世界的に見ても遺体が切り分けられるなんていう事は珍しく異様なのですが、そんなバラバラ殺人事件が治安の良いわが国『日本』で起きてしまったのですが、なぜ犯人、犯行グループは遺体を一つ一つ均等な大きさで切り分けて公園内の各ゴミ箱に捨てる必要があったのでしょうか?次のその理由について考察していきます。
証拠隠滅説
真っ先に考えられるのはやはり『証拠隠滅』のためでしょう。実際に一か所のゴミ箱、それも1袋から人間の体の一部である『肉片』をたまたま公園スタッフが発見したために、殺人事件が発覚していたのです。もし発見していなかったらそれ相応の焼却炉などで焼かれて、証拠や遺体が跡形も無く消え去っていたかもしれないのです。
ゴミ箱に入るようカットした説
成人男性となれば当然ビニール袋はおろか、公園のゴミ箱などに入るのはまず不可能でしょう。なので入れられるくらいの大きさに『カット』して、なおかつ各ゴミ箱に放棄することを見越して、ある程度均等な大きさまで切り分けたのかもしれません。各地に散らばって捨てておけば不審に思われるリスクも減ると考えたかもしれません。
臓器移植説
公園の敷地内に設置してあるゴミ箱からは体の各部位の肉片が発見されたわけですが、パズルのピースが足りないように、被害者の『頭』と『胸』の部分の肉片が一切見つかっていないのです。どことなく恐ろしく奇妙な事実なのですが、ここから『臓器移植』や『臓器』を取り出すために殺害したという説も考えられるのです。
Contents
- 1 日本の奇妙な事件第1位:京都長岡ワラビ採り殺人事件
- 2 世界で起きた奇妙な事件10選をご紹介!
- 3 世界の奇妙な事件第10位:マイケル・C・ロックフェラー失踪事件
- 4 世界の奇妙な事件第9位:マックス・ヘッドルーム電波ジャック事件
- 5 世界の奇妙な事件第8位:ヒンター・カイフェック事件
- 6 世界の奇妙な事件第7位:ツングースカ事件
- 7 世界の奇妙な事件第6位:タマム・シュッド事件
- 8 世界の奇妙な事件第5位:ボドム湖殺人事件
- 9 世界の奇妙な事件第4位:ボーイ・イン・ザ・ボックス
- 10 世界の奇妙な事件第3位:エリサ・ラム事件
- 11 世界の奇妙な事件第2位:セイリッシュ海で人間の足が発見された事件
- 12 世界の奇妙な事件第1位:ディアトロフ峠事件
- 13 解決した未解決事件たち
- 14 奇妙な事件をテーマにした書籍もある
- 15 事件発生から数年たっても謎が残る事件!解明はされるのか?
日本の奇妙な事件第1位:京都長岡ワラビ採り殺人事件
これまでご紹介してきた10位から2位までの事件のほとんどは『平成』に発生した奇妙な事件でしたが、『第1位』に選ばれたのは『昭和』に発生している猟奇的なやばい殺人事件のなのです。どういった犯行が行われたのか?犯人は逮捕されたのか?何がやばくて奇妙なのか?など分かり易くまとめて記述していきます。詳しい詳細や概要はこちらの記事を合わせてご覧ください。
ワラビ採りに行った主婦が殺害された事件
今からちょうど40年前の1970年平成54年に発生しました。事件の名前にも入っている『長岡京』というのは関西地方に位置する京都府に存在する町です。当時その町に在住していた2人の主婦は同じ職場で働いており、その日の昼彼女たちは勤務を終えると午後から食用として召し上がれる山菜の一つ『わらび』を山奥に採りにいきました。
その日の晩彼女たちがいつまでも帰ってこないことに気づいた家族は捜索を開始しますが、結局発見できず翌日に警察に通報して、捜索隊も動員されて徹底的に山奥や地元周辺で捜索が開始されました。必死の捜索から2日後にようやく彼女たちを発見できましたが、2人とも何者かに命を奪われて無惨に遺体となっていたのです。
殺害された主婦のポケットから見つかった奇妙なメモ
オワレている たすけて下さい この男の人わるい人
(引用:Wikipedia)
無惨に命を奪われて遺体となった主婦の1人のポケットからは『奇妙なメモ』が発見されました。そこには上記の内容が筆記されており、ここから推測される点が2つあります。1つはこの時はまだ被害者の1人には危害が加えられていなかったという点。更に1つはメモする『隙』があったということは犯人は1人つまりは『単独犯』の可能性を示唆しているのです。
しかしながら後述でも解説しますが、現場周辺の目撃情報のほとんとは『男性2人組』なのです。この点も謎深めて捜査を難航させた要素の一つかもしれません。現場には他にも奇妙な物が残っていたのです。どんな物が残っているか下記にまとめていきます。
メモと一緒に現場に残された物
- 遺体に刺さったままの刃物
- メモに使用したえんぴつの『芯』のみ
- 2人の遺体には無数の拳で殴った外傷(武道経験者?大柄の男?)
