ローリーウィンクラーのトレーニング・食事の内容は?事故や経歴なども紹介

ローリーウィンクラーは、2009年にデビューしたボディビルダーです。腕のバルクは世界でもトップレベルと言われ、近年はミスターオリンピア、アーノルドクラシックの上位の常連に。今回はローリーウィンクラーのトレーニングや食事内容、経歴や事故の詳細など徹底紹介!

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ローリーウィンクラーとは?世界的に注目を集めるプロボディビルダー!

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圧倒的な筋肉量(バルク)を誇るプロボディビルダー・ローリーウィンクラー。彼は今、その極限まで発達させた筋肉で、世界的な注目を集めています。

小柄な身長に、重い体重まさにバルクモンスターの異名にふさわしいその体つきは、見る人たちの心を掴んで放しません。

ミスターオリンピアの優勝候補にも挙げられている彼はその体つきからは想像できないほど優しい性格をしており、それが彼の人気を支えるもう一つの魅力となっています。

ボディビルとは?

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ローリーウィンクラーの紹介を始める前に、「ボディビルダーは見たことはあるけどよく分からない」、「ボディビルって単なるショーではないの」という人のために、ボディビルについて簡単に説明します。

ボディビルといえば、筋肉隆々の男・女がステージ上で次々とポーズをとりながら誇らしげに己の肉体を見せつける姿を思い浮かべますが、単なるショーではなく、れっきとした競技スポーツなのです。

大会(コンテスト)のステージに上がるまでボディビルダーは徹底した食事管理や厳しいトレーニングを積んでその肉体を作り上げます。ここでは、ボディビルーの大会の内容や食生活などを紹介していきます。

競技スポーツのひとつ

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ボディビルは、自分の肉体を最大限に生かした、芸術的な要素が大きい競技スポーツです。

筋肉の大きさ(バルク)は一番重視されるポイントではありますが、それに加え、筋肉のつき方など全体的なバランスを含めて筋肉美を競い合うスポーツなのです。

そのためボディビルダーはただやみくもに筋肉をつけるのではなく、いかに美しく、バランスよく筋肉をつけるかが大事になります。

ボディビルの大会

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ボディビルの大会では、筋肉の大きさ(バルク)、バランス、美しさ、脂肪の少なさなどを点数化して優劣を付けます。

規定ポーズ

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出場者はまず「規定ポーズ」と呼ばれる予選を行います。この「規定ホーズ」は、全員が同じポーズをします。正式なポーズとして8種類が定められそれぞれ名前が付いています。

前面、右側面、背面、右側面、そしてまた前面と360度回転するように次々とポージングをして審査員や観客にアピールします。

フリーポーズ

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予選を通過者は「フリーポーズ」という決勝の舞台に上がります。

選手たちは、好きな音楽に合わせて、自由にポーズをとりながら、前面、右側面、背面、右側面、そしてまた前面と360度回転して、その肉体を披露し、審査員や観客にアピールします。

大会の種類

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大会には、大小合わせて様々なものがあります。そのうち世界最高峰と言われている大会が、「ミスターオリンピア」と「アーノルドクラシック」という2大タイトルです。

ボディビルダーの食事

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ボディビルで美しいとされるのは、皮下脂肪がほとんどなく、輪郭がはっきりとした筋肉です。そのため、ボディビルダーは、日頃から厳重な食事管理や栄養管理が必要になります。

ボディビルダーにとって食事は「食べるトレーニング」といわれるほど重要なもので、減量のためであっても食事を抜くことは厳禁とされています。

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ボディビルダーは、効率にアミノ酸を吸収できるよう、1日に大体6回くらいに分けて食事を摂ります。また、食事の内容は、良質のタンパク質を多く摂るのが基本的です。

さて、ボディビルの大会ではいろいろとユニークな掛け声が飛び交います。どのような掛け声があってどういう意味なのか、ボディビルの基礎知識のひとつとして知っておきたい人はこちらの記事をご覧ください。

ローリーウィンクラーとはどんな選手?

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圧倒的な腕のバルクで有名なローリーウィンクラーとは一体どういう選手なのでしょうか。ここでは、身長や体重といった基礎データを含め、彼の基本的なプロフィールをご紹介します。

ローリーウィンクラーのwiki風プロフィール

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ローリーウィンクラーの身長、体重などの基礎データは次の通りです。

①身長:168cm、②体重:(オフ)約130㎏、(オン)約120㎏、③腕回り:58cm、④太もも:89cm、⑤ウェスト:89cm、⑥ふくらはぎ:51cm、⑦首:48cm

ご覧のように、比較的小柄な身長に対して、体重はかなりの重量となっています。

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これは筋肉の大きさに定評のあるローリーウィンクラーの特徴を表したデータです。また、ウェストと太ももは同じ太さで、ウェストが締まっている様子が窺えます。

ミスターオリンピアの常連であるローリーウィンクラー

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ローリーウィンクラーは、ミスターオリンピアの常連選手で、2016年と2017年は6位、2018年は自己最高の3位と確実にジャンプアップしていっています。

バイク事故を起こすが後遺症なしに復帰!現役選手

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ローリーウィンクラーは、2014年に大きなバイク事故を起こします。

この事故で大きなダメージを受けたローリーウィンクラーでしたが、不屈の精神で乗り越えて、後遺症もなく復帰。今なお現役選手として活躍しています。

ローリーウィンクラーの経歴・生い立ちとは?

