ロールシャッハテストは精神鑑定に用いられる性格診断!テストの解釈も紹介

ロールシャッハテストは絵を見て回答するものですから、この中の投影法に属しています。

無意識を最大限に表面に出す

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人間には意識と無意識の差があります。無意識は自分で自覚できない以上分かりはできませんが、ロールシャッハテストはそれを最大限表に出させてそれを探っていきます。

その他の類似したテスト

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ロールシャッハテストの属する投影法は、言葉、絵といったあいまいで抽象的な刺激への反応はそれを受診している人間の前述の無意識を反映させられるとする考えが元です。

治療が元でテストに変化したものも

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後述しますが、元々は精神的な疾患を抱えてしまっている人のための治療に使用されていたものが、一定の反応を示す傾向にあると発見され、診査へと変化していったものも存在します。

実は考え方等を判断する以外にも、人の心に安らぎを与える診査ともみられています。同様の言葉や図形等を使用する診査は、他にも存在しています。

TATやSCT

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例えばTATと呼称される、題名の良く分からない絵を見せて、そこから完結へと向かうストーリーを受診者の手で作り出すもの、未完の文書から完成に至らせるSCT等です。

その他、真っ白な画用紙を配布して課題を課すか、若しくはそれを与えずに自由に絵画をさせ、精神的な治療とする絵画テスト、41の言葉を出し、それらに合わせる色を16色から選ぶ色彩特徴テスト等も。

ロールシャッハテストはただの心理テストではない!

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ロールシャッハテストについて具体的な診査内容、サイコパスの結果や信頼性等を今回はご紹介しました。見聞きしたことはあるが受診した経験のない方でもある程度ご理解できたかと。

ロールシャッハテストは単なる心の内面を知る診査ではあらず、思考の仕方や感受性と言った内面を理解することを可能としています。サイコパスの診断ではそれが最も良くあらわれたでしょう。

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