- 犯人の体液(血液型・DNAが判明)
事件から5年後同市に住む主婦が殺害される
事件から5年後に現場からほど遠くない『同市』にて火災が発生しました。一戸全勝してしまうほどの大火事となり、鎮火したあとに1室から女性の遺体が発見されました。その遺体を『司法解剖』すると死因は『焼死』ではなく、布団にくるめられながら何度も刃物で刺されて、首を絞めらたためであり『他殺』だったのです。
亡くなった主婦もワラビ採りに行った一人?事件との関係性は
その犯行の残虐性の高さは5年前の事件を『彷彿』させました。さらに主婦2人が仕事帰りに食用で召し上がれる山菜を採りに行った際に、火災の跡で遺体となって発見された主婦も同行していた噂が囁かれたのです。
もし真実であれば同一犯であったり関与している可能性が高いですが、たまたま捜査を担当した刑事が一緒であったために生まれた『噂』だそうです。それが本当に噂かどうかも現在ではもう改名することは限りなく不可能でしょう。
複数の目撃情報や不審者情報はあるものの犯人は不明
事件当時その犯行現場となった山奥周辺ではいくつか『目撃情報』があげられ、いずれの目撃情報も若いがっしりとした男性2人組であり、大工のような力仕事に就いている人物、過去に空手の経験がある人物もいましたが、いずれも物的証拠が不十分でありアリバイもあったため検挙には至らなかったです。
また事件から一年前には、被害者となった2人の主婦たちと同じように、食用で召し上がれる山菜『わらび』を採りに来ていた家族の母親に、刃物を持った不審な男1人が話かけるという『事案』が起きていて非常に怪しく重要人となってくると考えられましたが、結局行方も分からず現在まで犯人の見当がついておらず時効を迎えてしまい『迷宮入り』となってしまいました。
世界で起きた奇妙な事件10選をご紹介!
ここまで日本で起きた『奇妙な事件』10選をランキング形式でご紹介していき、内容や概要などをお話ししていきました。どれも悍ましく恐ろしく、気味が悪く謎めいたものが多かったのではないでしょうか?続いてはいよいよ日本を飛び出して世界のやばい出来事や奇妙な事件をご紹介していきます。
世界の奇妙な事件第10位:マイケル・C・ロックフェラー失踪事件
この地球上には色々な人種がいてまた国の数だけ黒人も違うのですが、現代では文化が進み国際的に世界が急成長を遂げて、あらゆる技術やシステムなどが普及していきました。しかしこの地球上にはそんな文化が一切取り入れられず、いまだに原始的な生活を送っている『民族』も生活しているのです。
それは人間でありながら意思疎通をとるのは困難であり、未曾有のしきたりなどもあり我々の理解を超える生活をしている場合がほとんどなのです。ある人物がそういった文化に惹かれて魅力を感じて、それに触れようとしましたが、受け入れてくれないどころか命を奪われてしまったかもしれないと噂されているやばい事件をご紹介します。
大財閥の御曹司が行方不明に
日本の企業で言えば三菱や三井などに匹敵する『ロックフェラー財団』というアメリカの超巨大財閥の若き後継者がいました。当時彼は20代半ばで少年時代に原始的な芸術作品や文化に惹かれて、お金を稼ぐよりも未知なる地を開拓したくなるような冒険に憧れていました。いわば『インディ・ジョーンズ』のような人柄だったのです。
彼はずっと心待ちにしていた、大西洋南部に位置するニューギニア島で生活しているある民族とコンタクトを図り、民族の文化を知り独特な芸術作品を持ち帰ろうとその場所を目指して『旅』に出ました。文化を知るという目的は達成しましたが、芸術作品は持ち帰ることはできませんでした。
2度目の旅で・・・
彼は未知の文化に直接触れたことにより、より一層熱意や興味を掻き立てられ『芸術作品』をほしいという願望がより強くなり2度目のチャレンジ、2度目の旅に出ましたが突如彼と連絡が取れなくなり行方不明となってしまい、すぐさま財閥関係者の力で大々的に捜索が開始されましたが、最終的には水に溺れて亡くなったと発表がありました。
マイケルが接触したアスマト族とは?
