「血海のノア」の物語のキーとなっていくであろう、メインとなる登場人物達をこれから紹介していきます。
キーになるキャラクターは吸血鬼よりも人間が多く、話の中で語られていない間にその身に何が起こっていたのか、まだまだ謎に包まれています。
血海のノアの登場⼈物①カケル
豪華客船に招待された男子大学生です。船であかりに声をかけ、外国人が多いことや血液型別リストバンドなど、船で気付いた不可思議なことについて教えます。吸血鬼によるコントロールが効かない体質のようです。
ノアに気に入られたり、ショーのからくりに気付いたり、人間として死ぬか吸血鬼になって生きるかを迫られるなど、物語の中心に関わっていきます。
血海のノアの登場⼈物②ノア
長い金髪の吸血鬼の少女です。カケルが昔の知り合いに似ていることもあって懐いており、他の吸血鬼達の手から逃がそうとしてくれます。
父親と共に会員として乗船しています。倒れた人に囲まれて血まみれになっていたり、過去の描写では目が特殊なことになっていたり、他とは少し違う存在である描写がされています。
血海のノアの登場⼈物③アカリ
父親が飲み屋でもらったチケットで、父親と弟の「ゆずる」と3人で旅行に来た女子高生です。ゆずるを探しに行って、会員制のフロアに迷い込んで船員に怒られてしまいます。
夜中に歩き出したゆずるを追いかけていった後、マジックショーで別人に入れ替わられたり、コレクションにされていたりと、その身に何が起こったのか気になる人物です。
血海のノアの登場⼈物④ゆずる
父親と姉「あかり」と共に招待された豪華客船に乗った幼い少年です。父親からお金を渡された後、姿が見えなくなってしまいます。
その時に出会った外国人の女性の1人に気に入られて、捕まってしまいます。しかし、女性はルールを破っていたことから船員に殺されてしまいます。隙を見て逃げ出し、船員から匿ってくれた人の部屋で姉と再会します。
血海のノアの登場⼈物⑤コイケ・トマ・ウシロ
カケルの友人で大学生で、紅一点の「コイケ」、面長の「トマ」、小太りの「ウシロ」は、4人一緒に行動していました。
マジックショーの後、船が予定と違い海に進んでいることで、この船について意見が分かれてしまいます。なるべく一人にならないようにしていましたが、仮面舞踏会でバラバラになってしまいます。
血海のノアの感想・評価は?
「血海のノア」は、現在2巻まで販売されています。それぞれの巻に対する感想や評価を紹介していきます。
まずは、物語の始まりである1巻の感想・評価を見てみましょう。
静かに始まるサイコサスペンス(スプラッタ)ホラー。
淡々と進む物語がとても不気味で怖い。吸血鬼の本来の怖さがとても良く描かれている。
その場にいたら助からないのでは…というリアリティのある描写が素晴らしいです。(引用:Amazon)
グロテスクな表現もありますが、物語に引き込まれていって、今後の展開が気になってしまう1巻でした。その続きである、2巻の感想・評価を見てみましょう。
血海のノア、1巻では圧倒させられるような展開が見られたので2巻発売をとても楽しみにしていました。
逆に1巻がとても良かったため、2巻が面白くなくなっていたら悲しいなぁと勝手ながらも続きに期待をしていました。
…が、期待を全く裏切って来ない!引き込まれるような2巻でした!(引用:Amazon)
次々とキャラクター達が巻き込まれて物語が進んでいき、世界観が明かされていくことで、より目が離せなくなっていきます。感想にもあるように、とても良い1巻に引けを取らない素晴らしい2巻でした。
どの感想を見ても怖いだけではなく、読めば読むほど続きが気になる漫画だということがわかります。ぜひ単行本や最新話を実際に読んでみて、この感想の通りなのか確かめてみてください!
血海のノアの作者・里見有とは
現在WEBで連載され、最新話が公開中である「血海のノア」の作者、里見有先生について紹介していきます。
血海のノアの作者①マンガ家兼イラストレーター
「血海のノア」の作者である里見有先生は、マンガ家としてだけではなく、イラストレーターとしても活躍されています。
血海のノアの作者②緻密なイラストタッチが特徴
里見有先生が描かれる絵の特徴は、なんといっても細かいところまで描きこまれているイラストタッチです。
血海のノアの作者③血海のノアの他の作品⼀覧
里見有先生が、携わった作品を紹介します。イラストレーターとして、「海にはワニがいる」、「おどって!ウズメ(ゆかいな神さま)」、「赤い地獄」、「奇病探偵 眠れない夜」などのイラストを担当されています。
漫画作品としては、「火傷少女」、「蟲姫」などの漫画の作画をされています。
「蟲姫」について興味がある方は、感想などが紹介されているこちらをご覧ください。
⾎海のノアは今後どうなるの?3巻は2019年冬に発売
「血海のノア」は現在も最新話が連載されていて、単行本は2巻までは発売されています。
血海のノア3巻発売は2019年12⽉予定
最新刊である2巻は、2019年6月27日に発売されました。現在も最新話が公開されていっており、3巻の発売予定は2019年12月とされています。
血海のノアの今後の展開とは!
カケルは、生き残るために吸血鬼の仲間になると言いますが、その前に無事船から逃げ出すことができるのでしょうか?それに、ノアに気に入られる原因となったカケルに似ているという人物は一体何者なのでしょう?
それに、ゆずるは姉・あかりと再会できたものの、あかりは正常な状態ではありませんでした。カケルの友人達も、プールにいた吸血鬼達に一矢報いたとはいえ、危機を脱したとは言えません。
今後、登場人物達がどのように描かれていくのか、最新話の展開が一層気になります!
血海のノアは連載中の注⽬のサスペンスホラー
「血海のノア」は、豪華客船に招かれた人間と、その人間を食べようとする吸血鬼達による惨劇が里見有先生によって描かれた、サスペンスホラーです。
現在2巻まで発売されており、最新話は竹書房のWEBコミックガンマで連載されています。3巻は2019年の冬、12月頃発売予定です。
グロテスクなだけではなく、絵柄や物語に引き込まれていくという感想が多く見られる「血海のノア」を、ぜひ読んで面白さを確かめてみてください!
サイコ漫画ジャンル別のおすすめに関する記事はこちら
里見有先生作画「蟲姫」に関する記事はこちら