予祝とは?意味は?夢を叶えた姿をイメージして喜び祝う?
皆さんは、本記事でご説明するものを聞いたか、もしくは実際に試したことはありますでしょうか。
今何か自分が実現したいことを持っており、それを神社やお寺などで行う願掛けのようなスピリチュアルな方法でもってかなえたいというのであれば、知っておいて損はないものかと思われます。
予祝をすると夢が叶う
今回ご紹介するものを一言でご紹介しますと、予め祝うというその言葉の通り、何か目標などがあって今現在まだそれを達成できていない状態で叶ったと仮定して、先にその祝いをするというものになります。
今自分が何か叶えたいことがありとして、その望みをかなえるためには先にそれがかなったとして喜んでおくのが一番の秘訣とも言われています。盆踊りなどもこれにあたるとされています、
元は豊作祝いのものだった
実はもともとは、昔に農作物を作っている人や身ごもった女性がいた時、たくさんの収穫ができたりたくさんの元気な子供が生まれてくるようにという願いを込めるために行われていたとされているようです。
なぜこんなことがされていたかというと、先にそうやって喜んだりしておくことで本当にその通りの結果を得ることができるからとされていたからのようです。
またやること自体は先に祝っておくということで同じではありますが、地域によって呼び方が違ったりしているようです。
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予祝をすると夢が叶う原理を解説
予祝についてどんなものなのか、どのような目的で行われているのかなどを簡単にではありますがご紹介しました。それでは、実際にこれを行うことによってなぜ願いが実現するとされているのでしょう。
前述しました通り昔から行われてきたことですので、現代に生きる人たちにとっては信憑性の薄いものかもしれません。ですが、一応ちゃんとした原理は存在しているのです。
人間は自分と同じ周波数のものを引き寄せる(引き寄せの法則)
その1つが、人間というのは自分と同じ周波数を発しているものを近くに引き寄せるとされているからです。森羅万象どんなものも磁石のようになっており人間一人にも周波数があるという考えからきています。
これは自分が欲しいものではなく、同じようなものを近くに引き付けることができるというものです。何かしら自分が達成したいことなどを持っているのであれば、まずは自分が出すべき形にするべきというわけです。
喜びの周波数なら喜んでいる周波数の未来を引き寄せることができる
もしこれが悲しんでいる状態のものであれば、同じく悲しんでいる人などが集まってきて傷の舐め合いのようになり良い結果を起こすことは難しくなります。そこで、喜んでいる周波数を出すのです。
そうすれば、今の心のうちというのは未来で実現した時のそれと同じものに近づけることができ、近づけることができれば望む未来を近くに寄せられる、だからこそ今先に喜んで近い状態を表すというわけです。
自分の夢が叶った姿をイメージして喜び続けると本当に叶う
そのように実現することができた自分を先に想定すれば、おのずと自分の目標に対するモチベーションも向上します。モチベーションを上げることができれば、パフォーマンスだって良いものになります。
そうやってどんどん努力を重ねていくことで理想とする未来に近づけていき、ついには望む未来へと達成することができる。そのためにこのお祝いというのは行われるわけなのです。
予祝の原理は脳の機能的にも裏付けができる
基本的な予祝を行う原理についてもご紹介しましたが、現実的に考えてみるとそんなのはやってもやらなくても、実際にどれくらいの努力を行ったかによって決まるのではないかと思うかもしれません。
つまり、科学的な根拠がまだあまり感じられていないのではないか、ということです。ですが実は、ご紹介した原理というのは私たち人間の脳の機能を鑑みても裏付けることができるようなのです。
脳は現実とイメージを区別できない
人間の脳というのは、実は思っているほど優秀というわけではありません。例えば今梅干しを自分が食べているということを想像してみると、おそらく酸っぱくなったということが想定され唾液が出るでしょう。
当然それは想像の範疇の話であって、実際に梅干しを自分が食べたという事実はありません。それでも脳は、実際に食べた時と同じような反応をしています。つまりは現実と頭の中の想像とを区別できていないのです。