ここで問題なのが彼がコンタクトを試みた大西洋南部に位置するニューギニア島で生活している『民族』ですが、その民族の文化の中では、私たちの社会では法的に違法である行為やモラル的にNGな行為が当たりだったのです。
マイケルはアスマト族に食べられた?
その変わった民族の文化の一つに同じ『人間』であっても、その肉を喰らうという食性があったのです。ここである一つの疑惑が生まれました。それは彼は民族の怒りに触れて文字通り『食べられて』命を奪われてしまったのではないかと・・・。真相をするには彼と同じように未知の民族と触れ合う他ないのかもしれません。
世界の奇妙な事件第9位:マックス・ヘッドルーム電波ジャック事件
映画やアニメ、ゲームなど空想のストーリーではしばしば出てくる『電波ジャック』いつもの様に一般市民がテレビを見ていると、急に違う映像が映し出されて悪者や犯罪者が一般市民に向けて、犯行予告や生活を脅かすような宣言をしたりする『シーン』をよく目にしますよね。
現実ではセキュリティーや電波技術などもどんどん進歩しているなどから、ほとんどそんなことは発生せず、日本ではほぼ一度も起こっていないのではないでしょうか?しかし過去にアメリカではまさに『電波ジャック』が起きたのです。詳しい詳細や概要、その後のことなどについて気になる方や興味のある方はこちらの記事を合わせてご覧ください。
二回に渡りシカゴの全国放送電波がジャックされる
現在から31年前の昭和62年11月22日に発生しました。場所はアメリカ合衆国の中西部に位置する『イリノイ州』の最大都市である『シカゴ』一帯で1日に二回に渡り、BS放送などではなく全国ネットの放送局で電波がジャックされたのです。
奇妙なマスクを被った正体不明の男が映し出される
どんな映像が流れた解説します。一回目はイギリスで昔から人気が超有名な音楽番組のヴァーチャルなキャラクター司会者の『お面』を被り『サングラス』をした、いかにも怪しい謎の男が歩いたりジャンプしたりしただけでした。
2回目は先ほどのキャラクターがちょっと意味の分からない『単語』や『メッセージ』を言ったり、奇行に走ったり途中から謎のメイド服の女性が現れたりして、自身の尻などを晒して『SMプレイ』のようなわいせつな映像流れました。
誰が何のためにジャックしたのかは謎のまま
勿論本来は乗っ取られてはいけない電波がジャックされたので、事件となり犯人検挙に向けて警察が捜査を開始しましたが、2019年現在に至っても犯人の見当がついておらず、何のためにしたのかも明確に分かっておらず『謎』を多く残しているのです。
犯人は放送技術に長けた人物?
勿論電波を乗っとるとなれば、専門知識や『放送技術』が必要になり、システム的に理解がないとまずそんな所業できないと考えられているのです。つまり裏を返せば奇行やわいせつな映像を映し出した犯人は意外とすごい技術者なのかもしれません・・・?
世界の奇妙な事件第8位:ヒンター・カイフェック事件
世界的に有名であり日本でも一度はその名くらいは聞いたことがあるであろう『切り裂きジャック』その認知度や知名度はトップクラスで、最もセンセーショナルな未解決事件といって過言ではないですが、これからご紹介する8位の世界の奇妙な事件も、世界的には切り裂きジャックと同じくらい有名で認知されているのです。
一家6人全員が惨殺された事件
現在から100年近く前のドイツの南部に位置する州で発生しており、ドイツ国で一番『謎』が多いとされる迷宮入りした事件なのです。日本では『世田谷一家殺人事件』という一夜にして家族が全員殺害される事件が起きていますが、それに近いものがあり何者かによって家族全員と執事のような使用人が命を奪われてしまったのです。
凶器が見つかるも犯人は見つからず未解決のまま
事態が発覚して警察は捜査が開始されると、まずは現場検証や司法解剖のようなことが行われて、最も凶器として可能性が高いアイテムが『ピッケル』や『つるはし』と呼ばれるような炭鉱、鉱山で採掘するための道具であると考えられました。
早期の段階から辺り一帯に情報提供などを求める『懸賞金』を課せましたが、もともとその辺り一帯の地元地域の市民から、被害者家族の評判がよくなかったので協力者や目撃情報なども上がらず、徹底して『尋問』などを行ったけれども2019年令和現在も犯人が見つかっておらず『解決』に至っておりません。
生前から一家には謎が多かった?
