大矢誠は猫を虐待し動画を投稿した元税理士!家族や改名後の現在は?

2チャンネルでも名を広めた大矢誠は、警察が動いていることには気づきませんでした。2017年5月に動画を見た人から警察に通報が入っていたのです。

税理士としての地位と、家族を養っている立場上、動画には細心の注意を払いカールおじさんのような格好までして犯行に及んでいます。しかし、動画の中にはしっかりと特定できる物が写りこんでいました。

警視庁が調べ上げ、動画に写りこんだ大矢誠の腕から傷を確認、特定されて逮捕に至りました。通常であればカールおじさんのように、腕まですっぽり隠してする撮影のはずが回を重ねたことで油断を起こしました。

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その腕の傷は、虐待した母親猫が必死に抵抗したときにつけた傷であり、自業自得としか言えないものでした。

母親猫は妊娠しており、瀕死の状態で子供を出産、しかし、子供も虐待されて殺されています。近隣からも猫が不自然にいなくなって不安に思っているとの意見が警察まで届いていたようです。

逮捕の罪状は動物愛護法違反

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虐待をした場合、逮捕の罪は「動物愛護法違反」です。当てはまらない生き物もいますが「猫」は「愛護動物」に指定されており、当時は、罰則は2年以下の懲役が200万円以下の支払いが課せられます。

ペットでも野良猫でも同じ罪としてみなされます。ここで問題となるのが、「法律」の壁です。猫の虐待や殺傷事件の場合で裁判になっても、略式起訴で終わることがほとんどを占めます。

2016年中に同じ様な事件で33件裁判に持ち込んでも、そのうちの29件が略式起訴でお金を支払い終わっているのです。

大矢誠が9匹の猫を死亡・4匹を重症にした残忍な手口とは

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なんでこのような犯行に及んだのか動機は気になるところですが、先に何をしたのか説明したいと思います。結論からして、正常な判断が出来る人間の犯行ではないと言えるでしょう。

文章にしても痛さが伝わってくる情景が、動画として投稿されていたと思うと寒気すら感じます。

大矢誠の虐待行為①埼玉深谷市の大矢の実家で犯行が行われた

犯行に使った現場は家族の住む自宅のさいたま市ではありません。大矢誠の母親が住んでいる実家でした。埼玉県深谷市に有る、一軒家であり、空家のため、誰も気に留めることもないと思い犯行現場に選びました。

一定期間いなくなる父親の行動に、家族は疑問に思わなかったのでしょうか。空家になるまでは大矢誠の叔父が住んでいました。残念なから10年くらい前に亡くなられて空家になっていたのです。

近隣の猫が減ったことなどから余罪が疑われる

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周囲が気にとめないと想定していた大矢誠の予想は当たりませんでした。近所では、何回も大矢誠の家からのぼる煙を目撃されていたようです。

目撃した人からは、「あれは猫を焼いていたのか」との悲痛な声があがりました。

他にも猫が毒を飲まされて死んでいるのも発見されて、明らかに野良猫の数がみてとれるほど減っていたのに気がついていました。その毒を飲まされた出来事も、大矢誠の仕業ではないかと余罪を疑う声もやみません。

大矢誠の虐待行為②鉄製の捕獲器に猫を閉じ込め虐待した

実際に行われた犯行ですが、猫が好きな人は本当に辛く、耳にするのも許せない行為です。捕まえた猫を鉄製の捕獲器に入れ、熱湯を数回に分けてかける、熱湯に沈める、ガスバーナーで焼くなどがあげられます。

まだまだ、犯行はエスカレートします。爆竹を入れたり、肛門に水を入れたり、最終的に歯を抜く、水で溺死させることも行いました。歯を抜く時にはペンチを用いたようです。

あまりに、残酷な行為にニュースを見て呆然とした人も多かったでしょう。そのように、次々と虐待され死んでいったのです。

大矢誠の裁判での様子・動機とは?

起訴されて裁判が決定した時には、世間の注目が集まりました。捕まった当初から彼が主張していたのは「虐待」ではなく「駆除」と表現していたからです。

裁判で動機が明らかになるため、判決結果と共に裁判の進捗に興味を持ったのです。

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