あとは強いて条件を上げるならば、全体の文字数は10文字以内で意味不明であればあるほどいいです。意味不明な方がいい理由としては、例えば検索をしたい文字列の中に「やね」などの言葉があった場合は「屋根」などが優先的に表示をされるためです。
「ねやしのほらつのわ」や「せけくくけえもよへな」など
こちらの全く意味の伝わらない2つの言葉は実際に検索をすると、該当のページに接続可能な言葉となっています。これはページ接続時に連続で表示される意味不明な言葉に、一致若しくは近似する言葉があるためです。
そういった理由からページ上に実際に表示される「あへせをみちとゆを」などをそのままサーチすると、同じページが上位に表示されます。
怖すぎて検索してはいけない言葉に!?もぺもぺとは?
Contents
「んきなやや」が作られた目的とは?サイトの意義とは?
そもそも「んきなやや」とサーチをした際上位に表示される「攻撃する言葉」から始まるページは、一体どういった意図で立ち上げられた物なのでしょうか?ブラウザクラッシャーサイトでもなければウィルス感染も無いですが、意図がわからないと薄気味悪さが付きまといます。
ここではそういった薄気味悪さを解消するべく本来の意図をご紹介し、これまで誤解していた方の認識を正しいものに修正できるようご説明いたします。
「んきなやや」はアート作品!ブラクラではなかった
実のところ「んきなやや」やその他意味不明な言葉でサーチした際、上位に表示される「攻撃する言葉」というタイトルページですが、こちらはブラウザクラッシャーサイトなどという迷惑な物ではなく、れっきとしたアート作品として登録されています。
ブログの記事自体を作品として掲載しているサイトだった
このページはブログ記事そのものがアート作品として公開されており、同制作者による作品が多数展示されています。芸術作品というと一般的に絵画や彫刻を思い浮かべる方が多いと思いますが、こちらはジャンルとしては「現代アート」に分類される芸術作品です。
現代アートとは
現代アートというのは非常に言葉にするのが難しいジャンルとして知られており、日本では草間彌生さんなどが有名です。従来の芸術、美術の枠に囚われず今の時代性を強く意識し、前衛的な作品が多いのが特徴です。なので一見良さが伝わってこないというのもある種の正解なのです。
現代アートの先駆けとなったのはフランスの美術家M・デュシャンの「泉」という作品です。こちらの作品は便器にアーティストのサインを施しただけという作品で、発表当時は美術界に衝撃が走りました。
posoも検索してはいけない言葉?その詳細とは?
「んきなやや」の作者とは?他にはどんな作品がある?
「攻撃する言葉」というページは芸術作品である旨は先ほど簡単にご説明いたしましたが、他にも同ブログ内には多数の作品が展示されています。ほぼすべての作品が文字や記号で表示されており、動きがあるのが特徴となっています。ここでは作者の紹介と合わせて作品をいくつかピックアップしてご紹介いたします。
「んきなやや」の作者は“ishikawa”という人物!
東京都出身の日本人男性であるishikawaさんはアメリカに留学中に絵に興味を持ち日本の専門学校で絵画を学んだそうです。絵で食べていくためには本場で勉強しないといけないということで、友人と二人でドイツに留学し様々なことを学び現在に至っています。
ブログやTwitter、InstagramなどのSNSを通じてたくさんの方と交流されているようです。気になる方はぜひ検索をしてみてください。
ishikawaさん作品!その①「銃弾として使われる言葉たち」
こちらは画面左に銃を模した黒い絵が描かれておりその正面には棒人間が描かれています。この銃をタップ若しくはクリックする事により球が発射され棒人間が撃たれます。同ページには「言葉は時に凶器として使われる」という言葉が意味深に書かれています。
ishikawaさん作品!その②あの童話がテーマ?「兎と亀」
誰でも一度は手にしたことがあるであろう童話「兎と亀」と同じタイトルの作品が同ブログ内では紹介されています。画面左から多数の「兎」と「亀」が排出され童話と同じように「兎」が途中で休憩しているのが面白い作品となっています。
ishikawaさん作品!その③泡の中に言葉が見える「あぶく」
画面左下から徐々に泡を模した丸いイラストがどんどん溢れてきます。よく見ると泡の中に平仮名が書き込まれており、これが泡の音として使用されているようです。実際に音は出ておらず、中の平仮名も時間経過で消えてしまう泡のようにはかない作品となっています。
ウィルス感染したノートPCがアート作品として高額で落札!?
