また世界中の強豪選手が集うグランプリファイナルでも2014年とその3年後に優勝、日本グランプリでは4回連続優勝という非常に素晴らしい結果を残されている、まさにワールドレベルフィギュアスケーターです。
本番前の妄想で泣いた
そんな彼も、どうやら同じように行っていたようです。本番の行われる会場へと向かう飛行機に乗っている最中、勝利に繋げるために表彰台に上がっている自分を想像したら、なんとそれで涙を流したのだとか。
予祝で成功した有名人⑤大山峻護
最後に大山峻護選手もご紹介しましょう。今までが世界的に有名で今も活躍されている人物もいたために比較してご存じないかもしれませんが、この選手は元は総合格闘家として活躍されていた方です。
そんな彼が戦った大一番の相手が、20世紀における最も強いキックボクサーと言われていたピーター・アーツ選手です。そんな肩書を持つ相手に、大山選手は1ラウンドだけで勝利を収めたというのが非常に有名な対戦です。
ピーターを倒すことを想像していた
実はコーチに「誰と戦ったときが一番興奮するか」と聞かれ、ピーター選手を1ラウンドで撃破できたらうれしいと答えたようです。その後いろいろあって本当に彼と対戦し、勝利という結果を残しています。
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予祝のやり方は超簡単!基本はこれだけ!
ということで、実際に行っていたとされている著名な人物の例をご紹介しました。華々しい実績を収めた方や現在も尊敬される非常に有名な人物が多く挙がりましたので、少し信憑性が出てきたかもしれません。
であれば知りたくなるのは、どうやってその予祝なるものをやるかということについてでしょうが、実はそれというのは思っている以上に誰でもできるようなものとなっているのです。
自分の夢を実現した未来の姿をイメージし喜ぶ
基本的にやることというのは、これまでご紹介してきたように自分のかなえたい夢を1つ上げ、それが実現した時の将来の自分の姿を頭の中で思い描き、本当に起こったかのようにするだけです。
長い先の未来を想像するというのもおそらく難しいでしょうから、まずは短絡的、直近の未来を想像してみましょう。とにかく自分の成功したところを想像し、近づいていくことが大切です。
予祝のやり方!難しい人はステップごとにやってみよう!
簡単なやり方についてをご紹介しましたが、前述したのはあくまで予祝の基本的なやり方についてですので具体的にどうやるのかというのはまだわからないでしょう。そこで、難しいという方向けにステップを踏んでご紹介します。
予祝のやり方①どのような未来を祝いたいかをイメージ
まず、自分がどんな風な未来を迎えて祝いたいのかというのを想像してみましょう。10年後や20年後というような先の未来でなくとも、一年後くらいの未来でいいので、どうなっていたら喜ぶか考えてください。
予祝のやり方②目標を達成した時の自分の表情をイメージ
どんな未来を迎えたいか、実現したいことを具体的に思い浮かべることができたのであれば、自分がそれを成した時にはどんな顔を浮かべているのか、どんな気分になっているのかを想像します。非常に嬉しそうなのではないでしょうか。
予祝のやり方③目標を達成した時の自分の反応をイメージ
表情と一緒に、実現したと分かった時の自分がどんな風な反応を取るのかについても考えてみてください。大手を振って喜んだり、一番のうれしいポーズを取っているというのがあるのではないでしょうか。
予祝のやり方④目標を達成した時の日記を書こう
さらにここから、達成した時に書く日記を書いてみましょう。いわゆる未来の日記というもので、実現させた後はどんな気分で生活をしているのか、周りの人に成功を伝えた時の反応はどうだったかなど詳細に書いてみます。
予祝のやり方⑤感謝の手紙を書いてみよう
加えて、その喜びを一番最初に言っておきたい人に対しての感謝の言葉をつづった手紙を送ってみましょう。もし現実で成しえた時にそれを渡すことができたらもっと嬉しいですね。
このような形で進めていく方法となります。またこれはやり方のほんの一例であり、他にもいろんな方法があります。
予祝を行う際に間違いがちなポイントと注意点
前述した通り他にもやり様はあり絶対的な正解はありませんが、ステップごとにご紹介しました。ただし、実際に行う上で間違いやすく、注意しておいてほしい点があります。
「夢が叶って欲しい」と願って祝うのはダメ
まず、実際にそうなってほしいと思いながらやるというのはやってはいけないのです。現実的に考えてしまうとこのような思いを持ってしまいがちですので、特に注意しなければいけません。
ご紹介しました通り同じような将来を寄せてくるというのが主な効果になりますので、安易に意識で望んでしまうと変わらない将来しか来ないからです。
「夢が叶った姿」を具体的にイメージして祝うことが重要!
