練マザファッカーのリーダーのD.O.やその親友でもあるラッパーの漢を筆頭に、ヒップホップと言う新たな音楽ジャンルを現在の日本で大人気とさせました。
元々アメリカ発祥の音楽ですが、ヒップホップ誕生のきっかけは東部と西部のギャグたちによる抗争と言われています。
1990年代に、ストリートの文化であったヒップホップは音楽界での存在を大きくしていきました。大麻や逮薬での逮捕などをありのままに歌にしたものが多いです。
アメリカの天才ラッパーの2代巨頭として当時大人気だった、2Pacとビギーの抗争がとても有名です。
元々西と東で対立していた両者は、ビーフと言う曲でお互いを貶し合うことをしていましたがこの抗争が激化し2Pacは、1996年に銃撃され死亡します。
今では音楽を巡って人の命がなくなる事は全く考えられませんが、当時のアメリカではそれが実際に起きてしまいました。
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練マザファッカーのリーダーの「D.O」とは?
練マザファッカーを検索すると必ずヒットするのが、「メーン」が口癖でお馴染みのリーダーのD.O.です。D.O.とはどのような人物なのでしょうか。
練マザファッカー代表D.O.のプロフィール
練マザファッカーの代名詞ともいえる存在の、リーダーD.O.は本名「須藤慈容」と言います。1978年7月7日生まれです。出身地は活動拠点でもあった東京の練馬です。
独特な見た目も印象的で長髪の三つ編みにサングラスと言う斬新なスタイルで、話し方や「メーン」という口癖も話題となり、甲高い鼻声もグループ内ではひときわ目立ちます。
練マザファッカーだけでなく、ラッパーの漢が率いる9sarigroup(クサリグループ)にも所属しています。
練マザファッカーのD.Oは地元愛が強いラッパー!
練マザファッカーは地元民から構成されてることもあり、D.O.をはじめメンバーの全員がとても地元愛が強い事でも有名です。
練マザファッカーのメンバーは、人気者となった現在でも地元練馬の店に通ったりして経済的にも貢献していたことからも、地元愛が強い様子が覗えます。
練マザファッカーのD.Oは麻薬所持で2018年に逮捕!
練マザファッカーのリーダーのD.O.は2018年6月に大麻の所持や大麻売買目的の疑いがあるとして警視庁に逮捕されています。現在も勾留中です。
その際にD.O.本人は「逮捕されちゃったぜメーン」「パクられちゃったメーン」と口癖の「メーン」をツイッターで投稿しました。
練マザファッカーのD.Oは2009年にコカイン所持・使用でも逮捕!
これまでにもD.O.は大麻をめぐり同じような罪で逮捕されています。2009年2月には、大麻取締法違反で逮捕されており懲役1年の執行猶予3年の有罪判決が下されています。
この時同様に、練マザファッカーのほかのメンバーも大麻を販売した罪で警視庁に逮捕されています。
これにより当時発売が予定されていた練マザファッカーのアルバムのリリースはお蔵入りとなってしまいました。
練マザファッカーのD.Oの現在の動向は不明
今回、警視庁に再逮捕された練マザファッカーのリーダーのD.O.は、大麻の使用だけでなく大麻を密輸した疑いもあるため、今後のメディアでの活動が危ぶまれています。
収監中にアルバムをリリースしていますが、D.O.自身の動向は不明で、今後の活動については分からないままです。
同じく薬物によって逮捕されたアーティストはD.O.以外にもいます。ダンサーの君島カレンもその一人です。詳しく知りたい方はこちらも一緒にご覧ください。
練マザファッカーは解散の危機か?!
グループのトップのD.Oが逮捕の度に練マザファッカーが解散の危機におちいっていることは事実です。したがって2018年の逮捕でまた解散の危機があったのではないでしょうか。
ハッキリとしたニュースは出ていないのでまだグループは存続していますが、今後の練マザファッカーの動向に目が離せません。
練マザファッカーD.Oの語尾「メーン」とは?その他の口癖も!