実は前述でお話ししたように辺り一帯の地元地域の市民から評判が良くなかった被害者家族ですが、その理由の一つが禁忌と言われている、家族間や親族同士で性的行為を行うという『近親相姦』が家族ぐるみで行われていたのです。
またなんでも渋るようなお金に関してはうるさい『ドケチ』と言われていた、被害者家族の娘が事件の数日前に、協会内にある自分の罪や後悔などを神に問う『懺悔室』に所持していたお金をお供えしていたそうです。これが何らかのサインであったかどうかは分かっていません。
一家は何者かに憑りつかれている?使用人の証言
この事件での被害者は6人であり内1名が家族に仕える執事のような役割を担う『使用人』でした。実は命を奪われてしまったとされる事件当時から『約6か月』ほどまえに前使用人が『この場所(家族が所有していた土地)は何かにとりつかれている』と『意味深』な言葉を残して退職し、被害者家族とその場所を去っているのです。
そして事件が起こったとされるその日に新しい『使用人』がやってきたというのです。更に被害者家族が生活していたとされる小屋や自宅の『屋根裏』では、よく物音がしていたらしく、もしかしたら本当に心霊現象や祟りのせいで起こった事件なのかもしれません・・・。
世界の奇妙な事件第7位:ツングースカ事件
大きな衝撃を伴う『爆発』という現象。私たちが生活するうえで体験するといえばせいぜい風船の破裂くらいの衝撃でしょう。しかし第二次世界大戦で日本もアメリカによって長崎と広島に、一番威力がすさまじい『原爆』が投下されたので、その脅威や恐ろしさはよく理解しているはずです。7位にご紹介する事件も大爆発した出来事です。
ロシアで起こった大爆発
現在から100年以上も前のロシアに、メテオと呼ばれる『隕石』が落下しました。その瞬間『だいばくはつ』が起こり、衝撃により周囲1000キロメートル以上の広範囲で生息していた植物や森林が全て燃えてなくなり、また地に強く根を張る木々であってもなぎ倒れた。さらに遠く離れた民家のガラス窓も割れたり地震が発生しました。
100年の間原因は謎に包まれていた
そのころロシアでは『日露戦争』などの出来事により国内はさまざまな社会情勢に揺れて、崩壊寸前であったため隕石落下、大爆発といった文字通りインパクトの大きい『エピソード』が起きていても、それを調査する時間やお金に余裕がほとんど無かったのです。とはいえ科学者や専門家によって数回調査されました。
その時には大爆発は落石によるものが『定説』だと考えられましたが、具体的なソースや調査結果などの記録が不十分だったので、約100年の間、原因がはっきりと解明されておらず謎に包まれていたのです。世界的に化学が進歩して文化も急激に進化した現代になり、ようやく本格的な調査が開始されたのです。
本当に隕石が原因なのか?起こる謎の数々
この地球上ではほとんど存在していないレアメタルのような鉱石の物質が、隕石の欠片から検出され、これが大きな証拠となってより隕石による大爆発が『定説』になったのですが、一方で隕石落下に伴うはずの『クレーター』がなく、ひと昔前までは隕石の欠片がほとんど発見されなったので、別の事象から『大爆発』が起こったのでは?と一部では囁かれているのです。
世界の奇妙な事件第6位:タマム・シュッド事件
多くの迷宮入りした事件のほとんどは『犯人』の身元や正体が分かっていない場合がほとんどですが、これからお話しする第6位の奇妙な事件は、被害者として発見された男性の身元が一切分からなかったのです。遺体として発見されましたが、その体の形はほぼ変わっていなければ、腐ってもおらず原形をとどめていたのです。
オーストラリアの海岸で身元不明の遺体が発見された事件
第二次世界大戦が終戦した3年後の1948年に、日本の遥か南部に位置する『オーストラリア』で事件が起きました。尚オーストラリア史上最大の『謎』の呼び声高い事件です。同国のほぼ南部に位置する『港町』の海岸で身元および正体不明の男性の『遺体』が発見されたのです。
タマム・シュッドの意味とは?他にも奇妙な暗号が見つかる
また詳細はよくわかりませんが被害者のある正体不明の男性が着用していた衣類の『秘密ポケット』から、『ペルシャ語』で『終わった』『達成した・済んだ』と言った意味を持つ言葉(見出しの題の通り)が記載された『紙きれ』が発見されたのです。
その紙切れは1000年前以上の『ペルシャ』で生まれた詩が集められた詩集の本から切り取ったものだと判明しました。また彼の所有物であると考えられる本からは謎の数字が記されており、奇妙な『暗号』が数多く発見されているのです。