脳は「認知不協和」を嫌い解消するために辻褄を合わせようとする
加えて、人間の脳は頭の中のと現実で起きていることに関係なく、認識していることに矛盾が生じていると不快感を感じるようになっています。そして、どうにかしてそれを解消しようと試みます。
この矛盾を解消しようというのを「認知不協和」といいます。具体的にその解消をするために、現実では考え方や行動などをそれまでのものを変化させて、イメージするものと認識とに誤差が生じないようにします。
脳は辻褄を合わせるために行動を変化させその結果夢が実現する
それこそが、予祝が脳の働きを科学的に考えても裏付けることができるという理由になります。つまり今はまだ達成できていないというのに、既にできたかのような現状に矛盾を感じています。
そして、それに対してどうにかしようと思い、これからの思考や行動などを予祝で行った状態と同じになるように変化させていきます。その結果、理想へと近づいたことで本当にそれができるというわけです。
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予祝で成功した大物有名人の事例を紹介
ということで、予祝がなぜ行われているのかや脳機能的に考えての原理についてなどを簡単にではありますがご紹介しました。何となくでも行っている理由などは理解いただけたかと思われます。
では気になるのは、本当に行ったことがあり、大成した人がいるのかどうか、ということかと思われますが、実は誰もが知っている有名な人物、偉人が実際に行っており、後世に残るような大成を為したのです。
予祝で成功した有名人①発明家エジソン
まず、世界的に有名な偉人の一人とされている彼が挙げられます。現在も使用されている電球を作ったり、現在の音楽を聴くためのオーディオの原型となる蓄音機を作ったことなどで有名です。
このようには様々な物を作り出したということで非科学的なことなどしないと思われるかもしれませんが、彼は天才的な知能を持っているというわけではなく、不断の努力と蓄えた知識により大成したとされています。
先に完成したという発表をした
そんな彼は、実際に自分の発明が完成し世に広まる前から、既に発明は完成していると発表をしていたとされているようです。その予祝によって自信をつけ、後世に広められるような成功をおさめたのでしょう。
予祝で成功した有名人②孫正義
続いて存命の著名な人物ですが、携帯電話の大手キャリアなどで知られているソフトバンクを作り上げた人物である孫正義氏も行っていたといわれています。前述のエジソンと並び尊敬される人物として良く挙げられます。
彼は高校を中退した後に一人だけでアメリカへと渡り、大学に入っています。その中で音声付きの様々な国の言葉を翻訳できる機械を作成し、当時のパナソニック専務である佐々木氏に1億円で買い取られたという話は有名です。
自分の部屋で喜びのポーズ
現在も大手の携帯電話のキャリアであるソフトバンクの創業者ということで非常に尊敬を集める人物ですが、実は大きな計画などを実行に移す前には、自分の部屋で成功したと仮定して喜びのポーズを取るといった行動をしたのだとか。
予祝で成功した有名人③長嶋茂雄
今度は元プロ野球選手であり、ジャイアンツの終身名誉監督となった長嶋茂雄氏です。昔は職業野球とまで呼ばれていたプロ野球が、彼を始めとした人物の活躍により一躍日本の名スポーツとなったなど活躍は多岐にわたります。
2019年現在から60年ほど前になる1959年、天皇皇后両陛下をお迎えして行われた試合に置いて、最終盤である九回の裏、相手と4対4の同点の状態の時に彼に打席が回ってきました。するとホームランでサヨナラ勝ちを決めたのです。
本番前にスポーツ紙を買い占めて
そして誰もが緊張するであろうその試合の前の日、選手はスランプに入ってしまっていました。そこでスポーツ紙をすべて買い取り、そこに自分を称賛する内容のことを書き込んだら、本番で前述の結果を生み出したのです。
予祝で成功した有名人④羽生結弦
更に、現在世界的なスケート選手としても有名で、人気と実力ともに最高峰レベルの羽生結弦選手も行っているのだそうです。2014年と2018年のオリンピックに出場し、その2回とも優勝を飾るという凄まじい実績です。