千葉祐太郎死刑囚の生い立ちから現在まで!石巻3人殺傷事件の犯人に迫る

死刑執行は執行の朝に告げられる

そんな規則正しい静かな生活を送っている死刑囚ですが、死刑執行の告知は唐突にやってきます。早めに告げて自殺等されたり、抵抗されることを防ぐために、本人への通告は執行当日の朝だそうです。最後の晩餐というものはないということです。

周囲にいる他の死刑囚を刺激しないよう、別の理由を告げて独房から連れ出し、その後に死刑執行を告げるパターンもあるようです。だいたい午前中に告げられ、その日のうちに執行されるようですので、朝はピンとした空気が張りつめているといいます。

このような特殊な状況の中で暮らす死刑囚や死刑囚を見守る刑務官は日々、どういうことを考えながら過ごしているのか職務にあたっているのか気になります。

世界には「死刑囚」が存在しない国もある

日本は先進国の中では珍しく死刑制度を維持している国です。先進国の中には、死刑制度を人権の観点から廃止している国も多く、むしろ先進国ではほとんどの国が廃止しています。

アメリカでは州によって制度が違うため、こちらの州では死刑があるものの隣の州では死刑がないということがあります。そのため、どこの地域で犯した犯罪か、どこで裁かれるかによって量刑が大きく変わってしまうようです。

また、死刑制度が残存するのはアジアに多く、ヨーロッパ等はほとんどの国が廃止になっており、地域による文化的な背景の差があることがうかがえます。

千葉祐太郎が世間に与えた影響

千葉祐太郎が起こした石巻3人殺傷事件は世間に大きな衝撃を与えました。犯人が18歳という少年事件であったこと、残虐な殺人事件だったこと、千葉の虐待や暴力を育った環境等について注目が集まりました。そして、様々な意見が出され活発な議論が交わされたのです。

千葉祐太郎の事件により実名報道の是非が議論された

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事件発覚後、犯人の千葉祐太郎が18歳という少年であることから、更生の可能性も考えられ実名報道はされませんでした。しかし、最高裁にて死刑判決が出た後は、各メディア一斉に実名で判決内容を報じました。今後少年が社会復帰する可能性はないため実名報道に切り替えたとしています。

一方で、死刑囚となった千葉祐太郎が再審や恩赦により社会復帰する可能性も考えられるとして、数は少ないですが一部では実名報道をしていないメディアもあります。

また、被害者はすぐに顔写真や実名が報道され、これまでの経歴等がすぐに報道されてしまうことに対して、不公平であるという見方もあり、少年犯罪における実名報道についてはいまだ議論が続いています。

千葉祐太郎により未成年の死刑の正しさが議論された

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千葉祐太郎は18歳という少年であり未成年でしたが、死刑が確定しました。10代の若者に対し更生の余地はないという判断について、弁護団や死刑廃止を訴える団体等からは抗議が多く上がりました。メディアでも様々な報道がなされました。

また、国際的にみると、死刑を廃止する国や地域が増えており、死刑制度を堅持している日本に対しても、国外から指摘されることもたびたびあります。しかし、国内では死刑制度を支持する人も多いことから、今後も議論は続いていくことでしょう。

事件現場はその後に解体された

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事件現場は、事件後も元交際相手の祖母が一人で暮らし続けていましたが、その祖母が亡くなった後に解体され、現在は残っていません。恐ろしい現場は跡形もなくなってしまいました。

千葉祐太郎の他にも?元少年死刑囚による事件を紹介

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千葉祐太郎のように未成年で事件を起こし、後の裁判で死刑判決を受けた少年は多くいます。実際にどのような事件を起こし死刑となったのかみていきましょう。

千葉祐太郎の他の少年死刑囚①光市母子殺害事件

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1999年、山口市光市で当時18歳だった男が、ある民家に押し入り、23歳の主婦と生後11ヶ月の赤ん坊を殺害した上で性暴力を働き、金銭を奪って逃げた事件です。赤ん坊まで殺害したとして、その残忍性が衝撃を与えました。

裁判では、第一審で検察が死刑を求刑しましたが、無期懲役の判決が下ります。続く第二審では死刑の判決となりました。弁護側が上告し、最高裁で争われましたが、最終的に死刑の判断が下されました。2012年2月のことでした。この死刑囚は現在、広島拘置所に収監されています。

この事件の詳細は以下の記事もご覧ください。

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