死因も身元も不明のまま、多くの謎が残る
死因については科学的に公になっていない、新しい『毒物』か植物から採取される『毒』によるものだと考えられましたが、真相は分かっていません。身元に関しても何名かの候補が上がりましたが、決定的な証拠や裏付ける物品、記録が無かったので現在も誰だったのか判明していません。工作員や『スパイ』であるといった説が考えられていますがこちらも『真相不明』です。
世界の奇妙な事件第5位:ボドム湖殺人事件
日本ではあまりその風潮はメジャーではありませんが、ハリウッド発などの有名なホラー映画でよく舞台となる『湖』そんな場所が実際に殺人事件の現場となった事件があります。はたしてどんな概要なのでしょうか?詳しくご紹介していきます。
キャンプ中の若者が何者かに殺害・致傷された事件
現在から80年近く程前に発生しています。北ヨーロッパの『フィンランド』の首都からそれほど遠くはなく南部に位置する『湖』にキャンプをしに少年2人と女性2人が訪れていました。恐らくはまだ就寝していたと考えられる早朝の時間帯に犯人が忍び寄り『4人』を刃物や鈍器で襲い、内3名の命を奪い1名を怪我を負わせました。またこの事件の名称はフィンランドのバンドグループの名前に由来しています。
犯人を名乗り出た人物が自殺!真犯人の証言も?
事件から10年以上経ったある日、現場となった湖近くで働いていた一人の男が『自殺』しました。彼は遺書を残しており、そこには当時の湖で殺害の犯行に及んだ事と被害者4名のことをよく思っていない内容が記載されており、自供してこの世を去ったのです。しかし警察によれば事件当日、自殺した彼には明確な『アリバイ』があったので犯人ではないと判断されました。
更に時は流れ現在から16年前の2003年には、地元地域の医療機関に勤める医師によれば、当時非常に怪しいとされるドイツ出身の『ソ連』の諜報員が犯人で、その身分により外交的な力が働き逮捕に至らなかったと主張しました。しかし警察はソ連の諜報員についても『アリバイ』があるとして、主張を否定しました。
新たに浮かんだ犯人は意外な人物!しかし解決には至らず
この事件の唯一の生存者である男性が、交際していた被害者女性と揉めたことから3人を殺害した。という容疑が掛かりました。交際していた被害者女性のみが残虐性の高い、つまりは恨みや憎悪など明確な殺意が感じられる殺害方法だったのに対して、他2名は目立った外傷がなく殺害されていたのです。
更にその男性の怪我はそこまで大きいものではかったらしいです。検察は残っていた遺留物や証拠を現代の最先端技術を使ってDNA鑑定して、男性を容疑者として裁判にかけられましたが、担当した弁護士は当時の怪我の状況から見ても、犯人ではないことは明らかと主張して、真犯人と思われた男性は『無罪』となり未だに解決には至っておりません。
世界の奇妙な事件第4位:ボーイ・イン・ザ・ボックス
日本でも育児放棄した親が身勝手に我が子の命を奪って、またどこかに放置して遺棄してしまうという、非常に悲しく考えさせられてしまう事件が起きていますが、こちらでご紹介する4位の世界の奇妙な事件もまた同様のケースでしたが、『不可思議』な点が多くて狐に包まれたようなものだったのです。
先ほど6位でご紹介したオーストラリアの南部の海外沿いで遺体として発見された、男性は身元不明でどこの国の人物なのかも、家族や経歴すら分からず映画の様にミステリアスでしたが、この事件で発見された被害者の身元もまた分からなかったのです。
段ボールの中から少年の遺体が発見された事件
現在から60年ほど前にアメリカ合衆国の北東部に位置する州の町外れの近郊エリアで、違法に『段ボール箱』が棄てられているが発見されると、なんとその中に当時推定まだ小学生未満の少年の遺体が発見されたのです。つまり事件の名はこの状態をそのまま英語にしたものに由来しているのです。
少年の身元は?発見時の遺体の状態
前述の通り段ボールの中に入っていたのですが、遺体は『掛け布団』の様なものに包まっており、衣類などを着ておらず『全裸』だったそうです。更に遺体の身体のあらゆる場所に『アザ』があり虐待を受けていたことが考えられました。
遺棄に使用された『段ボール箱』はアメリカの有名なスーパーマーケット企業グループが販売しているものだと判明しました。正確な年齢や名前も、親、家族についても一切『詳細不明』だったのです。更に司法解剖が行われましたが、その結果を下記にまとめていきます。
司法解剖の結果
- 生前は数週間前からずっと何も食事をしていなかったと考えられた
