プーズーは世界で一番小さい鹿!生態や国内で見られる場所をご紹介!

プーズーは世界で一番小さな鹿で、チリのチエロ島の固有種ですが、年々数が減少しています。希少な動物であるプーズーですが、実は国内の動物園でも2019年に赤ちゃんが生まれました。この記事では、プーズーの生態とともに、ブーズーを見られる場所についてもご紹介します。

この記事をかいた人

オカルト・ホラー・フォークロア・生き物全般に興味と情熱を注いでいます。

ブーズーは世界一最小の鹿!?

プーズーという動物を知っていますか?日本には馴染みのない生き物なので、聞いたこともないという人も少なくないでしょう。それは誰もが虜になってしまう、とってもかわいいミニアニマル!

この記事ではそんなプーズーについての情報を余すことなくお伝えします。

プーズーの生息地や生態についてご紹介

JillWellington / Pixabay

まずはプーズーの生息地や詳しい生態についてのお話です。一体どんな国で暮らしているのか?どれくらいの大きさで、何を食べて過ごしているのか?

ぬいぐるみのようにかわいい彼らですが、ペットとして作られた種でもなく、これでも自然界を立派に生きぬく野生動物なのです。

チリの「チエロ島」のみに生息している

WikiImages / Pixabay

プーズーは南米チリに属するチロエ島の固有種です。島といっても南米で五番目に大きく、15万人を越す人口を有しています。

2000年にはスペイン植民地時代の教会群が世界遺産登録されるなど、観光地としても有名な豊かで美しい島です。

プーズーは世界一小さい鹿

MabelAmber / Pixabay

プーズーは鹿の仲間であり、体調は70cmから大きくとも80cm前後。体重は小柄であれば5~7kgという非常に小さな動物です。

これはだいたい柴犬、つまり中型県と同程度であり、人に近い大きさの奈良公園の鹿から考えると驚異的な小ささであることが分かります。

プーズーの寿命は8~10年ほど

寿命は8年から10年ほどと言われています。プーズーよりずっと大きなニホンジカ(オス)は10年から12年が平均なので、体長が極端に違うわりにはあまり差がありません。飼育環境下では最長で17年生きた記録も残っています。

大きさに違いはあれど、鹿は動物の中では長寿な部類なのです。

プーズーは植物を食べる

Free-Photos / Pixabay

他の多くの鹿と同じように、プーズーも樹皮や草木、果実などを食べて暮らしています。

小さい体のわりにとてもよく食べ、また年に1~2回ずつ出産、繁殖していきます。環境が充実していればわずか半年ほどで成熟した個体になります。

プーズーは昼も夜も行動する

rabedirkwennigsen / Pixabay

プーズーの生態には昼行性・夜行性の区別がありません。逆に言えば「今は活発に活動している」と断言できる時間帯がないので、野生のものを目撃したいと思ってもかなり難しいでしょう。

NEXT プーズーは昼も夜も行動する