ギニーピッグとは?宮崎勤が所持していたホラー映画のあらすじを紹介!

この猟奇的な解体シーンで何が一番恐ろしいかと言うと、ベッドに縛り付けた時に眠っている彼女には何もしない事。薬を使用したのは痛みや恐怖を感じて阿鼻叫喚になる様を楽しむのでは無く解体したいだけと言う狂人の変態性が良く表された作品。無いはずの腕を動かそうとする彼女の表情が見どころです。

ギニーピッグシリーズ3「戦慄!死なない男」

前2作の残虐で凄惨な方向性を覆すかのような、スプラッタコメディ仕立てに路線変更したのか?と思われる作品。冴えないオタクの会社員の憂鬱を血飛沫とギャグを織り交ぜたブラックコメディです。監督・脚本は漫画家・久住昌之氏、キャストはEVEの他、柴田理恵さんを始めとしたWAHAHA本舗で固められています。

ギニーピッグ3「戦慄!死なない男」あらすじ

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毎日に嫌気が差すサラリーマンが部屋に引きこもり、精神を病んで手首を切るのですが何故か、痛くない。調子に乗って手首を切断したり頚動脈を切ったり首吊りしても死なない。自分が死なない男だと言う事にテンションが上った彼は同僚を驚かそうと奮闘すると言うギャグ満載のスプラッタコメディです。

ギニーピッグ3の特徴は「シリーズ初のコメディホラー」

前2作のショッキング性や残虐性を求めて本作を鑑賞すると、盛大なる肩透かしを喰らいますのでお気をつけください。「大腸がとってもだいちょうぶ」などのしょうもないギャグが飛び交います。漫画家である久住昌之氏のおかげで人間臭いドラマ性が添えられ、ギニーピッグ初心者におすすめです。

ギニーピッグ3の出演者はWAHAHA本舗の芸人が多数?!

キャストには本番女優で知られたEVE(脱衣無し)や柴田理恵さん・佐藤正宏さんらWAHAHA本舗の芸人さんが多数出演してギャグ作品としてのギニーピッグを確立しています。自殺志願の男が自分の体を切り刻むシュールな展開が、チープな特撮とギャグ展開で全く怖くありません。

ギニーピッグシリーズ4「ピーターの悪魔の女医さん」

池畑慎之介ことピーター扮する”悪魔の女医さん”と呼ばれる無免許の外科医が、医学の常識が全く通用しない奇妙奇天烈な奇病、全18症例の診察記録を紹介するショートムービーの詰め合わせ。前作「戦慄!死なない男」に引き続き本作もスプラッタームービーよりもコメディ要素が色濃く出たコント集とご理解いただきたい。

ギニーピッグ4「ピーターの悪魔の女医さん」あらすじ

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怒ると脳が爆発する男、手足に別の人格が宿る、お腹にできた人面疽が喋りだす(しかも無駄にイケボ)、人間の各部位を素材にした数々の料理でパーティー、次第にゾンビに化していく男、興奮すると顔面から血が出る体質などなど。悪魔の女医さんが治療していきます。

ギニーピッグ4の特徴は「スプラッタ×ブラックジョーク」

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竹中直人さんや当時の林家こぶ平さん、中村ゆうじさん。そしてWAHAHA本舗のメンバーが総出演で、血まみれのコメディを男子小学生の発想みたいにお下劣で悪趣味なブラックジョークへと昇華する作品です。

ギニーピッグシリーズ5「マンホールの中の人魚」

シリーズ2で監督・脚本を務めたホラー漫画家の日野日出志氏が本作も脚本と監督を担当し、グロテスクな下手物嗜好炸裂の中に整然としたストーリーがある、ギニーピッグシリーズ唯一の”映画”に仕上がった作品ですが、ホラー好きでもスプラッター系やグロテスク系が苦手な方には少々、キツいかもしれません。

ザ・ギニーピッグ「マンホールの中の人魚」あらすじ

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妻に逃げられた売れない画家が下水道の中で絵を描いていると、腹部に怪我をした美しい人魚に出会い「自分の絵を描いてほしい」と頼まれ自宅アパートの浴槽で保護する。人魚のデキモノは全身に広がり、苦しみながら徐々に弱っていく。人魚から染み出す七色の膿を絵の具として絵を描き続けるが、苦しみの人魚は殺してくれと懇願する。

悲しみのうちに人魚を殺しバラバラにすると腹から胎児がの死体が。錯乱した所を異変に気づいた近隣住民に通報されて、妻殺しの容疑で逮捕されるが、その死体は人魚では無かった。遺留品には、どの魚類のものでもない一枚の鱗が発見された。

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