- 死因は頭部へのダメージによるもの
- 死亡した後に髪の毛を切られている
- 不自然に手足がふやけていたので長時間水に浸かっていた可能性がある
疑われた犯人と目撃情報
この幼児殺害、死体遺棄の犯行に及んだ犯人はおおよそ幼児の両親の仕業であると考えられましたが、身元が一切分からず犯人である親の正体もつかめなかったのですが、有力な目撃情報がいくつか上がりました。生前の被害者を抱いていた犯人らしき人物を目撃した一般市民の証言をもとに、犯人の似顔絵が描かれビラとなり配られましたが有力な情報は得られませんでした。
地元周辺に理容室を営む経営者は、理容室でほぼ間違いないとされる被害者幼児を目撃していると証言があり、この経営者に対して生前の被害者幼児はどこに住んでいて、何人兄弟がいるかなどを話していて、その証言をもとに調査が行われましたが、ここでも何も証拠はつかめず進展がないままでした。更に真犯人に繋がるかもしれない施設やある母親が怪しいと噂されました。
児童養護施設
この事件を数十年に渡り徹底的に調査して真相を追い求めた医療機関の職員は、霊能者に接触してスピリチュアル的な力を駆使して霊視してもらいました。その結果遺棄されていた現場近くにある『児童施設』が映し出されました。
職員はその施設を訪れた際、遺棄に使用された段ボールや掛け布団に似ているものが見つかったのです。やはり何か関与していると疑いが掛かりましたが、その施設の『オーナー』や義理関係の娘(シングルマザー)からは事件につながるような証拠や情報は見つかりませんでした。
証言者「M」の母親
事件から40年以上経ったあと、イニシャル『M』という女性が当時の犯行は、私がやったものだと突然『自供』しました。証言の当時の犯行状況がこれまでの目撃情報などと合点がいき、容疑者としてかなり有力な人物でした。
しかし当時の状況を調べると周りには子供がいた気配がなく(近所の話から判明した)『精神病』を患っていたので虚偽の内容を話している可能性があるとして、確証が掴めず検挙には至りませんでした。
多くの目撃情報があるものの犯人も少年の身元もわかっていない
具体的な情報や被害者少年本人であると確信できるほどの目撃情報がいくつかあがっていますが、当時から現在まで被害者少年の身元も掴めず、確信できる犯人のてかがりや証拠なども見つからなかったので逮捕できておらず、多くの謎を残して迷宮入りしてしまっている。
世界の奇妙な事件第3位:エリサ・ラム事件
行方不明から捜索願が出されて、最終的には遺体として発見される事件は少なくありません。これからご紹介する第3位の事件は失踪する前の被害者の様子が監視カメラに写っていたのですが、その様子が非常に『奇妙』であり不自然だったのです。どういうことなのか詳しく見ていきましょう。より詳細な情報を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
女学生エリサ・ラムの遺体が見つかった事件
現在から28年前の平成3年4月に発生しました。約2か月前にいなくなってしまい『捜索』されていた被害者女性が、宿泊施設の屋上に備え付けられている上水を貯めておく『貯水槽』から遺体となって発見されました。その宿泊施設の客から『給水』について苦情を受けて調査をしていた人物が発見者です。
何かに追われている?エレベーターでの奇妙な行動
被害者女性の最期の姿を映し出したエレベーターの監視カメラの映像が全国的に公開されました。彼女は『奇妙な行動』をしておりエレベーターの中で隠れるしぐさをしたり、ドアの向こうにいる誰かと口論になっているような姿、出たり入ったりを繰り返すなどをしていたのです。見るものを不安にさせて『二重人格』や『超常現象』を疑ってしまうほどだったのです。
エリサ・ラムはどのようにして貯水槽に入ったのか?残った謎
発見された遺体には目立った外傷がなく、微量の薬物が検出されたくらいだったので『自殺』と疑われましたが、その貯水槽は一人では登れない場所にあったり、避難器具の状態が不自然であったりして、別の人物つまりは犯人が同行していたことを示唆されました。
エレベーターの映像が凄まじい勢いで話題になったので、世界中でセンセーショナルを集めて彼女の死について様々な憶測が飛び交いました。真相は判明しておらず不可解すぎる『謎』の数々と奇妙で不安な気持ちにさせる被害者女性の奇行の映像が残りました。
殺人現場となったホテルでは他にも様々な事件が
