「絶望の扉」とは?検索してはいけない言葉のひとつ
検索してはいけない言葉はたくさんありますが、大まかに分けると『トラウマを与えるような画像などに繋がるキーワード』と『ウイルスサイトなどパソコンに被害を与える危険があるキーワード』に分けられます。
「絶望の扉」は『トラウマを与えるような画像などに繋がるキーワード』に分類されます。実際に検索してみると「絶望の扉」の情報と共に、「絶望の扉」というサイトが結果一覧に表示されます。
正体は死体などの衝撃画像を集めたグロ系サイト
「絶望の扉」は、死体などの衝撃画像を集めたグロ系サイトです。そのため、「絶望の扉」で画像を検索すると、たくさんのグロテスクな画像が結果一覧に表示されます。
『グロ系画像に耐性がない方』『怖がりな方』『食事中の方』などは検索してはいけない言葉です。興味本位で「絶望の扉」の画像を見てしまい後悔した人も多いため、検索してはいけない言葉のひとつに加えられました。
「絶望の扉」はどんなサイト?
「絶望の扉」は、パソコン・携帯電話のどちらからでも見られるように作られているサイトです。たくさんの衝撃画像(モザイク加工なし)がユーザーによって投稿されていました。
刺激が強いためサイトへのアクセスはお勧め出来ません。怖がりだけど内容を知りたい方でも読み進めることができるように、内容をマイルドにし、衝撃画像も載せずにサイトの説明をします。
事故や殺人のグロテスクな画像をアップしている
「絶望の扉」は『事故や殺人による本物の死体』『奇形の動物』『心霊写真』などのグロテスクな画像をアップロードしています。事故や解剖によって人間の内臓が見えている死体や腐乱死体の画像もありました。
画像はいくつかのカテゴリに分けられている
投稿された画像は選択できる複数のカテゴリに分けられており、見たい画像を探しやすいようになっています。
「絶望の扉」は今でも見られる?
現在「絶望の扉」は、存続して賑わい続けているのでしょうか?それとも閉鎖して無くなっているのでしょうか?現在のサイトの状況を確認しました。
現在もサイトは存在する
現在でも「絶望の扉」は存在しています。サイトを見てみると、大半の画像が見れないようになっていました。現在は閉鎖されずに放置されており、廃墟のような状態でサイトが残されていました。
アクセスすると目次が出てくる
サイトへアクセスすると、動画を分けたカテゴリが目次に並べられて出てきます。目次には、グロテスクな画像を連想させる言葉も多く含まれていました。
目次には「事故」「女性」「顔・頭・首」「murder(殺人)」「解剖・検死・オペ」「その他グロ・ホワッツ?」「グロアート・グロ漫画」「Suicide(自殺)」「身体改造」「火・炎・焼」等がありました。
現在は「腐乱・ミイラ化」「拷問・処刑」「戦争・テロ」「自然災害」「奇形」「オカルト」「グロ動画」などのカテゴリが無くなり、短い目次になっています。
画像URLをクリックするとサムネイルが出る
目次からカテゴリを選び、画像のURLをクリックすると小さいサムネイルが出てきます。サムネイルの状態の画像は小さすぎて、何が写っているかは不明瞭です。思いとどまるなら、ここで画面を閉じましょう。
画像をクリックすると大きくなる
サムネイルの小さく不明瞭な画像をクリックすると、何が写っているかわかる程度の大きめの画像になります。しかし、昔の携帯電話の画面に合わせたサイズの画像なのでパソコンで見ると小さめです。
「絶望の扉」は一時閉鎖していた?
「絶望の扉」は2011年頃に一時閉鎖しています。その後再開し、現在は放置されているため、閉鎖されずに存続しています。一時的に閉鎖した経緯を説明します。
きっかけは東日本大震災
「絶望の扉」が一時的に閉鎖したきっかけは、2011年に日本中の人々が悲嘆した東日本大震災にありました。
誰かが震災で亡くなった人の画像をアップした
東日本大震災の凶報に日本中の人々が悲嘆する中、震災で亡くなった方の遺体の画像を、一部のユーザーが「絶望の扉」にアップロードしました。震災の直後にアップロードされた画像を目撃した人達は憤慨しました。
震災画像に対し不謹慎という声が続出した
人々が手を取り合って震災を乗り越えなくてはならない時に、震災で亡くなった方の画像をアップロードするなんて『あまりにも非道だ』『不謹慎すぎる』との声が続出したため一時的に閉鎖しました。
「絶望の扉」は有料?
日本のニュースでは流れないような画像が集められ、珍しい画像がたくさんあるサイトなため、「絶望の扉」は有料なのでしょうか?
「絶望の扉」は有料という噂が流れる
架空請求や詐欺請求を行うサイトでは、有料とされる画面に行きつくまでに明確な有料表示がありません。詐欺サイト以外にも料金体系の分かりにくいサイトが多数存在しています。
詐欺請求を警告する情報や噂が入りまじり、無料のサイトと有料のサイトの区別が付きにくいためか、「絶望の扉」は有料ではないかという噂が流れていました。
料金を請求されることはなく無料で見られる
有料のサイトであれば、画像の表示に行きつくまでに「金額」や「請求」が画面に表示されるはずですが、そのような表示は出ずに無料で見ることができました。「絶望の扉」が有料だという話は単なる噂だったようです。
「絶望の扉」はウイルスサイト?呪いの噂も?
検索してはいけない言葉で辿り着くサイトを大きく分けると、『トラウマを与えるような画像などがあるサイト』と『ウイルスサイト』に分けられますが、その両方を併せ持ったサイトも存在しています。
「絶望の扉」はグロ系サイトですが、ウイルスも併せ持ったサイトなのでしょうか?
ウイルスなどは確認されていない
「絶望の扉」のサイトへアクセスした経験がある人の中で、ウイルスなどに感染した話は今のところ確認されていません。
サイトを見終わった後に携帯に不具合が発生するとの報告も
「絶望の扉」のサイトを見終わった後に、携帯電話の電源が切れるという不具合が頻繁に発生したとの報告がありました。