画像でも分かるようにワレカラは手の平サイズです。1cmに満たない個体から5cmぐらいの個体までいます。ワレカラの赤ちゃんはプランクトン幼生期を経ないので、生まれた時からこの形なんです。いわば、ミニチュア版をお目にかかれる可能性もあるという事です。
ワレカラはワカメやメカブにも付着している?!
ワカメの裏に付いてくることも!
ワレカラはワカメの裏に付着していることも多いです。浅瀬や岩礁あるワカメの裏側をチェックしてみてください。もしかしたら見つけることが出来るかもしれません。さらに、メカブに混入してしまいクレームに繋がる事もあるようで、チリメンモンスターとしても知られています。
チリメンモンスター略してチリモンとは?
なんだかゲームのキャラクターのような名前ですが、チリモンとはちりめんじゃこやシラスなどの加工物に混ざった他の種類の生物のことを指します。よく探してみると意外といるものです。さらに以前から、夏休みのイベントなどでチリモンを探すイベントなども行われていました。夏休みの子供の課題にしても面白いかもしれませんね。
ワレカラって食べれるの?
いつの間にか食べてるかも?!
チリメンモンスターということは、ちりめんじゃこやシラスと一緒に食べているんじゃないかとゾッとした人もいるでしょう。安心してください。ワレカラは食べても問題ありません。一般的な食材としては知られていませんが、江戸時代の文献には四国で食用にしていたという記述も残っているんです。
ワレカラの味はどんな味?美味って本当?
ワレカラはエビの仲間なので、味はエビやカニに近いそうです。と言っても現在食用として流通していないということは、特別美味しいわけでもなさそうですね。甲殻類に分類されますので、甲殻アレルギーをお持ちの方は気を付けてください。1匹のサイズが小さいので、まとめて素揚げにしてみてはいかがでしょうか?ふりかけにしてみてご飯にかけて食べてみた人もいるようですが、味はエビの皮を食べているような中途半端な味。食感はジャリジャリしていて砂を噛んでいるような感覚だそうです。残念ながら、好んで食べるほどの味ではないみたいですね。