名刺や形容詞としてだけでなく、動詞としても使える便利な言葉です。
例文④「バイブス下がるわ~・・・」
「バイブス下がるなあ・・・」という場合、「自身の気分やテンションが下がる・落ち込む」という意味があります。
このようにバイブスは気持ちが高揚した事を表現するときだけでなく、悪い意味を表すときでも使うことができるので多様に使うことが可能です。
例文⑤「なんか君とバイブス合うね!」
「君とはバイブスがあうね!」という場合、「君とノリが合う・フィーリングが合う・私と相性がいい!」といった意味になります。
このようにバイブスには一つの言葉で沢山の意味があり、多くの場で使うことができるとても便利な言葉です。
ギャル語はバイブス以外にもまだまだある
もちろんバイブスでお馴染みの若者が使う言葉「ギャル語」は沢山の種類があり、バイブスという言葉だけではありません。
ギャル語が誕生してから、これまでに流行したギャル語をご紹介いたします。
ギャル語とは
そもそもギャル語と呼ばれるものが流行し始めたのは、1990年代半ば頃と言われいています。首都圏の渋谷などのコギャルを中心に使われていた若者特融の若者言葉の事を指します。
東京の中心部、渋谷が主な発信地であった為ほとんどが標準語がベースになっています。この事から「渋谷弁」と呼ばれることもあります。
ギャル語の特徴としては、言葉を略して使ったり英語から引用するものがほとんどです。
1990年代のギャル語
ギャル語が誕生した当時はどのような言葉が使われていたのでしょうか。
「パギャル」の意味皆さんは分かりますか?これは中途半端なギャルの事を意味しています。また「MK5」はマジでキレる5秒前と言う言葉の略語を表しています。
超性格が悪い人の事を意味する際は「超SW」や、当時のコギャルに絶対的に欠かせないルーズソックスの有名なメーカーを表す「スミス」と言うギャル語もありました。
2000年代のギャル語
2000年代に入るころには、テレビ界でもギャルと言われる人の出演が増えてギャル語がより世間に浸透していくようになりました。
本気の意味を表す際に使われる「マジ」「ガチ」や、木下優樹菜さんでお馴染みの「チョリーッス」も2000年代に入ってから誕生した言葉です。
またお笑いコンビ、オードリーの春日さんの持ちネタでもある「トゥース」は2009年に流行したギャル語として登録されています。
2010年代のギャル語
2010年代に入ると、若い人のスマホの利用率が高くなりSNSもこれまでより活用されるようになったことから、一気にギャル語が変化していきました。
「〇〇たん」「〇〇ぽよ」など、言葉の語尾に可愛い響きを付けることがはやりました。なのでその言葉自体には特に深い意味はありません。
また感謝の意味を持つギャル語は年々進化していき、あざす・あざ丸・あざ丸水産と言ったようにどんどん変化しています。