アメリカ西海岸のカルフォルニア州に位置する、ハリウッドや多くの企業、一流セレブが集まる『ロサンゼルス』に現場となったホテルが存在しており、そのホテルでは昔から殺人事件・未解決事件が相次いでおり、その都市でも一番有名とされる事件もこのホテルで起きていたのです。
世界の奇妙な事件第2位:セイリッシュ海で人間の足が発見された事件
海岸沿いや砂浜で異国からの手紙が入った瓶や珍しい物が流れ着いていたら、ロマンティックで素敵に思うはずですが、思いがけない『やばいもの』が流れ着いていたらどうでしょうか?2位の事件は偶然というのには偶然過ぎるほど『奇妙な現象』が相次いだのです。より詳細な情報を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
セイリッシュ海で人間の足が次々と漂着した事件
現在から12年前の『2007年』に世にも奇妙なエピソードが起き、世界を震撼させました。北アメリカ大陸にはカナダとアメリカという2つの広大な面気を誇る国が連なっていますが、その間すなわち『国境』に位置する海峡周辺にて、『人間の生足』のみが浜辺に流れ着いているのが発見されました。更にそれを機に2019年現在に至るまで何人かの遺体の足の身が漂流して次々と発見されていくのです。
漂着した足は全て靴をはいていた?
流れ着いた足の多くは靴を履いていたのです。足に靴を履くのは当然の事ですが足から上の体の部位は存在しないので非常に奇妙なのです。見つかった足それぞれには色々なブランドのスニーカーなどを履いている状態でした。
足以外の他の部位は見つかっていない
化学的に考えても足のみが浮力を持って、浜辺や海岸沿いに流れ着くの可能性は限りなく『0パーセント』に近く、しかもそんな超常現象のような出来事が決まった区画、エリアの海峡で起こっているのです。またなぜ足のみが原形をとどめて、足から上の他の部位が斬り離れているのかも非常に不可思議なのです。
なぜこれほどの足が海岸に漂着したのか?真相は謎のまま
前述の可能性が低い奇妙な現象が、同じエリアで何度も相次いでいるのです。実際に2019年にも1月に新たな『足』が発見されました。地元の警察は『事故』『自殺』として扱っているそうですが、もし何者かによる猟奇的な犯行だとすれば、限りなく確率の低い現象も合点がいくのですが真相は謎のままです・・・。
世界の奇妙な事件第1位:ディアトロフ峠事件
厳しい環境が人間を襲う地球が作り出した自然の一つ『雪山』登れば登るほど高度が上昇して空気も薄くなり、また進めば進むほど後には引き返せず、更に未曾有な場所に足を踏み入れることになります。豊富な登山の経験だけではなく、優れた身体能力を持ったメンバーがみんな『奇妙な死』を遂げました。より詳しい情報を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
スノートレッキング中の男女9人が不可解な死を遂げた事件
現在からちょうど60年前の1959年に発生しました。この時まだ今のロシアは『ソ連』でしたが、このソ連に存在する南北に走る、山脈の一部である『死の山』を意味する名称を持つ山を登山していたグループ一行が『奇妙な死』を遂げてしまいました。死因は『自然』によって生まれた現象であるとソ連は声明しました。
不可解な謎が残る死体
まず一番初めに発見された5名の遺体からは目立った外傷がなく、恐らく死因は寒さによる『凍死』であると考えられました。次に発見された4名の遺体の内3名の遺体が『非常に奇妙』なものだったのです。
1人は頭部にはっきりと確認できる致命傷を負っており、また2人は胴周りや胸部の骨を複雑骨折しており、その骨折は車と車の衝突事故くらいの『パワー』がないと考えられないのです。また外から確認できる目立った傷がなく、相当大きな『圧力』が加えられたのではないかと考えられました。また1名はなぜか『舌』が無かったそうです。
一部が引き裂かれていたテント
グループ一行が温まり一息つくためのテントが、どういうわけか内側から破かれて、引き裂かれていたのです。またグループ一行がその内側から極寒の外に慌てて飛び出している形跡があり、その際素足か簡単な靴下しか履いていなったことが判明しました。
犠牲者のカメラに映った謎の物体
グループ一行が登山の中で残した写真の中から目を引く一枚がありました。そこには中央に煌めく強い光のような謎の物体が写っていたのです。これにより原爆投下実験失敗説や『UFO』説などが囁かれる様になり、光の様な謎の物体は現場周辺生活していた民族も目撃しているのです。
一行の死の原因は殺人?超常現象?
