異常性癖とは?フェチに似てる?精神病の一種
異常性癖という言葉をご存知でしょうか?時には犯罪の種にもなることもある言葉で、読んで字のごとく異常な性癖のことです。これは医学的には性的倒錯と呼ばれるもので、ある一定の条件下でのみ性的興奮を覚えると言ったものです。パラフィリアとも呼ばれています。
フェチとはまったく一緒という訳ではない
それってフェチじゃないの?と思った方もいるかと思いますが、一緒という訳ではないのです。線引きが少し難しいものとなっており、子孫に受け継がせたい部位に興奮を覚えることをフェチとされています。
「性癖」と「異常性癖」は一緒?一般的な意味の違い
では普段の会話などで使われる性癖とはどんな違いがあるのでしょうか?そこには大きな違いがありました。普段使う性癖の意味も、間違って使っている方も少なくないかもしれません。それでは詳しく解説していきます。
性癖はクセ全般のことを指す
まずは性癖の使い方です。性質の癖が本当の意味になり、性行為の際の癖と認識している人が多いです。この言葉のどこを探しても、性的な部分はないのです。つまりこの言葉を女性に投げ掛けてもセクハラ等には該当しないということです。
異常性癖は性的興奮に繋がる異常性を指す
それでは異常性癖の方ですが、性的な興奮が伴う異常性のある癖という認識です。つまり、普通ではない状況下で性的な興奮を覚えることを指します。きちんと誤認のないように使わなければ、言葉の意味としては誤解を与えてしまう可能性があります。
異常性癖の原因は何?気づかないうちに発症することも
そしてこの異常性癖にはいろんなきっかけを介して発症すると言われています。もともと潜在的に持っている場合も多く、何かしらの出来事がきっかけでそれらが目覚めてしまうといったケースもあるそうです。そちらについて解説していきます。
異常性癖の原因①幼少期のトラウマ
三つ子の魂百までといった言葉があるように、幼いころに体験したことがそのまま反映されるケースです。虐待などの暴力シーンを見たり、また自身が暴力を受けたことによって変化することもあるそうです。
これは脳にある程度の強いダメージが加わることによって起きるそうで、それは直接的なものだけではなく、視覚からの情報によるダメージもこれに含まれるようです。つまり一般的な愛情を受けることができずに育ってしまうと発症の可能性がでます。