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バルクモンスター・ローリーウィンクラーはどんな人生を歩んできたのでしょうか。ここでは、彼の半生を振り返ります。

ローリーウィンクラー経歴①キュラソー島で生まれる

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ローリーウィンクラーは、オランダ領のキュラソー島という、ベネズエラの北の沖合約60㎞のカリブ海に位置する、日本の種子島ほどの大きさの小さな島で、1977年6月22日に生まれました。

ローリーウィンクラー経歴②地元のアマチュア大会に出場

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子どもの頃からボディビルに関心の目を向けていたローリーウィンクラーは、地元のアマチュア大会にも出場していました。

ローリーウィンクラー経歴③2004年の事故を契機にプロを目指す

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そんなローリーウィンクラーがプロを目指す契機となったのが、2004年に事故に遭い、生死の境をさまよったことです。

生還した彼は、「自分の人生を無駄にしたくない」との思いから決意を固め、プロへの道を歩み始めたのです。

ローリーウィンクラー経歴④シヒル・ピーターが専属コーチに

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プロを目指してトレーニングを重ねるローリーウィンクラーでしたが、なかなか結果が出せません。

そんなとき、シヒル・ピーターという女性コーチと運命的な出会いをします。彼女と契約を交わしたローリーウィンクラーは、めきめきと実力を上げ、2009年に念願のIBFFプロカードを手にしたのです。

ローリーウィンクラー経歴⑤大会での成績

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プロになったローリーウィンクラーは、2010年のアーノルドクラシックで7位、IFBBオーストラリアプログランプリでは3位、ニューヨークプロでは優勝と鮮烈なデビューを果たします。

その後、事故の影響もあり伸び悩みますが、2018年アーノルドクラシック・オーストラリアで優勝し、ついにビックタイトルのひとつを手にします。

ローリーウィンクラーのトレーニング方法とは?

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ローリーウィンクラーは、他のボディビルダーと同様、その筋肉を維持・発達させるために厳しいトレーニングを行っています。

そのトレーニングは体重に比べ比較的軽い重量(負荷)と、ゆっくりとした動作で、丁寧に行われています。

ローリーウィンクラーのトレーニングメニューの特徴

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ローリーウィンクラーは、1週間単位で、オフの日もはさみながら、体の部位ごとにトレーニングメニューをこなしています。

トレーニング1日目:胸のトレーニング

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胸のトレーニングメニューは、①スタンンディング・チェストプレス(オーバーハンド・グリップ)、②ベンチプレス、(変形バー)、③フラット・ダンベルフライプレス、④ダンベルフライ(変形)

⑤スタンディング・チェストプレス(アンダーハンド・グリップ)、⑥マシンフライの6種目です。

ポイントは、ストレッチをとにかく意識していることと変わった種目が多いことです。

トレーニング2日目:脚のトレーニング

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脚のトレーニングメニューは、①パラレル・レッグプレス、②スクワット
③ワイドスタンス・スクワット、④レッグカール(片足)、⑤ダンベル・スティッフレッグド・デッドリフトの5種目です。

ポイントは、重りを上げ切ったときも動作を止めず、負荷を抜かないようにしていることです。

トレーニング4日目:背中・肩・二頭筋のトレーニング

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4日目は背中(特に下背部)・肩・二頭筋のトレーニングです。メニューについては部位ごとに紹介します。

背中

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背中のトレーニングメニューは、①ケーブルロープーリー、②ラットプルダウン(ビハインドネック)、③ケーブル・プルオーバー、④懸垂の4種類です。

背中は下背部がウィークポントのローリーウィンクラーが特に重視している部位です。

ポイントは、体が前後に揺れない、持ち上げる種目でバーを上げ切らない、肩甲骨を寄せて筋肉の収縮を意識していることです。

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肩のトレーニングメニューは、①ダンベルショルダープレス、②ダンベルフロントレイズ、③ダンベルリアレイズ、④ダンベルサイドレイズ、⑤フェイスプル、⑥アップライトロー、⑦ダンベルシュラッグの7種目です。

ポイントはトライセットを積極的に行っていることと、ショルダープレスでは可動域を広くとっていることです。

二頭筋(腕)

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二頭筋(腕)のトレーニングメニューは、①バーベルカール、②マシンカール、③インクラインカール、④コンセントレーションカールの4種目で、ポイントは、筋肉の収縮と伸展をとにかく意識することです。

自慢の腕のバルクはこのトレーニングで養われました。

トレーニング5日目:腹筋のトレーニング

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腹筋のトレーニングメニューは、①ダンベルを頭の後ろに持った状態でクランチ、②マシンクランチ、③バランスボールの上でクランチの3種目で、ポイントは丁寧な動きでゆっくりと行っていることです。

なお、3日目、6日目、7日目は完全オフで疲労回復に努めています。

ローリーウィンクラーの食事内容を詳しく紹介!

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ローリーウィンクラーの大きな筋肉(バルク)を作っている秘密は、トレーニングだけではありません。

食事も大事なファクターのひとつです。前述のとおり、ボディビルダーにとって食事は「食べるトレーニング」と言われるくらい大事なものです。

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