ですので、あくまでも自分がやるべきなのは願いを実現させることができとても喜ばしい顔で生活している自分を具体的に思い浮かべるということなのです。
予祝するだけではダメ!努力は必須!
もちろん、行ったからと言ってそのまま何もしなくてよくなるということは全くありません。モチベーションを向上させるための手段ともいえますので、その後の努力は必ず行いましょう。
みんなも知らないうちにやってた!?実は意外と身近な予祝
実際にやったことはまだ自分は無い、と思われる方が多い。でしょうが、実は意外と身近な所に予祝といえる行事があったのです。
地域の盆踊りやイベントも予祝
地元で行われるような盆踊りや夏祭り、各種のイベントというのがあるでしょうが、これらも元をたどれば安全を祈願するためなどの意味があったようです。つまり皆さんも知らないうちにやっていたんです。
現代で言うイメージトレーニング
前述しました通りいろんな行事も当てはめることができますので、意外にもやったことのある人はいるかもしれません。
成功を想像するのが同じ
そして、現代でこれを考えた場合に近しいものがあります。それが、アスリートなどが良く行っているとされるイメージトレーニングです。
インタビューを受けるなども
単に成功した時を想像するだけでなく、優秀な成績を出した人へのインタビューなどその後の周りの対応まで考えることもあるでしょう。
ひすいこたろう氏の予祝についての著書が人気
これについて本を出版されている方もおり、中でもご紹介するひすいこたろう氏の記した本は関連する本の中で有名な部類に入っているのです。
予祝関連著書①ドリームノート
例えば「予祝」手帳などはその代表的なもので、先の望む未来をこの手帳に記しておき、月の満ち欠けなどを合わせて実現させていくというものになっています。
予祝関連著書②前祝の法則
2冊目の予祝関連本はこちらの書籍になります。実践したことによって現実で成功するための秘訣、一年後を予祝するなど深く切り込んだものとなっているようです。
予祝をしても効果が薄れたなと感じた時の対策をご紹介
ご紹介した効果を知って実際にやってみたはいいものの、どうも長続きしない、効果が表れていないと感じた時には、どこかに問題が発生していると考えられます。
テンションとモチベーションの違いを知ろう
それにはまず、この2つの違いを知るところから始めましょう。テンションの方は自分の緊張度の度合いを表し、もう一方は目的を持って何かを為そうとすることです。
テンションよりもモチベーションが大事
言ってしまえば勢いと目的意識の差であり、前者を高めた時に始めただけでは長続きはしにくいでしょう。何のために予祝をやるのか、つまり後者を上げて行うのが大事です。
何のために予祝をしたのかをもう一度考えよう
実現したいことがあるのなら、なんでそれをやろうと思ったのか、なぜそれを実現したいのかを初心に帰ってもう一度よく思い出してみてください。
うまくできない場合は?
実際にやろうとしても、この考え方に慣れていなければ、なかなか行うことはできないという人もいるでしょう。その場合はどうすれば良いか1つの案として例を出してみます。
パーティーを先にしてみよう
1つの案としては、実際に自分が成功していることを想定している状態でパーティーを開いてしまうことです。そうすれば自分が成功している時のイメージが湧きやすくなるでしょう。
パーティーでなくとも良い
また、パーティーをしなければいけないというような絶対的な手順はありません。パーティーの雰囲気が苦手という人は、軽い飲み会といった場面を想像してもOKです。自分なりに喜んだ時にすることをやってみましょう。
理想とする自分になった姿をイメージして夢を叶える
予祝の最大の狙いは、自分が具体的に目標へと向かって生活することにあります。行動が変化するなどがその最たるものですから、焦らずに目標を見定めて成長していってみましょう。