翌2013年9月には『13月』という、フルースタイルダンジョンで名を成していた、DOTAMAとのコラボアルバムをリリースしました。タイトルが意味深ですね。
ハハノシキュウはDOTAMAとプライベートでも仲良し
ハハノシキュウとDOTAMAは、プライベートでも交流があります。2017年のモンスターズウォーズでDOTAMAが優勝した際、賞金はハハノシキュウの子供の養育費に充てる、と発言しています。
自分はUMBで優勝して賞金取るからこれはいらない、と発言し、本当に優勝しました。
DOTAMAの有言実行っぷりと、お互い妻子がいるのに、ハハノシキュウの家族に賞金を渡すと発言したことで、仲の良さが話題になりました。
ハハノシキュウの経歴③2016年にメジャーデビュー
インディーズで活躍してきたハハノシキュウですが、2016年にポニーキャニオンから「おはようクロニクル」でメジャーデビューしました。
その後も2017年には6月に1枚、12月に2枚同時にアルバムをリリースしています。
2019年4月『ワールド・イズ・ユアーズ』を発表!
2019年4月には、初の私小説ともとれる「ワールド・イズ・ユアーズ」を発表しました。ラッパーとして言葉を大切にしてきたのが生かされています。
とにかく中心にあるのは言葉だ。言葉にした途端物事は嘘臭くなることもあるけど、それでも言葉を通し、生きるってことのリアリティを追求しようとした青春譚なのかなと思った。(引用:amazonコメント)
少し前の東京を舞台にした青春小説で、もしかしたらハハノシキュウ本人の体験談がもとになっているのでは、と思わせる内容です。
また時間軸にとらわれない独特な書き方をしていますが、最後にはちゃんと全てが繋がります。
2019年7月以降の活動は?
ラッパーだけで無く幼いころの夢である、小説家としてもデビューしたハハノシキュウですが、2019年7月以降の活動はどんなものが決まっているのでしょう。
自主レーベルを開設している
メジャーデビューを果たしたハハノシキュウですが、「猫背レコーズ」という自主レーベルを立ち上げています。姿勢の悪さを自ら皮肉った、面白いレーベル名です。
2019年7月2日には、配信限定のCD「小説家になろうEP」を発表しました。
ラップライブにも出演
同じく7月には、いとうせいこう氏が主宰するもの(7月13日)と、Bliss Questライブ(7月26日)の2つに出演が決まっています。
精力的にアルバムを制作
2017年には6月に「パーフェクトブルー」を、12月に「ヴェルトシュメルツ」、「3年後まで4年かかるタイムマシン」を同時にリリースしています。
ラップだけでなく、今後は小説家としても多忙になりそうですね。
ハハノシキュウの魅力は「サイコ的雰囲気」と「独特な声」?
ハハノシキュウのプロフィールを見てきて、幼少期から独特な感受性を持っていたことがわかってきましたが、ここからは彼のラッパーとしての魅力を探ってみましょう。