練マザファッカーのリーダーD.O.の個性的なキャラクターはその口癖にも出ています。気になる「メーン」やそのほかの口癖をいくつかご紹介いたします。
練マザファッカーD.Oの口癖①メーン
D.O.は「〇〇だメーン」「いいぜメーン」など語尾にメーンを付ける事でも有名です。これはリンカーンに出演した際にもよく使っていた口癖の一つです。
この言葉自体に特別な意味はありません。ですがD.O.のファンなどの間ではよく使われている言葉です。SNS上で使う人もいました。
また自身の歌の中でも「ラーメンつけ麺カモンメーン」と言った歌詞があります。
練マザファッカーD.Oの口癖②ディスイズ
またD.O.は何かを指し示す際に「これ」「あれ」などは使わず、「ディスイズ〇〇」と言う言葉を使っています。
私たちが英語で習う「This is〇〇」と同じ使い方をします。練マザファッカーやD.O.にあこがれる人の中にはあえてこの言い方をする人もいました。
練マザファッカーD.Oの口癖③~って話
またD.Oは「〇〇って話」と言う口癖もあります。これも語尾につけることが多く、テレビ出演の時自身の過去の武勇伝の話をしているD.O.がよくこの話し方をしていました。
練マザファッカーD.Oの口癖④カモンドッグ
「カモンドッグ」と言うフレーズは、単体で使われることが多いです。
D.O.が相手を挑発する際によく使われるもので、この時ドッグは相手の事を指しています。
練マザファッカーD.Oの体はタトゥーだらけ!どんな柄?
練マザファッカーのリーダーであるD.O.の特徴の一つは体のいたるところに彫られたタトゥーでもあります。これらの一部をご紹介いたします。
練マザファッカーD.Oにはティアドロップやレタリングなどが全身に
多くのラッパーは自身の体にタトゥーを入れていますが、練マザファッカーのメンバーの多くも入れています。リーダーのD.O.もいれており、ほとんど全身に入れています。
顔に涙の雫のようなデザインのタトゥーをディアドロップタトゥーと言いますが、D.O.も自身の顔の左目尻辺りにこれを入れています。
また手の甲には「NMF」と言う文字が彫られており、これは練マザファッカーの頭文字をとったとされているデザインのものです。
練マザファッカーD.Oのテーマはチカーノタトゥー
練マザファッカーのメンバーが入れているタトゥーにはメンバーそれぞれのテーマがありますが、D.O.のタトゥーのテーマは「チカーノタトゥー」と言われるものです。
チカーノタトゥーとはギャングタトゥーの事です。チカーノとはもともとは差別用語として使われていた言葉です。その意味はメキシコ系アメリカ人の男性を示す言葉です。
これまでに差別の逆境に打ち勝つためにアイデンティティーを示す方法として、音楽やファッションなどの文化に取り入れられてきました。
その文化が、1940年代頃にタトゥーにも取り入れられてチカーノタトゥーと言ったものが誕生したと言われています。その後はプリズンタトゥーとして刑務所で流行しました。
チカーノタトゥーにも様々な種類のものがあり、マリア様やピエロ、女性を示すチカーナやバラなどが主にあげられます。
これらの意味合いも色々とあるので、入れる人は自分が入れたいデザインと意味を照らし合わせてタトゥーを彫ります。
練マザファッカーD.Oの彫り師は「Mister Cartoon」
練マザファッカーのリーダーD.O.は自身のタトゥーはMisterCartoonの作品であると語っており、この人物はチカーノタトゥーの第一人者とも言われ世界的に有名な彫り師です。
その際にD.O.は「頼めば誰でも彫ってもらえるような人ではなく、彼のタトゥーで入国審査も通るほど有名な人」とメディアで語っています。
ちなみにこの彫師のインスタグラムのフォロワー数は現在24万人を超えています。
練マザファッカーの「ブリンブリン」とは?
練マザファッカーのメンバーが発したこの言葉の意味は、多くの高級品を身にまとい、きれいな高級車を乗り回したり、派手なファッションで出歩く事を指します。
競馬のナリタブライアンが全盛期だったころに、競馬ファンの明石家さんまがテレビで「ブリンブリンして」と言っていたことでも話題でした。
この他にもヒップホップ界で流行した言葉があります。気になる方はこちらの記事も一緒にご覧ください。
練マザファッカーはマルチに活躍するラッパー集団!
練マザファッカーはD.O.をはじめとするヒップホップグループで、現在のヒップホップの人気に火をつけたグループの一つともいえます。
メンバーの個性的なキャラクターや、熱い楽曲に魅了されているファンも多いのではないでしょうか?
これまでにリーダーD.O.の逮捕などで解散の噂も出ていますが、あくまでも噂です。噂をうのみにせずこれからも彼らの活動に期待しましょう!