雲湖朕鎮の読み方はうんこちんちん・秦の始皇帝が由来の四字熟語は嘘?

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雲湖朕鎮という四字熟語が存在するのであれば、広辞苑をはじめとする辞書やWikipediaにも記載されているはずです。ところが実際に調べてみたところ広辞苑をはじめとする辞書にもWikipediaにも記載されていませんでした。

雲湖朕鎮はネットで創作された言葉

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漢字や四字熟語の故郷中国にも雲湖朕鎮(うんこちんちん)という四字熟語は存在しません。よく考えられた由来を持つため本当にあると信じている人が大勢いますが、現代になってネットで創作された四字熟語でした。

さて、ネットで流行した偽中国語に「謝謝茄子」がありますが、雲湖朕鎮とは違いもっともらしい意味や由来を持つ四字熟語ではありません。「謝謝茄子」に興味を持った方はこちらをご覧ください。

雲湖朕鎮はネット創作の面白言葉でも意味は深い!

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結局、雲湖朕鎮はネット創作の面白言葉でしたがその意味は聞けば聞くほど深いものがあります。ストレスなどの影響でキレやすくなっている現代人ですが、今こそ「怒りや興奮で冷静な判断ができない時こそ周囲に目を配れるような心を持つ」という意味を持つこの言葉を実践すべきでしょう。

短気は損気

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短気は損気ということばがあるように怒りにまかせて冷静さを失い感情的になってしまうと思わぬトラブルを招いたり、後になって後悔したり、周囲の評価が低下したりと結局は自分が損をしてしまいます。イライラしたり、カッとなったりしたときは雲湖朕鎮を実践し冷静さを保ちましょう。

冷静になる方法

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イライラしたり、カッとなったりしたときに冷静になる方法には、①相手に理由を質問することで事態を落ち着かせる②すぐに行動に移さず一呼吸置いて待つ③いったん自分の立場を離れて状況を広い視野から見てみるなどがあります。どの方法が効果的かは人それぞれだと思いますが良かったら試してみてください。

雲湖朕鎮の元ネタは加藤茶の一発ギャグ?

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雲湖朕鎮つまり「うんこちんちん」の元ネタは加藤茶の一発ギャグという説があります。このギャグには特に意味はなく子どもが喜びそうな言葉をつなげただけですが、これが後に「雲湖朕鎮」という四字熟語となって始皇帝のエピソードとともに世の中に出回ることになったのです。

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