2019年5月末に推定で950億ドルの被害を発生させた6つのコンピューターウィルスを保存したノートパソコンがオークションにかけられました。このノートパソコンの通称は「The Persistence Chaos(混沌の永続性)」となっており、日本円にして約1億2千万円の価格で落札されました。
「The Persistence Chaos」は何のために作られたの?
「The Persistence Chaos」はサイバーセキュリティ企業のDeep Instictがアート作家であるGuo O Dong氏に製作を依頼することにより作られました。制作時のテーマは目に見えない「サイバー攻撃」という脅威に対して実体を与えるといったものです。
1億円を超える価値がついていることから無価値ではないのは良くわかりますが、本当にそこまで価値のありものなのか?という疑問を持つ方も多いようです。
「The Persistence Chaos」は危険ではないのか?
The Persistence Chaos」は6つのウィルスを保存したとご紹介いたしました。話だけ聞くとすごく危険な香りがするこちらの作品は、インターネット接続さえしなければ特に脅威には成り得ないのです。もし万が一落札した方が間違えてネット接続などしてしまうと、世界中が大混乱になる事間違いありません。
世界中が震撼!被害の大きかったコンピュータウィルスとは?
コンピュータウィルスと一口に言っても普段はセキュリティに守られていたり、個人個人で対策をしていたりなどほとんど遭遇することは無いでしょう。しかし世界規模で見ると甚大な被害を及ぼしたウィルスも多数存在します。そういったコンピュータウィルスによる被害で被害総額が判明しているものをいくつかご紹介いたします。
被害の大きかったコンピュータウィルス①MyDoon
こちらのMyDoonは今回ご紹介させていただくウィルスの中で最も被害額が大きく、約380億ドル、日本円にすると約4兆円の被害総額を出しています。最もこのウィルスの感染率が高かった2004年には、すべての電子メールで最大25%のメールが感染していたとされています。
全世界の電子メールの4分の1を観戦するほどの脅威を放っていたこちらのMyDoonは、他にもMicrosoft社やGoogle社をターゲットに攻撃していました。被害額の大きさも頷ける内容ですね。
被害の大きかったコンピュータウィルス②Sasser & Netsky
次に被害の大きかったとされているコンピューターウィルスはSasser & Netskyです。こちらのウィルスによる被害総額は約310億ドルと日本円で3.5兆円にも昇りました。このウィルスが猛威を放っていたのは2004年頃と先に紹介したMyDoonと同時期なのです。
このウィルスについて驚くべき内容はほかにもあり、なんと作成者は当時17歳だったドイツ人の学生さんだという点も非常に驚く方が多いのではないでしょうか?若気の至りというには少々やり過ぎな気もしますね。
被害の大きかったコンピュータウィルス③ILOVEYOU
こちらのILOVEYOUは名前ばかりがロマンチックなコンピュータウィルスで、2000年頃世界中に莫大な被害をもたらしました。被害額は約150億ドル日本円で約1.8兆円と、先に紹介した2件に比べるとおとなしそうに聞こえますが全くそんなことはありません。
このウィルスは2000年当時は史上最悪のコンピュータウィルスとして世間に知られており、「I love you」というタイトルの電子メールで直接送られてきます。間違えてクリックする事でシステムのファイルや個人のファイルを上書きしてしまうといった、名前からは想像もつかないような被害をもたらしました。
「んきなやや」と検索する際には注意しよう!
この記事では検索してはいけない言葉として名を馳せている「んきなやや」についてご紹介いたしました。記事の途中でのご説明させていただいた通り、ページに接続する際は使用咲いている端末のスペックや使用の状態などと十分相談の上で行う必要があります。
特にスマートフォンでの検索をされる際は、端末の再起動やアプリの終了、履歴の削除、キャッシュの削除などをしっかりと行ってから検索をするようにしてください。何かトラブルが起きても申し訳ありませんが、自己責任で宜しくお願い致します。
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