この事件では本当に多くの噂や諸説が囁かれて、世界中で意見が飛び交っています。その中には何者かによる『殺人説』であったり、単なる雪山で遭難して寒さにより『凍死説』、近年では力学では証明できないような『超常現象』や『自然現象』によるものではないかなど、前述の通り『UFO説』や『原爆実験説』など色々な諸説が囁かれているのですが、真相は一切分かっておりません・・・。
解決した未解決事件たち
何者かが人の命を奪うという『殺人』という凶悪な犯罪が及んでいるのにもかかわらず、年月が流れても一向に進展を見せず逮捕や謙虚に至らず、時効を迎え完全迷宮入りしてしまう恐れもあったり、何年たっても発見されない行方不明者といった未解決事件が、ようやく犯人、失踪者が見つかり逮捕などに至り解決した場合もあります。こちらではそんな事件をいくつかご紹介します。
廿日市女子高生殺人事件
現在から15年前の平成16年に中国地方に位置する『広島県』で発生しました。犯人は被害者の自宅に侵入すると当時『女子高校生』を刃物で数か所斬りつけて刺すなどして『殺傷』しました。悲鳴を聞いて異変に気付いた祖母や妹が駆け寄ると、玄関先で女子高校生が血を流して倒れており、犯人もそこにいて祖母を襲いました。
女子高校生は命が奪われてしまいました。祖母は何とか一命を取り戻しました。目撃した情報をもとに警察は、犯人の似顔絵を公開してビラを配るなどして捜査をしていましたが、進展がなく難航してしまいましたが、14年後の平成30年にようやく別の暴行事件で捜査していた男が犯人だと判明して、逮捕に至り解決しました。
新潟少女監禁事件
現在から29年前の平成2年に中部地方に位置する『新潟県』に在住していた当時9歳の女児が、突如いなくなってしまい行方不明となっていましたが、9年後に医療関係者や役所の職員などにより、18歳となった被害者の女児が保護されて、犯人に誘拐されて『監禁』されていたことが明らかとなり解決した事件です。
奇妙な事件をテーマにした書籍もある
今回の記事でご紹介してきた日本や世界の『奇妙な事件』の数々は、悍ましく恐ろしい犯罪事件、また人がいなくなってしまった失踪・行方不明事件であり、凄惨な内容を含むセンセーショナルな出来事なのですが、どこか惹きつけられるものがあり興味をそそります。そんな奇妙な出来事や事件などをテーマにした『書籍作品』をいくつかご紹介します。
絶対に明かされない世界の未解決ファイル99
この本には世界的に知られている有名な事件から、あまり公になっていないようなマイナーながらも強烈なミステリーが伴う多くの事件や出来事などが『99』つもピックアップされ紹介されています。結末や真相が判明していないものがほとんどなので、読者の想像を引き立てるること間違いありません。是非興味のある方は一度ご覧ください。
解明不能 奇妙な事件簿
こちらはタイトルの通り科学や常識では到底解明できないであろう、我が国日本で実際に起きた奇妙な事件やエピソードが分かり易くまとめられている『ムック本』です。お値段も手ごろ価格なのでお勧めできる作品になっています。
事件発生から数年たっても謎が残る事件!解明はされるのか?
今回の記事では日本と世界のそれぞれ10つもの『奇妙』な事件をランキング形式でご紹介していきました。その事件によって不可解なポイントや腑に落ちない点は様々でありますが、どれもほとんど現在の科学や技術を用いたとて、解明できないような物ばかりです。
事件発生から年月が経っていても人々から忘れ去られることはなく、風化せずにセンセーショナルを集めているのです。たとえ時効を過ぎてしまって迷宮入りとなってしまっていても、原因解明や犯人が特定されていつかは事件解決となるように祈っております。
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