セーラームーン最終回はトラウマ回だった?全員死亡の衝撃ラストとは

セーラームーン達がピンチの時に現れますが、敵と戦うのではなく、サポートをします。

セーラームーン最終回の役割は、セーラームーンを攻撃し我にかえったときはもう遅く、ダメージを受けながら死んでいきます。

最終回登場キャラ⑦敵役・DDガールズ

妖精のような姿をしていて、セーラームーンのメンバーを死に追い詰めた5人組です。その抗議を生むような卑劣な手段は、とても卑怯で、残忍だったため、見ている人の心を不快にさせ暗い気持ちにしてしまいました。

セーラームーン最終回の役割は、まさにトラウマの戦犯で、卑怯な手を使いセーラームーンたちと互角に闘います。セーラームーン戦士と恋人を全て全滅させ、セーラームーンを精神的にも追い詰めます。

セーラームーンの最終回(45話・46話)はどんな展開だった?

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トラウマ回であるセーラームーン最終回(ファイナル章)は、第45話と第46話の2部に分かれていて、仲間が一人ひとり命を落とし、恋人まで失ったセーラームーンが最後に消滅するまでを紹介します。

一人一人と命を落としていくセーラー戦士たち

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放送されたトラウマ回・セーラームーン最終回(ファイナル章)の第1部・第45話に関しては、敵ダークキングダムの本拠地に足を踏み入れます。そこでは、敵の卑劣な襲撃により仲間が次々と命を落としていきます。

トラウマ回・セーラームーン最終回(ファイナル章)の第2部・第46話は、セーラームーンの恋人である地場衛が洗脳され、セーラームーンを攻撃してしまいます。恋人も失い、一人だけになったセーラームーンも命を落とします。

ジュピターは敵を道連れに自爆して死ぬ

トラウマ回・セーラームーン最終回第45話冒頭において、敵地である北極点Dポイントにて、強敵・5人組のDDガールズがもうすでに待ちぶせて、セーラームーンがタキシード仮面の幻影に翻弄(ほんろう)されてしまいます。

これを見たジュピターが「シュプリームサンダー」という技で自爆し、自ら命を落とします。視聴者のトラウマのきっかけです。

敵の不意打ちで命を落とすマーキュリー

セーラームーン最終回(ファイナル章)において目の前でジュピターが自ら命を落とす展開に、マーキュリーが「今目の前で見た仲間の死を無駄にできない」と前に進もうとします。

ところが、マーキュリー背後からDDガールズが不意打ちをして、拘束され、力尽きてしまいます。

身代わりとなったヴィーナス

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セーラームーン最終回(ファイナル章)において一気に2人が次々と命を落としていく状況に悲しんでいるセーラームーンに、DDガールズが迫ります。

その危機を察知したヴィーナスが、セーラームーンを突き飛ばし、身代わりとなって地中へ引きずりこまれます。

マーズはDDガールズを全滅させ自滅

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セーラームーン最終回(ファイナル章)において仲間戦士が一人ひとり次々に死にいく中、セーラームーンは、もう仲間を失いたくないと、「行かないでほしい」と言います。

ですが、覚悟を決めたマーズは、勝利を確信したかのようにセーラームーンから離れていき、敵に襲撃されてしまい、ヴィーナスのように地中に引きずり込まれてしまいます。

洗脳された恋人がセーラームーンへと襲い掛かる

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セーラームーン最終回(ファイナル章)第2部において、最終決戦へ挑むセーラームーンの前に、洗脳された地場衛扮するプリンセスエンディミオンが、自分ではなく違う女とキスを交わす姿を目にします。

セーラームーンとの思い出の品であるオルゴールを目の前に差し出した瞬間、我に返りますが、セーラームーンが攻撃される状況に気づき、セーラームーンをかばい、命を落としてしまいます。

