「んきなやや」とは?検索してはいけない言葉といわれている理由
2017年頃より「検索してはいけない言葉」として知名度を上昇させてきた「んきなやや」という言葉があります。禁止されると寧ろやってしまいたくなるのが人の性ですよね。ですが本当に噂通りに使用している端末がウィルス感染したり、使用不能になるなどのトラブルがあってはいけません。
度胸試しといえば聞こえはいいですが、インターネットの普及により以前よりも遥かにウィルスという言葉は身近になっています。ではなぜ「んきなやや」は検索を認められないのでしょうか?そういった疑問にお答えします。
「んきなやや」と検索するとブラウザクラッシャーサイトが出てくる
一般的なブラウザエンジンで「んきなやや」とサーチをするとトップに「攻撃する言葉」という謳い文句から始まるページが現れます。実際にサーチしてみる分にはトラブルにつながる事はほぼありませんが、こちらのページが問題視されている原因となっています。
こちらのページはブラウザクラッシャーサイト、要するに接続することにより使用している端末やOSに問題を引き起こす可能性があるサイトとして認識されています。
検索する場合には注意が必要な「んきなやや」
故意にサーチしようとしなければ余程のことがなければ打ち間違いも発生しづらい「んきなやや」という言葉ですが、スマートフォンやPCの入力には予測変換というものが大半の端末に標準的に搭載されています。この予測変換は通常使用する際は非常に重宝し、設定で使用をオンにしている方も多いと思います。
しかしこの予測変換が意外と曲者で、例えばGoogleなどでサーチをしようとした際に2~3文字程度入力すると今多く検索されている言葉が多数表示されると思います。この表示される言葉の中に「んきなやや」が混じっている可能性もあるので、サーチを行う際は注意が必要です。
「んきなやや」と検索するとどうなる?謎のサイトの内容とは?
実際に「んきなやや」とサーチをして表示されたページに接続するとどうなるのでしょうか?噂通りに端末に不具合が出たり、最悪の場合はウィルス感染をしてしまうのでしょうか?ここでは該当のページに実際に接続をしてみて、発生した事象などをご説明いたします。
サイト「攻撃する言葉 — Attacked By Words — – Exitlog」がヒット
こちらの「攻撃する言葉」から始まるページが主なブラウザエンジンを使用した際、上位に表示されるかと思われます。軽い気持ちでサーチをして上位に表示される言葉が「攻撃」を用いる文章だと、少々尻込みしてしまいそうになります。
接続を躊躇させるのがページ製作者の意図かどうかは当人にしかわかりませんが、次の項目では実際にページを開いてどのような物が表示されてるのかというのを簡単にご紹介します。
「少しでも列からはみ出ると言葉に襲われる」が表示される
実際に該当のページに接続をすると白をベースとした背景に「攻撃する言葉」と「少しでも列からはみ出ると言葉に襲われる」といった言葉が大きく2行で表示されます。一見非常にシンプルなサイトであるため、接続した方一瞬拍子抜けをしてしまう方も多いようです。
しかしこのシンプルなページが逆に不安を煽ってくるという方も多く存在し、そういった理由で薄気味悪さを感じた方などは放置していると何かが起きそうな恐怖にさいなまれてしまうのかもしれません。
意味不明な平仮名がエンドレスに表示され棒人間が塗りつぶされる
ページの中央に棒人間と思われる絵が描かれています。そして時間を追うごとにその棒人間の周りに「あへせをみちとゆを」や「やへゆふやをそいそめ」といった全く意味不明な言葉が表示されて行きます。約一分間意味不明な言葉は表示され続け、最終的に表示されていた棒人間は言葉に埋め尽くされてしまいます。
接続した瞬間から意味不明な言葉が表示され続け、ページの表示の通りに「言葉に襲われる」ことから接続した人にじわじわと恐怖を与えているようです。ちなみにこちらは表示の画面が小さいほど、棒人間は濃く塗りつぶされる仕様となっています。