの一部にはお気に入りの危機シナリオがあることもわかりました。破綻していく中で備えでどう生き抜くかというシナリオを構想するのが好きになっていった人物たちもいるのです。

もちろん、被害に会った人や同じくプレッパーの人からすれば不謹慎だと感じる人も居るかもしれませんが、こういった一部の人ももちろん事象に備える人の延長線であることには変わり有りません。

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ただ、彼らにとっては色々な備えをし、それを使って過ごす時間を構想していくうえで、危機すらも好みの対象、楽しみの対象として考察するようになっていったようなのです。お気に入りの危機シナリオは定番のゾンビの進行から核戦争まで様々なようです。

プレッパーの活動とは?

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彼らの思想についてはわかったところで、それでは具体的な活動内容についても見ていきましょう。彼らは一体どのような行動を行っており、備えているのでしょうか。

プレッパーの活動①物資の備蓄

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まずすることと言えば、誰しも想像できるのが備蓄です。誰しも緊急時世に備えるといわれたらまず備蓄を思い浮かべるでしょう。その通り、物資を備蓄します。しかし、その量は一般的な量とは全く異なります。

何といっても世界が何らかの変革が起きた時に備えるというほどなのでその量はすさまじい量になります。また、良く想像しがちな食糧メインという訳ではありません。武器や弾薬など、生活に欠かせない物を集めるのですから、当然量が多くなって当然です。

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一例で言うと、コロラド州に住むとある家族では、備えたものを保管場所である地下室から一度地上に出すのに、15人がかりで6時間ほどかかったそうです。それでだけの地下室の広さがることにも驚きですが、すさまじい量といえるでしょう。

プレッパーの活動②避難訓練

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備えはものだけでなく、被弾経路にも余念を許しません。もちろん避難先は、地下室ですが、いつ何が起きるかわからないのです。例えば、自宅に居ながらにして何かしらの事象に巻き込まれたら、すぐに地下室に避難ができるでしょう。

しかし、いつも自宅にいるとは限りません。仮に職場にいるのであれば、当然そこから帰ってこなければ地下室にもアクセスできません。なので、いついかなる場所にいるときも避難できる経路を考え抜いているそうです。

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もちろん、自宅であれば経路の漏らしはありません。どこの部屋にいても最適なルートで、また何かあった際にはどこのルートで移動すべきかどうかを編み出して記しておくのも行動の一つです。

プレッパーの活動③シェルター建設

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海外では、避難先に地下室を持っている人はそう珍しくないという現状です。しかし、その地下室も核シェルターになると事情が変わってきます。彼らの行動の中には核シェルターに改造して備えることも含まれているのです。

もちろん、かなりの出費を要しますが安全のためには譲れない行動なのです。一切妥協せずに備えるためには、シェルター建設は必須ともいえるようです。

プレッパー向きの核シェルターの売れ行きが好調

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彼らの行動には非常に参考になるものがありますが、しかし一方で核シェルターといった設備にまで手を出す彼らを見ると行き過ぎなような気もしてきます。しかし、実は彼らの影響もあってか売れ行き好調との噂があるのです。

プレッパー向きの核シェルターは6人用で2500万円~

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核シェルターなんて高価なもの手に入れられるわけないと思う方も多いと思いますが、実は高価な事実は変わりませんが、一個人で決して入手できないものではないのです。そして、現在これらのシェルターが以上に売れ行きがいいとも言われています。

まず価格についてですが、6人用のもので2500万円から手に入れられるといわれています。20人用のものであれば5000万円ともいわれています。もちろんメーカーによっても違いはあるようですが、決して安くはありません。

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