こちらもトラウマに追い討ちをかけます。

仲間の死を乗り越え敵を倒すも死亡するセーラームーン

セーラームーン最終回(ファイナル章)において仲間たちが死んでいく姿やみんなの想いがフラッシュバックし、セーラームーンは一人で戦う覚悟を決めます。

一緒に戦った仲間たちの魂と銀水晶と共に敵を撃破します。撃破するも、その引き換えに、セーラームーンも消滅してしまいました。

ラストは別の世界へと旅立ち仲間と再会する

セーラームーン最終回(ファイナル章)において仲間の魂と戦った際に、「みんなと普通の生活にもどりたい」という儚い願いを銀水晶に込めます。

その願いが届き、全員が別の世界へ行くという続編につながり、セーラームーン最終回(ファイナル章)第1部と第2部は波乱の幕を閉じます。

北米版では「死ぬ」ではなく「さらわれる」に改編された

アメリカ版のセーラームーン最終回では、戦死シーンは全カットされて、トラウマというよりDDガールズにさらわれるという内容に変更されています。

ちなみに、北米版セーラームーン最終回(ファイナル章)でバストが小さくなっていたり、同性愛ではなくいとこという設定変更され、性の表現に敏感なアメリカならではの規制もされています。

セーラームーンの最終回が放送された当時の反応とは?

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セーラームーン最終回(ファイナル章)に関して、衝撃的な展開を目の当たりにした子どもたちは、低年齢のため、転生=生き返ると説明しても、理解しずらくトラウマになりました。

ショッキングな内容に体調不良・登校拒否を訴える子供も

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セーラームーン最終回(ファイナル章)を見終えた子どもたちの中には、全員が死んでしまうというショッキングな展開に、テレビの前で泣き出したり、食事をとらなくなってしまった子どもが続出しました。

熱を出して寝込んでしまう子どももいて、学校に行けなくなるレベルの体調不良になってしまいました。

新聞局・放送局に親からの抗議が殺到!

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セーラームーン最終回(ファイナル章)を見て我が子が泣きわめき、体調不良になっているのを目にした大人たちが、新聞やテレビに抗議の電話だけでなく、抗議の手紙まで殺到しました。

放送当時はBPO(放送倫理・番組向上機構)がなかった

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セーラームーン最終回(ファイナル章)が放送された1997年は、BPO(放送倫理・番組向上機構)がなく、抗議の矛先がテレビ曲や新聞者になりました。

BPOが設立された2003年以降には、子どもと親の視点からみた内容になっていたため、セーラームーン最終回(ファイナル章)は特に抗議はなく審議にかけられることもありませんでした。

後に「セーラームーン無印ラストショック」と呼ばれるようになる

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セーラームーン最終回(ファイナル章)がテレビで放映された時、「セーラームーン無印ラストショック」という呼び方ではありませんでした。

~ショックと言われるのは最近の出来事なので、現在では衝撃的な展開に対してそう呼ばれています。

つまり「セーラームーン最終回(ファイナル章)」は「セーラームーン無印ラストショック」という意味です。

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テレビを見ていた子どもがショックを受けて、体調を崩したケースには、セーラームーン最終回(ファイナル章)の他にも、ポケモンショックと呼ばれるものもあります。

抗議があった「セーラームーン無印ラストショック(セーラームーン最終回(ファイナル章)」と、「ポケモンショック」との違う点はなんでしょうか。

ポケモンショックとは異なる現象

ポケモンショックとは、1997年に放送された『ポケットモンスター第38話でんのうせんしポリゴン』という作品内で、赤色と青色の点滅により、光過敏性発作を起こした子どもが多数いたという現象です。

この問題は、制作サイドが演出を過剰にしてしまう表現方法のミスであり、ストーリーの展開やキャラクター自体には問題はないとされているため、セーラームーン最終回(ファイナル章)とは区別されています。

ポケモンショックについては、セーラームーン最終回(ファイナル章)とは違い、抗議というよりも、病院に搬送されたことが話題になりました。

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